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松本清張記念館開館9周年記念、筒井康隆講演2007年07月16日 22時40分38秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 もう流れに任せて、筒井康隆情報をもうちょっと。
 北九州市の小倉城のところにある北九州市立松本清張記念館が、開館9周年
になるというので、それを記念して、筒井さんの講演会があります。詳しくは、
http://www.kid.ne.jp/seicho/html/zigyou/kinen.html
をどうぞ。
 演題は「小説とは何か」だそうです。
 この時期、九州にはいるんだけど、小倉にこの時間に行けないのよね。残念。
 なお、筒井さんのスケジュールや関連情報は、
http://d.hatena.ne.jp/flow2005/
筒井康隆氏についての…
が銀河一早くて銀河一正確です。
 こんなのできるのは、あの人以外あり得ない。\(^O^)/

選挙前に読みたい「政党が操る選挙報道」「官僚とメディア」「戦争広告代理店」2007年07月17日 09時08分10秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 今週の週刊ダイヤモンド2007/07/21、林操「ベストセラー通りすがり」で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/08/1492136
魚住昭著「官僚とメディア」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047100897/showshotcorne-22/
魚住昭著「官僚とメディア」
が紹介してあって、いま8万部売れていて、この手の本としては結構なヒット
だと書いてあった。
 で、「官僚とメディア」とともに、選挙前に読んでおきたい本として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203972/showshotcorne-22/
鈴木哲夫著「政党が操る選挙報道」
が挙げてあった。
 感想や目次を見ると、面白そうですね。いまの世の中、自分で考えない奴が
どんどん増えていて(考えない奴と考える奴の格差拡大(笑))、情報操作ってほ
んと簡単になってるのが、これでもわかる。
 実は、これ、情報省の仕事です。情報省って、すごいでしょ。\(^O^)/

 「政党が操る選挙報道」は日本だけの話だが、世界レベルだともっとすごい
んだよね。
 ボスニア紛争で広告代理店が暗躍した様を活写したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062750961/showshotcorne-22/
高木徹著「ドキュメント 戦争広告代理店」

 これも情報省の仕事なんだよね。ほんと、情報省って、すごいでしょ。\(^O^)/

 いまみたいにジャーナリズムが衰弱して、インターネットで玉石混交の情報
が飛び交う状態だと、新聞やテレビの報道に対して受け手責任は大きいのよね。
 弾さんが、朝まで生テレビに出たとき、受け手責任のことをいったら、ネッ
ト嫌い、オタク嫌いの大谷昭宏が色をなして、「受け手責任なんてふざけるな」
と怒鳴っていたが、おれは、これが庶民の目線からの報道で熱い支持を受け、
そして、ナベツネ(渡邉恒雄)が読売の独裁者となっていく過程で潰されていっ
た大阪読売新聞社会部、黒田清が率いていた通称黒田軍団の若頭だった大谷昭
宏がいうことか、あの世で黒田さんが泣いているぜと思いましたね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/黒田清

 amazonで探しても、黒田さんの本もだんだん入手しにくくなってるみたいね。
20代の頃、府中の図書館にあった大阪読売新聞社会部の記事をまとめた本を
読みまくったけど、amazonにはないみたいね。探し方がわるいのか。

 ま、こうやって紹介しても、読む人は、もともと意欲やリテラシーが高い人
で、情報操作されるような連中は読まないから、ますます情報操作しやすくな
るんだよね。そして、格差拡大につながっちゃう。
 努力した奴がどんどん社会の中で有利なポジションにいくこと自体は、全然
問題じゃないけど、底上げが進まないと、国際的には日本沈没だもんね。

関東平野地下の断層群。高層ビル、高層マンションが揺れるわけ。2007年07月18日 10時10分12秒

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 今日のフジ、とくダネ!の冒頭で小倉さんが、長周期振動によって、高層ビ
ル、マンションは危険という話をしていて、その中で、前日?来た専門家の、
関東平野はプリンみたいなもんで、プリンだと揺れが長く続くという話をして
いました。
 今回の柏崎の大地震でも、東京の高層ビルが非常に揺れて怖い思いをしたと
いう話がありましたが、関東平野の底は、関東ローム層の柔らかい部分を取り
除くと、ちょうど富士山を逆さまにしたらはまるような、えぐれた形になって
るんですって。そこに、柔らかい堆積層が載っているので、ほんとにプリンの
上に高層ビルを建てたようなもので、揺れが強く長く続くんだそうです。
 これがつい最近わかったこと。わかったきっかけは、3年前の中越地震で、
遠く離れた関東平野が予想以上に長く強く揺れたこと。
 この辺の詳しいことを知りたい人は、日経サイエンス2006年7月号
http://www.nikkei-science.net/modules/flash/index.php?id=200607_034
高橋雅紀「関東平野の地下に潜む断層群」
をどうぞ。要約は無料で読めます。
 もう内容ほとんど忘れたけど、著者の高橋さんは、20年以上、かけて地道
な調査を積み重ねて、関東平野の底の様子を解明してきて、さらに3年前の中
越地震でのデータが大きく貢献したようですね。
 それと、関東平野だと従来のモデルより1.5倍から1.7倍くらいだったかな、
それくらい強く揺れることがわかったので、従来の耐震基準で建てられた高層
ビルや高層マンションは危ないという話があったと思う。いま建ってるのは、
改修工事とかできるのかな。
 あと、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/topics/bn0604_1.html
2006年4月号 News Scan
にある「日本最大の断層 関東平野地下にも確認」もどうぞ。

 おれ、去年か一昨年、発作的に高層マンションに移り住もうかと思ったんだ
けど、やっぱ、高所恐怖症なので止めました。\(^O^)/
 ただでさえ高いところ怖いのに、揺れたらもっと怖いわ。

竹内薫著「はじめての数式処理ソフト」2007年07月18日 10時11分34秒

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 どうやら、これ↓が
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062575604/249-7865941-1437921
竹内薫著「はじめての数式処理ソフト CD-ROM付 (ブルーバックス)」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/04/1368395
竹内薫さんのMaxima本
で出てきた、情報省のスパイから報告にあった
「竹内薫さんも、近々、ブルーバックスから「MAXIMAで描く物理の世界」
をだされる予定だそうです。」
という本みたいですね。
 さっそく注文するかな。

社保庁が買い占めた厚生年金保険制度回顧録2007年07月19日 09時32分21秒

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---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/13/1649723
Re: 年金問題そもそも

--- ここから ---
>> まるで、将来の年金支給はどうでもいいから保険料だけ集めてしま
え、と制
>>度設計

> 惜しい、まだ踏み込みが浅いな。

>「将来の年金支給はどうでもいいから保険料だけ集めて、おれらだけで使
って
>しまえ」という制度設計が正解です。\(^O^)/
--- ここまで ---
に、jouwa/salon #13731で、つばめどんから、
--- ここから ---
それでは国家的詐欺ではないですか:-P
国民年金の徴収率が悪い?厚生年金から補填しておけ!
というのもなんか詐欺くさいけど。
--- ここまで ---
という書き込みがありましたが、ほんと最初から国家詐欺の制度設計であるこ
とがわかっています。\(^O^)/

http://zara1.seesaa.net/article/45616414.html
社保庁が買い占めた本 厚生年金保険制度回顧録
をみてください。
 この「厚生年金保険制度回顧録(社会保険法規研究会)」は、数年前のグリ
ーンピアをはじめとする年金保険料の無駄遣い問題で、テレビなどでも話題に
されていました。これには都合の悪いことが赤裸々に語られているというので、
社保庁が買い占めているということなんですね。
 ほぼ全発行部数に当たる1300冊(611万円)だそうですが、これも年金保険料
を使って買ってるんですね(怒)。\(^O^)/

 上記リンクにある初代厚生省年金局年金課長の花澤武夫の証言の引用を、さ
らに引用すると、
「すぐ考えたのは、この膨大な資金の運用ですね。この資金があれば、一流の
銀行だってかなわない。これを、厚生年金保険基金とか財団というものを作っ
て、その理事長というのは、日銀総裁ぐらいの力がある。そうすると、厚生省
の連中がOBになった時の勤め口に困らない。何千人だって大丈夫だと。金融
業界を牛耳るくらいの力があるから、これを必ず厚生大臣が握るようにしてけ
ればならない。」
「年金を支給するには二十年もかかるのだから、その間、何もしないで待って
いるという馬鹿馬鹿しいことを言っていたら間に合わない。そのためにはすぐ
に団体を作って、政府のやる福祉施設を肩替りする。」
「年金保険の掛金を直接持ってきて運営すれば、年金を払うのは先のことだか
ら、今のうち、どんどん使ってしまっても構わない。」
「何しろ集まる金が雪ダルマみたいにどんどん大きくなって、将来みんなに支
払う時に金が払えなくなったら賦課式にしてしまえばいいのだから、それまで
の間にせっせと使ってしまえ。」

 「どんどん使ってしまっても構わない」「それまでの間にせっせと使ってし
まえ」というところからして、最初から詐欺を計画していたことが明らかです
ね。\(^O^)/

http://www.pot.co.jp/nenkin/archives/2004/09/14/rj5
【読みもの】年金を考える 年金問題の本質は、積立金の管理形態だ〈国家主
権か、国民主権か〉
にも同様のことが書いてありますね。書いたのは、保坂展人ですね。彼は年金
に関して、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000093371/showshotcorne-22/
保坂展人著「年金を問う―本当の「危機」はどこにあるのか (岩波ブックレット) 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4939015661/showshotcorne-22/
保坂展人著「年金のウソ―隠される積立金147兆円」
を出していますね。
 年金問題をずっと追ってきたジャーナリストといえば、岩瀬達哉さんですが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062117975/showshotcorne-22/
岩瀬達哉著「年金大崩壊」
は、いまamazonだと品切れでプレミアがついてますね。
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/nenkin/
をみると、1680円なのに、高いと3000円近い。みんな、読みまくっているんで
しょうか。^^;

第三者委員会は、fMRIを装備せよ\(^O^)/2007年07月19日 09時34分21秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 年金保険料を納めた証拠がなくても、人柄までみて年金を支給するなどとい
って、失笑を買っていますが、第三者委員会は、ウソを破るためにfMRIを装備
せよ。\(^O^)/
 嘘をつくときは、脳の特定部位が活性化するのがfMRIでわかるという話をど
こかで聞いたか読んだことがあったんですよね。それで調べたけど、どの部位
だったか、よくわからん。とりあえず。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0312/sp_05.html
日経サイエンス2003年12月号 P. ロス「心を読む機械」
http://www.yamaguchi.net/archives/000811.html
究極のウソ発見器?
をどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/kose1953/e/effb122766e028c28e61f03c6dff59df
MRIのすべて(all about MRI)
をみると、fMRIは、小川誠治氏による発明なんですね。知らなかったか忘れて
た。^^;
 fMRIってほんとすごいですもんね。そんな発明をした小川さんって、人類へ
の貢献度大ですね。

 あと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/13/
Re: 年金問題そもそも
で、第三者委員会への申し込みは全部受け付けられるみたいと紹介したけど、
数日前のTBS ニュース23だったかな。
 ある男性が、申し込もうとしたら、社会保険事務所が「受け付けられない」
の一点張りで、男性が窓口で怒っている模様が流れていました。最後には、社
会保険事務所は受け取ったそうですが。
 その後、その男性は、これまでやりあってきた相手(社会保険事務所)が受付
窓口なので、信用できんなどといってた。
 人柄をみる第三者委員会に対して、社会保険事務所は、この人は人柄が悪い
と報告するんでしょうかね。^^;
 それでこの人アウトだろう。\(^O^)/

 ま、なんにせよ、fMRI関連企業の株を買っておけば値上がり確実。\(^O^)/
 ないない。\(^O^)/

読売新聞大阪本社社会部、黒田清関係2007年07月23日 00時36分32秒

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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/17/1659877
選挙前に読みたい「政党が操る選挙報道」「官僚とメディア」「戦争広告代理
店」
で、大阪読売新聞社会部関係の本が探せなかったと書いたら、角田さんからコ
メントがあって、読売新聞大阪本社社会部などで探さないといけなかったのね。
 ありがとうございます。
 そうそう、「窓」。これは全巻読んだはず。ほかにも1980年代前半当時の黒
田軍団の仕事はだいぶ読んだ気がします。
 これもたしか読んだような気がする、亡くなった本田靖春さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J7CJ08/showshotcorne-22/
本田靖春著「ちょっとだけ社会面に窓をあけませんか―読売新聞大阪社会部の
研究」
って、6700円もするのね。元は単行本で1500円くらいだったはずだから、すご
いね。
 ジャーナリスト本田靖春さんの人気ということなんでしょうか。

 読売新聞大阪本社社会部の黒田軍団が、ナベツネに潰されていく様は、黒田
さんたちの著作にもあったと思うが、やはり、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062738112/showshotcorne-22/
魚住昭著「渡邊恒雄 メディアと権力」
が出色だろう。読売新聞という大企業内の権力闘争がよくわかるし、日本の新
聞社が抱えている問題、これは読売だけじゃなくて朝日も含めて、よくわかる
よ。
 この辺の話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/04/1484067
この本が面白い「徴税権力」「メディア・バイアス」「官僚とメディア」
に書いた。
 おれが昔読んだのは単行本だけど、文庫は、玉木正之との白熱対談が収録さ
れているんだね。なんかお得感があるなあ。

牛肉の安全を再考する~来年、全頭検査が中止に2007年07月23日 00時38分19秒

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 BSEの世界的権威である山内一也東京大学名誉教授の
http://event.media.yahoo.co.jp/nikkeibp/20070711-00000000-nkbp-bus_all.html
牛肉の安全を再考する~来年、全頭検査が中止に
がありますね。
 科学が政治の道具、というよりずっと下に扱われている現状がよくわかりま
す。
 国民の健康や安全より、アメリカのご機嫌伺いだけだもんね。
 ミサイル防衛だって日本の防衛じゃなくて、アメリカの防衛のためにやって
るとしか思えないし、逆にショバ代取らないといけないはずなのに。\(^O^)/
 なぜ、それを新聞やテレビは伝えないのか。日本を守るためという政府説明
を垂れ流しているだけですよね。

年金、田原総一朗、COBOLが悪い発言2007年07月23日 00時39分00秒

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 先週か先々週かのテレ朝「サンデープロジェクト」で、年金と社会保険庁の問題にからんで、田原総一朗が、「COBOLなんか使ってるから、社会保険庁はだめなんだよ」と発言したそうです。
 ばかー。田原、お前、COBOLに謝れ。\(^O^)/
 お前みたいに何も知らないくせにテキトーにテレビウケだけ狙って断定してしまう自称ジャーナリストがいるから、日本はだめなんだよ。
 COBOLが問題の本質じゃないだろ。田原のバカはほんと直らないね。
 社会保険庁がだめなのがCOBOLのせいなら、田原、お前がだめなのは、お前の脳みそがCOBOLで書いてあるからだ。\(^O^)/
 COBOLをナメてると痛い目に遭うぞ。
 RISC以前のCISCのプロセッサは、多かれ少なかれ、究極のCISCといわれたVAX-11に代表されるようにCOBOL向けアーキテクチャだったんだし、いまのCOBOLはオブジェクト指向もありなんだぜ。田原、お前より、よっぽど真面目に時代に向き合ってきたし、いまも向き合ってるし、これからも向き合っていくんだよ。
 おれら学生のころは、COBOLを知らないアーキテクトやソフト屋は信用できないといわれたりもしたんだぜ。世の中の大半を動かしているのは、実はCOBOLなんだから。逆方向でいえば、Lispを知らないアーキテクトやソフト屋、特にソフト屋は信用できないのと同じね。
 江田けんじも、「社会保険庁のシステムは、レガシーだから」なんていって、暗にメインフレームがだめみたいなことを言ったらしいが、これも変な話だよね。
 メインフレームがだめなんじゃなくて、だめなメインフレームがだめなだけ。それはオープン系だって一緒だし、Web2.0だって、出来のいいのとクズなのがあるだけのことなのにね。
 問題の本質をえぐるより、隠してしまうこういう発言が垂れ流される報道番組のレベルってのは、ジスイズジャパンなんだね。どこにジャーナリズムがあるの?

 それにしても、田原発言に怒って、COBOLが反乱を起こしたら、世の中一体どうなるんだ。考えただけで、恐ろしいぞ。\(^O^)/
 まあ、基幹系の主流はCOBOLだから、全世界の政治経済は大混乱だね。\(^O^)/

 年金の話だと、今週出る週刊ダイヤモンド2007/07/28号、林操「ベストセラー通りすがり」で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061497642/showshotcorne-22/
社会保険庁有志「年金をとりもどす法」
が採り上げられていて、これ、未納三兄弟などと騒がれたあと、2004年12月に初版が出たもので、宙に浮いた年金記録、仕事をしない職員、責任を取らない幹部、バグだらけのシステム、場当たりの対応、NTTデータ系や日立系との癒着など、いま表面化した問題が全部指摘してあるそうです。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/cover/lifetimemoney2/070717_3rd/
ビジネスパーソンの年金 なるべく支払わない改正進む
もどうぞ。

「投信バブルは崩壊する!」「行動経済学」「実験経済学入門」2007年07月23日 00時39分30秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 世の中、投信ブームだそうで、カモがいっぱいひっかかってるわけですね。
そんな人には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584121559/showshotcorne-22/
須田慎一郎著「投信バブルは崩壊する!」
をどうぞ。
 おれは、山崎元が、以前から、(少なくとも日本の)投資信託は損だと書き続
けていたのを読んでいたし、週刊ダイヤモンド2007/06/16の特集「丸ごと一冊
 投信・預金・保険 金融商品の罠」でも、同様の指摘があったので、興味は
ほとんどないが、世の中、グローバル・ソブリン・オープン(通称グロソブ)が、
バカ売れして以後、毎月分配型というのがいっぱい出たんだってね。
 毎月分配型は、合理的に考えればそれだけでも損なのに、安心だからといっ
て、みんな毎月分配型に群がっていて、これ、素人、早い話が金融知識ゼロの
バカはいいようにカモられる典型なんですってね。
 これ、行動経済学の知見を、金融商品を売りつけるほうは、しっかり消化し
て応用している例ですね(このことは、山崎元も以前指摘していた)。一般人は
知らないからバカ状態でカモになるわけです。

 昨日かな。たまたま放送大学にチャンネルを回したら(いや、何度かいって
ると思うけど、この言い回しはもう通用しないことくらいわかってます(笑))、
計量心理学という講義の最終回をやっていて、途中から観たけど、行動経済学
のプロスペスト理論なんぞをやっていた。
 計量心理学というジャンルがあることを初めて知ったが、わかりやすく面白
かった。この講義で思い出したのが、以前、読んだ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033547/showshotcorne-22/
友野典男著「行動経済学 経済は「感情」で動いている」
 これは、行動経済学入門用に、新書にしてはみっちり書いてあって、いいと
思った。

 友野典男は、 以前指摘した「スティグリッツ経済学」でいい加減な仕事を
した早稲田の藪下史郎の弟子みたいなのでヤバいかと思ったら、杞憂だった。
^^;
 文句があるとすると、参考文献をずらずら並べるくらいなら、索引をちゃん
と付けてほしい。
 日本の本はほんと索引を付けないことが多い。特に新書や文庫はね。
 昔と違って、いまはコンピュータで索引付けなんて簡単になったんだから、
付けるべきだよ。付けてない本は、著者と編集者の手抜き。非難していい。

 行動経済学とどうジャンル分けされているのか、おれにはよくわからないけ
ど、実験経済学ってありますよね。
 実験経済学の単行本はぱらぱらまくったことがあるんです。蔵書を探すのが
面倒なので、amazonで、実験経済学で調べたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822245047/showshotcorne-22/
ロス・M・ミラー著, 川越敏司, 望月衛訳「実験経済学入門~完璧な金融市場へ
の挑戦」
くらいしか、当てはまるのがない。でも、この本じゃないような気もするし、
http://bpstore.nikkeibp.co.jp/item/contents/m_4822245047.html
で、目次をみると、これだったような気もする。^^;

 最初の経済学に興味をもったとき、経済学コミュニティには、「経済学は実
験ができない」なんて言い方が流布しているというので、おれは、それだけで
学者や研究者失格と思った。
 おれは、経済学の実験は、人権のない独裁国家なら可能。よって、北朝鮮は
実験経済国家として生き残ると思っている。\(^O^)/
 ブッシュはアメリカの経済学の優位性を保つために、北朝鮮を実験経済国家
として残したいので、北朝鮮と手を組むなどと、以前からわめいていたので、最近
の米朝接近は、さもありなんです。\(^O^)/
 小泉と安倍ちゃん、アメリカにあんなに擦り寄ったのに、はしごはずされて、
日本は孤立しちゃいそうだね。

 ついでにマスコミに苦言。
 米朝会談などと、人間国宝である落語家、桂米朝師匠を呼び捨てにするとは
けしからん。\(^O^)/
 ちゃんと人間国宝桂米朝師匠会談と報道しなさい。\(^O^)/