Re: マイクル・クライトン「恐怖の存在」 ― 2005年12月21日 09時31分55秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/17/180279
マイクル・クライトン「恐怖の存在」
の続き。
---
南カリフォルニアの染葉さんから。
--- ここから ---
中村さんへ
標題の説明の中で環境テロリストという言葉が出てきましたが、これっ
てグリーンピースのことでしょうか? グリーンピースはアメリカ最大
の環境保護団体を標榜するオズボーン・ソサイアティの直系というか、
全く同質の団体で、表では環境保護を標榜しながら、その裏では絶滅危
惧種の野生動物を殺しているのですから。
彼らの神様敵存在であるオズボーンはまた、世界一のハンターで、且つ
動物の図鑑の絵を書くことでも有名です。 それもかなり身勝手で、自
分の気に入った絵が描けるまで次から次えと飛んでいる鳥を打ち落とし
ていたことは、アメリカ人なら良く知っている事実です。 ワシントン
にある国立公文書館には記録が残されています。
ついでですが、カトリーナで壊滅的な被害を被ったニューオーリーンズ
のてんやわんやですが、一連の騒動を見ていると、南北戦争の影が跡を
引いているように思えてなりません。 ワシントンDCの北軍陣営から見
ると、南部フランス植民地に今でも色濃く残っている北軍敵視意識には
閉口しているに違いないからです。
12月になると日本では何十年前にあった真珠湾攻撃の話が出て、ゼロ
戦に結びつけたりしますが、そのゼロ戦の原型であるハワード・ヒュー
ズのH-1がワシントン政府軍部に嫌われた挙句に日本に売却されたのも、
元はと言えばヒューズが南軍の総大将の息子だったからですから、南北
戦争の亡霊は今でも実存していると思えるからです。
--- ここまで ---
グリーンピースではありません。
動物解放戦線(ALF)という過激派団体があって、そのバックについているの
が地球開放戦線(ELF)だそうです。本書では、ELFという頭文字の略称は同じで
も、環境開放戦線になってます。
ALFは、9.11の同時多発テロの前日には、アリゾナ州ツーソンのマグドナル
ドを襲って500万ドルの被害を出したり、ELFは放火が多くて、各種施設を焼き
討ちし死者も出ているそうです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/17/180279
マイクル・クライトン「恐怖の存在」
の続き。
---
南カリフォルニアの染葉さんから。
--- ここから ---
中村さんへ
標題の説明の中で環境テロリストという言葉が出てきましたが、これっ
てグリーンピースのことでしょうか? グリーンピースはアメリカ最大
の環境保護団体を標榜するオズボーン・ソサイアティの直系というか、
全く同質の団体で、表では環境保護を標榜しながら、その裏では絶滅危
惧種の野生動物を殺しているのですから。
彼らの神様敵存在であるオズボーンはまた、世界一のハンターで、且つ
動物の図鑑の絵を書くことでも有名です。 それもかなり身勝手で、自
分の気に入った絵が描けるまで次から次えと飛んでいる鳥を打ち落とし
ていたことは、アメリカ人なら良く知っている事実です。 ワシントン
にある国立公文書館には記録が残されています。
ついでですが、カトリーナで壊滅的な被害を被ったニューオーリーンズ
のてんやわんやですが、一連の騒動を見ていると、南北戦争の影が跡を
引いているように思えてなりません。 ワシントンDCの北軍陣営から見
ると、南部フランス植民地に今でも色濃く残っている北軍敵視意識には
閉口しているに違いないからです。
12月になると日本では何十年前にあった真珠湾攻撃の話が出て、ゼロ
戦に結びつけたりしますが、そのゼロ戦の原型であるハワード・ヒュー
ズのH-1がワシントン政府軍部に嫌われた挙句に日本に売却されたのも、
元はと言えばヒューズが南軍の総大将の息子だったからですから、南北
戦争の亡霊は今でも実存していると思えるからです。
--- ここまで ---
グリーンピースではありません。
動物解放戦線(ALF)という過激派団体があって、そのバックについているの
が地球開放戦線(ELF)だそうです。本書では、ELFという頭文字の略称は同じで
も、環境開放戦線になってます。
ALFは、9.11の同時多発テロの前日には、アリゾナ州ツーソンのマグドナル
ドを襲って500万ドルの被害を出したり、ELFは放火が多くて、各種施設を焼き
討ちし死者も出ているそうです。
コメント
_ オズボーン ― 2005年12月21日 11時17分53秒
_ msk ― 2005年12月21日 13時18分31秒
グリーンピースの掲げる環境保護が表向きだけの話というのは
その筋では知られている話ですが、フランス国家当局が反核組織として
敵視してあれこれしてるとかいうのもまたあれで。
http://www.nasm.si.edu/research/aero/aircraft/hughes_h1.htm
(現在同機を保有する)スミソニアンの記述によれば、日本に売却云々と
いう話のウラとなる記述はないっすねぇ。
その筋では知られている話ですが、フランス国家当局が反核組織として
敵視してあれこれしてるとかいうのもまたあれで。
http://www.nasm.si.edu/research/aero/aircraft/hughes_h1.htm
(現在同機を保有する)スミソニアンの記述によれば、日本に売却云々と
いう話のウラとなる記述はないっすねぇ。
_ 中村正三郎 ― 2005年12月22日 00時13分13秒
オズボーンさん、わにちんこ。わんばんこ。
染葉さんに、オズボーンさんの反論のことメールしました。
再反論は直接、ここにコメントするように書いておきました。
何か、再反論があるかもしれません。ないかもしれません。
染葉さんに、オズボーンさんの反論のことメールしました。
再反論は直接、ここにコメントするように書いておきました。
何か、再反論があるかもしれません。ないかもしれません。
_ 中村正三郎 ― 2005年12月29日 14時20分39秒
染葉さんから反論がないので、メールで訊ねてみた。以下、そのやりとり。
ぼくのウェブの日本語が読めて、ブログの日本語が読めないというのは変な話で
すね。エンコーディングをShift_JISに設定すれば読めませんか?
それはそれとして、このメールをブログにコメントしてつけて、私としては終わ
りにします。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/21/184445
のコメントになります。
では、よいお年を。
中村(show)
Keiichi Someha wrote:
>> 中村さんへ
>>
>> Shozaburo Nakamura wrote:
>>
>
>>>>染葉さん
>>>> 以下のメールを12/22に送りましたが、反論はないんでしょうか。
>>>> 染葉さんのいうことは、信憑性の薄いことばかりといわれているんですけれど。
>>>> いい加減なことばかり書いたという結論でよろしいんでしょうか。
>>>>
>
>>
>> 僕の使っているブラウザ(Netscape Communicator 4.79英語版)が古い
>> からなんでしょうかどなたの開設しているブログにアクセスしても日本
>> 語は一切読めませんので、ブログに書かれていることには賛同も反論も
>> 出来ません。
>>
>> 信憑性云々をいう人は、恐らく僕らと異なる情報ソースを一方的に信じ
>> 込んでいるからでしょうが、僕らは決して当てずっぽうで書いているの
>> でも無く、真実と信じるに足ることしか書いていませんので、異なる見
>> 解に反論する必要も無いと思います。
>>
>> 現に、僕の書いたヒューズのことも、オズボーンのことも、Washington
>> D.C.にあるNational Archiveに記録が保存されており、その保存文書の
>> 中から選んで書かれた記事を集めて出版されたSignificaという出版物に
>> も記載されている事実ばかりです。 詳しいことは僕に直接メールでお
>> 問合せ頂ければご返事しますが、ブログには(本文が読めない以上)書
>> き込むことは致しません。 従って、面倒であれば該当する個所はお手
>> 数でも削除してください。
>>
>> 尚、上記Significaという書籍には、(恐らく日本人には)信じ難いと思
>> われるであろう記事が沢山あります。 既に絶版になっていますから、
>> 何処ぞの古本屋ででも見つけたら入手して読まれることをお勧めしま
>> す。
>>
>> 染葉・拝復
ぼくのウェブの日本語が読めて、ブログの日本語が読めないというのは変な話で
すね。エンコーディングをShift_JISに設定すれば読めませんか?
それはそれとして、このメールをブログにコメントしてつけて、私としては終わ
りにします。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/21/184445
のコメントになります。
では、よいお年を。
中村(show)
Keiichi Someha wrote:
>> 中村さんへ
>>
>> Shozaburo Nakamura wrote:
>>
>
>>>>染葉さん
>>>> 以下のメールを12/22に送りましたが、反論はないんでしょうか。
>>>> 染葉さんのいうことは、信憑性の薄いことばかりといわれているんですけれど。
>>>> いい加減なことばかり書いたという結論でよろしいんでしょうか。
>>>>
>
>>
>> 僕の使っているブラウザ(Netscape Communicator 4.79英語版)が古い
>> からなんでしょうかどなたの開設しているブログにアクセスしても日本
>> 語は一切読めませんので、ブログに書かれていることには賛同も反論も
>> 出来ません。
>>
>> 信憑性云々をいう人は、恐らく僕らと異なる情報ソースを一方的に信じ
>> 込んでいるからでしょうが、僕らは決して当てずっぽうで書いているの
>> でも無く、真実と信じるに足ることしか書いていませんので、異なる見
>> 解に反論する必要も無いと思います。
>>
>> 現に、僕の書いたヒューズのことも、オズボーンのことも、Washington
>> D.C.にあるNational Archiveに記録が保存されており、その保存文書の
>> 中から選んで書かれた記事を集めて出版されたSignificaという出版物に
>> も記載されている事実ばかりです。 詳しいことは僕に直接メールでお
>> 問合せ頂ければご返事しますが、ブログには(本文が読めない以上)書
>> き込むことは致しません。 従って、面倒であれば該当する個所はお手
>> 数でも削除してください。
>>
>> 尚、上記Significaという書籍には、(恐らく日本人には)信じ難いと思
>> われるであろう記事が沢山あります。 既に絶版になっていますから、
>> 何処ぞの古本屋ででも見つけたら入手して読まれることをお勧めしま
>> す。
>>
>> 染葉・拝復
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年07月09日 05時22分37秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615983
中田育男著「コンパイラの基盤
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615983
中田育男著「コンパイラの基盤
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年11月05日 06時03分06秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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なるほど、小松正之さんは、あの人か。
テレビのニュースで見た
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なるほど、小松正之さんは、あの人か。
テレビのニュースで見た
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年05月08日 10時08分39秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/08/6439875
Gene Expression Programming(遺伝子表現プ
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/08/6439875
Gene Expression Programming(遺伝子表現プ
>グリーンピースはアメリカ最大の環境保護団体を標榜するオズボーン・ソサイアティの直系というか、全く同質の団体で、表では環境保護を標榜しながら、その裏では絶滅危惧種の野生動物を殺しているのですから。
オズボーン・ソサイエティーというのは実在するのですか?ググってみてもそれらしいサイトは見つからなかったのですが。
オズボーンの存在についても、さっぱりです。
"greenpeace"について調べても、そんな話は出ていません。
http://en.wikipedia.org/wiki/Greenpeace
>ワシントンDCの北軍陣営から見ると、南部フランス植民地に今でも色濃く残っている北軍敵視意識には閉口しているに違いないからです。
アメリカ南部のフランス植民地が割譲されたのは南北戦争前だったと思いますが。しかも、ブッシュ政権は南部が基盤では無かったですか?
>そのゼロ戦の原型であるハワード・ヒューズのH-1が
これも信憑性の薄い話ですね。
>元はと言えばヒューズが南軍の総大将の息子だったからですから、
ヒューズの父親は実業家です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Howard_R._Hughes%2C_Sr.
環境問題は極言すれば「自分自身の問題」です。綺麗事ばかり並べるのも何ですが、環境団体を偽善者に擬しておけば良いわけでもありません。なんか日本では環境団体に対する反発が強いように感じます。