将棋竜王戦:森内名人、竜王に復位。渡辺竜王、10連覇ならず ― 2013年12月01日 14時16分35秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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森内名人が渡辺竜王に挑戦していた将棋の竜王戦。
4勝1敗で森内名人が渡辺竜王を破って竜王に復位。
9連覇という圧倒的強さを誇った渡辺竜王は、10連覇ならず。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
竜王戦、中継サイト
そもそも、渡辺竜王伝説が始まったのは、当時の森内竜王を破って、渡辺さ
んが竜王を奪取してから。
その後の渡辺竜王の戦いは、途中、佐藤康光さんとの打ち歩詰めで逃れた戦
いや、羽生さんとの3連敗から4連勝という奇跡の防衛もあったり、ドラマた
っぷり。
森内さんが挑戦したときは、あれは、7九銀打ち? 鮮烈の銀打ち一発で、
森内さんをノックアウト。4勝0敗で防衛しました。あの銀打ち、控え室のプ
ロも、谷川九段も、もちろん森内さんも気づいておらず、指された瞬間、これ
で寄っているのかと、みんな、びっくりしていましたね。
そんな因縁がある森内名人が、今度は、リベンジを果たしたわけです。
渡辺竜王伝説に、終止符を打ったのが、最初に竜王を奪取された森内名人だ
ったのは、ドラマですね。
渡辺竜王は、
「竜王だけは絶対失いたくない。渡辺九段と呼ばれるのは、ダサい。渡辺竜王
と呼ばれたい」
などと、著書で書いていた記憶がある。
竜王を失ったけれど、今年、棋王、王将を奪取したので、これからは、渡辺
九段ではなくて、渡辺2冠と呼ばれるんでしょうね。
それにしても、森内名人、今シーズンの充実ぶりは、目を見張るものがあり
ます。
今期の名人戦。A級順位戦を全勝で挑戦者になるという部類の強さを誇った
羽生さんに対して、完勝しました。コンピュータ将棋が指した新手を研究して、
それをこの名人戦で披露するなど、意欲的でした。
渡辺竜王も、今期、棋王、王将とさらに2冠を追加して3冠になって、調子
がよかったのに、そんな渡辺竜王に完勝。
将棋界の2大ビッグタイトル、名人と竜王を保持することになったわけです
から、すさまじい充実ぶりですね。
森内名人といえば、鉄板流という受け(守り)の棋風が有名ですが、今期の名
人戦も竜王戦も、受けていたかと思うと、突如、ギヤチェンジして、一気に攻
めきる積極的な差し回し。受けと攻めのバランス、タイミングが絶妙、まさに
名人芸でしょう。
人気棋士のムックシリーズ、第3弾は、その森内俊之名人です。
谷川さん、羽生さんのは、買ったけど、森内さんのはまだだったから、買お
う。
谷川さん、羽生さんのムック、やっぱり、知らないエピソードや名局がいろ
いろ載っていて、将棋ファンとしては、とても楽しめました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483994878X/showshotcorne-22/
将棋世界Special.vol3「森内俊之」 宿敵・羽生との闘いの軌跡
(マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 3) [ムック]
将棋世界編集部 (著)
あー、加藤一二三九段のムックも出ている。
最近、加藤一二三九段は、深夜番組で人気沸騰らしいですね。
ちなみに、加藤さん。福岡県出身なので、情報省のスパイです。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839949492/showshotcorne-22/
将棋世界Special.vol4「加藤一二三」
ようこそ! ひふみんワールドへ
(マイナビムック) [ムック]
谷川九段のは、もう品切れで、プレミアがついてる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839943680/showshotcorne-22/
将棋世界Special「谷川浩司」 光速と呼ばれた男(マイナビムック) [ムック]
将棋世界編集部ほか (著)
中古品の出品:3¥ 2,895より
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483994587X/showshotcorne-22/
将棋世界Special Vol.2 「羽生善治」 将棋史を塗りかえた男
(マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 2) [ムック]
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森内名人が渡辺竜王に挑戦していた将棋の竜王戦。
4勝1敗で森内名人が渡辺竜王を破って竜王に復位。
9連覇という圧倒的強さを誇った渡辺竜王は、10連覇ならず。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
竜王戦、中継サイト
そもそも、渡辺竜王伝説が始まったのは、当時の森内竜王を破って、渡辺さ
んが竜王を奪取してから。
その後の渡辺竜王の戦いは、途中、佐藤康光さんとの打ち歩詰めで逃れた戦
いや、羽生さんとの3連敗から4連勝という奇跡の防衛もあったり、ドラマた
っぷり。
森内さんが挑戦したときは、あれは、7九銀打ち? 鮮烈の銀打ち一発で、
森内さんをノックアウト。4勝0敗で防衛しました。あの銀打ち、控え室のプ
ロも、谷川九段も、もちろん森内さんも気づいておらず、指された瞬間、これ
で寄っているのかと、みんな、びっくりしていましたね。
そんな因縁がある森内名人が、今度は、リベンジを果たしたわけです。
渡辺竜王伝説に、終止符を打ったのが、最初に竜王を奪取された森内名人だ
ったのは、ドラマですね。
渡辺竜王は、
「竜王だけは絶対失いたくない。渡辺九段と呼ばれるのは、ダサい。渡辺竜王
と呼ばれたい」
などと、著書で書いていた記憶がある。
竜王を失ったけれど、今年、棋王、王将を奪取したので、これからは、渡辺
九段ではなくて、渡辺2冠と呼ばれるんでしょうね。
それにしても、森内名人、今シーズンの充実ぶりは、目を見張るものがあり
ます。
今期の名人戦。A級順位戦を全勝で挑戦者になるという部類の強さを誇った
羽生さんに対して、完勝しました。コンピュータ将棋が指した新手を研究して、
それをこの名人戦で披露するなど、意欲的でした。
渡辺竜王も、今期、棋王、王将とさらに2冠を追加して3冠になって、調子
がよかったのに、そんな渡辺竜王に完勝。
将棋界の2大ビッグタイトル、名人と竜王を保持することになったわけです
から、すさまじい充実ぶりですね。
森内名人といえば、鉄板流という受け(守り)の棋風が有名ですが、今期の名
人戦も竜王戦も、受けていたかと思うと、突如、ギヤチェンジして、一気に攻
めきる積極的な差し回し。受けと攻めのバランス、タイミングが絶妙、まさに
名人芸でしょう。
人気棋士のムックシリーズ、第3弾は、その森内俊之名人です。
谷川さん、羽生さんのは、買ったけど、森内さんのはまだだったから、買お
う。
谷川さん、羽生さんのムック、やっぱり、知らないエピソードや名局がいろ
いろ載っていて、将棋ファンとしては、とても楽しめました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483994878X/showshotcorne-22/
将棋世界Special.vol3「森内俊之」 宿敵・羽生との闘いの軌跡
(マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 3) [ムック]
将棋世界編集部 (著)
あー、加藤一二三九段のムックも出ている。
最近、加藤一二三九段は、深夜番組で人気沸騰らしいですね。
ちなみに、加藤さん。福岡県出身なので、情報省のスパイです。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839949492/showshotcorne-22/
将棋世界Special.vol4「加藤一二三」
ようこそ! ひふみんワールドへ
(マイナビムック) [ムック]
谷川九段のは、もう品切れで、プレミアがついてる。
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将棋世界Special「谷川浩司」 光速と呼ばれた男(マイナビムック) [ムック]
将棋世界編集部ほか (著)
中古品の出品:3¥ 2,895より
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将棋世界Special Vol.2 「羽生善治」 将棋史を塗りかえた男
(マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 2) [ムック]
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年12月02日 10時07分08秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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二冠失っても「前竜王」があるじゃないか。(滅多に名乗れない肩書
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二冠失っても「前竜王」があるじゃないか。(滅多に名乗れない肩書
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