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奇跡の4本指のピアニスト イ・ヒアさん2006年05月22日 22時27分41秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 この前、また、中河原のパン屋フラッグベーカリー(FLAGS)に行ったら、パン
フレットがあった。韓国の障碍者ピアニスト、イ・ヒアさんのジャパンツアーの
コンサートのパンフレット。何がびっくりしたって、彼女は先天的な障碍で、
手に指が2本しかないんです。両手でも4本。これでクラシック弾きまくるそ
うです。
 「1つの手に指が2本。だが、彼女はピアノの神童である」アメリカABC
などと、欧米のコンサートでも絶賛だったとのこと。
<a href="http://www.kubo-art.com/">http://www.kubo-art.com/</a>
の「●奇跡の4本指のピアニスト イ・ヒア Japan Tour 2006」をどうぞ。
「イ・ヒア」でGoogleで探すと、三島文化会館での予定がよく出てきますね。
「イ・ヒア ピアノ・リサイタル」で探すと、府中の芸術の森劇場の公演も出
てきました。
 府中の公演のチケットを取ろうと思って、ぼくは、パンフレットにあった
NPO法人わの会に電話しました。府中の四谷にあるそうです。電話に出た男性
に、チケットを申し込みたいといったら、私が目が見えないのでこれから録音
しますので、よろしくお願いしますという具合で、どうぞといわれて、住所な
どをいいました。
 フラッグスにあったパンフレットをみて電話したと伝えたら、非常に喜ばれ
ました。なんかこっちが恐縮しますね。
 大変、喜んでくれるので、わの会の電話番号を載せようかと思ったけど、電
話が殺到して、そのたびに目が見えませんので録音させてくださいということ
になっても気の毒なので、載せません。
 公演の日時やチケット入手先については、上記リンクの久保アートプロデュ
ースをみてください。興味のある方は、どうぞ。

http://iwa.que.ne.jp/cgi/tokusen_naka/nakagawara.cgi?mode=shop&no=174
フラッグスベーカリー(FLAGS)

 フラッグスのことは、ほかにも書いているので、上の検索窓に「フラッグス」
と入れて検索してください。

4本マレット奏法のゲイリー・バートン2006年05月22日 22時28分13秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/22/375811
奇跡の4本指のピアニスト イ・ヒアさん
で書いた、イ・ヒアさんの4本指奏法で思い出したのが、ジャズ・ヴァイブ
奏者ゲイリー・バートンの4本マレット奏法。
 イ・ヒアさんが4本指でどれくらいできるのかなといぶかしむ向きもあるで
しょうが、的外れかもしれないけど、ぼくは類推はつきます。というのは、ゲ
イリー・バートンを生で2回観ているからです。
 ゲイリー・バートンは4本のマレットで演奏するんですが、それはもう神業、
魔術です。
 チック・コリアとのデュオはあまりにも有名だけど、彼らのパフォーマンス
を記録したものでCD1枚だけといわれたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00024Z8Z6/showshotcorne-22/ref=nosim
チック・コリア&ゲイリー・バートン・イン・コンサート
を文句なく推薦します。
 たった二人とは思えない驚異の音宇宙。あり得ない世界。
 ぼくはこの二人の来日コンサートと、ゲイリー・バートングループの来日コ
ンサートを福岡で聴いて、ゲイリー・バートンの神業に圧倒されました。音を
聴いているだけでもどうやって演奏しているのかわからないのに、観たらもっ
とわからない。\(^O^)/
 というか、やってることはわかるんだけど、そんなことできるわけがないと
脳が拒否しちゃうんですよ。ほんとにマジック。
 ちなみに、ゲイリー・バートンだけじゃ人気がなかったのか、ゲイリー・バ
ートン・グループのコンサートは、ぼくはタダ券もらって行ったんですよね。
このとき、ゲストギタリストは香津美さん(渡辺香津美)で、たぶん、ベースは
アイム・ユア・パルなどの名曲を作ったスティーブ・スワローだったと思う。
 香津美とバートンだぞ、お前ら。こんなすごいのを聴きに来なかった福岡の
連中は観る目がないと、中洲で暴れました。\(^O^)/

 ゲイリー・バートンをまだ生で観てない人、すぐ驚異の演奏を観たい人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00013EZRK/showshotcorne-22/ref=nosim
チック・コリア「ランデヴー・イン・ニューヨーク DVD-BOX」
を買いなさい。高いんだけどさ。
 おれはこれ、クリスマスのころ、株で儲かったとき、Tsutayaで3割引だっ
たので衝動買いした。なぜか。ひとえに、ゲイリー・バートンとのデュオがあ
ったから。DVDである以上、また、あの驚異的なテクニックが観られると思っ
たわけ。
 9枚組だけど、ゲイリー・バートンとのデュオを3000円で出せば売れる
と思うけどね。
 このDVDには、特に、ラブ・キャッスルが入っているのが個人的にちょーう
れしー。「イン・コンサート」のCDが出る前、LPレコード2枚組の時代は、チ
ックのソロによるラブ・キャッスルがあって、これが絶品。もちろん、ゲイリ
ーのソロもあってこれも絶品。でも、このDVDだと、デュオでやってくれてる
んです。それも初っ端。そして、ラストがなんといっても、バド・パウエル!
 泣くよ、聴いたら。ほんといいよ。
 ディスク9枚組だけど、個人的には、ゲイリー・バートンとのデュオ以外は、
アコースティック・バンドと3カルテット・バンドがあればいいです。\(^O^)/
 アコースティック・バンドは、ベースのジョン・パティトゥッチとドラムの
デイヴ・ウェックルだもんね。彼らは、エレクトリック・バンドで鮮烈なリズ
ムセクションとして登場して、フュージョンもすごかったけど、アコースティ
ックなスタンダードもすごくてしびれましたね。
 このDVDでは、1977年録音の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007OE2Q2/showshotcorne-22/ref=nosim
チック・コリア「マッド・ハッター」
で、新世代4ビートとして、絶賛された「ハンプティ・ダンプティ」を、ジョ
ン・パティトゥッチとドラムのデイヴ・ウェックルがやってるんです。これがま
たかっちょいいのよ。
 「マッドハッター」のときのメンバーは、ベースがエディ・ゴメス、ドラム
がスティーブ・ガット。テナーサックスがチックの盟友ジョー・ファレル。
 この4ビートはちょーかっこいい。ジャスト・イン・タイムのそれまであり
得ない4ビートで、斬新なリズムイメージが強烈。この曲の思い出は、夏のジ
ャズフェスのときのことなど、あれこれあるけど、もう寝ないとまずいので省
略。
 あ、ちなみに、マッド・ハッターのラスト「ザ・マッド・ハッター・ラプソ
ディ」に、ハービー・ハンコックがゲスト出演しているんだけど、以前も書い
たように、あまりにすごい。ハンコックのソロでも歴代ベスト1になるじゃな
いかと思うくらい自由奔放。チックのシンセソロのバッキングからしてすごい
んだけど、自分のソロになったら、いきなりロイク(*)で、音もフレーズもハ
ンコックハンコックしてるもん。\(^O^)/
 このアルバムにおけるスティーブ・ガッドのドラムとエディ・ゴメスのベー
スについてもあれこれ書きたいことがあるけど、 寝ないとまずいので省略。

*1 黒いの意味。R&B的、あるいは黒人ジャズ的という意味だろう(笑)。

 3カルテットは、ピアノがチック・コリア、ドラムがスティーブ・ガッド、
ベースはエディ・ゴメスに、そしてテナーはマイケル・ブレッカー。こりゃ、
もう、泣くよ。だって、サッカーでいえば、ブラジルの1982年の黄金の中盤か、
2006年のマジック・カルテットだもんね。
 ジョー・ファレルとマイケル・ブレッカーが変わった形なんだけど、ぼくは、
マイケル・ブレッカーが吹く「ハンプティ・ダンプティ」をかつて聴いたこと
がある。これ、さっき、省略と書いた話になっちゃうなあ。
 あ、もう、ほんと、寝ないと明日大変大変。

 とにかく、レコード会社、この3つだけ、それぞれDVDにして出せばいいの
ね。