「Prologなんて何でやるんだ!!!」。情報系大学生はその価値がわからない ― 2014年05月22日 09時22分00秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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このブログ、だいぶ前にメモしていたが、メモを発見したので紹介。
http://nobkz.hatenadiary.jp/entry/2014/04/13/005932
(情報系の)大学の学生はとても貴重な経験をしていることに気づかず、情報系
でないプログラマー(僕)は情報系の学問的知識を、いつか求めるということ
九大(九州大学)に講義に行ったときは、学生によく言うんだけど、理論的な
ところ、基礎はほんとに若いうちにやっておくと、あとが楽よ。
でも、その価値は年を取ってからじゃないと実感できないんだよね。
だから、ちゃんとやらなかったおれは、後悔している。
後悔先に立たず。亡くなった母が、おれが小さい頃、
「昔の人は、いいこと、いうてあるよ」
といって、よく教えてくれた言葉なのに、やっぱりだめやった。\(^O^)/
命令型(手続き型 Cを代表とする)、オブジェクト指向(JavaやRubyを代表と
する)、関数型(Haskell, Lisp/Schemeを代表とする)、論理型(Prologを代表と
する)といろいろなプログラミングパラダイム、計算モデルがあるが、普通、
大学で習うのは、命令型(手続き型)、オブジェクト指向くらいで、関数型はや
るところは多いだろうが、論理型まではなかなかやらなくなっている。
何度も書くが、おれたちが学生だった35年前、関数型をやって論理型をやら
ないなんて、ちょっと考えられなかった。その後、ICOTの第5世代コンピュー
タでもPrologが採用されるくらいだったから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813555
或るダメ学生さんから
で書いたように、慶応大学あたりでも、Prologや論理プログラミングを教えな
くなっているんだもんね。書いたのは、2008年、もう6年前です。
他のプログラミングパラダイム、計算モデルを知ると、視野が広がり、発想
が広がる。そうすると、システムを設計するときも、プログラムをコーディン
グするときも、もっと大所高所から眺めて、いろいろ考えることができるよう
になって、バグがないいいソフトが書けるようになる。何より、プログラミン
グが楽しくなる。
若くて頭の柔らかいうちに、いろんなプログラミングパラダイム、プログラ
ミング言語を学ぶのは、大変価値があるよ。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813555
或るダメ学生さんから
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/06/5065468
洋書のAI(人工知能)本。「実用Common Lisp」のことも少し。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/10/26/6612852
Prologユーティリティライブラリ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/10/14/6602140
IT断食、アップルとの正しい付き合い方、BRMS, 超高速開発、なうデータ研究所、Prolog, Lisp, Scala
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/03/5660275
Prologで飯を食ってる、ビジネスにしている会社。その他Prologネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/04/5721326
Seven Languages in Seven Weeks, Haskell本、関数プログラミング本、Land of Lisp
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/12/08/6236690
Prolog Programming for Artificial Intelligence
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975861
Lisp, Prologネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975922
Lisp, Prologネタその2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/14/4009109
Prologで学ぶAIプログラミング
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このブログ、だいぶ前にメモしていたが、メモを発見したので紹介。
http://nobkz.hatenadiary.jp/entry/2014/04/13/005932
(情報系の)大学の学生はとても貴重な経験をしていることに気づかず、情報系
でないプログラマー(僕)は情報系の学問的知識を、いつか求めるということ
九大(九州大学)に講義に行ったときは、学生によく言うんだけど、理論的な
ところ、基礎はほんとに若いうちにやっておくと、あとが楽よ。
でも、その価値は年を取ってからじゃないと実感できないんだよね。
だから、ちゃんとやらなかったおれは、後悔している。
後悔先に立たず。亡くなった母が、おれが小さい頃、
「昔の人は、いいこと、いうてあるよ」
といって、よく教えてくれた言葉なのに、やっぱりだめやった。\(^O^)/
命令型(手続き型 Cを代表とする)、オブジェクト指向(JavaやRubyを代表と
する)、関数型(Haskell, Lisp/Schemeを代表とする)、論理型(Prologを代表と
する)といろいろなプログラミングパラダイム、計算モデルがあるが、普通、
大学で習うのは、命令型(手続き型)、オブジェクト指向くらいで、関数型はや
るところは多いだろうが、論理型まではなかなかやらなくなっている。
何度も書くが、おれたちが学生だった35年前、関数型をやって論理型をやら
ないなんて、ちょっと考えられなかった。その後、ICOTの第5世代コンピュー
タでもPrologが採用されるくらいだったから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813555
或るダメ学生さんから
で書いたように、慶応大学あたりでも、Prologや論理プログラミングを教えな
くなっているんだもんね。書いたのは、2008年、もう6年前です。
他のプログラミングパラダイム、計算モデルを知ると、視野が広がり、発想
が広がる。そうすると、システムを設計するときも、プログラムをコーディン
グするときも、もっと大所高所から眺めて、いろいろ考えることができるよう
になって、バグがないいいソフトが書けるようになる。何より、プログラミン
グが楽しくなる。
若くて頭の柔らかいうちに、いろんなプログラミングパラダイム、プログラ
ミング言語を学ぶのは、大変価値があるよ。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813555
或るダメ学生さんから
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/06/5065468
洋書のAI(人工知能)本。「実用Common Lisp」のことも少し。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/10/26/6612852
Prologユーティリティライブラリ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/10/14/6602140
IT断食、アップルとの正しい付き合い方、BRMS, 超高速開発、なうデータ研究所、Prolog, Lisp, Scala
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/03/5660275
Prologで飯を食ってる、ビジネスにしている会社。その他Prologネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/04/5721326
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Lisp, Prologネタその2
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Prologで学ぶAIプログラミング
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