日本の借金1000兆円はどう返済すればいいのか?―ジャック・アタリ氏の処方箋 ― 2011年01月25日 09時05分43秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/13/5635392
ジャック・アタリ「国家債務危機」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861823072/showshotcorne-22/
国家債務危機――ソブリン・クライシスに、いかに対処すべきか? [単行本]
ジャック・アタリ (著), 林 昌宏 (翻訳)
のジャック・アタリは、来日してたんですね。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1101/20/news009.html
日本の借金1000兆円はどう返済すればいいのか?――ジャック・アタリ氏の処方箋
与謝野馨財務大臣が、年金支給年齢の引き上げにちょっと言及したら、大騒
ぎになって火消しをしていたが、今後を考えると、支給年齢引き上げや金額の
減額は、当たり前だと思うけどね。
今後、戦争、天変地異、疫病の大流行がないなら、生命科学、医学の発展で、
どんどん寿命が延びて、90歳、100歳まで生きるのが当たり前になる。65歳か
ら35年も、国が金を渡せるわけがない。少々経済成長しても無理だろう。
そもそも制度設計したときは、年金支給開始から20年くらいで死んでくれる
という前提でしょう? 状況が変わりすぎてるもんね。
それに、いま年金をもらっている老人、払い込んだ以上にもらいすぎ。これ
だけ搾取されて、若い奴が、よく文句をいわないなと思う。政治に関心がない
のか、関心をもつ余裕がないのか。
少子高齢化が進む日本では、選挙の票になる数、社会的な地位など、政治力
は老人のほうが圧倒的だから、老人向けの政策になるのはしょうがないかもし
れないが、若い連中が自分たちの世代が搾取されていることを訴えないなら、
ますます、若い世代につらい政策になるだけと思うんだけど。
というわけで、何度か言及したが、これを根本的に解決するのが、情報省が
進めている年齢選択型新型インフルエンザ。\(^O^)/
ってなわけで、今年のインフルエンザ、気をつけてね。
おれも生まれて初めて、3種のインフルエンに効くというワクチン、注射し
てもらいに行ったもんね。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/13/5635392
ジャック・アタリ「国家債務危機」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861823072/showshotcorne-22/
国家債務危機――ソブリン・クライシスに、いかに対処すべきか? [単行本]
ジャック・アタリ (著), 林 昌宏 (翻訳)
のジャック・アタリは、来日してたんですね。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1101/20/news009.html
日本の借金1000兆円はどう返済すればいいのか?――ジャック・アタリ氏の処方箋
与謝野馨財務大臣が、年金支給年齢の引き上げにちょっと言及したら、大騒
ぎになって火消しをしていたが、今後を考えると、支給年齢引き上げや金額の
減額は、当たり前だと思うけどね。
今後、戦争、天変地異、疫病の大流行がないなら、生命科学、医学の発展で、
どんどん寿命が延びて、90歳、100歳まで生きるのが当たり前になる。65歳か
ら35年も、国が金を渡せるわけがない。少々経済成長しても無理だろう。
そもそも制度設計したときは、年金支給開始から20年くらいで死んでくれる
という前提でしょう? 状況が変わりすぎてるもんね。
それに、いま年金をもらっている老人、払い込んだ以上にもらいすぎ。これ
だけ搾取されて、若い奴が、よく文句をいわないなと思う。政治に関心がない
のか、関心をもつ余裕がないのか。
少子高齢化が進む日本では、選挙の票になる数、社会的な地位など、政治力
は老人のほうが圧倒的だから、老人向けの政策になるのはしょうがないかもし
れないが、若い連中が自分たちの世代が搾取されていることを訴えないなら、
ますます、若い世代につらい政策になるだけと思うんだけど。
というわけで、何度か言及したが、これを根本的に解決するのが、情報省が
進めている年齢選択型新型インフルエンザ。\(^O^)/
ってなわけで、今年のインフルエンザ、気をつけてね。
おれも生まれて初めて、3種のインフルエンに効くというワクチン、注射し
てもらいに行ったもんね。
コメント
_ 名乗るほどのものでも ― 2011年01月25日 11時47分50秒
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「ざべ」のみかん星人騒動以前から拝読させて頂いております。
本日はちょっと気になったのでコメントします。
このエントリは
「日本の借金1000兆円はどう返済すればいいのか?」という本周辺のお話でした。
日本の借金の増加を抑えなければいけないのは確かだと思いますが、必ずしも残高を減らす必要はないという点、ご理解頂きたいと思います。
日本の公共部門の借金について、
>>> 残高を減らさなければいけない
あるいは
>>> 残高をゼロに近づけなければいけない
とお考えなのだとしたら、中村さんは情報省にやられています。
必要なのは
>>> GDPに比した割合が拡大しないようにしなければいけない
です。
個人の借金は、人が100年もすれば死ぬことから、例外を除いていずれ返すことになります。稼ぐ時期もそんなに長くないので、常に借金をゼロにしていくことを考えます。
しかし法人は違います。
例えばアンテナハウスも、借金をしているのではないでしょうか。
(してなかったらすいません。)
ある程度の大きさの法人ならば、運転資金、設備投資資金を借金するのは普通です。無借金の法人もありますが、資金効率からするとムダです。
そして、売上規模、利益規模が数倍になれば、借入金が数倍になっても構わないのです。大切なのはバランスです。
よく知りませんが大手商社やら電力会社やらは、相当な借金をしながら会社を回していると思います。
でも別に不健全なのではなく、ビジネスが拡大しているだけです。
国家は、個人よりは法人にはるかに近いものですし、その他に通貨を自分で発行できるという特権もあります。
もちろん、通貨を出し過ぎるとインフレになります。めちゃくちゃなインフレになれば、さすがに日本人も暴動を起こすでしょうから、それはできないと思いますが、普通の法人よりもさらに融通が利くわけです。
必要なのは借金の比率を拡大させないことです。
ですから、1000兆円の残高を減らすことに焦点を当てようとする人は、税金を上げたい財務省にやられているのではないかと思います。
財務省の情報操作キャンペーンは、ここにきて成功しつつありまして、非常に困ったことだと思っております。
以上、ご承知の上で書かれているのでしたら大変失礼なことで、申し訳ありません。
ですが、中村さんのような方のメッセージのニュアンスは非常に大きな影響がありますので( ← 本当にそう思っております)、不作法を承知ながら書かせて頂きました。
今後のご活躍を祈念しております。