また一人 ― 2005年10月01日 09時32分44秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
いまはもう営業していないパソコン通信「日経MIX」時代の知り合い、angie
さんが亡くなったので、昨夜は、お通夜でした。
普段スーツを着ないおれが、スーツ、とりわけ礼服を着るのは、葬式、通夜、
法事というのが、この3年くらい続いています。
つい、この前、そういうお年頃なんだねえなどといってたら、また、これだ
もんな。
日経MIX時代に友人になった連中と久々に会えたのはよかったんだけど(2次
会いけなくてすみません)、あとから、だんだん落ち込んできた。今朝、起き
られなかったもんね。
43歳。あまりに若すぎるよなあ。奥様が立てないほどショックを受けてらっ
しゃるのは、つらいねえ。
penさん亡くなって、angieさん亡くなって、kaokiさんも亡くなったそうで、
次は、おれか。\(^O^)/
まあ、親戚や友人の子供が結婚するようになれば、しばらく礼服を着るのが
結婚式ばかりというのが続くんだろうけど、いま晩婚だからあと20年くらいか
かるかな。もう、おれ、生きてない気がする。\(^O^)/
せっかく天気がいいのに、とても憂鬱。
仕事しようと思っていたが、こりゃ、仕事休んで、多摩動物公園に動物観に
行くか、三鷹に谷岡ヤスジ展観に行かないと、立ち直れないね。
この気分のままじゃ、衝動的に飛び降りちゃいそう。道頓堀川に。
阪神ファンかよっ!\(^O^)/
---
いまはもう営業していないパソコン通信「日経MIX」時代の知り合い、angie
さんが亡くなったので、昨夜は、お通夜でした。
普段スーツを着ないおれが、スーツ、とりわけ礼服を着るのは、葬式、通夜、
法事というのが、この3年くらい続いています。
つい、この前、そういうお年頃なんだねえなどといってたら、また、これだ
もんな。
日経MIX時代に友人になった連中と久々に会えたのはよかったんだけど(2次
会いけなくてすみません)、あとから、だんだん落ち込んできた。今朝、起き
られなかったもんね。
43歳。あまりに若すぎるよなあ。奥様が立てないほどショックを受けてらっ
しゃるのは、つらいねえ。
penさん亡くなって、angieさん亡くなって、kaokiさんも亡くなったそうで、
次は、おれか。\(^O^)/
まあ、親戚や友人の子供が結婚するようになれば、しばらく礼服を着るのが
結婚式ばかりというのが続くんだろうけど、いま晩婚だからあと20年くらいか
かるかな。もう、おれ、生きてない気がする。\(^O^)/
せっかく天気がいいのに、とても憂鬱。
仕事しようと思っていたが、こりゃ、仕事休んで、多摩動物公園に動物観に
行くか、三鷹に谷岡ヤスジ展観に行かないと、立ち直れないね。
この気分のままじゃ、衝動的に飛び降りちゃいそう。道頓堀川に。
阪神ファンかよっ!\(^O^)/
スターウォーズ、終わっとるやんけ(泣) ― 2005年10月01日 23時08分00秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
スターウォーズ、エピソード3。
府中の「くるる」のシネコンに観に行こうと思ってたのに、昨夜で終わりだ
ったのね。がくっ。
「くるる」に東宝シネマズのシネコンができて、やで、うれしと思ったけど、
結局、まだ1回しか行ってない。
スピルバーグ、トム・クルーズの「宇宙戦争」のみ。
宇宙戦争、ひたすら宇宙人に地球人が殺戮されまくる話ですね。
アメリカがアフガンとイラクでやってることを映画にしたみたいな。^^;
アメリカ人、これ、どういうふうに観たのか。
それにしても、州軍、米軍、弱すぎ。ブッシュ、ラムズフェルド、おまーら、
何やっちょんぞ! ばーたれ。
つーか、宇宙人のテクノロジー、すごすぎ。
でも、映画の中で、大阪の奴が、1つ敵のあのすごいタコのお化けみたいな
兵器やっつけたといってました。
東京の奴じゃなくて、大阪の奴がやっつけたというのが、なんか、リアリテ
ィを感じましたね。\(^O^)/
あ、日本とのからみでいえば、東京からの中継の場面。テレ朝の中継車でし
た。どーてもいいけど。
いままで全部、スターウォーズは、映画館で観たのにね。残念。
結局、観光地の地元は観光名所、行かないのと同じなのかな。
府中にシネコンできて、午前0時過ぎに終わるレイトショーでも歩いて帰れ
るから平気になって、「やで、うれし」だったのに、いつでも行けると思うと、
かえって行かないのね。
---
スターウォーズ、エピソード3。
府中の「くるる」のシネコンに観に行こうと思ってたのに、昨夜で終わりだ
ったのね。がくっ。
「くるる」に東宝シネマズのシネコンができて、やで、うれしと思ったけど、
結局、まだ1回しか行ってない。
スピルバーグ、トム・クルーズの「宇宙戦争」のみ。
宇宙戦争、ひたすら宇宙人に地球人が殺戮されまくる話ですね。
アメリカがアフガンとイラクでやってることを映画にしたみたいな。^^;
アメリカ人、これ、どういうふうに観たのか。
それにしても、州軍、米軍、弱すぎ。ブッシュ、ラムズフェルド、おまーら、
何やっちょんぞ! ばーたれ。
つーか、宇宙人のテクノロジー、すごすぎ。
でも、映画の中で、大阪の奴が、1つ敵のあのすごいタコのお化けみたいな
兵器やっつけたといってました。
東京の奴じゃなくて、大阪の奴がやっつけたというのが、なんか、リアリテ
ィを感じましたね。\(^O^)/
あ、日本とのからみでいえば、東京からの中継の場面。テレ朝の中継車でし
た。どーてもいいけど。
いままで全部、スターウォーズは、映画館で観たのにね。残念。
結局、観光地の地元は観光名所、行かないのと同じなのかな。
府中にシネコンできて、午前0時過ぎに終わるレイトショーでも歩いて帰れ
るから平気になって、「やで、うれし」だったのに、いつでも行けると思うと、
かえって行かないのね。
Re: 将棋ソフト、激指はアマ竜王戦でベスト16! ― 2005年10月01日 23時08分35秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
五月女さんから。
--- ここから ---
コンピュータ将棋関連の話題を若干ご紹介いたします。
○コンピュータ将棋世界一、「激指」開発者インタビュー
(MYCOM PCWeb 2002年5月17日の記事)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/05/17/26.html
・・・3年前の記事ですが、東大の研究室の仲間で開発したという
現場の雰囲気が伝わってくるレポートです。
○日本認知科学会特別講演 「将棋と認知科学」
(MYCOM PCWeb 2003年6月10日の記事)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/06/10/09.html
・・・2年前の記事ですが、羽生四冠王(当時)をゲストに招いた
パネル討論会の様子です。これによると、将棋の終局までは、
10の220乗とおりの指手があるそうです。
さらに、囲碁では10の360乗になるそうです。
囲碁ソフトのほうが弱いのは仕方ないようです。
○将棋プログラム「激指」のページ
(激指開発チームである、 東京大学新領域創成科学研究科の
近山・田浦研究室のページ内)
http://www.logos.t.u-tokyo.ac.jp/~gekisashi/
・・・激指のアルゴリズムについての紹介があります。
--- ここまで ---
「将棋と認知科学」。松原さん、いま、はこだて未来大学というところの教
授なんだ。宮一の結婚式以来、ずっと会ってないね。\(^O^)/ おれの頭の
中では、ずっと電総研の松原さんという感じだったから、記憶をリフレッシュ
しないとね。
最後の将棋プログラム「激指」のページに、
http://www.logos.t.u-tokyo.ac.jp/~gekisashi/algorithm/index.html
激指の探索アルゴリズム
というページがあって、探索コードがC++で紹介してあるけど、短いし、なん
だ簡単じゃん。
お前、バカか。generate_moves(ban, move_list);の部分が肝で、ほかはま
あ、それをどうぐるぐる使うかという部分だろうが。ちゃんと、みなさい。
すみません。
近山・田浦研究室というから、ひょっとしてと思ったら、やっぱり、UTI
Lispを作ったLispハッカーの近山さんの研究室だった。\(^O^)/
驚いたのは、近山さん、ジャズピアノは玄人裸足なんだね。すごいねえ。才
能ある人はいいねえ。
---
五月女さんから。
--- ここから ---
コンピュータ将棋関連の話題を若干ご紹介いたします。
○コンピュータ将棋世界一、「激指」開発者インタビュー
(MYCOM PCWeb 2002年5月17日の記事)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/05/17/26.html
・・・3年前の記事ですが、東大の研究室の仲間で開発したという
現場の雰囲気が伝わってくるレポートです。
○日本認知科学会特別講演 「将棋と認知科学」
(MYCOM PCWeb 2003年6月10日の記事)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/06/10/09.html
・・・2年前の記事ですが、羽生四冠王(当時)をゲストに招いた
パネル討論会の様子です。これによると、将棋の終局までは、
10の220乗とおりの指手があるそうです。
さらに、囲碁では10の360乗になるそうです。
囲碁ソフトのほうが弱いのは仕方ないようです。
○将棋プログラム「激指」のページ
(激指開発チームである、 東京大学新領域創成科学研究科の
近山・田浦研究室のページ内)
http://www.logos.t.u-tokyo.ac.jp/~gekisashi/
・・・激指のアルゴリズムについての紹介があります。
--- ここまで ---
「将棋と認知科学」。松原さん、いま、はこだて未来大学というところの教
授なんだ。宮一の結婚式以来、ずっと会ってないね。\(^O^)/ おれの頭の
中では、ずっと電総研の松原さんという感じだったから、記憶をリフレッシュ
しないとね。
最後の将棋プログラム「激指」のページに、
http://www.logos.t.u-tokyo.ac.jp/~gekisashi/algorithm/index.html
激指の探索アルゴリズム
というページがあって、探索コードがC++で紹介してあるけど、短いし、なん
だ簡単じゃん。
お前、バカか。generate_moves(ban, move_list);の部分が肝で、ほかはま
あ、それをどうぐるぐる使うかという部分だろうが。ちゃんと、みなさい。
すみません。
近山・田浦研究室というから、ひょっとしてと思ったら、やっぱり、UTI
Lispを作ったLispハッカーの近山さんの研究室だった。\(^O^)/
驚いたのは、近山さん、ジャズピアノは玄人裸足なんだね。すごいねえ。才
能ある人はいいねえ。
谷岡ヤスジ展 ― 2005年10月01日 23時09分14秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
>べ@谷岡ヤスジ展ていつまでだっけ?
たけくまメモ: 谷岡ヤスジ展にて
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_cab4.html
によれば、10/23 までのようです。
#最近見てる深夜アニメ(*)に谷岡ヤスジネタが何回か登場してます
#(*) http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/paniponi/
KUSANO, Takayuki <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>
===
標題: Re: 谷岡ヤスジ展
---
おお,情報サンクス。
そっかまだまだ機会はあるな。
べ@と言ってるウチに行きそびれることがよくある
===
標題: Re: 谷岡ヤスジ展
---
三鷹でやってる谷岡ヤスジ展、行ってきました。
精神的に落ち込んでいて、気分悪かったけど、行ってよかった。
やっぱ、ヤスジは、パワーあるよ。
元気になって、帰って来ました。\(^O^)/
ありがと、ヤスジ!
入り口に、鼻血ブーのオブジェがおいてあります。これで、記念写真、撮れ
るようになってます。
草野さんが紹介してくれた「たけくまメモ」からたどると、いろんな漫画家
が、鼻血ブーで記念写真撮ってますね。
おれ、カメラ、もっていかなかったし、撮ってないけど、隣に牛のタロがい
て、タロと一緒に記念写真も取れるようになってました。
「よーこそ、来てくださいました。やで、うれし」みたいなセリフが描いて
ありました。
展示で実に興味深かったのは、初期の持ち込み作品。
出版社に持ち込んで、ボツになった原画の裏に、その日に編集者からいわれ
たことなどを、事細かに書いてあります。
谷岡さん、作品のイメージと違って、実にきめ細かな人なんですよね。
編集者、新人にでかい態度、冷たい態度取ると、あとでひどい目に遭うかも
ね。気をつけないと。^^;
初期作品は、ほのぼの系なんですね。目が、丸くてニコニコ目が多いけど、
大人向けのエロも多い漫画雑誌から少年マガジンに進出して出世作になった
「メッタメタガキ道講座」のころは、テンション上がりまくりで、つりあがっ
た目のトゲトゲ目が多いですね。1970年代の時代の気分なんでしょう。
それが、後期になると、村(ソン)の世界になって、また丸くてニコニコ目の
世界になります。ルーツに戻り、描きたいものに戻ったんでしょう。
ただ、初期と違って、もはや巨匠ですから、ヒネリを効かせたり、オチをつ
けたりする必要、全然なし。そのまま描けば、それだけで作品です。
思えば、遠くに来たもんだという気分か。いやいや遠くに来たというより、
ハイテンション時代に遠征して、ぐるりと回ってすぐそばに戻ったんだろうね。
手作りのスケジュール帳が実にユニーク。毎年、横長の巻物状の紙に手書き
で日付と仕事の締切を書き、クリアしたら赤で消すということやってます。ち
ょろちょろと編集者の名前や日常のことも書いてあったりして。
殺人的なのは、やはり絶頂期。月産350ページだったんですって。
スケジュールは、日に3本4本と締切があって、これが土日も関係なく、毎日、
ずっと年中続くんです。1983年4月の終わりから5月に、父急病のため休載とい
う休みがありましたが。
それにしても、恐ろしいわ。
天才は、才能が天才なのではなく、驚異的、超人的努力を日々続けられる天
才だから、天才たりうる。才能がある、頭がいいというだけじゃだめ。ふさわ
しい体力もないと天才になれないこと、改めて痛感しました。
ヤスジ作品のひとコマを、縦横数メートルの布に拡大して、アートとして展
示しているのも興味深かった。
真っ白なところに地平線が1本。真ん中に入道雲。左端に遠くにみえる2階
建ての家。空にオーシツクツク、オーシの文字。そして右下端手前に、汗をか
きつつ黙々と歩くバター犬の後姿。
いやあ、すごい。ヤスジの絵は大画面にすると、白と黒以外の一切の色と過
剰でリアリスティックな表現を取り去ったダリですね。\(^O^)/
それから、ヤスジキャラを使ったグッズっていっぱいあるんですね。雑誌の
プレゼントなんかで作ったのもあったり。
クッションやら、マグカップやら、売ってるものならほしいなあと思うもの
も、いろいろありました。
グッズといえば、tti/salonで特別頒布があった筒井さんの「ポルノ惑星の
サルモネラ人間」のフィギュアセット。まだ開けてないです。「ポルノ惑星の
サルモネラ人間」、再読した影響と、ヤスジ展で、チクリ先生をみた影響で、
ゴケハラミ対チクリ先生の対決を妄想してしまいました。
ハリウッドで映画化しないかな。
絶対、できんわな。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171475/showshotcorne-22/ref=nosim
筒井康隆「ポルノ惑星のサルモネラ人間」
これは、本としての新バージョンですね。この本のために、作品に登場する
異形の生物のフィギュアが作られて、それを使った写真が載っています。フィ
ギュアは、サンクス・サークルKで販売されたんですが、セット販売がtti/
salonでありました。買ったはいいんだけど、もったいなくてまだ開けていま
せん。
それにつけても、作品を観ながら、「げらげら笑っちゃいかん、静かな場所
なんだから」と我慢しつつも、我慢できずに思わず笑ってしまう展覧会は初め
て。
もうね、「あぬなー」とか「ドシ!」なんて出ると、それだけで笑っちゃう
んですよね。
余談。
パチンコにも、鼻血ブーがあったんですね。
http://www.pachinkovillage.ne.jp//2001mac/crhanaziboy/crhanaziboy.html
ヤスジワールドは、こんなところにも進出していたのか。
やで、うれし。\(^O^)/
ベさんも、早く行ったほうがいいよ。
---
>べ@谷岡ヤスジ展ていつまでだっけ?
たけくまメモ: 谷岡ヤスジ展にて
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_cab4.html
によれば、10/23 までのようです。
#最近見てる深夜アニメ(*)に谷岡ヤスジネタが何回か登場してます
#(*) http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/paniponi/
KUSANO, Takayuki <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>
===
標題: Re: 谷岡ヤスジ展
---
おお,情報サンクス。
そっかまだまだ機会はあるな。
べ@と言ってるウチに行きそびれることがよくある
===
標題: Re: 谷岡ヤスジ展
---
三鷹でやってる谷岡ヤスジ展、行ってきました。
精神的に落ち込んでいて、気分悪かったけど、行ってよかった。
やっぱ、ヤスジは、パワーあるよ。
元気になって、帰って来ました。\(^O^)/
ありがと、ヤスジ!
入り口に、鼻血ブーのオブジェがおいてあります。これで、記念写真、撮れ
るようになってます。
草野さんが紹介してくれた「たけくまメモ」からたどると、いろんな漫画家
が、鼻血ブーで記念写真撮ってますね。
おれ、カメラ、もっていかなかったし、撮ってないけど、隣に牛のタロがい
て、タロと一緒に記念写真も取れるようになってました。
「よーこそ、来てくださいました。やで、うれし」みたいなセリフが描いて
ありました。
展示で実に興味深かったのは、初期の持ち込み作品。
出版社に持ち込んで、ボツになった原画の裏に、その日に編集者からいわれ
たことなどを、事細かに書いてあります。
谷岡さん、作品のイメージと違って、実にきめ細かな人なんですよね。
編集者、新人にでかい態度、冷たい態度取ると、あとでひどい目に遭うかも
ね。気をつけないと。^^;
初期作品は、ほのぼの系なんですね。目が、丸くてニコニコ目が多いけど、
大人向けのエロも多い漫画雑誌から少年マガジンに進出して出世作になった
「メッタメタガキ道講座」のころは、テンション上がりまくりで、つりあがっ
た目のトゲトゲ目が多いですね。1970年代の時代の気分なんでしょう。
それが、後期になると、村(ソン)の世界になって、また丸くてニコニコ目の
世界になります。ルーツに戻り、描きたいものに戻ったんでしょう。
ただ、初期と違って、もはや巨匠ですから、ヒネリを効かせたり、オチをつ
けたりする必要、全然なし。そのまま描けば、それだけで作品です。
思えば、遠くに来たもんだという気分か。いやいや遠くに来たというより、
ハイテンション時代に遠征して、ぐるりと回ってすぐそばに戻ったんだろうね。
手作りのスケジュール帳が実にユニーク。毎年、横長の巻物状の紙に手書き
で日付と仕事の締切を書き、クリアしたら赤で消すということやってます。ち
ょろちょろと編集者の名前や日常のことも書いてあったりして。
殺人的なのは、やはり絶頂期。月産350ページだったんですって。
スケジュールは、日に3本4本と締切があって、これが土日も関係なく、毎日、
ずっと年中続くんです。1983年4月の終わりから5月に、父急病のため休載とい
う休みがありましたが。
それにしても、恐ろしいわ。
天才は、才能が天才なのではなく、驚異的、超人的努力を日々続けられる天
才だから、天才たりうる。才能がある、頭がいいというだけじゃだめ。ふさわ
しい体力もないと天才になれないこと、改めて痛感しました。
ヤスジ作品のひとコマを、縦横数メートルの布に拡大して、アートとして展
示しているのも興味深かった。
真っ白なところに地平線が1本。真ん中に入道雲。左端に遠くにみえる2階
建ての家。空にオーシツクツク、オーシの文字。そして右下端手前に、汗をか
きつつ黙々と歩くバター犬の後姿。
いやあ、すごい。ヤスジの絵は大画面にすると、白と黒以外の一切の色と過
剰でリアリスティックな表現を取り去ったダリですね。\(^O^)/
それから、ヤスジキャラを使ったグッズっていっぱいあるんですね。雑誌の
プレゼントなんかで作ったのもあったり。
クッションやら、マグカップやら、売ってるものならほしいなあと思うもの
も、いろいろありました。
グッズといえば、tti/salonで特別頒布があった筒井さんの「ポルノ惑星の
サルモネラ人間」のフィギュアセット。まだ開けてないです。「ポルノ惑星の
サルモネラ人間」、再読した影響と、ヤスジ展で、チクリ先生をみた影響で、
ゴケハラミ対チクリ先生の対決を妄想してしまいました。
ハリウッドで映画化しないかな。
絶対、できんわな。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171475/showshotcorne-22/ref=nosim
筒井康隆「ポルノ惑星のサルモネラ人間」
これは、本としての新バージョンですね。この本のために、作品に登場する
異形の生物のフィギュアが作られて、それを使った写真が載っています。フィ
ギュアは、サンクス・サークルKで販売されたんですが、セット販売がtti/
salonでありました。買ったはいいんだけど、もったいなくてまだ開けていま
せん。
それにつけても、作品を観ながら、「げらげら笑っちゃいかん、静かな場所
なんだから」と我慢しつつも、我慢できずに思わず笑ってしまう展覧会は初め
て。
もうね、「あぬなー」とか「ドシ!」なんて出ると、それだけで笑っちゃう
んですよね。
余談。
パチンコにも、鼻血ブーがあったんですね。
http://www.pachinkovillage.ne.jp//2001mac/crhanaziboy/crhanaziboy.html
ヤスジワールドは、こんなところにも進出していたのか。
やで、うれし。\(^O^)/
ベさんも、早く行ったほうがいいよ。
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