無料IP電話YouFon、オープンソースPBX Asterisk ― 2007年03月09日 08時36分05秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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いま、無料IP電話で一番有名なのはSkypeですが、昨夜、懐かしい友人と話
し込んでいて、紹介するのを忘れていたものがあったのを思い出した。
昨年、これも古くからの友人からYouFonを始めたというメールがあった。
YouFonは、
http://www.youfon.com/
をどうぞ。メリットは、
http://www.youfon.com/tokutyo.html
がわかりやすいかも。
一応、紹介はしましたが、使うかどうかは自分で判断して自己責任でお願い
します。
おれはこのサービスより、これをどうやって実現しているかのほうに興味が
あって、調べたら、オープンソースのPBXソフトAsteriskを使っています。
Asteriskは一言でいえば、PCを電話の電子交換機にしてしまうソフト、電子
交換機のOSだと思えばいいです。
初めて知ったとき、オープンソースのPBX!? そんなのあり!? これ、大革命
じゃん。\(^O^)/
おれらの世代にとって、電子交換機といえば電電公社様のスーパーコンピュ
ータですよね(電子交換機は結局はコンピュータなんです)。D70とかあったな
あ。そんなものが、あなた、そこらのPCでできちゃう。
昔、日本IBMにいて、ある大学にいった先生が、「正三郎。電子交換機のハ
ック(悪い意味じゃなくて、弄り回すこと)はサイコーに面白いよ。普通のコン
ピュータなんてアホ臭くてやってらんない」などといっていて、電子交換機を
自分で勝手にいじれると、たとえば、勝手に電話番号割り振ったり、こっちと
あっちとつないだり切ったり、好きにできるんですよね。
ネットワーク屋さんなら、VLAN切ったり張ったりするのと同じだと思えば、
当たらずといえども唐辛子(Copyright (c) 中村正三郎)。^^;
公式サイトは、
http://www.asterisk.org/
Asterisk
です。日本語だと
http://voip-info.jp/index.php?Asterisk
でしょうかね。
IPで音声を流すVoIP(Voice over IP, ヴォイップ)技術を使ってますから、
Asteriskを含めたその辺のことは、
http://voip-info.jp/
voip-info.jp
http://voip-info.org/wiki/
voip-info.org
をどうぞ。
なんか、情報が散在していてわからんという人は、すでに一昨年2005年から
本も出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798011290/showshotcorne-22/ref=nosim
高橋隆雄著「AsteriskでつくるIP電話システム―つくって、試して、楽しむIP
電話―PCtoPCからIP‐PBXまで」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112893/showshotcorne-22/ref=nosim
Jim Van Meggelen, Jared Smith, Leif Madsen著, チャットボイス株式会社訳,
信國謙司著「Asterisk―テレフォニーの未来」
ターボリナックスは、InfiniTalkといって、すでにAsteriskを使ったIP-PBX
ソリューションをやっています。
http://www.turbolinux.co.jp/infinitalk/
こういうのが出てくると、高い専用装置が要らなくなりそうですね。
ネットワーク屋、モバイル屋、携帯電話屋の友人、知り合いは、昨年から
Asterisk狂い。\(^O^)/
SkypeとAsteriskで最強の無料電話環境作りにバンコ邁進(Copyright (c) 中
村正三郎)してます(真面目な話、バンコマイシンはVREと関係があります)。
Skypeが出たときもそうだったけど、ドコモ、KDDI, ソフトバンクなどキャ
リアは、今後通話料で儲けるビジネスはだめだとわかってると思いますね。だ
から、クレジットカード機能とか通話料以外で稼ぐビジネスモデルに転換しよ
うしてますよね。
いまの雰囲気は、ちょうどLinuxが盛り上がってきたときと似ていますね。
苦労がいろいろあるけど、一番楽しい時期なんですよね。このころに入ると一
番勉強になりますね。
おれは、電話は全然興味なくて、Skypeはもう使ってないし、空いた時間は
別のことに使いたいのでAsteriskを自分でインストールしてという気もないけ
ど、Linux革命に続く、革命前夜のムードぷんぷんなのはわかります。
興味を持った人は、挑戦してみてください。
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いま、無料IP電話で一番有名なのはSkypeですが、昨夜、懐かしい友人と話
し込んでいて、紹介するのを忘れていたものがあったのを思い出した。
昨年、これも古くからの友人からYouFonを始めたというメールがあった。
YouFonは、
http://www.youfon.com/
をどうぞ。メリットは、
http://www.youfon.com/tokutyo.html
がわかりやすいかも。
一応、紹介はしましたが、使うかどうかは自分で判断して自己責任でお願い
します。
おれはこのサービスより、これをどうやって実現しているかのほうに興味が
あって、調べたら、オープンソースのPBXソフトAsteriskを使っています。
Asteriskは一言でいえば、PCを電話の電子交換機にしてしまうソフト、電子
交換機のOSだと思えばいいです。
初めて知ったとき、オープンソースのPBX!? そんなのあり!? これ、大革命
じゃん。\(^O^)/
おれらの世代にとって、電子交換機といえば電電公社様のスーパーコンピュ
ータですよね(電子交換機は結局はコンピュータなんです)。D70とかあったな
あ。そんなものが、あなた、そこらのPCでできちゃう。
昔、日本IBMにいて、ある大学にいった先生が、「正三郎。電子交換機のハ
ック(悪い意味じゃなくて、弄り回すこと)はサイコーに面白いよ。普通のコン
ピュータなんてアホ臭くてやってらんない」などといっていて、電子交換機を
自分で勝手にいじれると、たとえば、勝手に電話番号割り振ったり、こっちと
あっちとつないだり切ったり、好きにできるんですよね。
ネットワーク屋さんなら、VLAN切ったり張ったりするのと同じだと思えば、
当たらずといえども唐辛子(Copyright (c) 中村正三郎)。^^;
公式サイトは、
http://www.asterisk.org/
Asterisk
です。日本語だと
http://voip-info.jp/index.php?Asterisk
でしょうかね。
IPで音声を流すVoIP(Voice over IP, ヴォイップ)技術を使ってますから、
Asteriskを含めたその辺のことは、
http://voip-info.jp/
voip-info.jp
http://voip-info.org/wiki/
voip-info.org
をどうぞ。
なんか、情報が散在していてわからんという人は、すでに一昨年2005年から
本も出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798011290/showshotcorne-22/ref=nosim
高橋隆雄著「AsteriskでつくるIP電話システム―つくって、試して、楽しむIP
電話―PCtoPCからIP‐PBXまで」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112893/showshotcorne-22/ref=nosim
Jim Van Meggelen, Jared Smith, Leif Madsen著, チャットボイス株式会社訳,
信國謙司著「Asterisk―テレフォニーの未来」
ターボリナックスは、InfiniTalkといって、すでにAsteriskを使ったIP-PBX
ソリューションをやっています。
http://www.turbolinux.co.jp/infinitalk/
こういうのが出てくると、高い専用装置が要らなくなりそうですね。
ネットワーク屋、モバイル屋、携帯電話屋の友人、知り合いは、昨年から
Asterisk狂い。\(^O^)/
SkypeとAsteriskで最強の無料電話環境作りにバンコ邁進(Copyright (c) 中
村正三郎)してます(真面目な話、バンコマイシンはVREと関係があります)。
Skypeが出たときもそうだったけど、ドコモ、KDDI, ソフトバンクなどキャ
リアは、今後通話料で儲けるビジネスはだめだとわかってると思いますね。だ
から、クレジットカード機能とか通話料以外で稼ぐビジネスモデルに転換しよ
うしてますよね。
いまの雰囲気は、ちょうどLinuxが盛り上がってきたときと似ていますね。
苦労がいろいろあるけど、一番楽しい時期なんですよね。このころに入ると一
番勉強になりますね。
おれは、電話は全然興味なくて、Skypeはもう使ってないし、空いた時間は
別のことに使いたいのでAsteriskを自分でインストールしてという気もないけ
ど、Linux革命に続く、革命前夜のムードぷんぷんなのはわかります。
興味を持った人は、挑戦してみてください。
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