新国立劇場で量子力学!! ― 2007年03月02日 07時55分14秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/24/1206802
不確定性原理の今
で紹介した日経サイエンスの特集読みました。面白いねえ。
小澤の不等式の話も面白いけど、ハイゼンベルグの最後の弟子である京都大
学名誉教授山崎和夫先生のドイツでのハイゼンベルグとの研究生活の話
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0704/heisenberg2.html
ハイゼンベルク先生と統一理論に挑んだ10年
も、そんなことがやっぱあるのかと。数学できすぎると嫉妬されるのね。^^;
あのナチスの時代。ハイゼンベルグはすごいね。
ユダヤ系の科学が否定される中、アシンシュタインの相対性理論を擁護した
のでナチスににらまれたり、ナチスの原爆開発のリーダーになったために、連
合軍から暗殺されそうになったり、優秀な弟子を戦争で失ったり。
ナチスの原爆開発が進まなかったのは、ハイゼンベルグが原爆開発を望まず、
うまくさぼったからなんですね。まさに命がけのサボタージュだよね。連合軍、
ハイゼンベルグを暗殺しなくてよかったですね。^^;
それとびっくりしたのが、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0704/heisenberg3.html
鵜山仁「人の心の不確定性」
日経サイエンスにこんなにあからさまに芸術のことが載ったのは初めて?
でも、先月号の
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0703/sp-art.html
児玉幸子「脈動する磁性流体アート」もすごかったもんね。こんなハイテク芸
術もあるんだと思って。デバイスアートとというんだそうです。先月号は表紙
も磁性流体アートだったし、実際の記事には写真もあって、すごくインパクト
があった。
「人の心の不確定性」に戻ると、これ、かつて固い絆で結ばれ、アインシュ
タインの量子力学への熾烈な攻撃に共闘して耐え、量子力学を確立した師弟だ
ったボーアとハイゼンベルグ。
この二人が、決定的な断絶に至ったのは、コペンハーゲンでのほんの10分
程度の会話。家は盗聴されているので散歩に出て、そこで両者は何かを話し、
以後断絶。
何を話したかは墓場までもっていった。それが何だったのか。芸術家の想像
力・創造力を刺戟しますよね。その劇が、新国立劇場で上演される「コペンハ
ーゲン」という劇です。
ちょっと行けそうにないかも。セリフの1つ1つが量子力学的相補性・不確
定性に満ちていて、とっても面白そうなんだけどな。詳しくは、
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000120.html
コペンハーゲン
をどうぞ。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/24/1206802
不確定性原理の今
で紹介した日経サイエンスの特集読みました。面白いねえ。
小澤の不等式の話も面白いけど、ハイゼンベルグの最後の弟子である京都大
学名誉教授山崎和夫先生のドイツでのハイゼンベルグとの研究生活の話
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0704/heisenberg2.html
ハイゼンベルク先生と統一理論に挑んだ10年
も、そんなことがやっぱあるのかと。数学できすぎると嫉妬されるのね。^^;
あのナチスの時代。ハイゼンベルグはすごいね。
ユダヤ系の科学が否定される中、アシンシュタインの相対性理論を擁護した
のでナチスににらまれたり、ナチスの原爆開発のリーダーになったために、連
合軍から暗殺されそうになったり、優秀な弟子を戦争で失ったり。
ナチスの原爆開発が進まなかったのは、ハイゼンベルグが原爆開発を望まず、
うまくさぼったからなんですね。まさに命がけのサボタージュだよね。連合軍、
ハイゼンベルグを暗殺しなくてよかったですね。^^;
それとびっくりしたのが、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0704/heisenberg3.html
鵜山仁「人の心の不確定性」
日経サイエンスにこんなにあからさまに芸術のことが載ったのは初めて?
でも、先月号の
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0703/sp-art.html
児玉幸子「脈動する磁性流体アート」もすごかったもんね。こんなハイテク芸
術もあるんだと思って。デバイスアートとというんだそうです。先月号は表紙
も磁性流体アートだったし、実際の記事には写真もあって、すごくインパクト
があった。
「人の心の不確定性」に戻ると、これ、かつて固い絆で結ばれ、アインシュ
タインの量子力学への熾烈な攻撃に共闘して耐え、量子力学を確立した師弟だ
ったボーアとハイゼンベルグ。
この二人が、決定的な断絶に至ったのは、コペンハーゲンでのほんの10分
程度の会話。家は盗聴されているので散歩に出て、そこで両者は何かを話し、
以後断絶。
何を話したかは墓場までもっていった。それが何だったのか。芸術家の想像
力・創造力を刺戟しますよね。その劇が、新国立劇場で上演される「コペンハ
ーゲン」という劇です。
ちょっと行けそうにないかも。セリフの1つ1つが量子力学的相補性・不確
定性に満ちていて、とっても面白そうなんだけどな。詳しくは、
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000120.html
コペンハーゲン
をどうぞ。
コメント
_ ぱんだ ― 2007年06月08日 08時23分17秒
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年12月12日 22時11分34秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/09/5567488
平成基礎科学財団、楽しむ科学教室
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/09/5567488
平成基礎科学財団、楽しむ科学教室
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年01月16日 23時24分49秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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現代物理学を支ええる2つの大きな柱。相対論(相対性理論)と量子論
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現代物理学を支ええる2つの大きな柱。相対論(相対性理論)と量子論
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年07月19日 10時49分19秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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次のツイートは、リツートされていたので、もう少し。
https://twitter
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次のツイートは、リツートされていたので、もう少し。
https://twitter
とても興味深い記事でした。
こちらも僭越ながら記事を書いたので、
お時間ある時でも起こしください。
http://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/
「西洋哲学は2回のパラダイムシフトを経て、東洋に帰結する!?」