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「筒井康隆、筒井康隆を読む」2日目2008年05月18日 06時23分00秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 昨夜、筒井康隆、山下洋輔「筒井康隆、筒井康隆を読む」の2日目に行きま
した。
 最終日が今日なので、詳しい内容は書きませんが、趣向がいろいろあって、
素晴らしい。
 いろいろ懐かしく振り返ってしまうこともありました。
 笑犬楼様、最後の舞台ということもあって、熱演ぶりに感動もし、はらはら
どきどきもし、戦慄もし、げらげら笑い転げ状態にもなりました。
 ヤノピ様のピアノもいいよなあ。環境に即座に反応して音を紡いでいくんだ
もんね。インプロヴィゼーションの醍醐味ですね。
 ちょっとしたハプニングもあって、これもまた、生の舞台ならでは。

 MINちゃんと錯乱坊さんとの原宿ツアーでも、うれしいハプニングがありま
したし、最高でしたね。\(^O^)/

 ロビーや楽屋。ビレッジセンターの満さんはじめ、ずっと会ってなかった、
いろんな人とも会えてよかった。
 そういえば、Bさんこと、川上弘美さんも来てらっしゃったようですね。
 飲み会。ヤノピ様、ご列席ありがとうございます。
 いやあ、深くもアホな話がいっぱい出ますね。\(^O^)/
 筒井康隆症候群の方々とも、初めて、酒を酌み交わすことができまして、大
変、楽しく有意義でした。今後ともよろしくお願いします。
 ☆Lunaさんも、来られたらよかったけど、次回ということで。

 こういう贅沢な時間をもっともてればなあ。

http://www.ex.biwa.ne.jp/~sasaki/tsutsui.html
筒井康隆症候群

Re: 自分をグーグル化した情報サイボーグの末路 その22008年05月18日 07時06分32秒

以下、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/17/3518558
Re: 自分をグーグル化した情報サイボーグの末路
の続き。
 オリジナルの標題に、「その2」をつけました。

===
標題: Re: 自分をグーグル化した情報サイボーグの末路 その2
---
>  いずれも世が世なら、あるいは体制が体制なら、投獄や処刑されるか、精神
> 病院や収容所送りですもんね。\(^O^)/
>  こういう人たちは、既存のシステム、体制の秩序や世俗的な常識を破壊しち
> ゃう可能性が高いから、危険分子なんです。つまり、本質的に知的生産は危険
> なんです。逆にいえば、既存のシステム、体制の秩序や世俗的な常識を破壊し
> ないようなものは、知的生産とはいえない。

 これって、筒井さんが作家は虞犯者であると語ったのと同じ事ね。つまりは知
的生産というものが、本質的に持つある「前進」が、既成の文物を打破するもの
であり、常にパンドラの匣を開ける役割を負っているという事なんでしょう。

 マッドサイエンテストという存在は架空のもので、科学者はすべからく既存の
社会制度や体制から見るとマッドなんです。iPS細胞とかは福音でもあるけど、
明らかに恐怖の側面もあるわけで、福音だけで済むわけはない、と思うんですよ。
クローンを作る技術があれば、それを実験したくなるのが科学者だろうと思うの
です。方法も手段もあって、実行しない理由が倫理だけとなると、いかにも弱い。

--
たま@無精庵

===
標題: Re: 自分をグーグル化した情報サイボーグの末路 その2
---
>方法も手段もあって、実行しない理由が倫理だけとなると、いかにも弱い。

 生命科学の世界は、その辺、相当に危ういんです。
 制度や倫理の締め付けが弱い国に行って、人体実験をして、それで大発見に
なったら、どうなるんだ。制度や倫理の締め付けが厳しいと、国際競争に負け
てしまうじゃないか。患者を救えないじゃないか。という話もあります。

 そんな世界を拡大して小説として書いて見せたのが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088524/showshotcorne-22/
NEXT 上 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
マイクル・クライトン (著), 酒井 昭伸 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088532/showshotcorne-22/
NEXT 下 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
マイクル・クライトン (著), 酒井 昭伸 (翻訳)
です。
 この小説のベースになってるのは、いまの生命科学の危うい現実です。

中村(show)

Re: 東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/2008年05月18日 07時31分16秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/18/3522114
Re: 自分をグーグル化した情報サイボーグの末路 その2
を書いて思い出したので、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107203/showshotcorne-22/
生命科学 改訂第2版 (単行本)
東京大学生命科学教科書編集委員会 (編さん)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107114/showshotcorne-22/
理系総合のための生命科学―分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ (単
行本)
東京大学生命科学教科書編集委員会 (編さん)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107211/showshotcorne-22/
文系のための生命科学 (単行本)
東京大学生命科学教科書編集委員会
の3部作について、もう少し。

 大学生や一般社会人向けには、「文系のための生命科学」が一番読みやすい。
 特に、生命倫理の章は、他の2冊にはないから、有意義。
 逆に、心配になるんだよね。文系向けの教科書には、生命倫理があるのに、
理系向けの2冊にないのは、おかしくないかと。
 まさか、理系に倫理は不要だったりして。\(^O^)/
 本として、生命倫理まで入れると分厚くなりすぎるということだったのか。
 東大では、理系の連中に、別途、講義や副読本で生命倫理のことを教えてい
るのかもしれないが。
 他の2冊を買った人も、「文系のための生命科学」の生命倫理の章は読んで
おくべきでしょうね。
 自分の学んでいることや研究が、社会の中でどういう位置づけにあって、ど
う思われてていて、どんな影響力を及ぼしそうか、ポジションが確認できます。

 「倫理は不要」。
 これも、時と場合によって、ひとつの考え方ではあるんだよね。
 倫理や慣習を規定するのは、時代やその地域の文化だから。そんなものぶち
壊さないと進展はないという場合もあることはある。
 うまく行けば、歴史的偉人。うまく行かなければ、マッドサイエンティスト、
文系の人間ならテロリストか反社会分子として、牢屋行きかあの世行き。\(^O^)/
 ガリレオやコペルニクスなんか、典型でしょうね。