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Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」2007年05月06日 09時44分19秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480602
堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
の続き。
---
 堀さんの「バビロニア・ウェーブ」(単行本)は「太陽風交点」(単行本)と
共に友人にあげた。私よりその人が持った方がより相応しいだろうと。(^^;)


> 穂高さんたちが行った?名古屋か大阪であった洋輔さんのイベントには、お
>れ、行ってないもんね。あのとき、堀さん、来られた? あれ? 荒木先生が
>堀さんと飲み歩いたのは、大阪? 名古屋? うー、わからん。
> あとは、パスカル文学賞のとき? 山の上ホテルは、あれ、なんだっけ。

 年代別だと
 まず"山の上ホテル"は(どうせ「フライデー」に載っていたからバラしても
いいか)1992年4月21日「朝のガスパール」が完結した時のパーティー。
荒木先生は蝶ネクタイをしていて「山の上ホテルのボーイです」と自己紹介を
し、博多手一本もやりました(私がshowさんと初めて会ったのはこの時だ)。

 名古屋は1995年3月18日名古屋「ラブリー」での"厄払いセッション"
のことかな?この時、荒木先生には会ったけど堀さんがいらしてたかどうかは
失念。

 "パスカル短篇文学賞"は1~3回あったけど、堀さんとshowさんは3回目の
1996年9月15日にもお会いしているはず。

 それ以降はどうだったかなぁ。showさん用に監視カメラがいるか?年々記億
が怪しくなってる。(T_T)

                       いい天気だなぁ 穂高

===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> 堀晃著「バビロニア・ウェーブ」

学生時代に書店で見かけたんですが、金がないため読みたい2冊のうちどちらかしか
買えなくてバビロニア・ウェーブを来月回しにしたところ、それっきり買えずじま
い。
以来20年。ようやく文庫で読むことが出来ました。
繰り返し読んでいますが描写の内容を理科年表の助けを借りて想像すると
日常感覚のスケールとのあまりの違いに頭がくらくらします。

> 堀晃著「地球環」
> は、もう品切れでプレミアがついて、いま、なんと5000円。\(^O^)/

角川春樹事務所のページ
http://www.kadokawaharuki.co.jp/
から直接購入がまだ出来るようですが、表に載っているだけで品切れってことです
か。

bk1もだめでした。2001年には買えたのですが。
ハルキ文庫は買い取り制なので書店に在庫があまりないのが残念なところです。
その代わり、店頭在庫でまだあるかもしれません。

以前新書版でまとめられた「遺跡シリーズ」は創元から再刊の予定で喜ばしい。
「梅田地下オデッセイ」の21世紀版の刊行も予定されているようですが、
どうなったのでしょうか?新作も読みたいです。
--
ryo

===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
 あっ、間違えてる。

> まず"山の上ホテル"は(どうせ「フライデー」に載っていたからバラしても

 「フライデー」じゃなく「フォーカス」だった。

               今日は暑かったからなぁ...... 穂高


===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/001201.shtml
> 「地球環」の著者インタビュー
> のインタビューアーの雀部さんは、destroyさんでしょ?
 あ~、はい(^o^)/
 ご訪問ありがとうございます。

> 言語SFなんてのが成立するんだ。プロの作家って
> 怖いこと考えるなあと思って震撼した記憶がある。
 神林長平さんの『言壺』とかも。

                 2007/05/04(金)<destroy>

===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
>繰り返し読んでいますが描写の内容を理科年表の助けを借りて想像すると
>日常感覚のスケールとのあまりの違いに頭がくらくらします。

 今月(2006年6月号)の日経サイエンスに、ブラックホールから噴き出すジェ
ットが、銀河団の謎を解明するのに重要な役割を果たしたという記事がありま
す。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0706/200706_038.html
ブラックホールからの大逆流

 記事中、銀河団の中を泡が移動するなどという話で出てくる泡の大きさが、
直径60万光年。\(^O^)/
 我々が住む天の川銀河の直径がたった10万光年だから、泡のくせに我々が
住む銀河6個分の大きさ。笑うしかないでしょ。\(^O^)/
 しかも、空洞は、1億年前に作られ、超新星爆発100億個分のエネルギー
を持っていることがわかったそうです。\(^O^)/
 わはははははははははは。
 この世界をみると、バビロニア・ウェーブの設定がかわいくみえます。\(^O^)/
 普段どでかい数字を扱っている天文学者たちも、泡の巨大さにあっけにとら
れたそうです。\(^O^)/

>角川春樹事務所のページ
http://www.kadokawaharuki.co.jp/
>から直接購入がまだ出来るようですが、表に載っているだけで品切れってこ
とですか。

 ソッコー行って、注文したら、結局、クロネコヤマトのブックサービスに飛
んで、そこで調べたら品切れでした。太陽風交点も品切れだったなあ。

 きしもとさんからのメールも紹介。
--- ここから ---
中村様、きしもとと申します

「バビロニア・ウェーブ」の巻末の解説に、もうひとつのシリーズであるトリ
ニティ・シリーズの作品集「遺跡の声」が「創元 SF 文庫近刊」とありますの
で、それらの売行き如何で、情報サイボーグ・シリーズも、と期待できるかも、
と思います
ただ、「遺跡の声」が出たのは 96 年ですが「地球環」は 2000 年なのがちょ
っと気にかかる所ではありますが
--- ここまで ---

中村(show)

===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> それ以降はどうだったかなぁ。showさん用に監視カメラがいるか?年々記

>が怪しくなってる。(T_T)

 ゴードン・ベルといえば、我々の世界では知らない奴はいない、知らない奴
はバカというくらいの有名人。DEC時代には名機VAXの設計をしたりとコンピュ
ータアーキテクトの偉人。ゴードン・ベル賞という有名な賞まであります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴードン・ベル賞

 多体問題専用スーパーコンピュータGRAPEがこの賞を取っていることも知っ
ておきましょう。
 あ、
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/11/27nao685/index-j.shtml
東京大学と国立天文台、GRAPE-6システムで2003年ゴードン・ベル賞を受賞
は知ってたけど、
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/17/news056.html
理研、ペプチドの凝集シミュレーションでゴードンベル賞を受賞
は知らなかった。
 分子動力学専用機で、MDGRAPEってのもあるんだね。MDは、Molecular
Dyanamicsなのかな。

 話を戻すと、
 ゴードン・ベル先生は、いまマイクロソフトリサーチにいて、なんと、6年
位前から、自分の全生活をデジタルアーカイブしている。\(^O^)/
 また日経サイエンス今月号ですが、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0706/200706_058.html
暮らしをまるごとデジタル記録
をどうぞ。
 GPSで位置は全部把握されているし、センスカムという首から下げた小さな
カメラでたまたま会った奴とかも、自動的に全部記録されているんだもん。
 迷惑だよなあ。
 こういう試み、いろんなところでやっていて、ライフログ(Life Log)という
そうです。記事には東大のシステムの話もあります。

中村(show)

===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> GPSで位置は全部把握されているし、センスカムという首から下げた小さな
>カメラでたまたま会った奴とかも、自動的に全部記録されているんだもん。

 すごいなぁ。会う人は驚愕ものか。(^^;)

 記憶の低下はここ数年著しい。以前は過去5年くらい遡って年月日入りの
日記を大雑把に書く程度なら何でもない事だと思っていたし、実際に憶えて
いてできたけど、今は全然駄目。何故急激に低下したかを考えたら、平穏な
生活になってから欠落が始まっている。思い出す時の、頭の中が冷たくなる
ような感覚が楽しかったんだけど(もっとも、夢の記憶は勘弁の世界だった)。
 未だに忘れられないのが、小学低学年の時のテストのようなもので、描い
てある図を30秒くらいで記憶しろというのだった。
 △□○○□□△○□△○○ ←不要なのにこの記憶が消えない。

                                穂高

左巻健男「水はなんにも知らないよ」2007年05月06日 11時34分56秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 この前、ちょっと紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488759528X/showshotcorne-22/
左巻健男著「水はなんにも知らないよ」
をもう少し紹介しよう。
 波動水、磁化水、マイナスイオン水、πウォーター、パワーストーンやトル
マリンを使った水、創生水、クラスターの小さな水、抗酸化性をうたう水、な
んとか活性水、なんとか水素水などなど、こういうのは、全部、詐欺同然のイ
ンチキですって。
 そういえば、さっき、テレビショッピングで、ドクター水素水というのを宣
伝していたな。ドクター水素水の装置を使うと、水に活性水素が増えて、この
水を飲むと体内の活性酸素を除去できて、健康長生きできると言い張ってます
ね。\(^O^)/
 嘘っぱちだろうね。

 水に、ありがとうというときれいな結晶ができて、ばかやろーというと汚い
結晶ができるという、どうみてもトンデモなのに、癒し系としてベストセラー
になったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763193961/showshotcorne-22/
江本勝著「水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4939098044/showshotcorne-22/
江本勝著, 編「水からの伝言―世界初!!水の氷結結晶写真集 (Vol.2)」
といった、一連の氷の結晶写真集。
 フツーなら、こんなのに引っかかるバカがいっぱいいるんだなで終わりなん
ですが、驚いたことにこんなデタラメを真に受けて小学校で教えている教師集
団がいる(いた)んです。
 教育技術法則化運動「TOSS」(向山洋一代表)という教員集団で、全国で、水
伝(水からの伝言)を使った道徳の授業をやったそうです。
 安倍ちゃん。こういう連中がいるから、日本の道徳教育、大丈夫だね。\(^O^)/
 戦前の教育に戻りたくないとかいって、水伝の世界まで行ったら、それはそ
れですごいな。\(^O^)/
 安倍ちゃん、道徳教育なんかよりまず理科教育、科学教育しろって。物事の
理がわかるようになれば、道徳なんてすぐ身につく。TOSSの例をみてもわかる
ように、科学的な教育がない状態の道徳教育なんて、有害なだけ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/26/538274
水に話しかけて核融合!?
も参照。
 読み直して、つばめどんのギャグはまた笑ったなあ。
 つばめどんは、水を輸出禁止物資にしたギャグだけど、水に話しかけて核融
合なら、「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則は完全に崩れて政治
的大大大大大問題ですね。
 だって、日本の周りは海だから、水だもんね。\(^O^)/
 っていうか、人間も水の塊なんだから、いつも持ち歩いてるじゃん。\(^O^)/
 つーことは、日本人、全員、自殺しないと非核三原則は守れないってことか。
 論理的な帰結はそうなる。
 うーん。となると、日本人全員ひと思いに死のうと思ったら、核を使うしか
ないなあ。\(^O^)/
 あ、それで小泉と安倍ちゃんが北朝鮮に頼んで、北朝鮮は核開発を進めたの
か。\(^O^)/

 本書以外でも、このデタラメな教育は、優れたジャーナリストである斎藤貴
男氏の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163530401/showshotcorne-22/
斎藤貴男著「カルト資本主義―オカルトが支配する日本の企業社会」
にも、出てきます。万能微生物EM運動とかいってね。このEMってのも怪しいよ
ね。
 斎藤氏によれば、TOSSがやってるのは、「愚民教育」。
 この本、ソニーのオカルトとかいろいろ出てきて面白いです。

 左巻氏の本書に戻ると、日本の大人の科学技術への理解度は、日欧米17ヵ
国中13位だそうです。科学技術への興味や関心も、調査国中最低。
 「あるある」みたいなデタラメに引っかかる奴ばっかりということですね。
テレビ屋、広告屋も含めて、詐欺師には天国ですね。
 いわゆる科学リテラシーの欠如。これはアメリカで大問題になって、この言
葉がよく使われるようになったそうですが、日本は最低ランクで、非常にひど
いんですね。
 これが科学立国や技術立国といわれている日本の現実なんですね。
 大体、テレ朝とか、ゴールデンで、「オーラの泉」なんてインチキオカルト
番組をやってるし、TBSやらフジやもゴールデンで細木数子を使ったり、お前
ら、オウム真理教のときに大問題になってオカルト番組自粛しただろ。あの反
省はもうなくなったのか。
 はい、ありません。もうないから、視聴率ほしさでゴールデンでもあんなの
放送できるんです。これだから、我々テレビ屋は人間のクズだといわれてます。\(^O^)/
 こういう世界ですね。

 本書を読んで、ほほぉと思ったのは、まずいとかいろいろ入ってて危ないと
か世間では悪い水の代表のように思われている、日本の水道水。
 実際は非常に優秀な水。世界最高レベルの品質。簡単にいえば世界一安全で
上質な水だそうです。
 だから、水ビジネスの詐欺師連中が、少々あれこれ入れたり、ヘンな装置
(実際はほとんど何もしない)を使ったりしても、安全なままなので、健康被害
が発生しにくい。
 よって、社会問題化しにくい。\(^O^)/
 よって、バカをカモり続けることができて、儲かる。\(^O^)/
 こういう、図式なんですね。頭いいー。\(^O^)/
 たしかに、すぐ腹をこわしたり、死んだりしたら、大問題で、詐欺商売あが
ったりだもんね。
 それに、実質何も変わってない水道水を飲んでるのに、なにかよさげなもの
を飲んだと思っている以上、ほんとは以前と変わらなくても、健康になってき
たと思いたがるのが人間心理。いいとこ、突いてますね。
 テレビの通販で、なんとか水を飲んで元気になったなんていうのは(一応、
個人の感想ですという注意書きは出るだけテレビ局の「あるある」に代表され
る健康番組よりマシ)、当人の錯覚、思い込み、信じたがりなんですね。だっ
て、水道水は実質何にも変わってないんだから。
 水道水なんて飲んでると健康を害するといって恐怖につけこむ連中の商売は、
実は世界最高品質の、世界一安全で上質な水道水があってこそなんですね。
 おもしろいねえ。世の中、うまくできてますねえ。\(^O^)/

 なお、左巻氏たちは、現状の理科教育をもっとよくしたいという活動の一環
として、検定外の教科書シリーズを出していますね。本書には、その紹介もあ
りました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829900741/showshotcorne-22/
検定外中学校理科教科書をつくる会, 左巻健男著「新しい科学の教科書―現代
人のための中学理科〈第1分野〉化学・物理編」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482990075X/showshotcorne-22/
検定外中学校理科教科書をつくる会, 左巻健男著「新しい科学の教科書―現代
人のための中学理科〈第2分野〉生物・地学編」

 これは、それ以前に出してベストセラーになった新しい科学の教科書のシリ
ーズ3冊を、分野別に再編集して2冊にしたものだそうです。

 高校生向けの検定外教科書は、我らが講談社ブルーバックスです。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575108/showshotcorne-22/
杵島正洋, 松本直記編, 左巻健男著「新しい高校地学の教科書―現代人のため
の高校理科」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575094/showshotcorne-22/
山本明利, 左巻健男著「新しい高校物理の教科書―現代人のための高校理科」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575078/showshotcorne-22/
栃内新, 左巻健男著「新しい高校生物の教科書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575086/showshotcorne-22/
左巻健男著「新しい高校化学の教科書」

 中学生向けのは、みたことないなあ。講談社ブルーバックスに入っている高
校生向けのは、みかけましたね。買ってないけど。^^;
 こういう本が出版できて、かつ、ベストセラーになったということは、日本
もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
 こういう本を読んで自分を高めている人たちが多いってことだから、いいこ
とですよね。読者は中高生ではなく、たぶん、学生時代理科が苦手だったけど
再挑戦しようと考えた知識欲旺盛、向上心旺盛な大人が大半だと思います。
 そんな人たちがどんどん偉くなって金持ちになって、「オーラの泉」や細木
数子の番組を観てるような連中はどんどん貧乏になってほしいね。\(^O^)/
 そうか、情報省が、
「『オーラの泉』や細木数子の番組を観ていると、バカになって、貧乏になっ
て、不幸になって、悲惨な一生を送るよ。そんなとき、江原も細木も何にも助
けてくれないよ。所詮、金の切れ目が縁の切れ目の連中だから」
と、情報操作すればいいのか。\(^O^)/
 ってか、デマじゃなくて、事実だったりして。\(^O^)/

はうあ!!2007年05月06日 20時59分35秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 この数ヵ月、おれのマイブームになっているのが、ビジネスジャンプの漫画、
「世にも奇妙な漫☆画太郎」。
 漫画そのもののデタラメ、スカタンさ、破綻ぶりも気に入ってるけど、何よ
り、気に入っているのが、驚いたときに登場人物が発するセリフというか叫び
というか奇声というか。
 それが、「はうあ!!」。
 おれ、実生活で、ここんとこ、「はうあ!!」を連発しています。\(^O^)/
 今週読んだ 5/15 号なんて、「はうあ!!」の連発で、めちゃめちゃうれしか
った。コピペして同じコマ何度も使ってセリフだけ少し変えてるんだよね。そ
のセリフも必ず「はうあ!!」入りで、めちゃ手抜きで省エネ。\(^O^)/
 以前も同じようにコピペやってたなあと思ったら、
http://ja.wikipedia.org/wiki/漫☆画太郎
をみると、得意技のひとつなんですね。

 ばばあものは、たしかにいいです。
 この前なんかめちゃくちゃな話で、山の寒村で食えない。ばあさんを捨てよ
うという話になって、楢山節考かと思うような展開なのに、ばあさんを捨てに
行く途中のつり橋で、ばあさんが息子にセックスしてくれと言い出す。\(^O^)/
 その理由として、つり橋を一緒に渡っていると恐怖が同調して愛が芽生える
みたいな心理学の説明を「らしい」とかいって、とってつけたような理屈をこ
ねてる。\(^O^)/
 でもって、結局、つり橋の上でセックスする。
 家では、父ちゃんが、ばあさんを山に捨てに行ったまま、待てど暮らせど帰
ってこないから、奥さんと子供は餓死寸前。
 ほんとに餓死寸前で、父ちゃんがやっと帰ってきた。
 奥さんや子供が「あんたー」とか「父ちゃん」などといって飛びつかんばか
りだったのに、その後ろには、捨てたはずのばあさんがいて、さらにびっくり
赤ん坊までいる。\(^O^)/
 あのセックスでできたってことで、ますます食えないというオチ。\(^O^)/
 いやあ、よかったよかった。\(^O^)/

 じゃ、みなさんも、ご一緒に、「はうあ!!」 \(^O^)/

Lispにやさしい新宿ジュンク堂書店\(^O^)/2007年05月06日 21時00分02秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 新宿紀伊國屋書店のほぼまん前の旧新宿三越というか、そこにできた新宿のジュンク堂書店。非常に挑発的な立地ですが、新宿で本屋に行くときは、まず、ジュンク堂になっちゃいましたね。本の品揃えがいいから。紀伊國屋も高島屋のほうなら品揃えもいいんだけど、ちょっと遠いから。

http://www.junkudo.co.jp/
ジュンク堂書店

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1041912
バイナリ・プログラミング、バイナリ・ハック
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434046683/showshotcorne-22/
ジュニア,ヘンリー・S. ウォーレン著, 滝沢徹, 赤池英夫, 藤波順久, 鈴木貢,
葛毅, 玉井浩訳「ハッカーのたのしみ―本物のプログラマはいかにして問題を解くか」
を買ったのも、実は、新宿ジュンク堂。AI関係や理論関係、それと「ハッカーの楽しみ」みたいなフツー置いてないようなものもちょくちょくあるんです。

 で、その新宿ジュンク堂書店が、増床してまた広くなったというので、行ってみた。
 そしたら、あなた、Lispをプッシュしてくれてました。\(^O^)/
 プログラミング関係の棚をみると、単独のプログラミング言語で一番棚の占有面積が大きいのは、Java。やっぱりなという感じ。Lispを抜かすと、次が、C/C++くらいかな。その次が、PHPで、それからPerlとRuby、それにC#/.NETくらいかな。
 そんな中、Lispがあなた。Javaの次かC/C++の次くらいに、棚の面積取ってるの。\(^O^)/
 書店でLispの扱いがそんな上位なんて、フツー、あり得んでしょう。^^;
 これも地球温暖化の影響ですね。\(^O^)/

 Lispは本の種類は少ないんです。和書は特に。
 それなのにそれだけの面積をなぜ取れるのか。
 我が情報省のエージェント(実はおれ)は、命を賭して潜入調査。\(^O^)/
 何いうとんじゃ、一目、みたまんまやん。
 ほかは背表紙がみえるびっしり詰めた状態だけど、Lisp本は表紙がちゃんと見えるように陳列してあるの。種類と数量が少ないのをそれでカバーして面積を稼いでいる。\(^O^)/
 表紙をみせて、並べてあったのは、覚えているのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066371/showshotcorne-22/
Paul Graham著, 野田開訳「On Lisp―Advanced Techniques for Common Lisp」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320025881/showshotcorne-22/
Guy L.,Jr. Steele著, 井田昌之訳「COMMON LISP」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839920818/showshotcorne-22/
新納浩幸著「入門Common Lisp―関数型4つの特徴とλ(ラムダ)計算」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756139264/showshotcorne-22/
石丸清登著「プログラミング言語Lisp入門からマルチメディアまで」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894714337/showshotcorne-22/
ポール・グレアム著, 久野雅樹, 須賀哲夫訳「ANSI Common Lisp」
 あと、和彦君の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756134424/showshotcorne-22/
山本和彦著「リスト遊び―Emacsで学ぶLispの世界」
も、表紙がちゃんとみえるように並べてあったと思う。

 いやあ、店員によっぽどLisp好きか、おれのファンがいると思ったね。\(^O^)/
 Lisperは、一度、行って、Lispの棚の前で、ひざまずいて礼拝しなさい。\(^O^)/
 神道式に拍手を打って礼をしてもいいし、イスラム式で礼拝してもいい。\(^O^)/
 とにかく、感謝しなさい。
 Lispの本がこれだけ実際に揃っていて、棚の面積をどーんと取っているリアル書店は、人類が観測可能な全宇宙を探しても日本ではここだけ。\(^O^)/
 ジュンク堂、ますます贔屓にするぞ。\(^O^)/
 情報省は、新宿ジュンク堂をLisp本の聖地に決定。\(^O^)/
 他の書店が負けじとやれば、すぐ聖地を変更しますので、Lispに力を入れた書店さんはご一報ください。\(^O^)/

 前から疑問に思っていたけど、恥ずかしながら、この機会にみなさんに訊こうと思うんだけど、Paul Grahamは、発音は、ポール・グレアムなんですか?
 ポール・グラハムじゃなくて。当人は、自分をどう呼んでるんでしょうかね。どなたか、ご存知?

 そうそうそ。もうすぐ、Schemeのイベントですよ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/06/1374459
Shiroさんが作ったScheme、Gaucheに関するお知らせ
をどうぞ。
 算法騎士団か、かっこいいなあ。これでネタを思いついていたんだけど、書き忘れてるね。
 さあ、なんとか、5/9は行けるかな。
 はうあ!!
http://karetta.jp/blog/gauche-night
をみると、完売だって。\(^O^)/
 はうあ!!
http://karetta.jp/article/blog/gauche-night/020305
によると、どうしても見たいなら、出演するしかないだって。\(^O^)/
http://karetta.jp/article/blog/gauche-night/019972
をみると、当日券もほとんどないんだね。まあ、しょうがない。仕事しようっと。
 とにかく盛り上がりそうですね。よかったよかった。
 みなさん、楽しんでください。Have a nice day!
 ウィッキーさんか、お前。それに夜だから、dayじゃないだろ。\(^O^)/