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アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝2008年12月25日 06時40分04秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 おれが大好きなスティーブ・ウォズニアックの自伝が出てますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800479X/showshotcorne-22/
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝 (単行本)
スティーブ・ウォズニアック (著), 井口 耕二 (翻訳)

 ソッコー、注文しました。
 おれ、昔から公言しているけれど、スティーブ・ジョブズは好きじゃないの。
手八丁口八丁でなんか詐欺師っぽいからね。ジョブズよりウォズ(ウォズニア
ック)のほうに、はるかに好感を抱いている。やはり、エンジニアとしてはジ
ョブズよりウォズですよね。
 これは、昔、電脳騒乱節で書いたと思うが、ウォズが作ったApple 2の回路
図をみて、CPUが切り離せるようになっているのに、びっくり。そういう設計
をするセンスにびっくりした記憶がある。
 CPUといえば、パソコンの頭脳ですよ。政治でいえば、大統領、首相ですよ。
それを切り離せる!
 おお、こんなところにも民主主義の精神が! アメリカ草の根民主主義の神
髄をApple 2に見た!\(^O^)/
ってなことを書きましたね。
 それとびっくりなのは、フロッピーディスクシステム。ドライブの制御は簡
単な回路だけで、あとは全部ソフトでやってるだもんね。ウォズはほんとに天
才だと思いました。
 ROMに入ってたモニタ(OSの原始的なもの)のアセンブルリストもマニュアル
に載ってて、あれで6502をどうプログラムするか勉強した人、多いと思う。
 そうそう。6502は8bitのプロセッサでした。
 でもね、ROMには、ウォズ自身が書いた16bitの仮想CPUも入っていた。その
名前が、SWEET 16なんです。夢見る16歳! なんてシャレてるんだ!
 そんなこんなで、おれにとって、Apple 2は永遠の名機です。

 実際、頭脳の置き換えをする基板をMS(Microsoft, マイクロソフト)が出し
ました。これ、MSがハードに手を出した最初の製品だと思うけれど、これを使
うと、6502というCPUを使っていたApple 2でも、Z80で動くOSであるCP/Mが動
いたんです。CP/MはMSの基盤を築いたMS-DOSの元ネタになったOSですね。
 おお、ちゃんと資料をまとめている人がいますね。
http://www.apple2world.jp/apple2/COL/MapItems/card/cpu/z80/microsoftz80/microsoftz80.html
MICROSOFT Z-80 SOFTCARD
http://www.apple2world.jp/apple2/COL/MapItems/soft/MICROSOFT/apple2cpm/apple2cpm.html
Z-80 SOFTCARD CP/M
 それにしても、
http://www.apple2world.jp/
って、素晴らしいところですね。よく集めてますね。
 ウォズの自伝を読みつつ、ここも散策すると楽しそうね。

 WikipediaのSWEET 16の記述
http://ja.wikipedia.org/wiki/Sweet16

http://www.apple2world.jp/apple2/LIB/Dictionary/Sweet16.html
は、全く同じだな。どっちかがパクったのか。
 それより、
http://6502.org/source/interpreters/sweet16.htm
Porting Sweet 16
は、これまた、素晴らしい。SWEET 16のソースコードやウォズが書いた解説も
載ってます。SWEET 16はいろんなものに移植されているのか。
 大体、6502.orgというドメイン名からして、すごいなここ。
 そうそう、0ページね。6502の場合、メモリの最初の256バイトは、特別な領
域でアクセスが簡単なんです。だからシステムの重要なグローバルデータはこ
こに置いてあるんですよね。

 そういえば、Apple 2のゲームのこと、jouwa/salonには書いたけど、表(ウ
ェブやブログ)には、出してないままだったような。。。

ブルックスの知能ロボット論、柴田正良「ロボットの心」2008年12月25日 06時40分35秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/16/4010858
ロボット未来世紀、脳、身体性、知能ロボット、インテリジェンス・ダイナミ
クス

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/17/4012254
瀬名秀明著「ロボット学論集」
を書いたせいで、そこに挙げた本をいろいろ買ってくださってますが、そこに
なかった本。それが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274500330/showshotcorne-22/
ブルックスの知能ロボット論―なぜMITのロボットは前進し続けるのか? (単行本)
ロドニー・ブルックス (著), Rodney Allen Brooks (原著), 五味 隆志 (翻訳)

 未読ですが、これ、買うでしょうね。

 ブルックス先生は、局所的な情報と反射のような単純な動きだけでも、かな
り複雑なことができるんだといって、昆虫ロボット作って、ロボットや人工知
能(AI)の世界に衝撃を与えた人ですよね。
 関節技みたいな名前なんです。出てこねえ。
 あ、包摂アーキテクチャか。英語だとSA(Subsumption Architecture)か。な
るほど、関節技と思ったのは、関節技はサブミッションだからなのか。おれの
脳は、言葉の字面じゃなくてやはり音のパータンの類似検索なのね。ダジャレ
検索だな。
 あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/サブミッションホールド
をみると、関節技だけじゃなくて、絞め技も含めて、サブミッション、すなわ
ち、極技(きめわざ)なのか。
 これ、書いたっけ? おれ、高校の体育の授業で柔道があったとき、柔道部
の入江君から、送り襟絞めだったか。とにかく、頸動脈を極められて落ちまし
た。
 おれ、仰向けにされて、下から入江君が絞めたのね。
 入江君が、「正ちゃん、もう参ったしたほうがいいよ。もう落ちるよ。参っ
たしほうがいいよ」と言ってくれたのに、「いや」と言ったの。
 そしたら、入江君「じゃ、正ちゃん、落ちて」と言って、もう少し強く絞め
たの。
 落ちました~~~~~~\(^O^)/
 あの意識が、ふっとなくなっていく瞬間。ほんと、ブラックアウトするのね。
 柔道の先生が渇を入れてくれるまで、ほんとに意識が飛んでた。
 でも、チョー気持ちよかった。癖になっちゃいそうだったな。危ない危ない。

 アマゾンの素人評を読むと、ブルックス先生、お掃除ロボット「ルンバ」を
作った会社iRobot社のCTOなんだ。
 ルンバの中身のソフトは、Lispです。このことは、Lispの神様竹内郁雄さん
が、LLで紹介しました。調べたら、まだ、ブログやってないときなんだ。
 えーっ、なんか時間がおかしいよね。
http://www.asahi-net.or.jp/~Ki4s-nkmr/wabijo85.html
の「乳の詫び状(2004/11/27) 標題: Lispミーハー猿、しょの2」を読んでく
ださい。
 ゴミ掃除はLispに任せろ!だもんね。ほんと、爆笑でした。

 ついでのようで申し訳ないけれど、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061495828
ロボットの心 (講談社現代新書) (新書)
柴田 正良 (著)
も売れていました。これも未紹介、未読。
 人間の心、意識とは何か。どこから生まれるのか。人間の知性とは何か。ロ
ボット(機械)に心をもたせることはできるのか。できるとすればどうやれば。
 これまた、シビアで深遠な話ですよね。こうやって内観ができるところは、
少なくともいまのところ、AIやロボットにない人間の特権的な能力です。