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まつもとゆきひろ氏が語るRubyの新ステージ、mbury、リコンフィギャラブルシステム、熊本大学 末吉さん、プラウガーさん2012年07月25日 10時05分28秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
標題: まつもとゆきひろ氏が語るRubyの新ステージ、mbury、リコンフィギャラブルシステム、熊本大学 末吉さん、プラウガーさん
---
 いま、Rubyはこんな活動をやっているんだ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120622/404823/
まつもとゆきひろ氏が語るRubyの新ステージ

 読めば、福岡や九工大(九州工業大学)があれこれやってるじゃん。
 ということは?
 ふふふ。mrubyは、情報省ってことだね。\(^O^)/

第2回 コンセプトは「コンポーネント&コンフィギュラブル」
の「コンフィギュラブル」で思い出した。
 ぼくが学生の時に、九大(九州大学)の工学部情報工学科有田研究室に助手を
しておられた末吉さんは、のちに、熊本大学に行かれて、ぼくは、ひょんなこ
とから、末吉さんが書いた本を見つけることになる。
 もう数年前かな。すっかり忘れていた。
http://www.sangakuplaza.jp/page/134635
熊本大学工学部 数理情報システム工学科 コンピュータシステム講座
教授 末吉 敏則

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427420071X/showshotcorne-22/
リコンフィギャラブルシステム [単行本]
末吉 敏則 (著), 天野 英晴 (著)
 オーム社にある紹介。
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-274-20071-X
リコンフィギャラブルシステム

 ぼくは、牛島研究室で、そこはソフトウェア。有田研は、ハードウェアで並
列コンピュータの研究をやっていた。
 パソコン、マイコンがいじれるので、有田研に毎日のように行っていたとき
のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/03/5620938
数学で犯罪を解決するナンバーズ(NUMB3RS, NUMBERS)のDVDリスト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/01/4404119
並列言語Nano-2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/16/2123409
Re: 桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン」
で、少し書いた。
 もうちょっと書く。
 いまから、35年くらい前の話。
 当時、有田研には、インテルの8bit CPU 8080のマイコンと、そのOSである
CP/Mがあった。ハードディスクが付いていたが、ハードディスク付きのマシン
は、とても貴重。
 当時のCP/Mは、BIOS(Basic Input Output System)という基本部分を自分の
マシンに合わせて自分で書く。するとOSが動くという作り。そういうのが当た
り前の時代。
 その後、アスキーが、バイトにBIOSを書かせて 日本のパソコンメーカーな
どに売るというBIOS商売をしていた。あるBIOSは、後にぼくが就職で東京に出
てきて、パソコン通信の日経MIXで、知り合いになる某氏が書いたものだと知
ることになる。
 道理で、性能が悪いはずだ。\(^O^)/
 当時は、CP/Mが動くかどうかは大きなポイントだったので、性能がどうこう
より、BIOSがあるかないかが重要だった。
 ってなわけで、BIOSの出来、特にディスク周りが、マシンの性能に決定的に
影響する。
 当時、福岡にはマイクロ・リサーチ(中黒なしのマイクロリサーチだったか
も)という、マイコン・パソコンを作っている会社があった。有田研にあった
CP/Mマシンは、ここのマシンだった記憶がある。
 納入されたマシンの性能に不e満を持った末吉さんは、突如、BIOSを書き直
す。すると、あなた、ディスク性能が飛躍的に上がって、何倍もマシンが速く
なった記憶がある。

 そして、劇的に速くなったCP/Mマシンで、生まれて初めてCのプログラムが
実際にコンパイルされるのを見た。
 ちょうど、カーニハンとリッチーの「プログラミング言語C」の原書
「C Programming Language」をゼミで読んだころ。
 Unixは、Version 6とVersion 7のテープはベル研から送ってもらったが、
PDP-11がまだなかったので、動かない。
 あのCP/Mマシンで、生まれて初めて実際にCのプログラムがコンパイルされ
るのを見たわけ。
 当時は、メモリが最大でも64KB。MBでもGBでもないよ。KBつまりキロバイト。
 最大でも64KB。BIOSなどに取られるので、実際は、56KBとか48KBとか、それ
くらいしかプログラムは使えない。
 そんなメモリ環境でコンパイルするので、コンパイラは6パスだった。
 ホワイトスミス(White Smith)のCコンパイラ。
 プラウガーさんがいた会社。プラウガーさんも実際にコンパイラを書いてい
た。
 Visual C++などMicrosoft(MS)のC++コンパイラに付いている、テンプレート
ライブラリは、後にプラウガーさんが作った会社で書いたものを、MSが買って
付けていたね。
 えっ、プラウガーさん知らないの? お前、もぐりだな。この業界で、プラ
ウガーさんを知らないとは。クマムシの遺伝子注入して、福島第一原発廃炉作
業に投入するぞ。\(^O^)/
 やだなあ。知ってますよ。
 歴史的な名著である
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320021428/showshotcorne-22/
ソフトウェア作法 [単行本]
Brian W.Kernighan (著), P.J.Plauger (著), 木村 泉 (翻訳)
のプラウガーさんですよね。
 そうそう。
 原書は、これ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/020103669X/showshotcorne-22/
Software Tools [ペーパーバック]
Brian W. Plauger, P.J. Kernighan (著)
 それと、これも名著である
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320020855/showshotcorne-22/
プログラム書法 第2版 [単行本]
Brian W.Kernighan (著), P.J.Plauger (著), 木村 泉 (翻訳)
のプラウガーさんですよね。
 そうそう。
 原書は、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0070342075/showshotcorne-22/
The Elements of Programming Style [ペーパーバック]
Brian W. Kernighan (著), P. J. Plauger (著)
 初版の翻訳は、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JA2VCQ/showshotcorne-22/
プログラム書法 (1976年) [古書] [-]
P.J.Plauger (著), 木村 泉 (翻訳)
 初版の原書は、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0070341990/showshotcorne-22/
Elements of Programming Style [ペーパーバック]
Brian W. Kernighan (著), P.J. Plauger (著)
新品の出品:1¥ 39,215より 中古品の出品:5¥ 2,558より
だって。新品があるのか。しかも、4万円。\(^O^)/
 完全に歴史的名品のコレクター向けですね。
 あ、クリックしそう。まずいまずい。

 あ、プラウガーさんのサイトがあった。
http://plauger.com/
P.J. Plauger
 会社もわかった。
http://www.dinkumware.com/
Dinkumware, Ltd.

 リコンフィギャラブルと、似た言葉があったなあ。
 あ、ターゲッタブルだ。
 リターゲッタブルコンパイラ、ターゲッタブルコードジェネレータ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/22/151472
Lisp特別イベントその2
で書いてる。
 2005年11月だって。もう7年近くも前。怖い怖い。この周期だと、次に気づ
いたときは、おれは、もう60歳。
 正三郎が、還暦! 嘘やろ、それ。
 嘘だとすると、それはつまり、彼はそれまで生きてないということですね。
 いやーん。\(^O^)/

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ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/25/6521715
まつもとゆきひろ氏が語るRubyの新

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年12月10日 10時27分41秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 これは、うれしい話だ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121206/44262

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年03月08日 10時13分50秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 忙しくて油断していたら、オーム社め、こんなものを出してきた。