OpenOffice.orgで学ぶコンピュータリテラシー、OpenDocument、ハードウェア・ウェブ・サーバ ― 2006年05月02日 23時28分16秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
永崎さんから。
--- ここから ---
中村正三郎様
Webサイト、いつも拝読いたしております。以前(2000年くらい?)に、イン
ドの文字を画像で表示する「文字焼き」というシステムのことで採り上げてい
ただいたことがある、永崎と申します。
このたび、OpenOffice.org2.0を扱ったコンピュータリテラシーの本を出版し
ましたので、中村様にはぜひご報告したいと思った次第です。
今回出版したのは、
『OpenOffice.orgで学ぶコンピュータリテラシー』
http://www.tdupress.jp/cgi-bin/detail.cgi?i=ISBN4-501-54100-8
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0250154100
という本です。情報教育をやっている職場の同僚2名と書きました。
元々、MS-Officeで情報関係の授業をやりながら、デスクトップLinuxをいつか
は授業で使いたいものだとあれこれ試行錯誤していたのですが、OpenOffice.
org2.0が出たのを機に、せめて、Windows版であっても、MS-Officeを使わない
だけでも結構な節約になる上に、知的財産権などの色々な啓蒙のきっかけにも
なるだろうと思い、執筆に取り掛かり、このたびようやく、出版までこぎつけ
ました。
中略
この本では、ずぶの素人(もしくは体系的にパソコン操作を学んだことがない
人)が一からパソコンを勉強しようとする時に、教材としてOpenOffice.org2.
0を利用する、という形になっています。ですから、あまり高度なことは書い
てありませんし(せいぜい、簡単なマクロ程度までです)、OpenOffice.orgの
優位性を表明することに頁を割いているということもありません。
授業や独学で使いながら、ある一定レベルのコンピュータリテラシーを確実に
身に着けられるように、というのを目指しています。もちろん、あまりコンピ
ュータを得意でない人々にどのようなガイドが必要かというのは、情報教育を
通じてある程度肌身で知っておりますので、そういうことはなるべく本の中に
反映しております。
中略
この本に関することは、自分のWeb日記
http://philosophy.onweb.to/links/henkou.html
でも色々言及しておりますので、ご興味を持っていただけましたら、そちらの
方もご覧いただけますと幸いです。
--- ここまで ---
Web日記、拝読しました。メールに書かれた思いがもっと詳しく書いてあり
ますね。
「文字焼き」の話などは、山口県立大学の
http://nagasaki.ypu.jp/~nagasaki/
のほうにありますね。
OpenOfficeを学ぶんじゃなくて、これを使ってコンピュータリテラシーを学
ぶというのがミソですね。
昔、慶応の日吉で学生に実習でExcelやインターネットのソフトのこと、教
えていたとき、学生にいったのは、メタな知識を獲得しないと実習なんていく
らやっても意味ないよということです。
できるシリーズとか図解なんとかで学ぶ人って、その通りじゃないとだめな
人っているんだけど、そのまま、バージョンアップして、メニューの構造がち
ょっと変わったら、使えなくなっちゃったりするんですよね。
だから、メニューの順番だけで使い方覚えるんじゃなくて、ま、最初はそれ
でもいいんだけど、自分がやってることの意味は理解するようにして、メタな
知識として獲得していかないと応用利かないんですよね。そういうのができる
ようになるのが、リテラシーだと思うんです。
期待しています。
などと書いていたら、もう、本が届いていました。\(^O^)/
ありがとうございます。
ざっとみましたが、けっこう画面いっぱいをキャプチャーして、丁寧に書い
てあるんですね。
Writer(Wordと思えばいい)とCalc(Excelと思えばいい)に多くのページを割
いているのは、妥当と思います。セキュリティに関してもコラムをいくつも書
いてあるのは親切かつ必須ですね。
これ、いっぱい売れて、OpenOfficeの実力がMS Officeに遜色ないことを知
る人が増えるといいですね。
ちなみに、ぼく、PowerPointはもってないけど、自在眼かOpenOfficeの
Impressでみてます。ぼくが扱うようなPowerPointファイルは問題ないですね。
それと最近、OpenOfficeが使っているOASIS ODF(Open Document Format)は、
注目がずいぶん集まってきてます。
http://en.wikipedia.org/wiki/OpenDocument
http://www.oasis-open.org/committees/tc_home.php?wg_abbrev=office
をどうぞ。
http://ja.openoffice.org/
OpenOffice.org日本語サイト
http://www.antenna.co.jp/jan/
自在眼
OpenOfficeは、Ringに参加してくださってる
http://e-trees.jp/
イーツリーズジャパン
のハードウェア・ウェブ・サーバで配っているのがあったはずなのに、どこか
なと探していたら、サンプル配信に、キルビルとかタイムラインとかあります
ね。タイムラインは、クライトンだから小説も読んだし、映画も観に行ったし、
つい、昨日かな、ケーブルでやってました。
でもって、あてずっぽうで
http://e-trees.jp/ring/
をやったら、ビンゴ。
ここに独自ビルドのものをダウンロードするリンクがありますね。
ちなみに、e-trees.jpは、ハードウェア・ウェブ・サーバで動いています。
だから、非常に高速です。だから、たぶん、律速段階はサーバじゃなくて、ネ
ットワークのほうだと思いますね。
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永崎さんから。
--- ここから ---
中村正三郎様
Webサイト、いつも拝読いたしております。以前(2000年くらい?)に、イン
ドの文字を画像で表示する「文字焼き」というシステムのことで採り上げてい
ただいたことがある、永崎と申します。
このたび、OpenOffice.org2.0を扱ったコンピュータリテラシーの本を出版し
ましたので、中村様にはぜひご報告したいと思った次第です。
今回出版したのは、
『OpenOffice.orgで学ぶコンピュータリテラシー』
http://www.tdupress.jp/cgi-bin/detail.cgi?i=ISBN4-501-54100-8
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0250154100
という本です。情報教育をやっている職場の同僚2名と書きました。
元々、MS-Officeで情報関係の授業をやりながら、デスクトップLinuxをいつか
は授業で使いたいものだとあれこれ試行錯誤していたのですが、OpenOffice.
org2.0が出たのを機に、せめて、Windows版であっても、MS-Officeを使わない
だけでも結構な節約になる上に、知的財産権などの色々な啓蒙のきっかけにも
なるだろうと思い、執筆に取り掛かり、このたびようやく、出版までこぎつけ
ました。
中略
この本では、ずぶの素人(もしくは体系的にパソコン操作を学んだことがない
人)が一からパソコンを勉強しようとする時に、教材としてOpenOffice.org2.
0を利用する、という形になっています。ですから、あまり高度なことは書い
てありませんし(せいぜい、簡単なマクロ程度までです)、OpenOffice.orgの
優位性を表明することに頁を割いているということもありません。
授業や独学で使いながら、ある一定レベルのコンピュータリテラシーを確実に
身に着けられるように、というのを目指しています。もちろん、あまりコンピ
ュータを得意でない人々にどのようなガイドが必要かというのは、情報教育を
通じてある程度肌身で知っておりますので、そういうことはなるべく本の中に
反映しております。
中略
この本に関することは、自分のWeb日記
http://philosophy.onweb.to/links/henkou.html
でも色々言及しておりますので、ご興味を持っていただけましたら、そちらの
方もご覧いただけますと幸いです。
--- ここまで ---
Web日記、拝読しました。メールに書かれた思いがもっと詳しく書いてあり
ますね。
「文字焼き」の話などは、山口県立大学の
http://nagasaki.ypu.jp/~nagasaki/
のほうにありますね。
OpenOfficeを学ぶんじゃなくて、これを使ってコンピュータリテラシーを学
ぶというのがミソですね。
昔、慶応の日吉で学生に実習でExcelやインターネットのソフトのこと、教
えていたとき、学生にいったのは、メタな知識を獲得しないと実習なんていく
らやっても意味ないよということです。
できるシリーズとか図解なんとかで学ぶ人って、その通りじゃないとだめな
人っているんだけど、そのまま、バージョンアップして、メニューの構造がち
ょっと変わったら、使えなくなっちゃったりするんですよね。
だから、メニューの順番だけで使い方覚えるんじゃなくて、ま、最初はそれ
でもいいんだけど、自分がやってることの意味は理解するようにして、メタな
知識として獲得していかないと応用利かないんですよね。そういうのができる
ようになるのが、リテラシーだと思うんです。
期待しています。
などと書いていたら、もう、本が届いていました。\(^O^)/
ありがとうございます。
ざっとみましたが、けっこう画面いっぱいをキャプチャーして、丁寧に書い
てあるんですね。
Writer(Wordと思えばいい)とCalc(Excelと思えばいい)に多くのページを割
いているのは、妥当と思います。セキュリティに関してもコラムをいくつも書
いてあるのは親切かつ必須ですね。
これ、いっぱい売れて、OpenOfficeの実力がMS Officeに遜色ないことを知
る人が増えるといいですね。
ちなみに、ぼく、PowerPointはもってないけど、自在眼かOpenOfficeの
Impressでみてます。ぼくが扱うようなPowerPointファイルは問題ないですね。
それと最近、OpenOfficeが使っているOASIS ODF(Open Document Format)は、
注目がずいぶん集まってきてます。
http://en.wikipedia.org/wiki/OpenDocument
http://www.oasis-open.org/committees/tc_home.php?wg_abbrev=office
をどうぞ。
http://ja.openoffice.org/
OpenOffice.org日本語サイト
http://www.antenna.co.jp/jan/
自在眼
OpenOfficeは、Ringに参加してくださってる
http://e-trees.jp/
イーツリーズジャパン
のハードウェア・ウェブ・サーバで配っているのがあったはずなのに、どこか
なと探していたら、サンプル配信に、キルビルとかタイムラインとかあります
ね。タイムラインは、クライトンだから小説も読んだし、映画も観に行ったし、
つい、昨日かな、ケーブルでやってました。
でもって、あてずっぽうで
http://e-trees.jp/ring/
をやったら、ビンゴ。
ここに独自ビルドのものをダウンロードするリンクがありますね。
ちなみに、e-trees.jpは、ハードウェア・ウェブ・サーバで動いています。
だから、非常に高速です。だから、たぶん、律速段階はサーバじゃなくて、ネ
ットワークのほうだと思いますね。
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ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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Windows版のPowerPointファイルをMac版のMS-Officeで見たら、フォントの
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Windows版のPowerPointファイルをMac版のMS-Officeで見たら、フォントの
_ Kuro-san: 更新日誌 - 2006年05月15日 20時49分22秒
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