多言語ドメイン ― 2008年02月04日 08時18分51秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
いまさっき知ったのですが、
http://例え。テスト/
でアクセスできるドメインが存在するんですね。
表示されるサイドバーのところには、他の言語のものも見れて
面白いです。
KUSANO <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
>http://例え。テスト/
「http://例え.テスト」が正しいようですが、どちらにしても
驚きです。まあ、個人的にはちょっと取得したくない類のドメ
インですが。
--
つばめどん
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
多言語ドメイン対応のブラウザだと「。」は「.」に自動的に変換される
ので、http://例え。テスト/ でもアクセスできたりします。
マイク口ソ7卜.jp は取れるかな...
KUSANO <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
>多言語ドメイン対応のブラウザだと「。」は「.」に自動的に変換される
>ので、http://例え。テスト/ でもアクセスできたりします。
うわっ。ホントだ。なんでもありだな。
>マイク口ソ7卜.jp は取れるかな...
ロは「くち」にして、トは「ぼく」にしてだねえ…
--
つばめどん。(。をつけてみた)
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
これで、やっと、だいぶ前に、広末涼子というドメインが、ヤフオクで高値
を呼んでいたのが、報われるか。\(^O^)/
もう、誰も広末涼子、覚えてないかも。^^;
いえいえ、京王線の住民は、去年の秋くらい?から、広末涼子がポスターに
使われているので知っていると思うぞ。
いや、でも、名前が出てこないかも。えーっと、誰だっけ、この人?とかい
って。
それはそれとして、いまのポスター。京王線の駅のホームで写した奴。あれ
は、分倍河原駅の八王子方面行きのホームで、冬の朝なら、おれくらいの身長
(大体180cm)があれば、そのまま、くっきりときれいな富士山が見える付近で
の撮影ではないだろうか。他社のテレビコマーシャルでも、電車やホームのシ
ーンは、見た瞬間、府中競馬正門前駅のホームか、東府中と府中競馬正門前駅
の間を走る電車内で撮影されたとわかるときがある。
なんか、知らんが、がんばれー、広末涼子。\(^O^)/
中村(show)
---
いまさっき知ったのですが、
http://例え。テスト/
でアクセスできるドメインが存在するんですね。
表示されるサイドバーのところには、他の言語のものも見れて
面白いです。
KUSANO <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
>http://例え。テスト/
「http://例え.テスト」が正しいようですが、どちらにしても
驚きです。まあ、個人的にはちょっと取得したくない類のドメ
インですが。
--
つばめどん
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
多言語ドメイン対応のブラウザだと「。」は「.」に自動的に変換される
ので、http://例え。テスト/ でもアクセスできたりします。
マイク口ソ7卜.jp は取れるかな...
KUSANO <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
>多言語ドメイン対応のブラウザだと「。」は「.」に自動的に変換される
>ので、http://例え。テスト/ でもアクセスできたりします。
うわっ。ホントだ。なんでもありだな。
>マイク口ソ7卜.jp は取れるかな...
ロは「くち」にして、トは「ぼく」にしてだねえ…
--
つばめどん。(。をつけてみた)
===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
これで、やっと、だいぶ前に、広末涼子というドメインが、ヤフオクで高値
を呼んでいたのが、報われるか。\(^O^)/
もう、誰も広末涼子、覚えてないかも。^^;
いえいえ、京王線の住民は、去年の秋くらい?から、広末涼子がポスターに
使われているので知っていると思うぞ。
いや、でも、名前が出てこないかも。えーっと、誰だっけ、この人?とかい
って。
それはそれとして、いまのポスター。京王線の駅のホームで写した奴。あれ
は、分倍河原駅の八王子方面行きのホームで、冬の朝なら、おれくらいの身長
(大体180cm)があれば、そのまま、くっきりときれいな富士山が見える付近で
の撮影ではないだろうか。他社のテレビコマーシャルでも、電車やホームのシ
ーンは、見た瞬間、府中競馬正門前駅のホームか、東府中と府中競馬正門前駅
の間を走る電車内で撮影されたとわかるときがある。
なんか、知らんが、がんばれー、広末涼子。\(^O^)/
中村(show)
Re: 毒ギョーザ問題 ― 2008年02月06日 10時10分54秒
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2599027
Re: 毒ギョーザ問題
の、さらに続き(続きその2かな)。
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
Nakamura Shouzaburou さんは書きました:
> たびたび名を出す経済学者野口悠紀雄さんですが、食糧自給に関しては全然
> 反対の考え方ですね。
> 簡単にいえば、自給率が低くてもかまわない。買える金があればいい。むし
> ろ、世界中から分散して食料を輸入できれば、効率的に食料を調達できるし、
> リスク分散になる。というもの。
> ぼくはエネルギー自給率が低いのに食糧自給はあり得ないと思っているから、
> 基本的にその考えに賛成ですね。
本当に協調できる国境無きグローバリズムが浸透していれば、それは可能なん
ですが、方便としてのグローバリズムは存在するけど、理念としてのグローバリ
ズムが存在していない点が問題なんです。
だから、戦略的に国家が食料を統制する可能性だって出てくる。ある程度の技
術移転が済んだら、日本の立場って存在が薄くなる。特に政治的な決断が遅く、
その責任の所在もハッキリしない。こうした状態では金融立国などは夢のまた夢
で、カタールなどの国際金融センターを目指すようなオイルマネーをつかった国
家的規模の投資も行われていない。つまり、国際的な観点から言えば、立場はど
んどん後退していって、注視するに値しない状態にまで落ち込むと、金すら無く
なるという可能性もあるわけです。
エネルギーに関して言えば、今のところ日本には「ゴミ」という膨大な資源が
あります。これをエネルギーに変換するために、くだらない分別などは「燃やせ
る」か「燃やせない」かに単純分別して燃やす、というのは駄目なのかなぁ。
落ち葉のたき火で焼き芋を焼いてもダイオキシンは生じるわけですからねぇ。
---
たま@無精庵
===
標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
やっと採点が終わったので、いっぱい、あれこれたまっちゃってるけど、徐
々に復帰します。
まず、訂正。前回、
--- ここから ---
この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で、冒頭だけ読んでいた状態でちょっと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840/showshotcorne-22/
ジョセフ・E・スティグリッツ著, 藪下史郎監修, 藤井清美訳「スティグリッ
ツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く」
ですが、全部、読みました。
--- ここまで ---
と書いたけど、これ、大嘘(すでに修正済みですが)。読んだのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419862254X/showshotcorne-22/
ジョセフ・E. スティグリッツ著, 楡井浩一訳「世界に格差をバラ撒いたグロ
ーバリズムを正す」
のほうです。
元の
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で、2つ目と書いてあるから(これは正しい)、そこまで読んでいれば間違えな
いかもしれないけど、間違って、買われた方、申し訳ございません。
でも、「スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読
み解く」も、週刊ダイヤモンドの連載を読んでいた限り、いいこと書いてある
ので、読んで損はないと思います。
> 本当に協調できる国境無きグローバリズムが浸透していれば、それは可能
なんですが、方便としてのグローバリズムは存在するけど、理念としてのグロ
ーバリズムが存在していない点が問題なんです。
「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」は、まさに理念としての
グローバリズムをどう確立するかということに、真正面から斬り込んでいます。
欧米、特にアメリカによる横暴、不平等条約的な仕打ちによって、どれほど、
グローバリズム本来のよさが歪められているか、それをどう是正するか、その
ための国際機関の改革はどうなされるべきか、など実に示唆に富んでいます。
アメリカ、特にブッシュのアメリカに顕著な、金融市場は開放しろというの
に、自国の農業市場は開放しないといったダブルスタンダード。それを自由貿
易だと言いくるめる嘘。これ、自分だけが自由にやり放題やりたいだけの自由
貿易。こういうことが自由貿易、民主主義、グローバリズムの名を騙って行な
われていることには、我慢ならんという強烈な意志表明。
世界、特に発展途上国が健全に育ち、人類がもっともっと幸福になるには、
どうすればいいか、そのことを豊富な事例から真摯に考えています。
日本のビジネス書は、単行本も新書も、トンデモかクズか、どうやって人を
出し抜いて自分だけいい思いをするかといったどこまでいっても利己的なもの
か(最近流行のライフハックものもこの系統ですね)、なんにせよ、志が低いも
のが多いですが、クリントン政権の経済の司令塔として、また世界銀行副総裁
として、世界中を飛び回って、中でも発展途上国の病貧争をなくすために尽力
し、ノーベル経済学賞も受賞したスティグリッツ教授は、さすがに違うなと思
いましたね。
日本のビジネス書を書いてる連中(大学教授、経済学者やエコノミストも含
む)とは、志、目線、立ち位置が違いすぎる。日本のビジネス書を書いてる連
中(大学教授、経済学者やエコノミストも含む)なんか、目くそ、鼻くそにしか
思えなくなるね。\(^O^)/
経済学の世界にも、こういう人がいるんだと思うだけでも心が洗われるとい
うね、読後、そう思いましたね。
榊原英資が推薦していても、本書に免じて許してやる。\(^O^)/
で、そうはいっても、搾取、略奪のための方便としてのグローバリズム全盛
ですからね。
日本の農業は、エネルギーを多く使うでしょ。農水省と農協が牛耳って、農
民をバカにして自由にさせないから、効率化も難しいでしょ。それで、エネル
ギー自給率が上がらない以上、食料自給率を上げるなんてのも、絵空事にしか
思えないんです。
土地を使わないバイオ工場による食糧生産は、日本の技術が生きそうな気が
しますが、ミョーな自然信仰、天然モノ信仰がある日本社会では、なかなか大
変ですからね。
で、さらに、たまさんがいうように、エネルギーや食料を買う金も日本から
どんどんなくなっていく。
となれば、移民。小松左京さんが本来書きたかった「日本沈没」になるわけ
ですね。日本沈没は、日本がなくなって、離散した元島国の国民である日本人
が世界でどう生きていくかを書くための前半であって、日本を沈没させるとこ
ろまでの話。その後がほんとに書きたかったことだったそうですけど。谷甲州
さんと共著になっている
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093876002/showshotcorne-22/
小松左京, 谷甲州著「日本沈没 第二部」
が、その後を書いたものだそうですが、未読。^^;
若い人は、どんどん海外に出て行って、老人や障碍者など保護が必要な人が
残る国家となって、それこそ、若い人が海外で稼いで、「ふるさと納税」する
(笑)世界になるのかもね。
あと、毒ギョーザに関連して、いま、話題になってる本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046211571/showshotcorne-22/
富坂聰著「中国ニセ食品のカラクリ」
昨年暮れに出た本ですが、この毒ギョーザ問題で、注目を集めているそうで
す。未読ですが、アマゾンの素人評を読むと、相当にエグい世界みたいですね。
中国の業者も、日本人はガタガタ言い過ぎてコストがかかり過ぎるから、も
う、輸出せんとかいってるようですし。
ゴルゴ13って、子供のころ、毒を少しずつ飲まされて、毒にある程度強く
なるように育てられたんじゃなかった?
将軍のお毒見役は、そうやって育てられるんじゃなかった?
この先、食料を日本が買えなくなると、品質の悪いものも食わないと生きて
いけなくなるから、いまのうちに農薬くらいは少しずつ飲むのがいいのか。\(^O^)/
Re: 毒ギョーザ問題
の、さらに続き(続きその2かな)。
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
Nakamura Shouzaburou さんは書きました:
> たびたび名を出す経済学者野口悠紀雄さんですが、食糧自給に関しては全然
> 反対の考え方ですね。
> 簡単にいえば、自給率が低くてもかまわない。買える金があればいい。むし
> ろ、世界中から分散して食料を輸入できれば、効率的に食料を調達できるし、
> リスク分散になる。というもの。
> ぼくはエネルギー自給率が低いのに食糧自給はあり得ないと思っているから、
> 基本的にその考えに賛成ですね。
本当に協調できる国境無きグローバリズムが浸透していれば、それは可能なん
ですが、方便としてのグローバリズムは存在するけど、理念としてのグローバリ
ズムが存在していない点が問題なんです。
だから、戦略的に国家が食料を統制する可能性だって出てくる。ある程度の技
術移転が済んだら、日本の立場って存在が薄くなる。特に政治的な決断が遅く、
その責任の所在もハッキリしない。こうした状態では金融立国などは夢のまた夢
で、カタールなどの国際金融センターを目指すようなオイルマネーをつかった国
家的規模の投資も行われていない。つまり、国際的な観点から言えば、立場はど
んどん後退していって、注視するに値しない状態にまで落ち込むと、金すら無く
なるという可能性もあるわけです。
エネルギーに関して言えば、今のところ日本には「ゴミ」という膨大な資源が
あります。これをエネルギーに変換するために、くだらない分別などは「燃やせ
る」か「燃やせない」かに単純分別して燃やす、というのは駄目なのかなぁ。
落ち葉のたき火で焼き芋を焼いてもダイオキシンは生じるわけですからねぇ。
---
たま@無精庵
===
標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
やっと採点が終わったので、いっぱい、あれこれたまっちゃってるけど、徐
々に復帰します。
まず、訂正。前回、
--- ここから ---
この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で、冒頭だけ読んでいた状態でちょっと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840/showshotcorne-22/
ジョセフ・E・スティグリッツ著, 藪下史郎監修, 藤井清美訳「スティグリッ
ツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く」
ですが、全部、読みました。
--- ここまで ---
と書いたけど、これ、大嘘(すでに修正済みですが)。読んだのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419862254X/showshotcorne-22/
ジョセフ・E. スティグリッツ著, 楡井浩一訳「世界に格差をバラ撒いたグロ
ーバリズムを正す」
のほうです。
元の
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で、2つ目と書いてあるから(これは正しい)、そこまで読んでいれば間違えな
いかもしれないけど、間違って、買われた方、申し訳ございません。
でも、「スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読
み解く」も、週刊ダイヤモンドの連載を読んでいた限り、いいこと書いてある
ので、読んで損はないと思います。
> 本当に協調できる国境無きグローバリズムが浸透していれば、それは可能
なんですが、方便としてのグローバリズムは存在するけど、理念としてのグロ
ーバリズムが存在していない点が問題なんです。
「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」は、まさに理念としての
グローバリズムをどう確立するかということに、真正面から斬り込んでいます。
欧米、特にアメリカによる横暴、不平等条約的な仕打ちによって、どれほど、
グローバリズム本来のよさが歪められているか、それをどう是正するか、その
ための国際機関の改革はどうなされるべきか、など実に示唆に富んでいます。
アメリカ、特にブッシュのアメリカに顕著な、金融市場は開放しろというの
に、自国の農業市場は開放しないといったダブルスタンダード。それを自由貿
易だと言いくるめる嘘。これ、自分だけが自由にやり放題やりたいだけの自由
貿易。こういうことが自由貿易、民主主義、グローバリズムの名を騙って行な
われていることには、我慢ならんという強烈な意志表明。
世界、特に発展途上国が健全に育ち、人類がもっともっと幸福になるには、
どうすればいいか、そのことを豊富な事例から真摯に考えています。
日本のビジネス書は、単行本も新書も、トンデモかクズか、どうやって人を
出し抜いて自分だけいい思いをするかといったどこまでいっても利己的なもの
か(最近流行のライフハックものもこの系統ですね)、なんにせよ、志が低いも
のが多いですが、クリントン政権の経済の司令塔として、また世界銀行副総裁
として、世界中を飛び回って、中でも発展途上国の病貧争をなくすために尽力
し、ノーベル経済学賞も受賞したスティグリッツ教授は、さすがに違うなと思
いましたね。
日本のビジネス書を書いてる連中(大学教授、経済学者やエコノミストも含
む)とは、志、目線、立ち位置が違いすぎる。日本のビジネス書を書いてる連
中(大学教授、経済学者やエコノミストも含む)なんか、目くそ、鼻くそにしか
思えなくなるね。\(^O^)/
経済学の世界にも、こういう人がいるんだと思うだけでも心が洗われるとい
うね、読後、そう思いましたね。
榊原英資が推薦していても、本書に免じて許してやる。\(^O^)/
で、そうはいっても、搾取、略奪のための方便としてのグローバリズム全盛
ですからね。
日本の農業は、エネルギーを多く使うでしょ。農水省と農協が牛耳って、農
民をバカにして自由にさせないから、効率化も難しいでしょ。それで、エネル
ギー自給率が上がらない以上、食料自給率を上げるなんてのも、絵空事にしか
思えないんです。
土地を使わないバイオ工場による食糧生産は、日本の技術が生きそうな気が
しますが、ミョーな自然信仰、天然モノ信仰がある日本社会では、なかなか大
変ですからね。
で、さらに、たまさんがいうように、エネルギーや食料を買う金も日本から
どんどんなくなっていく。
となれば、移民。小松左京さんが本来書きたかった「日本沈没」になるわけ
ですね。日本沈没は、日本がなくなって、離散した元島国の国民である日本人
が世界でどう生きていくかを書くための前半であって、日本を沈没させるとこ
ろまでの話。その後がほんとに書きたかったことだったそうですけど。谷甲州
さんと共著になっている
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093876002/showshotcorne-22/
小松左京, 谷甲州著「日本沈没 第二部」
が、その後を書いたものだそうですが、未読。^^;
若い人は、どんどん海外に出て行って、老人や障碍者など保護が必要な人が
残る国家となって、それこそ、若い人が海外で稼いで、「ふるさと納税」する
(笑)世界になるのかもね。
あと、毒ギョーザに関連して、いま、話題になってる本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046211571/showshotcorne-22/
富坂聰著「中国ニセ食品のカラクリ」
昨年暮れに出た本ですが、この毒ギョーザ問題で、注目を集めているそうで
す。未読ですが、アマゾンの素人評を読むと、相当にエグい世界みたいですね。
中国の業者も、日本人はガタガタ言い過ぎてコストがかかり過ぎるから、も
う、輸出せんとかいってるようですし。
ゴルゴ13って、子供のころ、毒を少しずつ飲まされて、毒にある程度強く
なるように育てられたんじゃなかった?
将軍のお毒見役は、そうやって育てられるんじゃなかった?
この先、食料を日本が買えなくなると、品質の悪いものも食わないと生きて
いけなくなるから、いまのうちに農薬くらいは少しずつ飲むのがいいのか。\(^O^)/
あ、また関門海峡やってる ― 2008年02月07日 10時24分00秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
いま、NHKで、下関と関門海峡やってますね。
この時期、ふく(フグのこと)がうまいから、福利厚生なのか、やたら、東京
のテレビもタレントがいっぱい、下関や関門に来るんだよね。
あ、関門大橋の海面から高さ、61メートルだといってるなあ。おれ、60メー
トルだと思っていた。
あ、関門海峡の一番狭いところは700メートルだって。おれ、ずっと、600メ
ートルだと思っていた。いつの間に、100メートル、広がったんだ。
あ、そうか、九州は情報省が不沈空母化したから、いつでも、切り離して、
世界中に出撃できるからね。それで昔と違って、100メートル海峡が広がって
るんだ。\(^O^)/
あ、下関市立水族館である「海響館」。そうそう、フグの展示は世界一です
よ。
あ、トラフグって、砂に潜って休憩するんだ。5回くらい海響館には行った
けど、おれ、観たことないなあ。また、行きたくなったなあ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/28/383271
海響館、いいわあ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/18/215919
下関駅の焼き打ち
---
いま、NHKで、下関と関門海峡やってますね。
この時期、ふく(フグのこと)がうまいから、福利厚生なのか、やたら、東京
のテレビもタレントがいっぱい、下関や関門に来るんだよね。
あ、関門大橋の海面から高さ、61メートルだといってるなあ。おれ、60メー
トルだと思っていた。
あ、関門海峡の一番狭いところは700メートルだって。おれ、ずっと、600メ
ートルだと思っていた。いつの間に、100メートル、広がったんだ。
あ、そうか、九州は情報省が不沈空母化したから、いつでも、切り離して、
世界中に出撃できるからね。それで昔と違って、100メートル海峡が広がって
るんだ。\(^O^)/
あ、下関市立水族館である「海響館」。そうそう、フグの展示は世界一です
よ。
あ、トラフグって、砂に潜って休憩するんだ。5回くらい海響館には行った
けど、おれ、観たことないなあ。また、行きたくなったなあ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/28/383271
海響館、いいわあ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/18/215919
下関駅の焼き打ち
「笑う女。笑われる男8」 ― 2008年02月07日 10時24分25秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
伊沢弘さんのビッグフェイスの定例公演「笑う女。笑われる男8」が始まってます。
お知らせが遅くなっちゃった。詳しくは、
http://www.d2.dion.ne.jp/~bigface2/
をどうぞ。
今度は、希望戦隊カルメンジャーですね。
2年くらい行ってないので、今回は、久々に行ってみようと思ってます。
---
伊沢弘さんのビッグフェイスの定例公演「笑う女。笑われる男8」が始まってます。
お知らせが遅くなっちゃった。詳しくは、
http://www.d2.dion.ne.jp/~bigface2/
をどうぞ。
今度は、希望戦隊カルメンジャーですね。
2年くらい行ってないので、今回は、久々に行ってみようと思ってます。
Java版Prologリンク集、Prolog、オントロジーなどのチュートリアル集 ― 2008年02月07日 10時24分49秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
に、大黒学さんから
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270#c2600912
に、コメントがついていた。
大黒さん、ありがとうございます。
Java版Prologのリンクをみました。ありすぎ! もういいですっていうくら
いあるのね。
それから、大黒さんが書かれた
http://tutorial.jp/prog/
初級Prolog講座
をざっと読みました。素晴らしい。よく、こんなレベルが高く長大なものを書
けるなあ。すごい人がいるなあと。それも無料で公開してるし。
大黒さんのコメントがついているのに気づいたのが、夜中にごそごと起きて、
学生のレポートを採点している最中。息抜きでアクセスして気づいたの。それ
で読み始めたら、感心、感動しつつ、しばらく読みふけってしまって、気づい
たら、あなた、もう、朝になっていた。
おかげで、採点終わらなかった、できなかったじゃないか。おい、大黒、こ
の責任、どうとってくれるんだ。\(^O^)/
お前は、クレーマーか。
いや、もう、あっという間に時が経ちました。
大黒学さんて、本名なんでしょうか。本名だとしたら、あまり、ぴったり。
学びすぎだし、人に学ばせすぎ。\(^O^)/
http://tutorial.jp/prog/
には、Prolog以外にもプログラミングチュートリアルがいくつもあって、それ
だけでもすごいのに、もっと、素晴らしいというか、恐ろしいと思ったのは、
その上の
http://tutorial.jp/index.html
無料チュートリアル
を見たとき。
大体、tutorial.jpなんてドメイン取ってるんだもん。本気も本気。
プログラミングだけじゃなくて、オントロジーもある!
http://tutorial.jp/onto/index.html
無料チュートリアル:オントロジー
オントロジー入門書をまとめて紹介するなどと以前書いた覚えがあるのが、
もう、いい、ここで、簡単にやっちゃう。まず、上記のオントロジーで足りる
人はそれでいいと思う。
本は、神崎さんの本と溝口理一郎先生の本を書名だけ紹介しておく。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627829310/showshotcorne-22/
神崎正英著「セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門」
この本は、丁寧です。ぼくはこれでRDFとOWLを大体把握しました。BioPAXと
いうバイオのパスウェイデータの表現方法があって、これがOWLなんです。そ
れで勉強しました。
http://www.biopax.org/
BioPAX
神崎さんのサイトは
http://www.kanzaki.com/
です。
もっと、幅広い工学への応用と解説は、溝口先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274200175/showshotcorne-22/
オントロジー工学 (知の科学) [単行本]
溝口 理一郎 (著), 人工知能学会 (著)
がお薦めで定番でしょう。
思わぬところで、オントロジーは使われる、使われそうなことがわかります。
さて、大黒さんのチュートリアルに戻ると、Prologやったり、オントロジー
やったりで、ははあと思っていたら、すごいことやってますね。
姉妹サイトに、
http://aquinas.jp/
トマス・アクィナス・リンク集
がある。ドメインが、aquinas.jpでっせ。すげえー。初めてみた、こんなドメ
イン。恐れ入りました。
そして、大黒さん、この人、恐ろしいわと思ったのが、
神学大全
http://theologia.jp/
神学に関してもラテン語に関しても勉強中の人間が トマス・アクィナス
(Thomas Aquinas) の「神学大全」(Summa Theologiae)を日本語に翻訳する と
いう無謀なプロジェクト。
なんてことをやってること。
いやあ、Prologやオントロジーをやるだけであって、哲学的な世界、世界観、
宇宙観も勉強しまくりですね。
やっぱ、すごい人は、黙々と日々己を鍛えてますね。それも、インナースペ
ース。内なる宇宙。心。精神。そっちを鍛えてますね。見習いたい、あやかり
たい。^^;
こんなすごい人から、コメントをつけてもらえて光栄です。
神学を勉強している大黒さんに、こんなことをいうのはおかしいかもしれな
いけど、仏教哲学も面白いですよ。大乗仏教の中観派、唯識とかね。おれにい
わせれば、量子情報宇宙論です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/20/2569802
珍鳥、コトドリ。モノマネ完璧\(^O^)/
で、感想を書くといって、まだ書いていない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
は、おれにいわせると、仏教哲学の量子情報版だもんね。\(^O^)/
色即是空、空即是色です。\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
に、大黒学さんから
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270#c2600912
に、コメントがついていた。
大黒さん、ありがとうございます。
Java版Prologのリンクをみました。ありすぎ! もういいですっていうくら
いあるのね。
それから、大黒さんが書かれた
http://tutorial.jp/prog/
初級Prolog講座
をざっと読みました。素晴らしい。よく、こんなレベルが高く長大なものを書
けるなあ。すごい人がいるなあと。それも無料で公開してるし。
大黒さんのコメントがついているのに気づいたのが、夜中にごそごと起きて、
学生のレポートを採点している最中。息抜きでアクセスして気づいたの。それ
で読み始めたら、感心、感動しつつ、しばらく読みふけってしまって、気づい
たら、あなた、もう、朝になっていた。
おかげで、採点終わらなかった、できなかったじゃないか。おい、大黒、こ
の責任、どうとってくれるんだ。\(^O^)/
お前は、クレーマーか。
いや、もう、あっという間に時が経ちました。
大黒学さんて、本名なんでしょうか。本名だとしたら、あまり、ぴったり。
学びすぎだし、人に学ばせすぎ。\(^O^)/
http://tutorial.jp/prog/
には、Prolog以外にもプログラミングチュートリアルがいくつもあって、それ
だけでもすごいのに、もっと、素晴らしいというか、恐ろしいと思ったのは、
その上の
http://tutorial.jp/index.html
無料チュートリアル
を見たとき。
大体、tutorial.jpなんてドメイン取ってるんだもん。本気も本気。
プログラミングだけじゃなくて、オントロジーもある!
http://tutorial.jp/onto/index.html
無料チュートリアル:オントロジー
オントロジー入門書をまとめて紹介するなどと以前書いた覚えがあるのが、
もう、いい、ここで、簡単にやっちゃう。まず、上記のオントロジーで足りる
人はそれでいいと思う。
本は、神崎さんの本と溝口理一郎先生の本を書名だけ紹介しておく。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627829310/showshotcorne-22/
神崎正英著「セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門」
この本は、丁寧です。ぼくはこれでRDFとOWLを大体把握しました。BioPAXと
いうバイオのパスウェイデータの表現方法があって、これがOWLなんです。そ
れで勉強しました。
http://www.biopax.org/
BioPAX
神崎さんのサイトは
http://www.kanzaki.com/
です。
もっと、幅広い工学への応用と解説は、溝口先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274200175/showshotcorne-22/
オントロジー工学 (知の科学) [単行本]
溝口 理一郎 (著), 人工知能学会 (著)
がお薦めで定番でしょう。
思わぬところで、オントロジーは使われる、使われそうなことがわかります。
さて、大黒さんのチュートリアルに戻ると、Prologやったり、オントロジー
やったりで、ははあと思っていたら、すごいことやってますね。
姉妹サイトに、
http://aquinas.jp/
トマス・アクィナス・リンク集
がある。ドメインが、aquinas.jpでっせ。すげえー。初めてみた、こんなドメ
イン。恐れ入りました。
そして、大黒さん、この人、恐ろしいわと思ったのが、
神学大全
http://theologia.jp/
神学に関してもラテン語に関しても勉強中の人間が トマス・アクィナス
(Thomas Aquinas) の「神学大全」(Summa Theologiae)を日本語に翻訳する と
いう無謀なプロジェクト。
なんてことをやってること。
いやあ、Prologやオントロジーをやるだけであって、哲学的な世界、世界観、
宇宙観も勉強しまくりですね。
やっぱ、すごい人は、黙々と日々己を鍛えてますね。それも、インナースペ
ース。内なる宇宙。心。精神。そっちを鍛えてますね。見習いたい、あやかり
たい。^^;
こんなすごい人から、コメントをつけてもらえて光栄です。
神学を勉強している大黒さんに、こんなことをいうのはおかしいかもしれな
いけど、仏教哲学も面白いですよ。大乗仏教の中観派、唯識とかね。おれにい
わせれば、量子情報宇宙論です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/20/2569802
珍鳥、コトドリ。モノマネ完璧\(^O^)/
で、感想を書くといって、まだ書いていない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
は、おれにいわせると、仏教哲学の量子情報版だもんね。\(^O^)/
色即是空、空即是色です。\(^O^)/
GRAPE本、伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る」 ― 2008年02月08日 09時43分12秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
今から約20年前、手作り、かつ、たった20万円で当時のスーパーコンピュー
タに匹敵する計算能力をもつコンピュータを、コンピュータを作ったこともな
い素人が作ったというので大いに話題になったGRAPE(グレープ)。
GRAPEプロジェクトを発案した杉本大一郎氏から、突然、開発を命じられて
電子回路や半田付けから勉強して、悪戦苦闘の末、GRAPEを作り上げた伊藤智
義氏が当時のことを書いたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203956/showshotcorne-22/
伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)」
です。
GRAPEが必要とされた当時の天文学の状況、GRAPE開発の秘話を交えて、当時
のことを綴っています。伊藤氏自身の青春回顧録にもなっています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2584521
ロボット、画像認識、音声認識関連本
で書いたように、いま、パソコンを自作することが非常に薄っぺらで軽いもの
になっています。
しかし、GRAPEの開発では、自分で回路図を描いて、部品を集めて、半田付
けをして、基本ソフトを書いてと、全部、ほんとに手作り。
いかにして、たった20万円でスーパーコンピュータが作れたか。そのトリッ
クなどは、本書を読んでください。
苦労は多かったけれど、いまより、ミョーに楽しそうなんですよね。読むと
子供のころ初めて半田付けして半田の煙にのけぞったり、エッチングでプリン
ト基板を作ったら、パターンの線がちょっとぎざぎざしてたり、エッチング液
をどこに捨てていいかわからず、庭の隅に捨てたら、そこらの草花が全部枯れ
て、父からそれは雑草が生えているこの辺に捨てろと叱られたり。\(^O^)/
いろいろ自分のことも思い出して、読んでいて懐かしくもわくわくしました。
伊藤氏は、ヤングジャンプに連載されていた「栄光なき天才たち」の原作者
としても知られていますが、これが、在学中のことで、学生なのに、一時、年
収1000万円以上あったそうですが、それを捨てて、いまは研究者になっていま
す。
一点、不満を述べるとすれば、自伝的内容であるにも関わらず、三人称で書
いてあること。これは、おれは、物書きとして反則だと思う。
というのは、GRAPE開発チーム内での人間関係、自分と他の人とのあつれき
なども書いているのに、そしてそれは当事者としての主観でしかあり得ないの
に、一人称で書かずに三人称で書いているから。これでは、客観性を装ってい
ると批判されても仕方がない。
そこに非常に違和感を感じる。伊藤氏は、ノンフィクション作品として楽し
んでほしいと冒頭で述べているが、作品であるならば、なおのこと重大な欠陥
だと、おれは思う。まさか、ノンフィクション作品は三人称記述という単純な
思い込みで、三人称を採用したとは思わないが。
当然、一人称でもノンフィクションは書ける。二人称はノンフィクションだ
ろうがフィクションだろうが難しい。というか、苦労の割に効果がわからない。
少なくとも、おれには。
その他は、当事者しか知りえない秘話もあり、エピソードのつなぎ方もこな
れているし、満足度が高いだけにかえって気になりましたね。
いま、GRAPEはどんどん進化して、GRAPE6になっています。
http://grape.astron.s.u-tokyo.ac.jp/grape/
GRAPEプロジェクト
http://grape.mtk.nao.ac.jp/grape/
GRAPEプロジェクト
この2つは同じ内容のようですね。あれ、後述の講義資料では、
http://www.astrogrape.org/
GRAPE公式サイト
としていますね。ここも内容は同じみたい。
さらに次期GRAPEとしてGRAPE-DRをやっています。
http://grape-dr.adm.s.u-tokyo.ac.jp/
GRAPE-DRプロジェクト
ほかに書いたGRAPE関連ネタは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/14/1796559
「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
などありますが、詳しくは、ウェブやブログ上部の検索窓で「GRAPE」をやっ
てください。
■特別付録(笑)
慶応大学の講義でハイパフォーマンスコンピューティングの世界を話したと
きの資料の一部から、
--- ここから ---
●手作りスーパーコンピュータ
GRAPE
GRAPE(GRAvity PipE)
重力の計算専門のスーパーコンピュータ
性能は、240Mflops
制作費は、わずか20万円 当時のスパコンは20億円
杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」講談社ブルーバックス
杉本氏は東大の宇宙物理学者
国立天文台野辺山観測所の近田義廣氏がアイデア
1989年春、専用計算機の自作を開始し、半年後に1号機が完成
実際の制作は、当時4回生の伊藤智義氏
後、当時大学院生だった牧野淳一郎氏、神戸大学助手だった戎崎俊一氏も
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/28/news048.html
「地球シミュレータ」の50倍、2PFLOPSのスパコン国内開発へ
http://brains.te.chiba-u.jp/~itot/study/grape/grape.htm
伊藤智義氏のGRAPEページ
http://www.astrogrape.org/
GRAPEの公式サイト
PACS/PAX
http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/ccp-j/cp-pacs.html
超並列計算機 CP-PACS
http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/images/pax-hist.jpg
PACS/PAX コンピュータの歴史
--- ここまで ---
今日は、ここまでですが、他にGRAPEに関係する本として、あと2冊、別途紹
介したいと思っています。
GRAPEプロジェクトを始めた杉本大一郎先生のGRAPE本。講義資料にあるブル
ーバックスの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329561/showshotcorne-22/
杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」講談社ブルーバックス
と、いま、実質的にGRAPEプロジェクトのリーダーである牧野淳一郎さんも参
加している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607346/showshotcorne-22/
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第 14巻)」
これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/18/1309680
日本天文学会の天文学全集「現代の天文学」刊行開始
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/14/1796559
「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」
で、紹介した現代天文学のシリーズの第14巻。この最後に牧野さんによる
GRAPEの話が出てきます。
あ、「「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」」には、伊藤智義
著「スーパーコンピューターを20万円で創る」の感想はそのうち書くと書いて
ある。2007/09/14だから、もう半年経ってる。おれの時間感覚だと、せいぜい
3ヵ月前なのに。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479734007X/showshotcorne-22/
Brian May/Patrick Moore/Chris Lintott著, 渡部潤一監修, 後藤真理子訳
「BANG! 宇宙の起源と進化の不思議 (大型本) 」
は、何度も読み返し、眺め返しているので、いまでも、毎晩ゴロニャン状態で
眺めてます。気持ちが落ち着きますよ。
---
今から約20年前、手作り、かつ、たった20万円で当時のスーパーコンピュー
タに匹敵する計算能力をもつコンピュータを、コンピュータを作ったこともな
い素人が作ったというので大いに話題になったGRAPE(グレープ)。
GRAPEプロジェクトを発案した杉本大一郎氏から、突然、開発を命じられて
電子回路や半田付けから勉強して、悪戦苦闘の末、GRAPEを作り上げた伊藤智
義氏が当時のことを書いたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203956/showshotcorne-22/
伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)」
です。
GRAPEが必要とされた当時の天文学の状況、GRAPE開発の秘話を交えて、当時
のことを綴っています。伊藤氏自身の青春回顧録にもなっています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2584521
ロボット、画像認識、音声認識関連本
で書いたように、いま、パソコンを自作することが非常に薄っぺらで軽いもの
になっています。
しかし、GRAPEの開発では、自分で回路図を描いて、部品を集めて、半田付
けをして、基本ソフトを書いてと、全部、ほんとに手作り。
いかにして、たった20万円でスーパーコンピュータが作れたか。そのトリッ
クなどは、本書を読んでください。
苦労は多かったけれど、いまより、ミョーに楽しそうなんですよね。読むと
子供のころ初めて半田付けして半田の煙にのけぞったり、エッチングでプリン
ト基板を作ったら、パターンの線がちょっとぎざぎざしてたり、エッチング液
をどこに捨てていいかわからず、庭の隅に捨てたら、そこらの草花が全部枯れ
て、父からそれは雑草が生えているこの辺に捨てろと叱られたり。\(^O^)/
いろいろ自分のことも思い出して、読んでいて懐かしくもわくわくしました。
伊藤氏は、ヤングジャンプに連載されていた「栄光なき天才たち」の原作者
としても知られていますが、これが、在学中のことで、学生なのに、一時、年
収1000万円以上あったそうですが、それを捨てて、いまは研究者になっていま
す。
一点、不満を述べるとすれば、自伝的内容であるにも関わらず、三人称で書
いてあること。これは、おれは、物書きとして反則だと思う。
というのは、GRAPE開発チーム内での人間関係、自分と他の人とのあつれき
なども書いているのに、そしてそれは当事者としての主観でしかあり得ないの
に、一人称で書かずに三人称で書いているから。これでは、客観性を装ってい
ると批判されても仕方がない。
そこに非常に違和感を感じる。伊藤氏は、ノンフィクション作品として楽し
んでほしいと冒頭で述べているが、作品であるならば、なおのこと重大な欠陥
だと、おれは思う。まさか、ノンフィクション作品は三人称記述という単純な
思い込みで、三人称を採用したとは思わないが。
当然、一人称でもノンフィクションは書ける。二人称はノンフィクションだ
ろうがフィクションだろうが難しい。というか、苦労の割に効果がわからない。
少なくとも、おれには。
その他は、当事者しか知りえない秘話もあり、エピソードのつなぎ方もこな
れているし、満足度が高いだけにかえって気になりましたね。
いま、GRAPEはどんどん進化して、GRAPE6になっています。
http://grape.astron.s.u-tokyo.ac.jp/grape/
GRAPEプロジェクト
http://grape.mtk.nao.ac.jp/grape/
GRAPEプロジェクト
この2つは同じ内容のようですね。あれ、後述の講義資料では、
http://www.astrogrape.org/
GRAPE公式サイト
としていますね。ここも内容は同じみたい。
さらに次期GRAPEとしてGRAPE-DRをやっています。
http://grape-dr.adm.s.u-tokyo.ac.jp/
GRAPE-DRプロジェクト
ほかに書いたGRAPE関連ネタは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/14/1796559
「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
などありますが、詳しくは、ウェブやブログ上部の検索窓で「GRAPE」をやっ
てください。
■特別付録(笑)
慶応大学の講義でハイパフォーマンスコンピューティングの世界を話したと
きの資料の一部から、
--- ここから ---
●手作りスーパーコンピュータ
GRAPE
GRAPE(GRAvity PipE)
重力の計算専門のスーパーコンピュータ
性能は、240Mflops
制作費は、わずか20万円 当時のスパコンは20億円
杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」講談社ブルーバックス
杉本氏は東大の宇宙物理学者
国立天文台野辺山観測所の近田義廣氏がアイデア
1989年春、専用計算機の自作を開始し、半年後に1号機が完成
実際の制作は、当時4回生の伊藤智義氏
後、当時大学院生だった牧野淳一郎氏、神戸大学助手だった戎崎俊一氏も
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/28/news048.html
「地球シミュレータ」の50倍、2PFLOPSのスパコン国内開発へ
http://brains.te.chiba-u.jp/~itot/study/grape/grape.htm
伊藤智義氏のGRAPEページ
http://www.astrogrape.org/
GRAPEの公式サイト
PACS/PAX
http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/ccp-j/cp-pacs.html
超並列計算機 CP-PACS
http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/images/pax-hist.jpg
PACS/PAX コンピュータの歴史
--- ここまで ---
今日は、ここまでですが、他にGRAPEに関係する本として、あと2冊、別途紹
介したいと思っています。
GRAPEプロジェクトを始めた杉本大一郎先生のGRAPE本。講義資料にあるブル
ーバックスの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329561/showshotcorne-22/
杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」講談社ブルーバックス
と、いま、実質的にGRAPEプロジェクトのリーダーである牧野淳一郎さんも参
加している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607346/showshotcorne-22/
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第 14巻)」
これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/18/1309680
日本天文学会の天文学全集「現代の天文学」刊行開始
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/14/1796559
「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」
で、紹介した現代天文学のシリーズの第14巻。この最後に牧野さんによる
GRAPEの話が出てきます。
あ、「「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」」には、伊藤智義
著「スーパーコンピューターを20万円で創る」の感想はそのうち書くと書いて
ある。2007/09/14だから、もう半年経ってる。おれの時間感覚だと、せいぜい
3ヵ月前なのに。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479734007X/showshotcorne-22/
Brian May/Patrick Moore/Chris Lintott著, 渡部潤一監修, 後藤真理子訳
「BANG! 宇宙の起源と進化の不思議 (大型本) 」
は、何度も読み返し、眺め返しているので、いまでも、毎晩ゴロニャン状態で
眺めてます。気持ちが落ち着きますよ。
Re:「笑う女。笑われる男8」 ― 2008年02月10日 11時29分01秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607996
「笑う女。笑われる男8」
の続き。
金曜日の夜に行ってきました。
行ったら、由見さんに「showさん、最近来てないから、おいしいとこ、見逃
してるわよ」といわれました。^^;
観たら、全体的にパワーアップしてますね。面白い。楽しめました。
あらすじは、25年前に国民的人気を誇ったスーパー戦隊モノ「カルメンジャ
ー」。25周年記念イベントをやることになったが、レッド、ブルー、ブラック、
イエロー、ピンク、それぞれに事情を抱え、イベントに向かってあれこれが起
きて、いろいろ大変。
涙あり、笑いあり、歌あり、踊りありで、エンターテインメントです。
数回前の公演から、歌や踊りもずいぶん採り入れるようになったと記憶して
いますが、芝居とうまく溶け合ってる感がどんどん増している気がしました。
オタクの生態描写、形態模写も、典型をよく抽出してますね。
何より、ウケたのが、アキバのアイドルという設定の女の子のお笑いコンビ
「ファンタジスタ」。セーラームーンばりのコスプレで、ミニコントを劇中で
やります。そのときの決めポーズと決めぜりふは、一発で脳に染み付きました。
「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」
いいなあ、これ。
腹話術のいっこく堂になれる薬というのは、ほしいですねえ。ファンタジス
タのコントでは、声が遅れて出てくるいっこく堂の芸をうまく再現していて、
楽しかった。山口百恵や中森明菜の物真似も似ていたと思うけどなあ。
この前、NHKで、いっこく堂が腹話術をやっているときの脳の動きを解析し
ていましたが、脳の広い範囲で活動が活発になっていましたが、複数のことを
同時にやると活性化するといわれる部分が非常に活発に活動していましたね。
劇中劇あり、時間や場所があちこちに飛ぶし、場面転換が多いんですが、そ
して、毎回、感心するのが、場面転換のやり方。
舞台なので、映画やドラマみたいに、一度、カメラを止めて、編集すること
ができないから、現実時間の流れの中で、うまく場面転換していかないといけ
ない。しかも舞台は決して大きくないので、大道具、小道具をうまく使いまわ
して、別の場面にしていくんです。観客席のところまでうまく使って。
しかも、今回、スーパー戦隊モノなので、コスプレがいろいろあって、衣装
替えとメイクを変えたりが大変だろうと思います。その時間も計算して、誰が
どこでどのタイミングで出る引っ込むを考えて、脚本を書かないといけないわ
けです。
終演後、由見さんと少しお話できて、聞いたところでは、衣装はいままで以
上に多かったけど、全部手作りだそうです。
構成上、元イエロー担当の人物がいないというのが、アイデアだなと思いま
した。そこに、前述ファンタジスタをはめることができて、幅が広がっている
と思いました。
ビッグフェイスの親分、作・演出の伊沢さんは、ほかにも、カルメンジャー
のテーマソングなど劇中で歌われる歌の作詞作曲もやってます。さらに踊りも
あるし、伊沢さん、やっぱ、すごいねえ。
ほかにも、お金の計算、メンバー集め、スケジュール調整など考えると、劇
団の座長は大変ですわ。あ、お金関係などは、由見さんがやってるのかな。そ
れでも、二人とも大変なのには違いない。おれなんか、同時多発的に仕事をこ
なせないから、発狂しますね。
時間の流れを考えると、舞台って、タイムマシンですね。
現実時間は、普通に流れていて、その制約の中で、前述のように時間計算を
しないといけないけれど、一方で役者が舞台に出たら、その場は、もう全然違
う時空になっていて、最初は、25周年記念イベント1年前だったかな、半年前
だったかな、もう忘れた。^^;
それが、3ヵ月前、1ヵ月前、当日といった具合に舞台では、デジタルに突
然変わっていくわけです。芝居を観ているほうは、舞台というタイムマシンに
乗っている気分。
そして当日になる前から当日への処理が見事だと思いました。
なにげない、25年前のカルメンジャー伝説の第18話のDVDの話から、25年前
の第18話の世界に飛んで、それが、そのまま、25周年イベント当日の中のワン
シーンだったという流れになっていて、手順がきれいで鮮やかだと思いました。
2時間があっという間。トイレに行ってたから、おしっこ大丈夫でした。\(^O^)/
名倉さんが、最後に伴奏で弾くギターは、ほんとに生演奏ですよね? あの
曲と歌もオリジナル? たぶん、そう。みんな、芸達者ですね。
そして、今回、個人的に最大かつ最高の驚きは、藤倉みのりさんの落語!!!
藤倉さんは、ファンジンまで作る熱狂的カルメンジャーファン、かつ、カル
メニスト(カルメンジャーファンをカルメニストと呼ぶ)が集まる喫茶店を経営
し、ファンたちからカルメニスト総裁と呼ばれる倉持翔子という設定。
その総裁が、突然、テーブルをひっくり返して椅子に座って、落語形式でカ
ルメンジャーへの熱い思いを語るんです。
彼女、落語もやれるんだと思って、非常に新鮮な驚きでした。
最近だと、TOKIOの長瀬君や太一君がドラマや映画で落語をやってましたよ
ね。
古典の形式は強いですよね。正座して、「えー」と一言いうだけで、日本人
なら、これは落語だとわかるし、笑いを期待するし、作る側からいえば、観客
の笑いのスイッチを入れることができますからね。
次回以降も、藤倉さんの落語シーン、希望。
伊沢さん、同じ手は2度使わない主義みたいだけど、やっぱり、希望します。
紹介が遅くなったので、もう今日の14時からの公演しか残ってないですが、
時間が間に合えば、ご覧ください。
由見さんから、初日に来て、紹介してよっていわれました。すみません。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607996
「笑う女。笑われる男8」
の続き。
金曜日の夜に行ってきました。
行ったら、由見さんに「showさん、最近来てないから、おいしいとこ、見逃
してるわよ」といわれました。^^;
観たら、全体的にパワーアップしてますね。面白い。楽しめました。
あらすじは、25年前に国民的人気を誇ったスーパー戦隊モノ「カルメンジャ
ー」。25周年記念イベントをやることになったが、レッド、ブルー、ブラック、
イエロー、ピンク、それぞれに事情を抱え、イベントに向かってあれこれが起
きて、いろいろ大変。
涙あり、笑いあり、歌あり、踊りありで、エンターテインメントです。
数回前の公演から、歌や踊りもずいぶん採り入れるようになったと記憶して
いますが、芝居とうまく溶け合ってる感がどんどん増している気がしました。
オタクの生態描写、形態模写も、典型をよく抽出してますね。
何より、ウケたのが、アキバのアイドルという設定の女の子のお笑いコンビ
「ファンタジスタ」。セーラームーンばりのコスプレで、ミニコントを劇中で
やります。そのときの決めポーズと決めぜりふは、一発で脳に染み付きました。
「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」
いいなあ、これ。
腹話術のいっこく堂になれる薬というのは、ほしいですねえ。ファンタジス
タのコントでは、声が遅れて出てくるいっこく堂の芸をうまく再現していて、
楽しかった。山口百恵や中森明菜の物真似も似ていたと思うけどなあ。
この前、NHKで、いっこく堂が腹話術をやっているときの脳の動きを解析し
ていましたが、脳の広い範囲で活動が活発になっていましたが、複数のことを
同時にやると活性化するといわれる部分が非常に活発に活動していましたね。
劇中劇あり、時間や場所があちこちに飛ぶし、場面転換が多いんですが、そ
して、毎回、感心するのが、場面転換のやり方。
舞台なので、映画やドラマみたいに、一度、カメラを止めて、編集すること
ができないから、現実時間の流れの中で、うまく場面転換していかないといけ
ない。しかも舞台は決して大きくないので、大道具、小道具をうまく使いまわ
して、別の場面にしていくんです。観客席のところまでうまく使って。
しかも、今回、スーパー戦隊モノなので、コスプレがいろいろあって、衣装
替えとメイクを変えたりが大変だろうと思います。その時間も計算して、誰が
どこでどのタイミングで出る引っ込むを考えて、脚本を書かないといけないわ
けです。
終演後、由見さんと少しお話できて、聞いたところでは、衣装はいままで以
上に多かったけど、全部手作りだそうです。
構成上、元イエロー担当の人物がいないというのが、アイデアだなと思いま
した。そこに、前述ファンタジスタをはめることができて、幅が広がっている
と思いました。
ビッグフェイスの親分、作・演出の伊沢さんは、ほかにも、カルメンジャー
のテーマソングなど劇中で歌われる歌の作詞作曲もやってます。さらに踊りも
あるし、伊沢さん、やっぱ、すごいねえ。
ほかにも、お金の計算、メンバー集め、スケジュール調整など考えると、劇
団の座長は大変ですわ。あ、お金関係などは、由見さんがやってるのかな。そ
れでも、二人とも大変なのには違いない。おれなんか、同時多発的に仕事をこ
なせないから、発狂しますね。
時間の流れを考えると、舞台って、タイムマシンですね。
現実時間は、普通に流れていて、その制約の中で、前述のように時間計算を
しないといけないけれど、一方で役者が舞台に出たら、その場は、もう全然違
う時空になっていて、最初は、25周年記念イベント1年前だったかな、半年前
だったかな、もう忘れた。^^;
それが、3ヵ月前、1ヵ月前、当日といった具合に舞台では、デジタルに突
然変わっていくわけです。芝居を観ているほうは、舞台というタイムマシンに
乗っている気分。
そして当日になる前から当日への処理が見事だと思いました。
なにげない、25年前のカルメンジャー伝説の第18話のDVDの話から、25年前
の第18話の世界に飛んで、それが、そのまま、25周年イベント当日の中のワン
シーンだったという流れになっていて、手順がきれいで鮮やかだと思いました。
2時間があっという間。トイレに行ってたから、おしっこ大丈夫でした。\(^O^)/
名倉さんが、最後に伴奏で弾くギターは、ほんとに生演奏ですよね? あの
曲と歌もオリジナル? たぶん、そう。みんな、芸達者ですね。
そして、今回、個人的に最大かつ最高の驚きは、藤倉みのりさんの落語!!!
藤倉さんは、ファンジンまで作る熱狂的カルメンジャーファン、かつ、カル
メニスト(カルメンジャーファンをカルメニストと呼ぶ)が集まる喫茶店を経営
し、ファンたちからカルメニスト総裁と呼ばれる倉持翔子という設定。
その総裁が、突然、テーブルをひっくり返して椅子に座って、落語形式でカ
ルメンジャーへの熱い思いを語るんです。
彼女、落語もやれるんだと思って、非常に新鮮な驚きでした。
最近だと、TOKIOの長瀬君や太一君がドラマや映画で落語をやってましたよ
ね。
古典の形式は強いですよね。正座して、「えー」と一言いうだけで、日本人
なら、これは落語だとわかるし、笑いを期待するし、作る側からいえば、観客
の笑いのスイッチを入れることができますからね。
次回以降も、藤倉さんの落語シーン、希望。
伊沢さん、同じ手は2度使わない主義みたいだけど、やっぱり、希望します。
紹介が遅くなったので、もう今日の14時からの公演しか残ってないですが、
時間が間に合えば、ご覧ください。
由見さんから、初日に来て、紹介してよっていわれました。すみません。
トップリーグ、プレーオフ4チーム決まる ― 2008年02月10日 21時12分53秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のkick/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
雪で順延になった2試合が行なわれ、三洋電機ワイルドナイツがNECグリーン
ロケッツを34-7の大差で破って、トップリーグ初の全勝で首位通過。2位、3位
対決となったサントリーサンゴリアスとトヨタ自動車ヴェルブリッツは、31-
31で引き分け。
どっちもtvk(テレビ神奈川)が放送してくれました。大好き、tvk。オリンピ
ック予選やり直しで、急に話題になったハンドボールだってこれまでも地道に
放送してくれていたし。
これで、プレーオフ(マイクロソフトカップ)の進出チームが決まりました。
三洋電機は強すぎる。ディフェンスがいい。NECを寄せ付けない。そして、
密集でのターンオーバが多い。そこからのカウンター攻撃がすごい。最初はこ
んな大差になるゲームとは思えなかったけど、後半はあっという間に差を広げ
ました。
三洋電機は守備力も攻撃力もすごいけれど、反則も一番少ないんですよね。
反則なしであの守備力ですから、いかに充実しているかという証明。
サントリー対トヨタは、前半、サントリーを無得点に封じて、24点差でトヨ
タがリードしましたが、そこからサントリーが猛追撃。ついに同点に追いつき、
最後は意地と意地のぶつかり合いで、長いロスタイムでも決着つかず。
この2チーム、2位、3位になったので、来週のプレーオフでぶつかることが
決まりました。決着はそのときまでおあずけ。府中市民としては地元のサント
リーに勝ってほしいです。そして、東芝との府中ダービーで決勝を戦ってほし
い。
その東芝ブレイブルーパスは、NECが敗れたため、4位が決定。最終的には、
勝ち点47で、5位の神戸製鋼コベルコスティーラーズの勝ち点46とはわずか1
点差。首の皮一枚でプレーオフ進出です。
その相手は、絶好調、三洋電機。今年の三洋電機に勝つのは大変ですが、東
芝も3連覇の王者の意地をみせてほしい。というか、勝つね。\(^O^)/
一度、死んだ身だもの。きれいに勝とうとか、昨年までの実績で貫録勝ちし
ようとか、そんな思い上がりを捨てて、がつがつやれば、勝てます。
大混戦だったリーグも、いよいよプレーオフでヒートアップの頂点。寒い冬
に熱い戦いはまだまだ続きます。
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/news/2008/20080210-2815.html
延期なんて関係ねぇ!三洋がTL史上初の全勝1位達成!
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/news/2008/20080210-2814.html
サントリーとトヨタが意地の引き分け!決着はPO持ち越し
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/fromteams/news/jrfu/2008/20080209-878.html
「ジャパンラグビー トップリーグ2007-2008 プレーオフトーナメント マイ
クロソフトカップ」組み合わせ
---
雪で順延になった2試合が行なわれ、三洋電機ワイルドナイツがNECグリーン
ロケッツを34-7の大差で破って、トップリーグ初の全勝で首位通過。2位、3位
対決となったサントリーサンゴリアスとトヨタ自動車ヴェルブリッツは、31-
31で引き分け。
どっちもtvk(テレビ神奈川)が放送してくれました。大好き、tvk。オリンピ
ック予選やり直しで、急に話題になったハンドボールだってこれまでも地道に
放送してくれていたし。
これで、プレーオフ(マイクロソフトカップ)の進出チームが決まりました。
三洋電機は強すぎる。ディフェンスがいい。NECを寄せ付けない。そして、
密集でのターンオーバが多い。そこからのカウンター攻撃がすごい。最初はこ
んな大差になるゲームとは思えなかったけど、後半はあっという間に差を広げ
ました。
三洋電機は守備力も攻撃力もすごいけれど、反則も一番少ないんですよね。
反則なしであの守備力ですから、いかに充実しているかという証明。
サントリー対トヨタは、前半、サントリーを無得点に封じて、24点差でトヨ
タがリードしましたが、そこからサントリーが猛追撃。ついに同点に追いつき、
最後は意地と意地のぶつかり合いで、長いロスタイムでも決着つかず。
この2チーム、2位、3位になったので、来週のプレーオフでぶつかることが
決まりました。決着はそのときまでおあずけ。府中市民としては地元のサント
リーに勝ってほしいです。そして、東芝との府中ダービーで決勝を戦ってほし
い。
その東芝ブレイブルーパスは、NECが敗れたため、4位が決定。最終的には、
勝ち点47で、5位の神戸製鋼コベルコスティーラーズの勝ち点46とはわずか1
点差。首の皮一枚でプレーオフ進出です。
その相手は、絶好調、三洋電機。今年の三洋電機に勝つのは大変ですが、東
芝も3連覇の王者の意地をみせてほしい。というか、勝つね。\(^O^)/
一度、死んだ身だもの。きれいに勝とうとか、昨年までの実績で貫録勝ちし
ようとか、そんな思い上がりを捨てて、がつがつやれば、勝てます。
大混戦だったリーグも、いよいよプレーオフでヒートアップの頂点。寒い冬
に熱い戦いはまだまだ続きます。
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/news/2008/20080210-2815.html
延期なんて関係ねぇ!三洋がTL史上初の全勝1位達成!
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/news/2008/20080210-2814.html
サントリーとトヨタが意地の引き分け!決着はPO持ち越し
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/fromteams/news/jrfu/2008/20080209-878.html
「ジャパンラグビー トップリーグ2007-2008 プレーオフトーナメント マイ
クロソフトカップ」組み合わせ
LispでGoogle Maps、地震データ解析、ACLのガベージコレクタ解説 ― 2008年02月10日 21時50分53秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
Allegro Common Lisp(ACL)のFranzは、Tech Cornerで、Google Mapsをやっ
てますね。詳しくは、
http://www.franz.com/support/tech_corner/google-maps-121007.lhtml
をどうぞ。
Tech Cornerの目次は、
http://www.franz.com/support/tech_corner/
をどうぞ。
http://www.franz.com/support/tech_corner/#string-plus-020508
New string+ function for fast and easy string concatenation
http://www.franz.com/support/tech_corner/text-index-103007.lhtml
A text indexer using B-trees
http://www.franz.com/support/tech_corner/forksmp.lhtml
Simulating Symmetric Multi-Processing with fork()
http://www.franz.com/support/tech_corner/usgs-011207.lhtml
Example: Earthquake data via the USGS website
とか面白そう。
特に最後の奴。日本は、USGSみたいに、地震データをネットでばらまいてま
す?
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/index.html
気象庁の地震・津波ページ
をみても、検索や表示はできても、ユーザサイトでデータを再利用することは
考えてない提供の仕方ですよね。せいぜい、
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/weekly_map/japan/weekly_list.shtml
最近一週間の震源リスト
くらいだから、このHTMLをとってきて、表の部分を自分で解析しないといけま
せんね。
USGSみたいにCSVやRSSでばらまいてくれればいいのに。
http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/catalogs/
USGSの地震データのページ
に行くと、Google Earth用に、KMLでもばらまいてますね。すごいー。
気象庁、がんばれー。
さもないと、
「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」\(^O^)/
参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2615553
Re:「笑う女。笑われる男8」
ACLは、いま、8.1が出て、無料体験版のFree Express Editionも8.1になっ
ています。詳しくは、
http://www.franz.com/products/allegrocl/
http://www.franz.com/downloads/allegrodownload.lhtml
をどうぞ。
いま、日本語サイト
http://jp.franz.com/index.html
に行くと、数理システムのちかさん(工藤千加子)さんによる、ACLのガベージ
コレクタの詳細な解説の紹介がありますね。
http://cl-www.msi.co.jp/solutions/knowledge/lisp-world/tutorial/gc-tutorial.pdf
をどうぞ。
BGPの処理もACLでやってるんだ。すごいー。
なんか知らんけど、
「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」\(^O^)/
---
Allegro Common Lisp(ACL)のFranzは、Tech Cornerで、Google Mapsをやっ
てますね。詳しくは、
http://www.franz.com/support/tech_corner/google-maps-121007.lhtml
をどうぞ。
Tech Cornerの目次は、
http://www.franz.com/support/tech_corner/
をどうぞ。
http://www.franz.com/support/tech_corner/#string-plus-020508
New string+ function for fast and easy string concatenation
http://www.franz.com/support/tech_corner/text-index-103007.lhtml
A text indexer using B-trees
http://www.franz.com/support/tech_corner/forksmp.lhtml
Simulating Symmetric Multi-Processing with fork()
http://www.franz.com/support/tech_corner/usgs-011207.lhtml
Example: Earthquake data via the USGS website
とか面白そう。
特に最後の奴。日本は、USGSみたいに、地震データをネットでばらまいてま
す?
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/index.html
気象庁の地震・津波ページ
をみても、検索や表示はできても、ユーザサイトでデータを再利用することは
考えてない提供の仕方ですよね。せいぜい、
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/weekly_map/japan/weekly_list.shtml
最近一週間の震源リスト
くらいだから、このHTMLをとってきて、表の部分を自分で解析しないといけま
せんね。
USGSみたいにCSVやRSSでばらまいてくれればいいのに。
http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/catalogs/
USGSの地震データのページ
に行くと、Google Earth用に、KMLでもばらまいてますね。すごいー。
気象庁、がんばれー。
さもないと、
「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」\(^O^)/
参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2615553
Re:「笑う女。笑われる男8」
ACLは、いま、8.1が出て、無料体験版のFree Express Editionも8.1になっ
ています。詳しくは、
http://www.franz.com/products/allegrocl/
http://www.franz.com/downloads/allegrodownload.lhtml
をどうぞ。
いま、日本語サイト
http://jp.franz.com/index.html
に行くと、数理システムのちかさん(工藤千加子)さんによる、ACLのガベージ
コレクタの詳細な解説の紹介がありますね。
http://cl-www.msi.co.jp/solutions/knowledge/lisp-world/tutorial/gc-tutorial.pdf
をどうぞ。
BGPの処理もACLでやってるんだ。すごいー。
なんか知らんけど、
「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」\(^O^)/
情報通信法の衝撃 ― 2008年02月10日 23時06分01秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
もう先週号か先々週号になってしまった週刊ダイヤモンド2008/02/09号。
第1特集が「「グーグル化」知的生産革命」。こんなのが知的なのかという
のが第一印象。薄っぺらで直線的。弾さんも出てきているが、弾さんのブログ
で月に5000冊もアマゾンで本が売れるなんて、日本は危ないね。こんなハウツ
ーばかりやるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読はやめて、金をほかに回そう
かと思ったくらい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012Z6ZSI/showshotcorne-22/
週刊ダイヤモンド2008年2月9日号
の素人評には、おれと同じ感想をもった人がいますね。
--- ここから ---
21世紀初頭の愚行やdepth of shallownessの証明として。週刊誌ジャーナリ
ズムの堕落もしくは、21世紀の日本が生み出した「新しい人間」の描写とし
てかも知れません。今回の特集となった人物の嫌味のない素直なナイーブさと
価値観のためらいのなさも印象的です。
--- ここまで ---
詳しく書く時間がないから(明日、明後日と親戚の葬儀参列で倉敷)、これに
ついては別に書くとして、今回は、第2特集「情報通信法の衝撃」のほう。
読むと、民放連のいってることなんか、語るに落ちるクソですわ。
NTTコミュニケーションズは、民放連の頭を下げるなんてことをせずに、が
んがんやっちゃえばいいのに。自分らも2010年にNTTの体制変更が政治的議題
になるから、同類相憐れむなんでしょうか。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210790/showshotcorne-22/
宗像誠之著, 日経コミュニケーション監修「NTTの自縛 知られざるNGN構想の
裏側」
を読むと、NTTもクソですわ。この本についても、別途。
2005年のライブドア騒動でフジサンケイグループはからくも難を逃れたが、
「それで放送業界の改革が遅れてしまった」という指摘は、そう思うよ。
民放連の主張は、テレビ局・電通・政治家・官僚による莫大な利権を失いた
くない一心だもん。
ソニーのロケフリのことも出てくる。その辺のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/15/1030157
吉野次郎著「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/16/367189
通信と放送の融合。テレビ局の利権構造
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537631
テレビ局崩壊
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/06/1234078
たかじんのギャラネタ
竹中平蔵にはなんだかんだいってますが、この改革は、竹中平蔵の残したい
い遺産だと思うので、国民のためになるように、やり遂げてほしいですね。
つばめどん、まだブログやってたほうがよかったかも。^^;
---
もう先週号か先々週号になってしまった週刊ダイヤモンド2008/02/09号。
第1特集が「「グーグル化」知的生産革命」。こんなのが知的なのかという
のが第一印象。薄っぺらで直線的。弾さんも出てきているが、弾さんのブログ
で月に5000冊もアマゾンで本が売れるなんて、日本は危ないね。こんなハウツ
ーばかりやるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読はやめて、金をほかに回そう
かと思ったくらい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012Z6ZSI/showshotcorne-22/
週刊ダイヤモンド2008年2月9日号
の素人評には、おれと同じ感想をもった人がいますね。
--- ここから ---
21世紀初頭の愚行やdepth of shallownessの証明として。週刊誌ジャーナリ
ズムの堕落もしくは、21世紀の日本が生み出した「新しい人間」の描写とし
てかも知れません。今回の特集となった人物の嫌味のない素直なナイーブさと
価値観のためらいのなさも印象的です。
--- ここまで ---
詳しく書く時間がないから(明日、明後日と親戚の葬儀参列で倉敷)、これに
ついては別に書くとして、今回は、第2特集「情報通信法の衝撃」のほう。
読むと、民放連のいってることなんか、語るに落ちるクソですわ。
NTTコミュニケーションズは、民放連の頭を下げるなんてことをせずに、が
んがんやっちゃえばいいのに。自分らも2010年にNTTの体制変更が政治的議題
になるから、同類相憐れむなんでしょうか。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210790/showshotcorne-22/
宗像誠之著, 日経コミュニケーション監修「NTTの自縛 知られざるNGN構想の
裏側」
を読むと、NTTもクソですわ。この本についても、別途。
2005年のライブドア騒動でフジサンケイグループはからくも難を逃れたが、
「それで放送業界の改革が遅れてしまった」という指摘は、そう思うよ。
民放連の主張は、テレビ局・電通・政治家・官僚による莫大な利権を失いた
くない一心だもん。
ソニーのロケフリのことも出てくる。その辺のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/15/1030157
吉野次郎著「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/16/367189
通信と放送の融合。テレビ局の利権構造
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537631
テレビ局崩壊
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/06/1234078
たかじんのギャラネタ
竹中平蔵にはなんだかんだいってますが、この改革は、竹中平蔵の残したい
い遺産だと思うので、国民のためになるように、やり遂げてほしいですね。
つばめどん、まだブログやってたほうがよかったかも。^^;
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