おれが感動した女性。ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ ― 2009年01月19日 07時57分30秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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電車に乗っていたら、もう60歳は超えていると思うのだが、おばあさんとい
っては失礼かもしれないがお年を召した女性が本を読んでいた。
それが、ドラエモンが宇宙の謎を解説する宇宙の入門書だった。
素晴らしい。こんなお年になっても、それもこういってはなんだが、女性が
宇宙のことを知ろうとしている。
ひょっとして、お孫さんがいて、
「ねえ、ばあちゃん。どうして月は落ちてこないの? 火星には宇宙人がいる
の?」
などと、宇宙のことを、あれこれ質問されたのかもしれない。それで孫にいろ
いろ教えられたらいいなと思って勉強を始めたのかもしれない。あるいは、
「ばあちゃん。ぼく、宇宙のこと勉強したよ。ばあちゃんもこれ読んだらいい
よ」
と、お孫さんから薦められたのかもしれない。
この飽くなき好奇心、向上心。
こういう人なら、きっと、充実した人生を送ってきたのだろうなと思うし、
そう願う。
もし、お孫さんから質問されたのなら、子宝に恵まれ、お子さんも立派に育
て上げ、その上、お孫さんまでいるわけだから、それだけでも見事に人生を生
き抜いてこられた素晴らしい人生だと思うけれど、さらにお孫さんに知識を伝
えようとしているわけだから、頭が下がる。
おれは、感動で涙腺がうるうるでしたわ。
どうやら、この本じゃないかな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092964951/showshotcorne-22/
宇宙大探検 (ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ) (単行本)
藤子 F・不二雄 (著)
小学館にもろくな説明がない。紀伊國屋のほうが説明が詳しい。
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4092964951.html
ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ〈5〉
宇宙大探検
藤子 F・不二雄【著】
あれ、紀伊國屋の情報だと、1993/01/10出版だけど、小学館だと1992/12/16
だな。まあ、いずれにしろ、ざっと20年前。この20年間の天文学の発展は劇的
ですからね。当時の常識が通用しなくなったところが多いかも。
あの女性。お孫さんから、「ばあちゃん。嘘、教えたね。ぷんぷん」などと、
文句をいわれないといいんだけど。
改訂版がほしいところですね。
このシリーズは、全15巻で、全巻セット販売もあるね。税込み13,388円だっ
て。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/sol_tosho?tid=4120
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092965001/showshotcorne-22/
世界のふしぎ大探検 (ドラえもん・ふしぎ探検シリーズ) (単行本)
藤子 F・不二雄 (著)
をみると、子供のときに、このシリーズで不思議を知った人がいるし、お子さ
んがこのシリーズが大好きだというお母さんがいますね。
不思議といえば、おれの場合、やっぱり、少年マガジンのグラビアかな。
大伴昌司さんの活躍が有名ですよね。
あ、ちゃんとまとめた本がある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063647315/showshotcorne-22/
少年マガジンの黄金時代 ~特集・記事と大伴昌司の世界~ (新書)
週刊少年マガジン編集部 (著)
をどうぞ。
こりゃ、また、おれらオヤジの物欲、刺激島倉千代子ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/大伴昌司
竹熊健太郎さんとこにこんなのがあった
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_598b.html
少年マガジンのトラウマ大図解
京大で、こんなことやってたんだ。
http://www.nifty.com/ohtomo/about.htm
大伴昌司の世界
ここに出ているウルトラマンの解剖図。覚えている。前、書いたっけ。おれ
が小学校2年のときにウルトラマンだと思う。1年生のときにウルトラQだっ
た記憶があるから。
とにかく、このウルトラマンの図解だと、右手がプラス、左がマイナス(ひ
ょっとして逆かも)で、それを体の前でクロスさせると、スパークして、スペ
シウム光線が出るという話だった。
おお、実に科学的で説得力がある!\(^O^)/
学校じゃ、さっそく、みんな、スペシウム光線を出す格好しまくり。
ま、ほんとに出せたのは、おれだけだったけどね。\(^O^)/
出るわけねえだろ、そんなもん。
ばかー。ほんとに出るんだぞ。
どうやるんだ。
口に水を含んで、スペシウム光線を出す格好したときに、口から水を吹き付
けるんだよ。
きさま、なかなかやるのぉ。\(^O^)/
ほかにグラビアで印象に残っているのは、赤塚不二夫さんが描いたと思うが、
昔のトイレの排気口? 煙突?みたいな奴とか、いろんな連中がやる野球のグ
ラビア。それが記憶にある。
それと、未来の山手線。これは、たしか書いたよね?
山手線が、2重リングになってて(いまでもそうなんだけど、片方向で2重
リングと思ってください)、内側か外側かは忘れたけど、片方は、ノンストッ
プ。駅には止まらず高速運転。もう片方のリングを走る電車が駅に止まるの。
駅に止まるほうは、スピードを上げたら、あるタイミングでノンストップの
ほうとランデブーするんです。同期した瞬間にドアが開いて、駅に止まるほう
とノンストップのほうで乗客が行き来する。たとえば、降りる人は、ノンスト
ップから駅に止まるほうに乗り換えるわけ。
そして、ランデブーが終わると、駅に止まるほうは、減速して駅に止まるん
です。
なんか、よーわからんけど、めちゃくちゃ、すげえと思いました。
大体、当時のおれは、九州にいる小学生だから、山手線なんて知らんもんね。
知らんけど、未来の山手線がそうなるということは、いま(おれが小学生当時)
の山手線もその数歩手前くらいのすげえもんなんだろうと思っていた。
実際に、上京して山手線に乗ったら、人が多いだけで、なんじゃ、こりゃと
思いましたが、たしかにあのときあのグラビアには未来がありました。
それはすなわち、おれに未来があったということなんだけどね。
いまは?
ないない(泣)。
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電車に乗っていたら、もう60歳は超えていると思うのだが、おばあさんとい
っては失礼かもしれないがお年を召した女性が本を読んでいた。
それが、ドラエモンが宇宙の謎を解説する宇宙の入門書だった。
素晴らしい。こんなお年になっても、それもこういってはなんだが、女性が
宇宙のことを知ろうとしている。
ひょっとして、お孫さんがいて、
「ねえ、ばあちゃん。どうして月は落ちてこないの? 火星には宇宙人がいる
の?」
などと、宇宙のことを、あれこれ質問されたのかもしれない。それで孫にいろ
いろ教えられたらいいなと思って勉強を始めたのかもしれない。あるいは、
「ばあちゃん。ぼく、宇宙のこと勉強したよ。ばあちゃんもこれ読んだらいい
よ」
と、お孫さんから薦められたのかもしれない。
この飽くなき好奇心、向上心。
こういう人なら、きっと、充実した人生を送ってきたのだろうなと思うし、
そう願う。
もし、お孫さんから質問されたのなら、子宝に恵まれ、お子さんも立派に育
て上げ、その上、お孫さんまでいるわけだから、それだけでも見事に人生を生
き抜いてこられた素晴らしい人生だと思うけれど、さらにお孫さんに知識を伝
えようとしているわけだから、頭が下がる。
おれは、感動で涙腺がうるうるでしたわ。
どうやら、この本じゃないかな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092964951/showshotcorne-22/
宇宙大探検 (ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ) (単行本)
藤子 F・不二雄 (著)
小学館にもろくな説明がない。紀伊國屋のほうが説明が詳しい。
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4092964951.html
ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ〈5〉
宇宙大探検
藤子 F・不二雄【著】
あれ、紀伊國屋の情報だと、1993/01/10出版だけど、小学館だと1992/12/16
だな。まあ、いずれにしろ、ざっと20年前。この20年間の天文学の発展は劇的
ですからね。当時の常識が通用しなくなったところが多いかも。
あの女性。お孫さんから、「ばあちゃん。嘘、教えたね。ぷんぷん」などと、
文句をいわれないといいんだけど。
改訂版がほしいところですね。
このシリーズは、全15巻で、全巻セット販売もあるね。税込み13,388円だっ
て。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/sol_tosho?tid=4120
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092965001/showshotcorne-22/
世界のふしぎ大探検 (ドラえもん・ふしぎ探検シリーズ) (単行本)
藤子 F・不二雄 (著)
をみると、子供のときに、このシリーズで不思議を知った人がいるし、お子さ
んがこのシリーズが大好きだというお母さんがいますね。
不思議といえば、おれの場合、やっぱり、少年マガジンのグラビアかな。
大伴昌司さんの活躍が有名ですよね。
あ、ちゃんとまとめた本がある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063647315/showshotcorne-22/
少年マガジンの黄金時代 ~特集・記事と大伴昌司の世界~ (新書)
週刊少年マガジン編集部 (著)
をどうぞ。
こりゃ、また、おれらオヤジの物欲、刺激島倉千代子ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/大伴昌司
竹熊健太郎さんとこにこんなのがあった
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_598b.html
少年マガジンのトラウマ大図解
京大で、こんなことやってたんだ。
http://www.nifty.com/ohtomo/about.htm
大伴昌司の世界
ここに出ているウルトラマンの解剖図。覚えている。前、書いたっけ。おれ
が小学校2年のときにウルトラマンだと思う。1年生のときにウルトラQだっ
た記憶があるから。
とにかく、このウルトラマンの図解だと、右手がプラス、左がマイナス(ひ
ょっとして逆かも)で、それを体の前でクロスさせると、スパークして、スペ
シウム光線が出るという話だった。
おお、実に科学的で説得力がある!\(^O^)/
学校じゃ、さっそく、みんな、スペシウム光線を出す格好しまくり。
ま、ほんとに出せたのは、おれだけだったけどね。\(^O^)/
出るわけねえだろ、そんなもん。
ばかー。ほんとに出るんだぞ。
どうやるんだ。
口に水を含んで、スペシウム光線を出す格好したときに、口から水を吹き付
けるんだよ。
きさま、なかなかやるのぉ。\(^O^)/
ほかにグラビアで印象に残っているのは、赤塚不二夫さんが描いたと思うが、
昔のトイレの排気口? 煙突?みたいな奴とか、いろんな連中がやる野球のグ
ラビア。それが記憶にある。
それと、未来の山手線。これは、たしか書いたよね?
山手線が、2重リングになってて(いまでもそうなんだけど、片方向で2重
リングと思ってください)、内側か外側かは忘れたけど、片方は、ノンストッ
プ。駅には止まらず高速運転。もう片方のリングを走る電車が駅に止まるの。
駅に止まるほうは、スピードを上げたら、あるタイミングでノンストップの
ほうとランデブーするんです。同期した瞬間にドアが開いて、駅に止まるほう
とノンストップのほうで乗客が行き来する。たとえば、降りる人は、ノンスト
ップから駅に止まるほうに乗り換えるわけ。
そして、ランデブーが終わると、駅に止まるほうは、減速して駅に止まるん
です。
なんか、よーわからんけど、めちゃくちゃ、すげえと思いました。
大体、当時のおれは、九州にいる小学生だから、山手線なんて知らんもんね。
知らんけど、未来の山手線がそうなるということは、いま(おれが小学生当時)
の山手線もその数歩手前くらいのすげえもんなんだろうと思っていた。
実際に、上京して山手線に乗ったら、人が多いだけで、なんじゃ、こりゃと
思いましたが、たしかにあのときあのグラビアには未来がありました。
それはすなわち、おれに未来があったということなんだけどね。
いまは?
ないない(泣)。
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年09月07日 05時03分22秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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「ドラえもん ふしぎのサイエンス」というのが、全10巻で出始めて
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「ドラえもん ふしぎのサイエンス」というのが、全10巻で出始めて
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年08月21日 10時50分48秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
ブラック・ジャック創作秘話
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お買い上げありがとうございます。
ブラック・ジャック創作秘話
_ ホットコーナー - 2016年08月26日 11時54分20秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006SLBYA/showshotcorne-22/
ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006SLBYA/showshotcorne-22/
ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月
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