Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

世界記憶遺産・山本作兵衛の世界、福岡市博物館開館25周年記念2015年06月19日 08時52分24秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 先日、九大(九州大学)に講義に行ったとき、福岡市博物館で、開館25周年記
念として、山本作兵衛さんの原画の展示をやっていたので、観てきた。
 山本作兵衛さんについては、以下のリンクをみてもらえば、おおよそはわか
ると思う。

http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/yamamotosakubei.html
福岡市博物館開館25周年記念
「世界記憶遺産・山本作兵衛の世界 ~記憶の坑道~ 」開催概要
http://rkb.jp/kioku_no_koudou/
山本作兵衛の世界

https://ja.wikipedia.org/wiki/山本作兵衛
https://ja.wikipedia.org/wiki/田川市石炭・歴史博物館

 ぼくが、山本作兵衛さんを知ったのは、世界記憶遺産になって、NHKで
NHKアーカイブスの山本作兵衛さんのことを放送したとき。
 ぼくが観たのは、
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2000/h000702.html
平成12年度の放送
炭坑史
放送:7月2日(日)23時35分~翌1時00分(85分)
--- ここから ---
100年にわたり、日本の成長を支えてきた石炭産業。
そこに関わり、生きてきた人々の生活を写した写真と絵画から、炭坑史を読み
とっていきます。
--- ここまで ---
のうち、
--- ここから ---
ある人生「ぼた山よ…」
25分/1967年(昭和42年)
8歳でヤマに入り、50年間にわたり炭坑で生きた山本作兵衛さんは、60歳にな
って絵筆をとり、肉体に染みついた地底の生活を描き続けた。その作品の世界
には、炭坑の中に生きた人々の歴史が読みとれる。
--- ここまで ---
だね。
 そこには8歳と書いてあるけど、7歳というのもある。

 番組の記憶だと、作兵衛さんは、小学校の時から、炭坑で働いていて、ここ
ままでは、読み書きもろくにできないまま大人になって、自分の人生はだめに
なると思って、漢和辞典をもらったか買ってもらって、最初のページから漢字
の書き取りをしながら、漢和辞典を読んでいったという。わからない字は、そ
の漢和辞典で調べるという自給自足だったんだろう。
 そうやって、字を覚えて、炭坑の生活を日記に書くようになり、これが、後
に、66歳から独学で炭坑の絵を描くときに役に立ったという話だった。
 きつい炭坑の仕事を終えて、毎晩、漢和辞典に向かって勉強するなんて、並
の精神力じゃ続かない。それだけ自分の将来に危機感があったのだろうが、意
識が高いね。やはり、将来、大きな事を成す人は、栴檀は双葉より芳しなんだね。
 そこのあなた。自分の人生を反省しなさい!
 お前が、反省しろ!
 そうですね。\(^O^)/

 展示の前半3分の1くらいは、筑豊の炭鉱地帯の古い絵図や地図、そして
炭坑とは何かという展示。いまどき、炭坑といっても知らない人が多いからね。
 昔の筑豊の展示は、どこか懐かしかった。母の実家が、筑豊の直方にあって、
そこで生まれた私としては、筑豊一帯には、シンパシーがある。
 作兵衛さんの絵は、ヘタウマみたいな独特の絵。テレビで観たことはあった
が、原画は、やはりパワーがある。
 元々のオリジナルは、墨絵だけど、後に水彩画としてカラーで描き直したも
のもあった。そっちのほうが、一般にはよく観られていると思う。
 原画は、当時の粗末な画用紙に描いているから、劣化が激しくて、なかなか
展示できない。そういう作品をどう保存するかの技術開発も展示してあった。

 へぇぇと思ったのが、大きな壁画の展示。これ、作兵衛さんの作品を大量に
模写して、それを大きな壁画にしたもの。制作した美学校の学生の中に、イラ
ストライター(イラストレーター+ライター)南伸坊さんのサイン代わりの似顔
絵があった。えっ、伸坊さんは、作兵衛さんとつながりがあったんだと驚いた
次第。

 以前、釧路市立博物館でも展覧会があったんだね。
http://www.city.kushiro.lg.jp/museum/kikaku/2008/0008.html
田川市石炭・歴史博物館=釧路市立博物館 交流企画展
祝・ユネスコ記憶遺産国内初登録(2011年5月)

http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20120731/1343682598
じじぃの「世界記憶遺産・山本作兵衛の炭坑画!石炭の時代」
に、南伸坊さんとの関わりがある。
--- ここから ---
『文藝春秋』 2011年10月号

山本作兵衛さんと「世界記憶遺産」 【執筆者】南伸坊 イラストレーター・
エッセイスト (一部抜粋しています)
--- ここまで ---

 世界記憶遺産に登録されたときは、作兵衛さんの知名度も一気に上がり、田
川にも人が押し寄せたが、いまは、そうでもないらしい。この展覧会でまた多
くの人が知るようになればいいけれど。

 そうそう。この展覧会には、「ほほぉ」という説明があった。
 最初は、筑豊の炭鉱地帯を世界文化遺産に登録する動きがあったが、筑豊は
すでに炭坑が閉山され(石炭から石油へのエネルギーシフトで、わずか25年く
らいでほぼ全部の炭坑が閉山)、建物などもほとんど残ってないから、登録は
却下されたそうな。その後、作兵衛さんの絵を世界記憶遺産に登録する動きが
あった。筑豊の世界文化遺産登録を却下したユネスコには忸怩たる思いがあっ
たんだろうね。作兵衛さんの炭坑画は、世界記憶遺産として残しておこうとい
う流れがあったらしい。そして、いま、世界文化遺産として、「明治日本の産
業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」を登録する勧告が出ているが、作
兵衛さんの炭坑画も合わせて、全体象として考えるべきなどと書いてあったよ。

 あ、山本作兵衛さんのサイトがあるね。
http://www.y-sakubei.com/index.html
山本作兵衛

 いくつか画集など。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171716/showshotcorne-22/
新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録 単行本 2011/7/29
山本 作兵衛 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874158277/showshotcorne-22/
筑豊炭坑絵巻 新装改訂版 大型本 2011/10/17
山本 作兵衛 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816708391/showshotcorne-22/
ヤマの記憶 山本作兵衛聞き書き 大型本 2011/10/3
西日本新聞社 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006022131/showshotcorne-22/
筑豊炭坑絵物語 (岩波現代文庫) 文庫 2013/1/17
山本 作兵衛 (著), 森本 弘行 (編集), 田川市石炭資料館 (その他)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/06/19/7671918
世界文化遺産登録勧告でわかる情報省支配

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
一富士、二鷹、三は? ひらがなで。

コメント:

トラックバック

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2015年06月19日 08時58分15秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 もうね、あなた、大変大変大変態変態変たーい、止まれ!
 止まり

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2015年07月10日 05時42分32秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領。
「セウォル号」事件にしろ、現

_ ホットコーナー - 2016年03月15日 09時44分05秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
 以前から、大物漫画家が、情報省のスパイであることをほのめかしてきたが、最近、安倍ちゃん(安倍晋三首相)の悲願、憲法改正、富

_ ホットコーナー - 2020年08月28日 12時38分12秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
---
 これ、見逃して、途中から観たが、
2020年8月31日(月) 午後1時05分 〜 午後1時35分