サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論 ― 2007年11月28日 00時58分00秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
サブプライムローン問題が底なし沼の様相を濃くしてから、ぱったりと日本
はモノ作りから脱却して金融立国を目指せなんて話がなくなった感じがしない?
しきりと喧伝した現代ファイナンス理論、金融工学やらが被害を拡大してし
まった感があって、都合が悪くなったから黙ってるの?
メディアによく登場する経済学者、エコノミストの中では信用しているほう
の野口悠紀雄も何も言わなくなったよね。^^;
現代ファイナンス理論、金融工学を使えば、正しいリスク評価ができるとい
ってたのに、これだけ大被害をもたらした現代ファイナンス理論、金融工学っ
て、結局、何ってことにならない?
現代ファイナンス理論、金融工学やらを吹聴した連中は、どう落とし前をつ
けるの?
単に使い方が悪くて暴走しただけで、理論自体は正しいなどといって、お茶
を濁すつもり? 破綻したLTCMのときはそれで済んだ?から、今回もそれでい
く?
そういえば、一時は経済誌でも大賑わいだったデフレ論議もすっかりなくな
ったし、日本のデフレは何だったかの総括ってやってるんですか? 相変わら
ず、構造改革派、リフレ派双方が、非科学的に自分の主張、我田引水を繰り返
してるだけ?
日本の経済学コミュニティも経済ジャーナリズムも説明責任を果たすことが
あまりない?
所詮、競馬の予想屋、プロ野球開幕前の順位予想レベルの話を和気藹々でや
ってただけなんだから、目くじら立てるなってこと?
日本の経済学コミュニティも経済ジャーナリズムもわからんことだらけ。と
いうか、単に、連中、でたらめ?\(^O^)/
そういえば、野口氏は、イギリスが経済がすばらしくよくなったのは金融サ
ービスの発展のおかげ。それに比べ、ドイツはモノづくりに固執してEUのお荷
物になったという話を書いていたが、いま、全然、状況が変わっているね。
この1ヵ月ほどの週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、週刊エコノミストを読
んで知ったけれど、サブプライムローン問題が出て、イギリスの金融界は大打
撃で6000人以上が首切りになるそうだし、ドイツは復活してEU経済の牽引役に
なってきてるんだってね。しかもドイツの復活は金融じゃなくて、モノづくり
での復活。
グリーンスパン前FRB議長は、アメリカの好景気を演出した神様扱いだった
のが、いまや、サブプライムローンを勧めて被害拡大をもたらした悪魔扱いだ
もんね。
この数ヵ月の風向きの変わり方からすると、売り出したばかりの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002959/showshotcorne-22/
野口悠紀雄著「モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わら
ない日本」
は、マヌケな感じがしますね。^^;
また、風向きが変わると、いいことが書いてある本ということになるのかも。
所詮、世の中、そんなもん。\(^O^)/
まさに「禍福は糾(あざな)える縄のごとし」。
確実なのは、不確実だということだけ。\(^O^)/
もうずっと前から、経済関係の主張や雑誌や書籍に感じていることだが、99.
99%は一過性の話を針小棒大にふくらませて、やれ、トレンドだ、時代はこう
なるなどと煽ってるだけに思える。それもフローであって使い捨てだもんね。
後からその主張がどうだったか、検証されることはまずないし、すごくテレビ
的といえばテレビ的。
以前、何度か言及したことがある、そして、あの本は信用するなと経済学に
詳しい?人からいわれたこともある
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603485/showshotcorne-22/
東谷暁著「エコノミストは信用できるか」(文春新書)
のほうが、当たってる気がする。
実際の書き込みは、ぼくのウェブのブログの上部にある検索窓で「エコノミ
ストは信用できるか」で検索してください。
その点、金融工学のように数理をベースとしたものは、日本語など自然言語
で書いた主張を理論などといってる経済学の多くよりは長持ちします。
金融工学関係は、数学の本である
http://www.saiensu.co.jp/magazine-htm/spsk-200003.htm
数理科学別冊の「デリバティブの数理」
やら、数式が出てこない一般向けなどいくつか読んだが、野口悠紀雄もわかり
やすいのを書いています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601237/showshotcorne-22/
野口悠紀雄著「金融工学、こんなに面白い (文春新書)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478260745/showshotcorne-22/
野口悠紀雄著「ビジネスに活かすファイナンス理論入門 ここまでは知ってお
きたい基本」
野口悠紀雄で読むなら、超XXXみたいなものより、こっちでしょう。
後者のほうがしっかりしている印象。ある程度、数式も出しているし、わか
りやすい。前者は数式なしで説明しようとして却って話がわかりにくい印象だ
った記憶がある。
ただ、ファイナンス理論は金持ちになる魔法の杖じゃないことは、野口氏も
本の中で書いているし、勘違いしないように。
ベータなんかは、もうずっと前から金融の現場では使われてないという話も、
山崎元も書いていたし、元々金儲けの実践には役に立たないということは、す
でにLTCMの破綻で実証済み?だったし、今回のサブプライムローン問題で駄目
押し?
おれにとっては、得体の知れない金融商品が氾濫する中で、スカをつかまな
いためのディフェンスの技術になるかと思って読んでみたが、まあ、株で大損
こいてるからディフェンスにも役に立たなかったね。\(^O^)/
モデル化の興味はそれなりに満たされましたが。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835
日本の金融立国はあり得るのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/07/1840679
The LLVM Compiler Infrastructure
も参照。
===
標題: Re: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
---
経済理論通りに市場が動くなら、トレイダーはすべてクビにして
コンピュータにさせればいいのです。余計なことをしないし、
余計なコストもかからないし、いいことずくめです。それができ
ないということは、理論通りに市場が動かないことがある、しか
もその頻度は結構高いということではありますまいか。
サブプライム問題に関連して、格付け会社の信頼性が揺らいで
しまうという問題も発生していますが、ミシュランガイド東京
だってあれだけ異論反論が出ているのですから、予想外のことに
は対処できないのが格付けであるということがわかっただけでも
収穫ではありませんか。だいたい、粉飾決算とかやられていたら、
決算書を見て投資をする人はどうしようもないんです。粉飾など
起こらない、返済できない事態に陥る人などいない、という世界
であれば安心して投資できるのでしょうが、リスクがないのであ
れば、期待リターンも少ないことになっているのです。
最後に信頼できるのはやはり現金だって?国がインフレにならな
いという絶対的な保証があればそうですね。有事には金(Gold)を
保有しろ?数十年前の予測では枯渇しているはずの石油がまだ
産出されているのですよ。大量の金鉱脈が発見されないという
保証もやっぱりないのです。
理論通りに物事が動くのであれば、今ごろ年金問題は解決してい
るはずなのです。あれ?あの厚生労働大臣は国際政治学者だった
かな。この国で一番安心できる職業は国会議員ですね。ヤバく
なったら病気になって入院すればいいんだもの。
つばめどん
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サブプライムローン問題が底なし沼の様相を濃くしてから、ぱったりと日本
はモノ作りから脱却して金融立国を目指せなんて話がなくなった感じがしない?
しきりと喧伝した現代ファイナンス理論、金融工学やらが被害を拡大してし
まった感があって、都合が悪くなったから黙ってるの?
メディアによく登場する経済学者、エコノミストの中では信用しているほう
の野口悠紀雄も何も言わなくなったよね。^^;
現代ファイナンス理論、金融工学を使えば、正しいリスク評価ができるとい
ってたのに、これだけ大被害をもたらした現代ファイナンス理論、金融工学っ
て、結局、何ってことにならない?
現代ファイナンス理論、金融工学やらを吹聴した連中は、どう落とし前をつ
けるの?
単に使い方が悪くて暴走しただけで、理論自体は正しいなどといって、お茶
を濁すつもり? 破綻したLTCMのときはそれで済んだ?から、今回もそれでい
く?
そういえば、一時は経済誌でも大賑わいだったデフレ論議もすっかりなくな
ったし、日本のデフレは何だったかの総括ってやってるんですか? 相変わら
ず、構造改革派、リフレ派双方が、非科学的に自分の主張、我田引水を繰り返
してるだけ?
日本の経済学コミュニティも経済ジャーナリズムも説明責任を果たすことが
あまりない?
所詮、競馬の予想屋、プロ野球開幕前の順位予想レベルの話を和気藹々でや
ってただけなんだから、目くじら立てるなってこと?
日本の経済学コミュニティも経済ジャーナリズムもわからんことだらけ。と
いうか、単に、連中、でたらめ?\(^O^)/
そういえば、野口氏は、イギリスが経済がすばらしくよくなったのは金融サ
ービスの発展のおかげ。それに比べ、ドイツはモノづくりに固執してEUのお荷
物になったという話を書いていたが、いま、全然、状況が変わっているね。
この1ヵ月ほどの週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、週刊エコノミストを読
んで知ったけれど、サブプライムローン問題が出て、イギリスの金融界は大打
撃で6000人以上が首切りになるそうだし、ドイツは復活してEU経済の牽引役に
なってきてるんだってね。しかもドイツの復活は金融じゃなくて、モノづくり
での復活。
グリーンスパン前FRB議長は、アメリカの好景気を演出した神様扱いだった
のが、いまや、サブプライムローンを勧めて被害拡大をもたらした悪魔扱いだ
もんね。
この数ヵ月の風向きの変わり方からすると、売り出したばかりの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002959/showshotcorne-22/
野口悠紀雄著「モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わら
ない日本」
は、マヌケな感じがしますね。^^;
また、風向きが変わると、いいことが書いてある本ということになるのかも。
所詮、世の中、そんなもん。\(^O^)/
まさに「禍福は糾(あざな)える縄のごとし」。
確実なのは、不確実だということだけ。\(^O^)/
もうずっと前から、経済関係の主張や雑誌や書籍に感じていることだが、99.
99%は一過性の話を針小棒大にふくらませて、やれ、トレンドだ、時代はこう
なるなどと煽ってるだけに思える。それもフローであって使い捨てだもんね。
後からその主張がどうだったか、検証されることはまずないし、すごくテレビ
的といえばテレビ的。
以前、何度か言及したことがある、そして、あの本は信用するなと経済学に
詳しい?人からいわれたこともある
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603485/showshotcorne-22/
東谷暁著「エコノミストは信用できるか」(文春新書)
のほうが、当たってる気がする。
実際の書き込みは、ぼくのウェブのブログの上部にある検索窓で「エコノミ
ストは信用できるか」で検索してください。
その点、金融工学のように数理をベースとしたものは、日本語など自然言語
で書いた主張を理論などといってる経済学の多くよりは長持ちします。
金融工学関係は、数学の本である
http://www.saiensu.co.jp/magazine-htm/spsk-200003.htm
数理科学別冊の「デリバティブの数理」
やら、数式が出てこない一般向けなどいくつか読んだが、野口悠紀雄もわかり
やすいのを書いています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601237/showshotcorne-22/
野口悠紀雄著「金融工学、こんなに面白い (文春新書)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478260745/showshotcorne-22/
野口悠紀雄著「ビジネスに活かすファイナンス理論入門 ここまでは知ってお
きたい基本」
野口悠紀雄で読むなら、超XXXみたいなものより、こっちでしょう。
後者のほうがしっかりしている印象。ある程度、数式も出しているし、わか
りやすい。前者は数式なしで説明しようとして却って話がわかりにくい印象だ
った記憶がある。
ただ、ファイナンス理論は金持ちになる魔法の杖じゃないことは、野口氏も
本の中で書いているし、勘違いしないように。
ベータなんかは、もうずっと前から金融の現場では使われてないという話も、
山崎元も書いていたし、元々金儲けの実践には役に立たないということは、す
でにLTCMの破綻で実証済み?だったし、今回のサブプライムローン問題で駄目
押し?
おれにとっては、得体の知れない金融商品が氾濫する中で、スカをつかまな
いためのディフェンスの技術になるかと思って読んでみたが、まあ、株で大損
こいてるからディフェンスにも役に立たなかったね。\(^O^)/
モデル化の興味はそれなりに満たされましたが。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835
日本の金融立国はあり得るのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/07/1840679
The LLVM Compiler Infrastructure
も参照。
===
標題: Re: サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
---
経済理論通りに市場が動くなら、トレイダーはすべてクビにして
コンピュータにさせればいいのです。余計なことをしないし、
余計なコストもかからないし、いいことずくめです。それができ
ないということは、理論通りに市場が動かないことがある、しか
もその頻度は結構高いということではありますまいか。
サブプライム問題に関連して、格付け会社の信頼性が揺らいで
しまうという問題も発生していますが、ミシュランガイド東京
だってあれだけ異論反論が出ているのですから、予想外のことに
は対処できないのが格付けであるということがわかっただけでも
収穫ではありませんか。だいたい、粉飾決算とかやられていたら、
決算書を見て投資をする人はどうしようもないんです。粉飾など
起こらない、返済できない事態に陥る人などいない、という世界
であれば安心して投資できるのでしょうが、リスクがないのであ
れば、期待リターンも少ないことになっているのです。
最後に信頼できるのはやはり現金だって?国がインフレにならな
いという絶対的な保証があればそうですね。有事には金(Gold)を
保有しろ?数十年前の予測では枯渇しているはずの石油がまだ
産出されているのですよ。大量の金鉱脈が発見されないという
保証もやっぱりないのです。
理論通りに物事が動くのであれば、今ごろ年金問題は解決してい
るはずなのです。あれ?あの厚生労働大臣は国際政治学者だった
かな。この国で一番安心できる職業は国会議員ですね。ヤバく
なったら病気になって入院すればいいんだもの。
つばめどん
野口悠紀雄のトンデモIT論 ― 2007年11月28日 00時58分31秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835
日本の金融立国はあり得るのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/07/1840679
The LLVM Compiler Infrastructure
を読み直して、思い出したが、
--- ここから ---
さあ、あとは経済学者野口悠紀雄氏の間違いを指摘すれば、たまった週刊ダ
イヤモンド、捨てられそうかな。
--- ここまで ---
の話。
囲碁・将棋風にいえば、大掃除までに、細かく書く手番が、とても回ってき
そうにない。^^;
それで、結論だけ書いておくが、野口悠紀雄の書くIT論は、勘弁してくれよ
というレベルの嘘、でたらめが目について、ほとんどトンデモの世界。おれの
学生がこんなレポート書いてきたら、まず、赤点。もっと調べて書けよという
話になる。
それだけなら、笑い話だが、そんなIT論をベースに影響力の大きい人物が政
策提言までするから、大丈夫なのかなと思う。彼がITに強いといって持て囃さ
れているようだが、日本のビジネスパーソン向けなら、所詮、この程度という
ことなのか。国を誤まらなければいいがなあと思う。
もちろん、前提が間違っていても、結論だけは合っているというのは世の中
でよくあることなので、彼の主張も結論は合っているかもしれないが、IT論は
だめ。
眉唾と思って読むほうがいい。
===
標題: Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論
---
うちではお風呂の中で読む雑誌としてダイヤモンドは
繰り返し利用されているので捨てられません。ほんの
数年前のバックナンバーを引っ張り出してくるだけで、
この国の先の見通しの甘さが確認できて、笑えること
うけあいです。
野口さんは日本に税金を納めているだけマシなんじゃ
なかろうか。どこかの国には1月1日時点の住所を海外
にして課税逃れをしていた学者上がりの大臣がいたら
しいじゃないの。どんな成果を上げたのか、なにか
後世に残る素晴らしい仕事をしたという記憶がないと
いうことはたいした大臣じゃなかったんだと思います
けど:-)
つばめどん
====
標題: Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論
---
ええ、だから、メディアに登場している経済学者、
エコノミスト、アナリストうんぬんの中では、
まともな部類であろうと思ってます。
ただ、少なくともITに関しては、筋が悪い、
センスが悪い、トンデモ的なことは否めません。
いまどき、ITという言葉を使ってるのも、
どうかなとも思うし。
中村(show)
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/18/2518057
野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835
日本の金融立国はあり得るのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/07/1840679
The LLVM Compiler Infrastructure
を読み直して、思い出したが、
--- ここから ---
さあ、あとは経済学者野口悠紀雄氏の間違いを指摘すれば、たまった週刊ダ
イヤモンド、捨てられそうかな。
--- ここまで ---
の話。
囲碁・将棋風にいえば、大掃除までに、細かく書く手番が、とても回ってき
そうにない。^^;
それで、結論だけ書いておくが、野口悠紀雄の書くIT論は、勘弁してくれよ
というレベルの嘘、でたらめが目について、ほとんどトンデモの世界。おれの
学生がこんなレポート書いてきたら、まず、赤点。もっと調べて書けよという
話になる。
それだけなら、笑い話だが、そんなIT論をベースに影響力の大きい人物が政
策提言までするから、大丈夫なのかなと思う。彼がITに強いといって持て囃さ
れているようだが、日本のビジネスパーソン向けなら、所詮、この程度という
ことなのか。国を誤まらなければいいがなあと思う。
もちろん、前提が間違っていても、結論だけは合っているというのは世の中
でよくあることなので、彼の主張も結論は合っているかもしれないが、IT論は
だめ。
眉唾と思って読むほうがいい。
===
標題: Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論
---
うちではお風呂の中で読む雑誌としてダイヤモンドは
繰り返し利用されているので捨てられません。ほんの
数年前のバックナンバーを引っ張り出してくるだけで、
この国の先の見通しの甘さが確認できて、笑えること
うけあいです。
野口さんは日本に税金を納めているだけマシなんじゃ
なかろうか。どこかの国には1月1日時点の住所を海外
にして課税逃れをしていた学者上がりの大臣がいたら
しいじゃないの。どんな成果を上げたのか、なにか
後世に残る素晴らしい仕事をしたという記憶がないと
いうことはたいした大臣じゃなかったんだと思います
けど:-)
つばめどん
====
標題: Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論
---
ええ、だから、メディアに登場している経済学者、
エコノミスト、アナリストうんぬんの中では、
まともな部類であろうと思ってます。
ただ、少なくともITに関しては、筋が悪い、
センスが悪い、トンデモ的なことは否めません。
いまどき、ITという言葉を使ってるのも、
どうかなとも思うし。
中村(show)
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/18/2518057
野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論
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