NHK教育、仲道郁代「ピアノ初心者にも弾けるショパン」その2 ― 2011年03月28日 08時22分53秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/10/5732690
NHK教育、仲道郁代「ピアノ初心者にも弾けるショパン」
の続き。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4141897221/showshotcorne-22/
あなたもアーティスト 仲道郁代の ピアノ初心者にも弾けるショパン (趣味
工房シリーズ) [ムック]
仲道 郁代 (その他)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816348506/showshotcorne-22/
CDでわかる ショパン鍵盤のミステリー [単行本(ソフトカバー)]
仲道 郁代 (著, 編集)
の2つ。買ってきました。
「ピアノ初心者にも弾けるショパン」は、当初買うつもりはなかったが、付
録CDにナショナル・エディションの楽譜に基づく仲道さんの演奏が入っている
ので買った。
ナショナル・エディションは、数あるショパンの楽譜の中で、ポーランド政
府が国家プロジェクトとしてショパンの楽譜を編纂したバージョン。2005年か
らショパン国際ピアノコンクール(ショパンコンクール)の推奨楽譜になって
いるそうです。
ぼくも、ピアノを習い始めて菊池先生から教わるまで全然知らなかったので
すが、同じ曲の楽譜でも、いろんな人がいろいろ解釈して演奏方法を指定した
バージョンがいくつもあるんです。たとえば、バッハについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/02/5318613
ストラヴィンスキーのフルスコア。バッハのヘンレ版など、洋書の楽譜は安い!
で書きました。
ショパンの自筆楽譜を調べ上げたり、ショパンの意図に忠実な原典を出そう
としたのが、ナショナル・エディションだと思います。
これについては、「ピアノ初心者にも弾けるショパン」で特別に14ページ
も割いて、ピアノニスト河合優子さんが写真入りで詳しく書いています。
「ピアノ初心者にも弾けるショパン」は、初心者でも弾けるようにやさしく
アレンジした楽譜が載っているのはもちろん、ナショナル・エディションの楽
譜も載っています。さらには、楽譜の読み方、指のくぐらせ方、ペダルの踏み
方、練習の方法、指や手首のストレッチ法まで盛りだくさん。
仲道さんのエッセイやオヤジギャグ(オバサンギャグ)も。\(^O^)/
お前、怒られるぞ。昔から変わらず、かわいらしい仲道さんをオバサンとか
いうと。
まあ、許せ。おれの女のことじゃ。\(^O^)/
お前、ほんと、怒られるぞ。
では、すぐフォロー。
小心者やのぉ。
はいはい、蚤の心臓、サメの脳といわれてまーす。
付録CDの演奏は、全部、仲道さん。やさしくアレンジしたバージョンもナシ
ョナル・エディションのバージョンも全部入り。放送は終わってしまったが、
本書と付録CDがあると、独学でかなり楽しめると思う。
「CDでわかる ショパン鍵盤のミステリー」は、まだ本もパラパラとめくっ
た程度で、CDも聴いてない。
まず、オールカラーなのがいい。楽譜はもとより、写真や図もたくさん。
ショパンを巡る人物相関図があるが、知らない人ばっかり。^^;
ショパンの名曲解説は、レコードやCDのライナーノーツにあるような解説で
はなく、楽譜を示しながら、メロディ、和音がどう組み立てられているかとい
った曲の分析、作曲技法から、演奏上の注意点、ポイントなど、音楽的、技術
的な解説が多い。
もちろん、人間ショパンに迫るエピソードも豊富。どういうピアノを弾いて
いたかもあった。ショパンの手は蛇のように動いたというのは、なるほど。指
や手首がしなやか、かつ、なめらかに、しかも力強く動かないといけないから
ね。
何より驚いたのは、ショパンはピアノの専門教育を受けてないということ。
ピアノはショパンに始まり、ショパンに終わるといわれるほど、ピアノを知
り尽くし、ピアノの可能性を追求した曲を書いたのに。
これ、ショパンの最大のミステリーに感じました。
別にミステリーでもないでしょ。
なんで?
おれが教えたんだから。
えっ、そうなの? じゃ、なぜ、歴史に残ってないの?
ばかー。歴史の陰に情報省とゴルゴ13ありだ。歴史に残るわけがない。
なるほど。納得。\(^O^)/
納得するんか、お前。
するする。
じゃ、これ、知ってるか。ドビュッシーの「夢」。あれのある部分。おれが
ドビュッシーに教えたんだよ。
ああ、あたし、それ、聞いたことあるある。
あるんか、お前。
ぼくも、ベートーベンのピアノソナタ。ちょっとベートーベンに教えに行こ
うと言って、正ちゃん、タイムマシン、出そうとしたことがあったって聞いた
よ。
そうそう。お前、よくわかっとるのぉ。
ちょっと、あんたたち!
(一同)びくっ。
いつまで起きとるんかね。もう9時過ぎとるんよ。はよ、おしっこして、寝
なさいっ。
(一同)はーい。\(^O^)/
「CDでわかる」シリーズでお買い上げがあった。ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816345043/showshotcorne-22/
CDでわかる ヴァイオリンの名器と名曲 [単行本(ソフトカバー)]
田中 千香士 (著, 編集), 柴辻 純子 (著), 松村 洋一郎 (著), 森本 眞由美
(著), 漆原 啓子 (その他)
他のものは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816346236/showshotcorne-22/
CDでわかる ピアノの名器と名曲 [単行本(ソフトカバー)]
仲道郁代 (著, 編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816347925/showshotcorne-22/
音楽耳実践ドリル!!CDでわかる楽典 [単行本(ソフトカバー)]
高田 美佐子 (著), 宮川 彬良 (監修)
これら、どれも気になる。
ちょっと毛色は違うが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816347771/showshotcorne-22/
CDでわかる 音楽の科学 (図解雑学) [単行本(ソフトカバー)]
岩宮 眞一郎 (著)
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/08/09/5274928
音楽、サウンド・音響関係、コロナ社の音響テクノロジーシリーズ、音響サイ
エンスシリーズ、映像情報メディアテクノロジーシリーズ
で紹介した。
おれ、これ、買ったが、まだ聴いてない。もったいない。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/15/4122769
ピアノ発明300周年
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/19/5749034
マイクロソフト元社長の成毛が相変わらず軽いので、ツイッターで話題になっ
ていました。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/10/5732690
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の2つ。買ってきました。
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いるそうです。
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すが、同じ曲の楽譜でも、いろんな人がいろいろ解釈して演奏方法を指定した
バージョンがいくつもあるんです。たとえば、バッハについては、
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ストラヴィンスキーのフルスコア。バッハのヘンレ版など、洋書の楽譜は安い!
で書きました。
ショパンの自筆楽譜を調べ上げたり、ショパンの意図に忠実な原典を出そう
としたのが、ナショナル・エディションだと思います。
これについては、「ピアノ初心者にも弾けるショパン」で特別に14ページ
も割いて、ピアノニスト河合優子さんが写真入りで詳しく書いています。
「ピアノ初心者にも弾けるショパン」は、初心者でも弾けるようにやさしく
アレンジした楽譜が載っているのはもちろん、ナショナル・エディションの楽
譜も載っています。さらには、楽譜の読み方、指のくぐらせ方、ペダルの踏み
方、練習の方法、指や手首のストレッチ法まで盛りだくさん。
仲道さんのエッセイやオヤジギャグ(オバサンギャグ)も。\(^O^)/
お前、怒られるぞ。昔から変わらず、かわいらしい仲道さんをオバサンとか
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お前、ほんと、怒られるぞ。
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ちょっと毛色は違うが、
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岩宮 眞一郎 (著)
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/08/09/5274928
音楽、サウンド・音響関係、コロナ社の音響テクノロジーシリーズ、音響サイ
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おれ、これ、買ったが、まだ聴いてない。もったいない。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/15/4122769
ピアノ発明300周年
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/19/5749034
マイクロソフト元社長の成毛が相変わらず軽いので、ツイッターで話題になっ
ていました。
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