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社保庁叩かれても、年金利権隠しか2007年07月30日 08時35分36秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/19/1665500
社保庁が買い占めた厚生年金保険制度回顧録
で紹介した、年金問題をずっと追及してきた岩瀬さんが愛川欣也のパックイン
ジャーナルに出ていて、すごいこといってました。
 岩瀬さん、年金業務・社会保険庁監視等委員会に入ったんですって。この委
員会、厚労省ではなく、総務省に置かれています。厚労省に置いたら、泥棒と
同居ですからね。^^;

http://www.soumu.go.jp/gyoukan/kanri/kanshi/index.html
年金業務・社会保険庁監視等委員会

 委員の名簿をみて、ちょっとびっくりなのが、早稲田の村岡洋一先生が入っ
てるのね。いま、村岡さん、早稲田の副総長なのか。番長じゃないのが、ちょ
っと。\(^O^)/
 住田弁護士は、日テレ、行列ができる法律相談所の住田さんですよね?

 岩瀬さんがいったすごいこととは、社保庁に5000万件について中身がどうな
っているのか委員が質問したら、社保庁青柳運営部長が「何もやってない」と
答えたとのこと。それで委員みんな絶句したそうです。\(^O^)/
 相談に重点を置いたので、中身の精査まで手が回らないという説明だったそ
うですが、番組では、だったら、第三者委員会で判定する材料がないじゃない
かと話になっていました。^^;
 それで、第三者委員会は人柄で判断するといったのかな。つまり、中身がわ
からないから、人柄で判断するしかないんじゃないか。\(^O^)/
http://www.soumu.go.jp/gyoukan/kanri/kanshi/pdf/070725_1-yousi.pdf
年金業務・社会保険庁監視等委員会(第1回)議事要旨
にその辺のこと、ちょろっと出てますね。

 民主党長妻議員が、出せ出せといっても、厚労省、社保庁は資料を出さない
といって怒ってましたが、岩瀬さんが委員会に入ってわかったことは、厚労省、
社保庁は、野党どころか与党にも資料は出さないそうです。
 委員会で請求するとどうなるかというと、総務省から厚労省に勧告するんだ
そうです。菅総務大臣から、柳澤厚労大臣にいうんでしょうね。長妻議員も、
柳澤大臣が出せと命令すれば出さざるを得ないはずなのに、柳澤さん、出さな
いといってたけど、今度はどうなるのか。
 とにかく、数字が出てこない以上、政治家で全貌がわかっている人がいない
ということですね。

 番組では、なぜ、こんなに厚労省、社保庁が資料を出さないかという話にな
って、きっといま話題になっているのは氷山の一角であって、もっとどでかい
スキャンダルが眠っているので、それを必死で隠しているのではないか。厚労
省キャリア、社保庁幹部が握っている年金利権、さらにはもっとでかくて根深
い利権があって、それがバレるのを必死で隠しているのではないかと。庶民は
退職して年金が支給されるまでの5年間は貯金を取り崩して生活する。一方、
厚労省キャリアは、退職して5年間で天下りで2億円稼ぐ。こういう利権もあ
る。
 どうせ、社保庁は叩かれまくっているので、100回叩かれるのも101回
叩かれるのも同じ。だったら、利権を守ったほうがいいということだろうと。
 こういう話でしたね。

 自公連立参院選の惨敗の結果を受けて、「政治家と金」の問題を追及とかいっ
てるけど、「官僚と金」の問題の追及のほうがでかいでしょう。そっちを真剣
にやってほしいね。
 特別会計の闇は深いから、そこにざくざくメスを入れてほしいものです。そ
れがなくて、増税やら負担増をいわれてもねえ。

年金、片山さつき「システムは数カ月でできる」\(^O^)/2007年07月30日 09時20分11秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/23/1674169
年金、田原総一朗、COBOLが悪い発言
についたdaishiさんのコメント。びっくり。daishiさんありがとうございます。
 田原総一朗の
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070705_18th/
は論外。
 朝生は番組のフォーマットからして間違っていると思っているので、まず、観ないんだけど、新しい年金のシステムが数ヵ月でできるのか。すごいね、片山さつき。
 通産省とIPAは、片山さつきをすぐスーパークリエーターに認定して、未踏プロジェクトをやらせろ。\(^O^)/

http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/index.html
未踏ソフトウェア創造事業

 社保庁にSEがいないからだめというのも、お笑いですよね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070705/276798/
片山さつき議員の「システムは数カ月でできる」発言に思う
の多田正行氏のSEよりCIOというのは、ほんとにそう。たぶん、片山はCIOなんて言葉も知らないだろうし、田原も知らないだろう。
 田原も社保庁にSEがいないからだめなんていってるそうだが、ネタは片山さつきだったのかな。こうやってどんどん議論の水準、国民の知的水準が下がっていく、負のスパイラルですね。\(^O^)/

 システム開発に限らないけど、問題が何かわかるところが重要で、問題が何かわからないのが一番の問題になるんですよね。分析や設計など上流過程が重要というのは、この辺のことを言ってるんです。
 分析が間違っていて、違う問題として定義しちゃうと、あとの設計、実装も全部間違いだもんね。年金みたいにでかいシステムになると、なかなか、スパイラルで開発できずに、ウォータフォールモデル的にならざるを得ないだろうから、ますます、分析・設計が重要なんですけどね。
 そして、年金のシステムの問題は、まさに、問題が何かわからないところですよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/30/1688790
社保庁叩かれても、年金利権隠しか
で書いたように、何がどうなってるか、社保庁が出さないなら、システムも作りようがないですもんね。
 COBOLを使ってるとか、メインフレーム使っているということより、NTTデータは、これまで1兆円以上もらって、何をやってたんだって話のほうが大きいでしょうね。