選挙前に読みたい「政党が操る選挙報道」「官僚とメディア」「戦争広告代理店」 ― 2007年07月17日 09時08分10秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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今週の週刊ダイヤモンド2007/07/21、林操「ベストセラー通りすがり」で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/08/1492136
魚住昭著「官僚とメディア」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047100897/showshotcorne-22/
魚住昭著「官僚とメディア」
が紹介してあって、いま8万部売れていて、この手の本としては結構なヒット
だと書いてあった。
で、「官僚とメディア」とともに、選挙前に読んでおきたい本として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203972/showshotcorne-22/
鈴木哲夫著「政党が操る選挙報道」
が挙げてあった。
感想や目次を見ると、面白そうですね。いまの世の中、自分で考えない奴が
どんどん増えていて(考えない奴と考える奴の格差拡大(笑))、情報操作ってほ
んと簡単になってるのが、これでもわかる。
実は、これ、情報省の仕事です。情報省って、すごいでしょ。\(^O^)/
「政党が操る選挙報道」は日本だけの話だが、世界レベルだともっとすごい
んだよね。
ボスニア紛争で広告代理店が暗躍した様を活写したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062750961/showshotcorne-22/
高木徹著「ドキュメント 戦争広告代理店」
これも情報省の仕事なんだよね。ほんと、情報省って、すごいでしょ。\(^O^)/
いまみたいにジャーナリズムが衰弱して、インターネットで玉石混交の情報
が飛び交う状態だと、新聞やテレビの報道に対して受け手責任は大きいのよね。
弾さんが、朝まで生テレビに出たとき、受け手責任のことをいったら、ネッ
ト嫌い、オタク嫌いの大谷昭宏が色をなして、「受け手責任なんてふざけるな」
と怒鳴っていたが、おれは、これが庶民の目線からの報道で熱い支持を受け、
そして、ナベツネ(渡邉恒雄)が読売の独裁者となっていく過程で潰されていっ
た大阪読売新聞社会部、黒田清が率いていた通称黒田軍団の若頭だった大谷昭
宏がいうことか、あの世で黒田さんが泣いているぜと思いましたね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/黒田清
amazonで探しても、黒田さんの本もだんだん入手しにくくなってるみたいね。
20代の頃、府中の図書館にあった大阪読売新聞社会部の記事をまとめた本を
読みまくったけど、amazonにはないみたいね。探し方がわるいのか。
ま、こうやって紹介しても、読む人は、もともと意欲やリテラシーが高い人
で、情報操作されるような連中は読まないから、ますます情報操作しやすくな
るんだよね。そして、格差拡大につながっちゃう。
努力した奴がどんどん社会の中で有利なポジションにいくこと自体は、全然
問題じゃないけど、底上げが進まないと、国際的には日本沈没だもんね。
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今週の週刊ダイヤモンド2007/07/21、林操「ベストセラー通りすがり」で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/08/1492136
魚住昭著「官僚とメディア」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047100897/showshotcorne-22/
魚住昭著「官僚とメディア」
が紹介してあって、いま8万部売れていて、この手の本としては結構なヒット
だと書いてあった。
で、「官僚とメディア」とともに、選挙前に読んでおきたい本として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203972/showshotcorne-22/
鈴木哲夫著「政党が操る選挙報道」
が挙げてあった。
感想や目次を見ると、面白そうですね。いまの世の中、自分で考えない奴が
どんどん増えていて(考えない奴と考える奴の格差拡大(笑))、情報操作ってほ
んと簡単になってるのが、これでもわかる。
実は、これ、情報省の仕事です。情報省って、すごいでしょ。\(^O^)/
「政党が操る選挙報道」は日本だけの話だが、世界レベルだともっとすごい
んだよね。
ボスニア紛争で広告代理店が暗躍した様を活写したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062750961/showshotcorne-22/
高木徹著「ドキュメント 戦争広告代理店」
これも情報省の仕事なんだよね。ほんと、情報省って、すごいでしょ。\(^O^)/
いまみたいにジャーナリズムが衰弱して、インターネットで玉石混交の情報
が飛び交う状態だと、新聞やテレビの報道に対して受け手責任は大きいのよね。
弾さんが、朝まで生テレビに出たとき、受け手責任のことをいったら、ネッ
ト嫌い、オタク嫌いの大谷昭宏が色をなして、「受け手責任なんてふざけるな」
と怒鳴っていたが、おれは、これが庶民の目線からの報道で熱い支持を受け、
そして、ナベツネ(渡邉恒雄)が読売の独裁者となっていく過程で潰されていっ
た大阪読売新聞社会部、黒田清が率いていた通称黒田軍団の若頭だった大谷昭
宏がいうことか、あの世で黒田さんが泣いているぜと思いましたね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/黒田清
amazonで探しても、黒田さんの本もだんだん入手しにくくなってるみたいね。
20代の頃、府中の図書館にあった大阪読売新聞社会部の記事をまとめた本を
読みまくったけど、amazonにはないみたいね。探し方がわるいのか。
ま、こうやって紹介しても、読む人は、もともと意欲やリテラシーが高い人
で、情報操作されるような連中は読まないから、ますます情報操作しやすくな
るんだよね。そして、格差拡大につながっちゃう。
努力した奴がどんどん社会の中で有利なポジションにいくこと自体は、全然
問題じゃないけど、底上げが進まないと、国際的には日本沈没だもんね。
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