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吉田武著「オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ」2010年03月21日 05時50分35秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 今年の2月。東海大学出版会の田志口克己(たしぐち かつみ)さんから、
吉田武著「オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ」
が送られて来た。ありがとうございます。
 やっと、紹介します。1ヵ月以上経ってしまって、大変に申し訳ない。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448601863X/showshotcorne-22/
オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (単行本)
吉田 武 (著)

 この本、実は、送られて来たルートがすごかった。
 田志口さん、おれの昔からのファンなのだろう。
 どこに送っていいのか、わからないからと、なんと、技術評論社に送られて
来た。
--- ここから ---
 『ウイルス、伝染(うつ)るんです』(版元が異なりますが)、『電脳騒乱
節』を拝読し、ぜひ中村正三郎様に本書をご覧いただけないかと思い、誠に勝
手ながら一部をお送りいたした次第です。
--- ここまで ---
という一文を添えて。
 「電脳騒乱節」を20年前に書いてよかった。ファンの方々がいまだに、こう
やってあれこれ便宜を図ってくださる。
 ありがたいことである。

 技術評論社から郵便物が来ていて、ちょうど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/19/4890935
藤原博文「Cプログラミング診断室」でわかる勝間和代は、なぜダメか。
で書いた、藤原さんとの対談のゲラが出るころだったので、まだ、技術評論社
は紙でゲラを出してくれるんだと思って、開けたら、明けましておめでとうご
ざいますで、本書だった。

 本書は、以前から気になっていて、次にまとめ買いする時に買う本のリスト
に入っていた一冊。
 オンライン書店のbk1のベストセラーをみていると、出版以来、ずっとベス
トセラーリストに入っている。数学書でベストセラーリストに入っているとは、
普通、あり得ないすごいことだ。これは、買わねばの娘だと思っていた。そん
な本が、田志口さんのおかげで、おれの手元にやってきたわけだ。

 いきなり脱線するが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448601863X/showshotcorne-22/
オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (単行本)
吉田 武 (著)
の関連に出てくるのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839933464/showshotcorne-22/
Googleの正体 (マイコミ新書) (新書)
牧野 武文 (著)
って、どういうつながり?

 本書の話に入る前に、
http://www.press.tokai.ac.jp/top.jsp
東海大学出版会
のことを。
 理学書の出版目録も同封されていたので、ざっと見たが、100ページのうち、
約65ページが生物、海洋系。生物系の本の中でも、海洋生物関係は多い気がす
る。おれの「東海大学は、海洋学部がすごい」というイメージとマッチしてい
る。
http://www.scc.u-tokai.ac.jp/
東海大学海洋学部
 そうそう。最近では、ラグビー部も全国制覇が狙えるほど強くなってるね。

 さて、本書のこと。
 人類が手にした数式で最も美しいといわれるオイラーの公式は、
 e^iθ = cosθ + isinθ
 そして、θにπ(180度)を代入して得られるオイラーの等式は、
 e^iπ = -1
 テキストだと、べき乗がきれいに出ないから、
http://ja.wikipedia.org/wiki/オイラーの公式
にある式をみてほしい。
 オイラーの公式は、ネイピア数(自然体数の底)を iθ乗すると、右辺には、
三角関数と複素数が出てくる。すごいと思うでしょ。
 思わない人は、思いなさい。
 さらに、オイラーの等式になると、ネイピア数と複素数と円周率がからんで、
それが最初の負の整数 -1 になる。神秘を感じるだろう。
 感じない人は、感じなさい。

 ということで、オイラーの公式からは、自然対数、円周率、複素数、三角関
数など数学のいろいろな分野の深いつながりが感じられる。
 この公式を理解しようとすれば、ジャンル横断的に、数学が学べるだろうと
考えて、書かれたのが本書。
 完全に自習書で、演習問題もあり、解答もついている。
 目次などは、東海大学出版会にある
http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01863-6
新装版 オイラーの贈物
をどうぞ。
 今回の新装版は、内容的には、以前、筑摩書房から出ていたものとほぼ同じ
だそうだ。
 目次をみて目につくのが、各種数表がついていること。
 本書には、8桁電卓を使って方程式の解を求めたりと、基本的な事柄を手を
動かして体で理解させる部分がある。関数電卓ではない、安い普通の電卓を使
うので、計算のために必要な数表がついているのだ。
 電卓での計算といえば、コンピュータは実数をちゃんとは扱えず、妥協的に
しか扱えないことも、きちんと述べてある。
 桁落ちや誤差の話も出てくる。2次方程式の計算でも、誤差が少なくなるや
り方には、どういうものがあるのかという話も出てくる。
 この手の話は、おれは、大学の2年生くらいで習ったかな。1年半の教養部
時代には出てこなかった話だったと思う。それが本書では、かなり最初のほう
で出てくる。

 微積分、テイラー展開、指数関数、対数関数、三角関数などを丁寧にやって
いる。ネイピア数を求めるには指数関数が要るし、指数関数は、テイラー展開
で定義されるしといった具合に、オイラーの公式を理解しようとすると、いろ
いろな話が出てくる。
 レベル的には、おれらの時代(約40年前)でいえば、中学の終わりか高校の最
初のころの数学から大学工学部の学部レベルの数学くらいまでカバーしている。
しかし、記述は丁寧だから、数学好きな中学生から大丈夫だろうし、大人でも、
数学をやり直したい人、文系でも数学に挑戦したい人にもいいだろう。発展的
な話題の部分は、難しい話も出てくるが、そこは挑戦してみてください。
 いま、昔の勉強をやり直すのが、ブームらしい。
 だから、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4634640317/showshotcorne-22/
もういちど読む山川世界史 (単行本)
「世界の歴史」編集委員会 (編さん)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4634590646/showshotcorne-22/
もういちど読む山川日本史 (単行本)
五味 文彦 (編さん), 鳥海 靖 (編さん)
も、ずっとベストセラーの常連。
 そして、実際、数学をやり直したい人も多いのだと思う。それで、本書もベ
ストセラーになっているのだろう。
 本書は、今回、新装版として復活する前に、2回出版されているが、いずれ
も絶版になってしまった。それで、本書を手に入れるために探し歩いた人が多
かったそうだ。それくらい人気がある本だったわけで、出版と同時にベストセ
ラー入りするのも納得。
 次の2つのリンクは、コレクター向け(笑)。最初のバージョンは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487525153X/showshotcorne-22/
オイラーの贈物 (単行本)
吉田 武 (著)
 これが、文庫化され、ちくま学芸文庫に入ったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480086757/showshotcorne-22/
オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (ちくま学芸文庫) (文庫)
吉田 武 (著)
 この2つから、現在の東海大学出版会での復刊につながる紆余曲折について
は、今回紹介している最新版の最後に、少し話が出ている。いわく言い難い大
人の事情がいろいろあったことが想像できる。
 ともかく、本書を求めていた人が多かったからには、今回、東海大学出版会
から出たのは、めでたいことだし、出してくれた東海大学出版会は偉い!

 数学のやり直し本では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534045840/showshotcorne-22/
数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学 (単行本(ソ
フトカバー))
高橋 一雄 (著)
も人気が高い。
 すでに2ヵ月ほど前になるのか。銀行か病院かどこかで、たまたま週刊東洋
経済が置いてあって少し見た。佐藤優が連載の中で、本書を数学のやり直し書
として薦めていた。記憶によると、社会人は、3ヵ月か半年くらいあればやり
遂げられるのではないかと書いていた気がする。
 本書、「オイラーの贈物」も、それくらいあれば、終わりまでたどり着ける
だろう。
 ただ、社会人は、その時間を作り出すのが大変。
 おれなんか、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886990177/showshotcorne-22/
基幹物理学 こつこつと学ぶ人のためのテキスト
星崎 憲夫著 町田 茂著 町田 茂監修
は、振動のところで止まったままだもん。だめだねえ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/13/4507960
基幹物理学、やっと第2章終了

 「オイラーの贈物」や「もう一度 高校数学」あたりが難しそうだと感じる
なら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/05/4563915
ニュートン別冊「虚数がよくわかる」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/07/4566497
確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けない。
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518611/showshotcorne-22/
虚数がよくわかる―”ありもしない”のに、難問解決に不可欠な数 (Newton別冊)
(大型本)
あたりから入るのもいいかも。
 それから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/07/4230631
図解雑学シリーズ
にある、こがらしさんのコメントに、本書「オイラーの贈物」のことが出てい
る。もし、挫折したなら、図解雑学シリーズあたりもいいのではないかと。

 また本書「オイラーの贈物」に戻る。
 「はじめに」で、「代数、解析などの分類にこだわらない」作りになってい
ることを述べ、高校数学で、学年別、コース別にジャンル分けして教えている
ことについて、
--- ここから ---
これにより、数学を、有機的に結合した大きなものとして見る考え方が育成さ
れず、木を見て盛りを見ない弊害が少なからず発生している。俗にいう受験優
等生ほど、この傾向は強い。彼らは、与えられた問題を如何に機械的に解くか、
この点にしか興味がなく、別海を探したり、他の分野とのつながりを考えたり
する余裕も教育も受けていない。
 ところが、数学に限らず、実際に新しい問題に挑む場合には、既存の分類や
方法にばかり頼っていたのでは解決を得ない。このようなとき役に立つのは、
小数の基本的な事柄を確実に理解し、それらが全体の中でどのような位置を占
めるかを知ることである。これにより、真に創造的な新しい方法を生み出すこ
とが可能になる。
--- ここまで ---
 また、定義を重視することを述べ、
--- ここから ---
ところが、一般に、受験の影響からか、数学を暗記科目として処理しようとす
る傾向が強い。ここでは定義よりも公式を丸暗記することが最優先され、その
結果、定理の成立条件も知らず、誤用する者も多い。
--- ここまで ---
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/15/4880032
数学の広場、手を動かす幾何学、小平邦彦「幾何への誘い」
で書いた
--- ここから ---
上野健爾氏による解説も素晴らしくて、単元毎に分解した数学教育では、数学
の各分野の有機的なつながりがみえてこない。
--- ここまで ---

--- ここから ---
 公式の丸暗記なんて、まったく無意味とはいわないけれど、それが出てきた
プロセスを理解してないなら、ほとんど意味なし。
 特にいまは、公式集なんてネットにあふれているし、MathematicaやMaxima
やSやらRやらなんやらの数式処理ソフトを使えば、計算までしてくれるんだか
ら。
 勝間和代などのカモリーマン向けの本を読む奴はバカだと断言できるのは、
これらの本が、いわば公式の羅列だから。それが出てくるプロセスが重要なの
に、勝間和代は、著者もプロセスを理解できてない有様だから、公式をつまみ
食いして寄せ集めるしかできない。それでカモリーマン向けの本が作られてい
る。それを読んで、どれだけの意味があるのか。筋が悪いというのはそういう
こと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/10/4806223
Re: 高校数学基礎、「数学センスをみがこう」など秋山仁の数学入門本
で書いた、ソフトウェア工学がプロセス指向になった話と同じです。
--- ここまで ---
と同じ。

 やっぱり、ちゃんとした人たちが、気にすること、特に若い世代の人たちが、
これから基礎を固めて伸びていくためには何が必要かと気にすることは、同じ
だね。安直なハウツーのつまみ食いで作られたカモリーマン本とは、対極にあ
る。
 勝間和代たちのカモリーマンビジネスの本は、そういう深い理解にはつなが
らない。目先の利益しか考えてないから。
 カモリーマンは、公式や答だけ知りたがる。そこに至るプロセスの理解が重
要で、その過程で人間として知力がつくのに、それがわからない。
 公式や答だけ天下り式にもらって覚えても、そんなのは、コンピュータがと
っくにいっぱい知ってるし、ネットにあふれている。
 カモリーマンが手を出すライフハック系のノウハウもそう。
 それがまったく無意味とはいわないが、ま、枝葉のこと。ビジネスパーソン
向けの本や雑誌は、それを知的生産術などといって売り込んでいるんだから、
お笑いだし、詐欺同然。
 昨年暮れあたりに読んだ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607197/showshotcorne-22/
ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書) (新書)
立花 隆・佐藤 優 (著)
にも似た話があって、東大生が立花隆に、教養はどうやったら身に付くか質問
した。察するに、どうも、これだけやればOKみたいな1つのパッケージ、公式
があるかのように考えているらしいのね。それに立花隆が、がっくり来ているの。
 勝間和代やカツマーなどというバカ信者は、世界観が貧しいなと感じるのは、
そういうところ。教養なんて、あっちこっちに引っかかり、悩み、無駄に見え
ることをあれこれやってるうちに、体でだんだん覚えていくように、いつの間
にか染み付いてくるようなもの。
 それをやらないと、知識やデータはあっても教養はない、いわゆる受験優等
生、ブルペンエース、頭はいいけどバカなどと呼ばれる状態になるんだよね。
 そして、そういう奴は、どんどん知能化するコンピュータには勝てない。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/10/4806223
Re: 高校数学基礎、「数学センスをみがこう」など秋山仁の数学入門本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/15/4880032
数学の広場、手を動かす幾何学、小平邦彦「幾何への誘い」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/05/4924417
アンチ勝間和代本? 鎌田實, 大平光代「くらべない生き方」など
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/29/4603732
ブラック・スワンのせいか、べき乗則、複雑系、非線型関係の本が売れてます

http://na-inet.jp/weblog/archives/001139.html
吉田武「オイラーの贈物」ちくま学芸文庫
には、ちくま学芸文庫時代の本書に対する若干批判的な感想がある。
 これも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/15/4880032
数学の広場、手を動かす幾何学、小平邦彦「幾何への誘い」
で書いた話とよく似ている。
 つまり、現代数学の視点からすると、これ、だめじゃんな話。でも、数学入
門としては、このアプローチがいいじゃんな話。

 さて、本書の著者、吉田武の名前は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1042009
吉田武「はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/19/1123371
吉田武著「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」その2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980158/showshotcorne-22/
はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書) (新書)
吉田 武 (著)
の著者と同じ。
 同一人物なのか、同姓同名の別人なのか、どっちだと思って調べたら、同一
人物ですね。
 「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」は、ほんとに感動的な物語。
それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/12/4362011
観た、感動。泣いた。「ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」\(^O^)/
で書いた「ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」も感動しました。
 はやぶさのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/01/20/4824507
はやぶさ、地球へまた一歩近づく
以来、もう3ヵ月も書いてないね。また書こう。もうすぐ、今年6月に帰って
くる。これからもかなり困難なことが待ち受けているけれど、なんとか、うま
く行ってほしいです。

 最後に、吉田武さんの好評書の名前を並べて、終わりにしよう。
 まず、東海大学出版会の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4486014855/showshotcorne-22/
虚数の情緒―中学生からの全方位独学法 (単行本)
吉田 武 (著)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/15/4057636
吉田武著「ケプラー・天空の旋律(メロディ)―60小節の力学素描」
で、以下2つの名前を出した。このときは、手抜いて、同一人物かどうか、調
べてないのね(笑)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320033469/showshotcorne-22/
ケプラー・天空の旋律(メロディ)―60小節の力学素描 (単行本)
吉田 武 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320034007/showshotcorne-22/
マクスウェル・場と粒子の舞踏―60小節の電磁気学素描 (単行本)
吉田 武 (著)

 再び、東海大学出版会の田志口さん。遅くなって、すみませんでした。

パラリンピック、アイススレッジホッケー、日本は銀メダル\(^O^)/2010年03月21日 06時00分22秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 パラリンピックのアイススレッジホッケー。
 早起きして、観ていました。
 日本は、今大会ナンバー1の守備を誇るアメリカと戦って、0-2で敗れ、惜
しくも銀メダル。
 日本は、金メダルでもおかしくなかった。
 うれしいけど、くやしいー。
 アメリカは、ほんと、守備が素晴らしかった。
 お互い、スーパープレイの連続。
 障碍者スポーツうんぬんじゃなくて、単にスポーツとして非常に面白く、興
奮する試合でした。アイススレッジホッケーって、すごいスポーツだね。
 日本代表。くやしいだろうけど、胸を張って帰ってきてください。
 ありがとう&お疲れ様でした。