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円周率音楽、ゲーデル、エッシャー、バッハ、モーツァルト2007年03月14日 10時06分18秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 今日3月14日は、3.14なので円周率πの日なんだそうです。

2007/03/16 追記
 さらにいえば、アインシュタインの誕生日だそうです。
 石井さん、ありがとうございました。

http://slashdot.jp/
明日はπの日
をみて、今日までにこれを間に合わせようと思った。
 これを書くきっかけは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/07/1238277
NHK教育、高校数学基礎
についた、とんこうさんのコメント。
 ああ、忘れようとしても思い出せない(Copyright (c) 鳳啓助)\(^O^)/
 そうか、「聖ジェームス病院を歌う猫」!!
 こりゃ、完全に一本取られましたね。
 これ、筒井さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171327/showshotcorne-22/ref=nosim
筒井康隆著「夜のコント・冬のコント」
に入っている作品。オチがおれが思い出せなくなっていたあれなんですよ。
 それから、あれこれ探していると、
http://www5b.biglobe.ne.jp/~simomac/onbook.htm
ゲーデルエッシャーバッハ
で、「「聖ジェームズ病院」を歌う猫」が取り上げられています。
(2007/09/13 注: 当該ページや私も「聖ジェームズ病院」と表記していましたが、
筒井作品の名前としては「ズ」と濁らない「「聖ジェームス病院」を歌う猫」
が正しいので修正)。
 「ゲーデル、エッシャー、バッハ」とは懐かしい。昔、これと「メタマジッ
ク・ゲーム」を読みました。めちゃめちゃ面白かったもんね。AIブームのころ
だし。
 「メタマジック・ゲーム」なんか、ダジャレの「目玉チック・ゲーム」とい
うタイトルで、電脳騒乱節の原稿書いた記憶があります。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826900252/showshotcorne-22/ref=nosim
ダグラス・R. ホフスタッター著, 野崎昭弘, 柳瀬尚紀, はやしはじめ訳「ゲ
ーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901267/showshotcorne-22/ref=nosim
ダグラス・R. ホフスタッター著, 竹内郁雄, 片桐恭弘, 斉藤康己訳
「メタマジック・ゲーム―科学と芸術のジグソーパズル」

 いま、20周年記念版なんてのも出てるんですね。すごいなあ。いま買うなら、
こっちなんでしょうね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901259/showshotcorne-22/ref=nosim
ダグラス・R. ホフスタッター著, 野崎昭弘, 柳瀬尚紀, はやしはじめ訳「ゲ
ーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版」

 さて先のページに戻ると、「ディオニシウスの耳」の湯川薫氏は、「たけし
のコマネチ大学数学科」から大ブレイクして、いまや日テレ夜の報道番組のレ
ギュラーにもなってるサイエンスライターでもある竹内薫氏。
 ジョン・ホーガンの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198913986/showshotcorne-22/ref=nosim
ジョン・ホーガン著、竹内薫訳、筒井康隆著「科学の終焉(おわり)」
「続 科学の終焉(おわり)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419861170/showshotcorne-22/ref=nosim
ジョン・ホーガン著、竹内薫訳、筒井康隆著「続・科学の終焉(おわり)」
は、竹内薫訳で、筒井康隆著にもなってますね。
 おお、つながるつながる。竹内さんのことは、これまでも書いているので、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo82.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo88.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo89.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo99.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo102.html
の中を「竹内薫」で探してみてください。^^;
 先のページの親ページである
http://www5b.biglobe.ne.jp/~simomac/paimusic.htm
音楽&数学らんど
は、ほかにも面白い話題がいっぱいですね。
 そして、なんと山下洋輔さんにぶち当たりました。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~simomac/paimusic.htm
πの音楽
で、山下洋輔トリオがやった小山彰太作の「円周率」が取り上げられています。
 おお、2次方程式の解の公式から、筒井さん、山下さんにぶち当たった。\(^O^)/

 円周率を音楽化したものは、
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hase_314/pi/pai.htm
円周率は神の音楽
で聴くことができます。全曲はCDで有料ですけど。
 これ以外にもあって、たとえば、
http://homepage2.nifty.com/ymisaki/
八王子盲学校の三崎吉剛先生の
http://homepage2.nifty.com/ymisaki/#円周率の音楽
円周率の音楽
があります。
 とうとう、三崎先生にもぶち当たりました。\(^O^)/
 三崎吉剛先生については、これまでもTRONのイネーブルウェアやバリアフリ
ーとの関係で何度も取り上げてきました。
 円周率の音楽は、目がみえない生徒たちに、数を音で聴くことで数の不思議
を実感してもらう試みです。
 ここにリンクがある、高原蘭堂氏による円周率の音楽(MIDI)は、「み
やこぶし」と呼ばれる邦楽の隠旋法、沖縄民謡旋法、ジャズのマイナーモード
など9曲ありますが、聴くとそれぞれニュアンスがよく出ていて面白いです。

http://homepage2.nifty.com/ymisaki/genko.htm
私の授業日誌より 『<音列>を使った数学教材の試み』
にある、「滋賀県立盲学校のホームページ(http://shigapref-sb.ed.jp/)」は、
いま、別の場所になってます。
http://www.vi-sh.shiga-ec.ed.jp/index.html
滋賀県立盲学校
ですね。円周率の音楽は、
http://www.vi-sh.shiga-ec.ed.jp/p_midi.html
円周率の音楽
です。内容は、三崎先生のページにあるものと同じですね。
 円周率以外にも、無限小数や素数の音楽もありますね。
 そして、素数の音楽といえば、そのものずばり、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105900498/showshotcorne-22/ref=nosim
マーカス・デュ・ソートイ著, 冨永星訳「素数の音楽」
があるんですね。
 リーマン予想か。読んでみたくなるなあ。
 サラリーマンの競馬の予想?
 お前、帰って寝てろよ。
 ポアンカレ予想は、もう解決しちゃったんですよね。日経サイエンスに以前、
出ていました。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0410/poincare.html?PHPSESSID=55afb85ccb94443c793c3a70bbffe5de
ついに証明された? ポアンカレ予想
ですね。

 「ゲーデルエッシャーバッハ」からリンクされている
http://www.asahi-net.or.jp/~rb5h-ngc/index-j.htm
野口秀夫氏のモーツァルト研究オンライン
は、すごいです。内容もすごいけど、各国語版があるのもすごい。\(^O^)/
 なんにせよ、とても全部は読みきれない。\(^O^)/
 そして、
http://www.asahi-net.or.jp/~rb5h-ngc/j/k516f.htm
音楽の遊び ハ長調 K.516fの演奏法と作曲の背景
は、モーツァルトが曲に隠した遊び、暗号の話です。

 とんこうさんのあの短いコメント1つから、こんなにいろいろ懐かしい話に
つながって、楽しめるとは思わなかった。すごい幸せな気分。
 ということで、ピタゴラスの昔から(それよりもっともっと昔?)、音楽と数
学は深い深い縁(えにし)で結ばれているという話でした。