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クイズ番組でチャンピオンに勝ったIBMのAI、ワトソンに関する講演会\(^O^)/2011年11月03日 11時59分47秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 早くから案内が来ていたが、自分が行けないのでなかなか書かなかったら、
もう来週になった。

 アメリカの人気クイズ番組「ジェパディ!」(ジョパディ!)で、史上最強と
謳われたチャンピオンの人間に、IBMのAI(人工知能)、ワトソンは勝ちました。
 そのワトソンに関する講演会が福岡であります。

http://www.isit.or.jp/shimin/H23-shimin-annai.html
--- ここから ---
平成23年度 ISIT 市民特別講演会

研究者が語る Watson (クイズ王に勝ったスーパーコンピュータ)
- クイズ番組への挑戦と今後の展望 -

 2011年2月16日(米国時間)、コンピューターの歴史に新たな1ページが 加
わりました。IBMリサーチの4年間にわたる研究成果である質問応答(QA) シ
ステム「Watson(以下、ワトソン)」が、米国の人気クイズ番組 「Jeopardy!」
(「ジョパディ!」)に挑戦し、2ゲームを通じて、 ワトソンが最高金額を
獲得しました。 このチャレンジを成功に導いた 質問応答と呼ばれる技術と今
後の展望について、プロジェクトに参加した 研究者がご紹介します。

■日 時 平成23年11月7日(月) 14:00~16:00

■場 所(会 場)
JR博多シティ大会議室
(福岡市博多区博多駅中央街1-1 アミュプラザ博多 10F)
アクセス:
http://www.jrhakatacity-eventspace.jp/access/index.html

■講 師
武田 浩一(たけだ こういち)氏
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所
Senior Technical Staff Member
--- ここまで ---

 行けない人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415209236X/showshotcorne-22/
IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト:
人工知能はクイズ王の夢をみる [単行本]
スティーヴン・ベイカー (著),
金山博・武田浩一(日本IBM東京基礎研究所)(その他), 土屋 政雄 (翻訳)
を読みましょう。
 今回の講演者の武田浩一さんは、このプロジェクトに参加した人で、本の最
後には、ワトソンの歴史と技術解説を書いています。

 日本のIBMの東京基礎研究所は、サイエンス・インスティテュートのころに、
仕事で何度も行ったよ。もう20年以上前?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/06/5625827
テキストマイニング、オライリー・ジャパンの入門自然言語処理
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/20/4255411
メインフレーム実践ハンドブック z/OS(MVS),MSP,VOS3のしくみと使い方
あたりで、書いてるね。

 サイエンスZEROでやったのは、
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp342.html
人工知能がクイズ王に挑戦 前編「ワトソン」誕生
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp343.html
人工知能がクイズ王に挑戦 後編 いよいよ決戦

 番組のあらすじを紹介しながら感想を書こうと思っていたら、かなり詳しく
あらすじが出てるね。
 個人的に面白かったのは、いくつかある。
・さすがはIBMと思ったのは、本番そっくりのスタジオを研究所内に作って、
タレントも雇って司会をやらせて、ワトソンを訓練していたこと。
・初期のワトソンが、人間の性別という基本的なことを学習してなかったので、
大ボケかまして、司会役のタレントから、からかわれまくって、開発チームの
リーダーが怒りまくっていたこと。
 性別なんて、あまりに基本的なことなので、ワトソンの学習データである既
存の論文、記事などにはほとんど出てないから学習できてなかったわけ。
・他の回答者の回答をワトソンにフィードバックするようにして、正解率が飛
躍的に上がったこと。ワトソンが自分が最初に間違えて、そのあと、2回人間
が間違った答を言ったのを知って、正しい答を出したのには、とても感心した。
たった3回の試行錯誤で、何を答えればいいのか、アンサータイプを正しく見
つけ出したわけ。これには、開発者たちも、興奮しきっていた。

 上記、「IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト」の感想は、読んで3歩歩い
たから、もう忘れた。\(^O^)/
 念力を使ったら。少し思い出した。\(^O^)/
 ほぉ、クイズ番組「Jeopardy!」(「ジョパディ!」(ジョパディ!))は、
ソニーが所有しているのかと思った。
 IBMと番組制作者側と、ワトソンをどう扱うか、どんな条件で番組に出すか
などで、熾烈な駆け引きをやっていた。
 ジェパディ!(ジョパディ!)は、問題と答え方が、変なんだよね。逆なの。
問題文が答の文章で、解答者が答える文章が、疑問文で問題文のようにして答
えないといけない。
 こんな感じ。

問題:
 情報省のトップです。
解答:
 中村正三郎とは、誰ですか?

 なぜ、そうしたかが書いてあった。最初にジェパディ!(ジョパディ!)を作っ
た人が、なんだかは忘れたが、視聴者から何度も同じ問い合わせがあって、面
倒だから逆にしたんだっけな。
 「Deep Blue(ディープ・ブルー)」で、チェスの世界チャンピオンを破った
あと、次のチャレンジをどうするか、IBMは相当に悩んだのね。
 「ジェパディ!」(ジョパディ!)を選んだ理由は、「Deep Blue」を遙かに超
えた次元の技術的チャレンジだし、Googleのような単なる検索エンジンとは、
まったく別次元の技術であることを示すため。単に関連する答の候補を見つけ
てくるだけじゃないからね。そして、どこでどれだけ賭けるか、勝負に出るか
というゲーム性もあるしね。
 IBMが一番心配していたのは、テレビの人気番組でワトソンが大ボケの解答
を連発して、IBMは、すごい技術力がある会社だと思っていたが、実はバカの
集まりなんだと思われてしまうこと。開発チームへのプレッシャーはすごかっ
たと思うよ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/04/11/5799554
クイズ番組で人間に圧勝。IBMのAI(人工知能)「ワトソン(Watson)」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/10/03/6125755
みのもんたの朝ズバッ!、「老いすぎる」は間違い
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/05/5722521
小森君、ありがとう。松岡和子「深読みシェイクスピア」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/11/5676579
コンピュータが仕事を奪う、Wordのイライラ根こそぎ解消術
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/11/4052892
ちくま学芸文庫の数学と物理関係(Math & Science)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/28/2871024
KY式日本語。いとう耐の解耐新語
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/08/13/6042821
「国文学 解釈と鑑賞」2011年9月号」の筒井康隆大特集について、その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/23/5754547
ビートたけし、「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ【長文抜粋】

 ま、とにかく、ワトソンみたいなものが出てくると、人間は、ますます大変
よ。
 いずれ、ワトソンみたいなものが、企業でも買える値段になるし、そうなる
と、いまのホワイトカラーのやってる仕事をどんどん置き換え可能になる。ロ
ボットが工場に入ったとき、欧米では労働者たちがストをやって反対したりし
たよね。あれが、事務職などホワイトカラーでも起きるよね、きっと。
 人間の強みはどこか。どこを鍛えていけば、将来も職があるのか。真剣に考
えないとね。
 ホーガンの「星を継ぐもの」に出てくる、おれが大好きなコンピュータ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/07/14/5216841
追悼。ハードSFの巨匠ジェイムズ・P・ホーガン
で書いた、ゾラックやヴィザーみたいな存在になって、人間をサポートしてく
れればいいけどね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/05/5722514
J.P.ホーガン「星を継ぐもの」を星野之宣がコミック化\(^O^)/

 あ、星野之宣さんには、こんなのもある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091841082/showshotcorne-22/
LEGEND OF GIANTS 巨人たちの伝説 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
[コミック]
星野 之宣 (著)
 同時期に、「星を継ぐもの」と同じような発想で描かれたのか。
 シンクロニシティですね。

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