サンジャポ ― 2005年04月10日 12時46分00秒
標題: サンジャポ
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今週は、西和彦氏を出してきた。なんだかなぁ。
ぼそぼそ話すので、テンション上げてとか、
ベッドの中でしゃべっているみたい、などと突っ込まれてました。
弾さんは、準レギュラーですね。
五九郎
===
標題: Re: サンジャポ
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> 今週は、西和彦氏を出してきた。なんだかなぁ。
現在の肩書きでの登場ですね。元アスキーの代表とは口が裂けても言えないの
か。今のライブドアどころじゃない程、勢いがあった時期もあるのに。
> ぼそぼそ話すので、テンション上げてとか、
> ベッドの中でしゃべっているみたい、などと突っ込まれてました。
> 弾さんは、準レギュラーですね。
またデイブ・スペクターが世迷言を言っておりました。他人の発言を遮ってま
で行なう内容があったとは、毎度のことながら思えないですね。
西さん、「持ち株会社としてのニッポン放送」と「ラジオ局としてのニッポン
放送」を分けて考えるという、しごく真っ当な意見を言っていたけど、爆笑問題
の二人が「あっ!」という顔をしていたのが、逆に驚きですね。
--
たま@無精庵
blog: http://hesomagari.seesaa.net/
http://blues.asablo.jp/blog/ (テスト中)
===
標題: Re: サンジャポ
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> 西さん、「持ち株会社としてのニッポン放送」と「ラジオ局としてのニッポン
> 放送」を分けて考えるという、しごく真っ当な意見を言っていたけど、爆笑問題
> の二人が「あっ!」という顔をしていたのが、逆に驚きですね。
なるほど、そうか、と、TVの前ですっきりしていた私です。
来週も西さん出るのかな?
五九郎
===
標題: Re: サンジャポ
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もう3週間前の放送にコメントすることになりますが。
>ぼそぼそ話すので、テンション上げてとか、
これ、デーブでしたね。お前、もうテレビでしゃべるのをやめろよ。
たまさんも指摘してるけど、他人の発言をさえぎってまでしゃべる内容をお
前はもってないよ。ほんとに中身がない。
>ベッドの中でしゃべっているみたい、などと突っ込まれてました。
これ、爆笑問題の太田でしたね。太田、そんなことしかいえないなら、司会
業なんてさっさとやめろ。そしてまともに笑いの修行をしろよ。いまのままじ
ゃ、歴史を振り返ると、爆笑問題なんて、林家こぶ平以下だよ。
西さん、動じずに、以後もあのペースでぼそぼそ淡々としゃべっていたのは、
さすがでしたね。
デーブも太田も、どっちもバカというか、テレビ、というか民放のパラエテ
ィが抱えている問題を露呈したシーンでしたね。
西さんは、ぼくも対談したことがありますが、ああいうしゃべりが本人のペ
ースなんですよ。それをとやかくいうのは、極端にいうと、手足が不自由な障
碍者に対して、テレビなんだから、もっと手足をばたばたさせてくださいよと
いうようなもんなんですよね。
まさか障碍者に対して、そんなことはいえないから、テレビはどうするかと
いうと、もう出演させないんです。テレビはそうやって自分たちの体質に合わ
ない意見を、視聴者に見えない形で排除して抹殺していくんです。そこに多様
な意見を番組に反映させる公共性や中立性はありません。
とにかく、よくいえば、わいわい明るく元気、悪くいうと狂騒的にバカにな
ってふさげ合う、こうじゃないとテレビじゃない(これを全社的スローガンと
したのがフジテレビ)、バラエティじゃない、そうしないと視聴率が取れない
という思い込み、あるいは構造的に作られた事実の積み重ね、あるいは惰性が
あるだけです。
ぼくからすれば、日本のプロ野球の応援でトランペットやら鳴り物でひっき
りなしに騒いでないと応援じゃないと思っているのと同じ思い込み。もっと静
かに、しかし、いいところでは歓声を上げるという、大リーグ的な応援がある
はずなのに、テレビ屋の脳みそにはそれがない。だから、たかがテレビ屋風情
が強大な権力を握りやがってと蔑まれるんですね。
この問題、本来は、小学生のころから、テレビに対するメディアリテラシー
をちゃんと教えるべきと思うんです。
ぼくが大学院出て就職する前後は、1970年代終わりから1980年代前
半だったので、糸井重里などコピーライター全盛でした。ぼくも広告の世界に
ちょっと興味が出て、「広告批評」「宣伝会議」など広告業界の雑誌も読んで
ました。
どの雑誌か忘れたけど(スタンスからすれば広告批評かな?)、アメリカのメ
ディアリテラシー教育の記事があって、蒙を啓かれる思いでした。
小学校でどういうことを教えているかというと、
・なぜ、テレビコマーシャルには、いい生活をして、にこやかに笑う家族しか
出てこないのでしょう。その理由を考えてみましょう
などやってるというんです。
現実の生活だと、貧困家庭もあるし、裕福な家庭でも家庭内の不和や口げん
かはあるわけで、いつもにこやか明るい家庭であるわけもないのに、なぜ、コ
マーシャルだとそうなのか。これを小学生に自分で考えさせるんです。
これによって、どれほどテレビ、あるいは広告宣伝というのは、虚構、嘘の
塊かということに気づかせる教育をやってるという記事だったんです。
ぼくの場合、これまでの人生で最も影響を受けた小説を1つ挙げろといわれ
たら、文句なく筒井康隆「おれに関する噂」を挙げます。これはメディアの人
間がいかにバカで勝手に暴走するかを拡大してみせたものです。
ぼくらは、物心ついたときからテレビ(まだ白黒テレビだったけど)があって、
長じてからは、ロス疑惑事件のバカ騒ぎ、以後もオウムから和歌山の毒カレー
から最近の北朝鮮報道からバカ騒ぎの連発を経験。日本のテレビ局、報道機関
には反省はないのか、バカしかいないのかってのをいやってほど見せられきま
した。
だから、ぼくらから若い世代は当然、こういうメディアの体質はよくわかっ
てると思ったけど、学生やら若い連中と話してみると案外そうでもないんです。
だから、ITのリテラシー教育とともに、小学生のころからメディアリテラシー
教育も必要と思うんです。NHKも嘘をつく、朝日新聞も嘘をつくということを、
ちゃんと子供のころから教えておくべきと思いますね。
日本社会には、日本のメディアを監視して暴走を止めるシステムがないです
よね。ゲーデルの不完全性定理みたいなもんで。\(^O^)/
本来は視聴者がやるべきことなんでしょうけど、いまの日本のシステムは、
会社が経営者や従業員のものだといって株主軽視してきたのと同じく、スポン
サー重視、視聴者軽視なので、視聴者が声をあげてもさしたる効果はなく、む
しろスポンサーに対して、「あんな番組のスポンサーになってるなんて、失望
した。お前んところの商品は買わない」と視聴者が電話したり、手紙やメール
で訴えたほうが効果がありますよね。でも、そこまでやる視聴者なんてほとん
どいないので、テレビ局はそういう声を無視して、相変わらず暴走しやすいん
ですね。
かといって、権力をもつメディアに相互監視、相互批判の伝統があるかとい
えば、むしろ、放送業界の悪事を報道しないという談合体質ですからね。これ
じゃ、日本のメディア状況に閉塞感を感じる人がいるのも、当然ですよね。
いままではテレビ以外に選択肢がなかったから、仕方なく観るしかなかった
けど、いまはネットもあるし、抗議の声を上げるなんて面倒なことをせず、単
にテレビを観ない、捨てるということで静かにテレビ離れ、特に民放地上波離
れしている人が増えてるんじゃないですか。テレビは時間効率が悪すぎるし、
観てもバカになること多いんだもんね。
あえて差別的にいえば、いま、民放地上波をみてるのは、バカかマニアだけ。
\(^O^)/
大宅壮一がテレビに対して「一億総白痴化」といったことは、民放、それも
地上波、それもバラエティによって着々と進行中ですね。
あ、面白い誤変換。
地上波は、痴情波。\(^O^)/
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今週は、西和彦氏を出してきた。なんだかなぁ。
ぼそぼそ話すので、テンション上げてとか、
ベッドの中でしゃべっているみたい、などと突っ込まれてました。
弾さんは、準レギュラーですね。
五九郎
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標題: Re: サンジャポ
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> 今週は、西和彦氏を出してきた。なんだかなぁ。
現在の肩書きでの登場ですね。元アスキーの代表とは口が裂けても言えないの
か。今のライブドアどころじゃない程、勢いがあった時期もあるのに。
> ぼそぼそ話すので、テンション上げてとか、
> ベッドの中でしゃべっているみたい、などと突っ込まれてました。
> 弾さんは、準レギュラーですね。
またデイブ・スペクターが世迷言を言っておりました。他人の発言を遮ってま
で行なう内容があったとは、毎度のことながら思えないですね。
西さん、「持ち株会社としてのニッポン放送」と「ラジオ局としてのニッポン
放送」を分けて考えるという、しごく真っ当な意見を言っていたけど、爆笑問題
の二人が「あっ!」という顔をしていたのが、逆に驚きですね。
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たま@無精庵
blog: http://hesomagari.seesaa.net/
http://blues.asablo.jp/blog/ (テスト中)
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標題: Re: サンジャポ
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> 西さん、「持ち株会社としてのニッポン放送」と「ラジオ局としてのニッポン
> 放送」を分けて考えるという、しごく真っ当な意見を言っていたけど、爆笑問題
> の二人が「あっ!」という顔をしていたのが、逆に驚きですね。
なるほど、そうか、と、TVの前ですっきりしていた私です。
来週も西さん出るのかな?
五九郎
===
標題: Re: サンジャポ
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もう3週間前の放送にコメントすることになりますが。
>ぼそぼそ話すので、テンション上げてとか、
これ、デーブでしたね。お前、もうテレビでしゃべるのをやめろよ。
たまさんも指摘してるけど、他人の発言をさえぎってまでしゃべる内容をお
前はもってないよ。ほんとに中身がない。
>ベッドの中でしゃべっているみたい、などと突っ込まれてました。
これ、爆笑問題の太田でしたね。太田、そんなことしかいえないなら、司会
業なんてさっさとやめろ。そしてまともに笑いの修行をしろよ。いまのままじ
ゃ、歴史を振り返ると、爆笑問題なんて、林家こぶ平以下だよ。
西さん、動じずに、以後もあのペースでぼそぼそ淡々としゃべっていたのは、
さすがでしたね。
デーブも太田も、どっちもバカというか、テレビ、というか民放のパラエテ
ィが抱えている問題を露呈したシーンでしたね。
西さんは、ぼくも対談したことがありますが、ああいうしゃべりが本人のペ
ースなんですよ。それをとやかくいうのは、極端にいうと、手足が不自由な障
碍者に対して、テレビなんだから、もっと手足をばたばたさせてくださいよと
いうようなもんなんですよね。
まさか障碍者に対して、そんなことはいえないから、テレビはどうするかと
いうと、もう出演させないんです。テレビはそうやって自分たちの体質に合わ
ない意見を、視聴者に見えない形で排除して抹殺していくんです。そこに多様
な意見を番組に反映させる公共性や中立性はありません。
とにかく、よくいえば、わいわい明るく元気、悪くいうと狂騒的にバカにな
ってふさげ合う、こうじゃないとテレビじゃない(これを全社的スローガンと
したのがフジテレビ)、バラエティじゃない、そうしないと視聴率が取れない
という思い込み、あるいは構造的に作られた事実の積み重ね、あるいは惰性が
あるだけです。
ぼくからすれば、日本のプロ野球の応援でトランペットやら鳴り物でひっき
りなしに騒いでないと応援じゃないと思っているのと同じ思い込み。もっと静
かに、しかし、いいところでは歓声を上げるという、大リーグ的な応援がある
はずなのに、テレビ屋の脳みそにはそれがない。だから、たかがテレビ屋風情
が強大な権力を握りやがってと蔑まれるんですね。
この問題、本来は、小学生のころから、テレビに対するメディアリテラシー
をちゃんと教えるべきと思うんです。
ぼくが大学院出て就職する前後は、1970年代終わりから1980年代前
半だったので、糸井重里などコピーライター全盛でした。ぼくも広告の世界に
ちょっと興味が出て、「広告批評」「宣伝会議」など広告業界の雑誌も読んで
ました。
どの雑誌か忘れたけど(スタンスからすれば広告批評かな?)、アメリカのメ
ディアリテラシー教育の記事があって、蒙を啓かれる思いでした。
小学校でどういうことを教えているかというと、
・なぜ、テレビコマーシャルには、いい生活をして、にこやかに笑う家族しか
出てこないのでしょう。その理由を考えてみましょう
などやってるというんです。
現実の生活だと、貧困家庭もあるし、裕福な家庭でも家庭内の不和や口げん
かはあるわけで、いつもにこやか明るい家庭であるわけもないのに、なぜ、コ
マーシャルだとそうなのか。これを小学生に自分で考えさせるんです。
これによって、どれほどテレビ、あるいは広告宣伝というのは、虚構、嘘の
塊かということに気づかせる教育をやってるという記事だったんです。
ぼくの場合、これまでの人生で最も影響を受けた小説を1つ挙げろといわれ
たら、文句なく筒井康隆「おれに関する噂」を挙げます。これはメディアの人
間がいかにバカで勝手に暴走するかを拡大してみせたものです。
ぼくらは、物心ついたときからテレビ(まだ白黒テレビだったけど)があって、
長じてからは、ロス疑惑事件のバカ騒ぎ、以後もオウムから和歌山の毒カレー
から最近の北朝鮮報道からバカ騒ぎの連発を経験。日本のテレビ局、報道機関
には反省はないのか、バカしかいないのかってのをいやってほど見せられきま
した。
だから、ぼくらから若い世代は当然、こういうメディアの体質はよくわかっ
てると思ったけど、学生やら若い連中と話してみると案外そうでもないんです。
だから、ITのリテラシー教育とともに、小学生のころからメディアリテラシー
教育も必要と思うんです。NHKも嘘をつく、朝日新聞も嘘をつくということを、
ちゃんと子供のころから教えておくべきと思いますね。
日本社会には、日本のメディアを監視して暴走を止めるシステムがないです
よね。ゲーデルの不完全性定理みたいなもんで。\(^O^)/
本来は視聴者がやるべきことなんでしょうけど、いまの日本のシステムは、
会社が経営者や従業員のものだといって株主軽視してきたのと同じく、スポン
サー重視、視聴者軽視なので、視聴者が声をあげてもさしたる効果はなく、む
しろスポンサーに対して、「あんな番組のスポンサーになってるなんて、失望
した。お前んところの商品は買わない」と視聴者が電話したり、手紙やメール
で訴えたほうが効果がありますよね。でも、そこまでやる視聴者なんてほとん
どいないので、テレビ局はそういう声を無視して、相変わらず暴走しやすいん
ですね。
かといって、権力をもつメディアに相互監視、相互批判の伝統があるかとい
えば、むしろ、放送業界の悪事を報道しないという談合体質ですからね。これ
じゃ、日本のメディア状況に閉塞感を感じる人がいるのも、当然ですよね。
いままではテレビ以外に選択肢がなかったから、仕方なく観るしかなかった
けど、いまはネットもあるし、抗議の声を上げるなんて面倒なことをせず、単
にテレビを観ない、捨てるということで静かにテレビ離れ、特に民放地上波離
れしている人が増えてるんじゃないですか。テレビは時間効率が悪すぎるし、
観てもバカになること多いんだもんね。
あえて差別的にいえば、いま、民放地上波をみてるのは、バカかマニアだけ。
\(^O^)/
大宅壮一がテレビに対して「一億総白痴化」といったことは、民放、それも
地上波、それもバラエティによって着々と進行中ですね。
あ、面白い誤変換。
地上波は、痴情波。\(^O^)/
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