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Re: 東海テレビ、フジテレビのトンデモ放送2011年09月06日 06時22分39秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/09/05/6089141
東海テレビ、フジテレビのトンデモ放送
の続き。

>東海テレビ:中傷テロップ問題 番組を打ち切り 社長ら8人処分

>浅野社長(東海テレビ)は「ぴーかんテレビ」の打ち切りについて
>「復活させるのは岩手県の方の心情から難しい」と述べた。
>自身の辞任については「考えておりません」と明確に否定した。

東海テレビ社員はだれもクビになっていないのよね。
クビになったのは、テロップを作った、外注(たぶん東海テレビの子会社の)社員の方だ
け。

ほとぼりがさめれば東海テレビの社員は現場復帰して、何事もなかったようにふるまうの
かなと。
でも、子会社の50代の社員さんは、退職金も無く、年齢的にも再就職は難しく、懲戒免職
を一生背負っていくのよね。

社員さんは“いざとなれば、社員が責任をとるんだから”と言うんだけど、結局クビ切ら
れるのは、下請けの人間なんだよねという、現社会の構造を再認識したお話しでした。

FAT'N

ネットワークでつくる放射能汚染地図32011年09月06日 06時24分19秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 これまでも紹介してきたNHK教育テレビ「ネットワークでつくる放射能汚染
地図」の3をやっていた。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0828.html
2011年8月28日(日) 夜10時
ネットワークでつくる放射能汚染地図 3
子どもたちを被ばくから守るために
 放送を知らず、途中から。
 NHKオンデマンドにはあるけど、NHKには、再放送の希望を出しておいた。
 福島県二本松市の子供たちの内部被曝を調査していたが、幸いなことに全然
問題なし。問題は、外部被曝。
 けっこう放射線量が高いのに、平気で住んでいる妊婦がいて、あれはおれで
もまずいと思った。乳幼児や胎児は、細胞分裂が活発だからね。
 放射能の除染をやってたが、大変。でも、屋根の除染をすると、2階の屋内
の放射線量は半減したし、庭の除染も非常に有効だった。
 大規模にやる場合、除染作業ができる人を育てるところからやらないといけ
ないのが、大きな課題でしたね。

 それにしても、この活動を続けている木村真三さんと岡野眞治さんには、心
底、頭が下がるね。
 なかなかあそこまでできるもんじゃないよ。
 おれなら、とっくにキレて、ケツまくってる。\(^O^)/

 木村真三さんのこれまでの活動については、
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/10712
福島の「放射能汚染」を調べ続ける科学者・木村真三氏が本誌に登場
「この驚くべき調査結果を見よ!」国は民を見捨てるのか
も。
 番組では、木村さん、屋根に上って除染していたが、JCOの事故のとき、調
査に行けないので放射線医学総合研究所(放医研)を辞めてあと、食いつなぐた
めに塗装工をやっていたので、屋根に上るのは大丈夫といってた。しかし、素
人が屋根で作業をすると、落ちたりするからね。気をつけないと。
 木村さん、今回の原発事故で、労働安全衛生総合研究所も辞めたんだよね。
調査に行かせてもらえそうになかったから。
 2度も調査のために職を捨てるところからして覚悟が違うよね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/20/5871487
ETV特集:ネットワークでつくる放射能汚染地図、障害者、震災1か月の記録
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/27/5881920
「歩く風評被害」と化した室井佑月のバカ発言

リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理2011年09月06日 06時24分45秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 放射能のリスクに無用に脅えている人が多い。特に子供を持つお母さん。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/08/17/6050721
怖がりすぎても健康被害 原発事故による被ばく
で紹介したように、正しく怖がればいいのに、リスクが確率だということもわ
かってないから、リスクは、0%から100%までの値を取り得るのに、この人たち
の心には、0%か100%しかない。ガンのリスクがちょっとでもあると聞くと、も
う頭の中はガンでいっぱいになってる(苦笑)。
 頭じゃなくて、心というのがポイント。論理じゃなくて感情ということ。
 さすがに理系の人間は、その程度のことはわかっているし、文系でも経済学
部で確率や統計、あるいは金融工学を勉強したものはわかっているだろうが、
入試科目に数学を入れてない経済学部が大半だという日本の現状を考えると、
独学で勉強した人以外は、文系は全滅なのかも。
 原発を非難するのに、昔、よく、「100%安全ですか」と技術屋に詰め寄る市
民という構図の映像がニュースで流れたりしたが、誠実な技術屋であればある
ほど、世の中に100%確実なものは、命あるものは死ぬということ以外ないこと
を知っているので、返答に窮する。それを「ほら、みたことか。100%安全じゃ
ないんだ」と、鬼の首を取ったように誇っているシーンがあったが、客観的に
みれば、この人のほうが感情に流されたバカ。
 しかし、マスコミ、特にテレビは、そういうシーンは絵になるし、市民の味
方ヅラができるので、好んで流す。そのマスコミの連中も、リスクを理解でき
てない文系が多いからね。ま、所詮、その程度のジャーナリズム。
 そういえば、みのもんたも、工程表や見積もりが、確率的なものだというこ
とすらわかってない有様だった。そういうのがワイドショー的ニュースのキャ
スターをやっている。バカが広まるわけだ。これ、日本社会の長期的健康、長
期的繁栄にとっては、放射能より怖いんだよ。
 よく数学を勉強しても将来役に立たないからやらないなんて奴がいるが、無
駄な恐怖に脅えることなく、無駄な時間と金を使わず、ストレスを貯めずに生
活をしていける、健康を維持できるという大きなメリットがあるんだけどね。
 それに気づかず、無駄にカモリーマン向けのお手軽新書などを読み漁って、
成功を得ようとする。ま、カモですね。だから、カモリーマン。
 何度もいうけど、高度技術化、高度情報化、複雑化した現代では、無知は罪。
 今週号か先週号の漫画ゴラクで、「ミナミの帝王」の銀ちゃん(萬田銀次郎)
が、いうてたよ。
 「知らぬが仏」という諺があるが、「知らぬは地獄でっせ」って。

 前置きが長くなった。
 お買い上げありがとうございます。
 いまの状況にドンピシャですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152090367/showshotcorne-22/
リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理 [単行本(ソフトカバー)]
ダン・ガードナー (著), Dan Gardner (著), 田淵 健太 (翻訳)

 認知心理学の世界ですね。
 感情を操る、情動操作をするには、恐怖でパニックにして、思考力をなくし
た状態にするのが一番いい。それは洗脳するときもそう。

 以下、関連本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415050363X/showshotcorne-22/
リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤ
カワ文庫 NF 363 〈数理を愉しむ〉シリーズ) (ハヤカワ文庫NF―数理を愉し
むシリーズ) [文庫]
ゲルト・ギーゲレンツァー (著), 吉田 利子 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140910631/showshotcorne-22/
リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか (NHKブックス) [単行本]
中谷内 一也 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064494/showshotcorne-22/
安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学 (ちくま新書) [新書]
中谷内 一也 (著)

 よく消費者の感情として、安全より安心というが、工学的に、100%安全で安
心をもたらすものを作ろうと思えば、原発じゃなくても、冷蔵庫やテレビでさ
え、無限にコストがかかる。
 なぜか、安心は、定量的なデータで安全が測られるわけではなく、個人の主
観、感情によって決定されるから。
 どれほどコストをかけ技術開発をし、データを示して安全だと論理的に説明
しても、そいつが、なんか不安だといえば、安心にはならない。
 となるとどうするか。
 洗脳、情報操作、情動操作。これをやるのが、広告、マーケティング、広報
といった活動。現代日本なら、それを請け負うのが電通、博報堂に代表される
広告代理店、広告屋。
 いまや、サブリミナル・インパクト、ニューロ・マーケティングの時代。
 戦争だって、マーケティング合戦。
 ボスニア紛争で広告代理店が暗躍した様を活写したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062750961/showshotcorne-22/
高木徹著「ドキュメント 戦争広告代理店」
 国と東電など電力会社が、膨大な広告費を使い、テレビ、新聞、雑誌といっ
たマスコミがつるんで長年やったマーケティングが原発安全神話の構築。
 それが原発事故が起きると、放射能怖い怖い合戦で、風評被害拡大。
 何度も同じことを書くが、情報、感情、情動を操作されている点で、どっち
も同じこと。感情に流されず、ちゃんとデータをみて、論理的に判断する力が
欠けているし、リスクに対する基礎知識もない。
 風評被害が起きるのも、現在流通しているレベルでは問題が起きないのに、
子供に汚染した食べ物を食わせる給食をやめさせろなどと、バカ発言をした室
井佑月とそれに賛同するバカがいるのも、これが原因。
 こういうバカを広めるマスコミに同種のバカが多いのも、数学はおろか、算
数レベルの確率もわからず、リスクもわかってないからだろう。
 こういう本でも読んで、少しは勉強したらどうなんだ。
 ま、どうせやらないだろう。勝間和代とかああいうクソ新書を読むくらいな
ら、もっときちんとした教科書で基礎から勉強した方が、長持ちするし、応用
も利くし、あとで楽だよと、カモリーマンにアドバイスしても、やらないのと
同じ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150503699/showshotcorne-22/
運は数学にまかせなさい――確率・統計に学ぶ処世術 ((ハヤカワ文庫NF―数
理を愉しむシリーズ)) [文庫]
ジェフリー S.ローゼンタール (著), 中村 義作 (監修), 柴田 裕之 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/416765170X/showshotcorne-22/
その数学が戦略を決める (文春文庫) [文庫]
イアン エアーズ (著), Ian Ayres (原著), 山形 浩生 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800420X/showshotcorne-22/
数学で犯罪を解決する [単行本]
キース・デブリン (著), ゲーリー・ローデン (著), 山形 浩生 (翻訳), 守岡
桜 (翻訳)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/08/18/5294082
「運は数学にまかせなさい」、イアン・スチュアートほか、数学の読み物、新刊
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/05/5845425
九州大学に数学中心の研究拠点。マス・フォア・インダストリ研究所(IMI)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/09/4164002
下條信輔著「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/07/12/5214842
ニューロ・ウォーズ 脳が操作される世界
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343420
西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/05/4286956
Re: 認知行動療法(CBT)の本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/03/5620938
数学で犯罪を解決するナンバーズ(NUMB3RS, NUMBERS)のDVDリスト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/06/4044623
NHKのドラマ「Q.E.D. 証明終了」、数学で犯罪を解決する
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/09/05/6089120
セシウム松、原発ジプシー、鳴き殺し、漫画家サイン会
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/27/5881920
「歩く風評被害」と化した室井佑月のバカ発言

貧乏人は時間を切り売りして生きるしかない、SF映画「In Time」2011年09月06日 06時34分30秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://wired.jp/2011/08/30/究極の時間格差社会:sf映画『in-time』/
究極の時間格差社会:SF映画『In Time』
--- ここから ---
『In Time』の世界では、人々の腕にタイム・クロックが埋め込まれている。
貧しい人々は25歳になると、あと1年しか命の猶予がなく、26歳以後は自分の
時間を切り売りして生きていかなければならない。[富裕層は非常に長い命を
持ち、「時間格差社会」となっている]
--- ここまで ---

 これ、情報省の目指す理想社会ですね。\(^O^)/
 いまでも、あんまり変わらんちゃ、変わらんね。^^;

中村(show)

===
標題: Re: 貧乏人は時間を切り売りして生きるしかない、SF映画「In Time」
---
 なんとなく「バクマン」に出てくる『この世は金と知恵』を
思い出したよ。

                             穂高