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「Kotlinプログラミング」、Kotlin nativeなどKotlin関係。「ゲームプログラミングC++」、「低レベルプログラミング」は名前だけ。すみません。2019年02月22日 08時25分21秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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 吉川邦夫さま、並びに、翔泳社さま、献本ありがとうございます。
 実は、吉川さんからは、去年の今頃献本してもらった本や昨年献本してもらった本があって、それは紹介してないの。すみません。それをいうと、ほかにも献本してもらったのに紹介してない本がいくつかあるんです。すみません。
 もうね、老眼と忙しいのと、それなのにTwitterしちゃったりして、なかなか書かないのよ。すみません。
 先に、吉川さんから献本してもらったのに、紹介してない本をリストしてから、本題に入る。

■ゲームプログラミングC++
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798157619/showshotcorne-22/
ゲームプログラミングC++ 単行本(ソフトカバー) – 2018/12/5
Sanjay Madhav (著), 今給黎 隆 (監修), 吉川 邦夫 (翻訳)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07JVMJ9B1/showshotcorne-22/
ゲームプログラミングC++ Kindle版
SanjayMadhav (著), 吉川 邦夫 (翻訳), 今給 黎隆 (監修)

■低レベルプログラミング
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798155039/showshotcorne-22/
低レベルプログラミング 単行本(ソフトカバー) – 2018/1/19
Igor Zhirkov (著), 吉川 邦夫 (監修, 翻訳)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B078J4TNT1/showshotcorne-22/
低レベルプログラミング Kindle版
Igor Zhirkov (著), 吉川 邦夫 (翻訳)

■Kotlinプログラミング
 さて、仁義は切ったので、あとは、好き放題じゃ。君子、ジャガーチェンジ。\(^O^)/
 わからない? ジャガーチェンジ=豹変です。\(^O^)/

 献本くださった本は、紙書籍の方。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798160199/showshotcorne-22/
Kotlinプログラミング 単行本 – 2019/2/14
Josh Skeen (原著), David Greenhalgh (原著), ジョシュ スキーン (著), デビッド グリーンハフ (著), 吉川 邦夫 (翻訳)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07M8LKSKV/showshotcorne-22/
Kotlinプログラミング Kindle版
Josh Skeen (著), David Greenhalgh (著), 吉川 邦夫 (翻訳, 監修)

 この本の原書のサイト。正誤表やプログラムのソースコード、その他もろもろがあります。
https://www.bignerdranch.com/books/kotlin-programming/
Kotlin Programming: The Big Nerd Ranch Guide
Josh Skeen and David Greenhalgh

 Kotlinは、GoogleがAndroidの開発言語として認めたことで、注目度と人気が上がり、Androidでの開発用言語として思われていることが多いけど、実際は、もっとほかのことにも使える言語。
 本書は、そのことを反映していて、汎用言語としてのKotlinを解説してあり、Androidプログラミングは終わりのほうで1章のみ。
 Kotlinを作ったのは、IDEのIntelliJ IDEAで有名なJetBrains。IntelliJ IDEAは、JavaのIDEとして絶大な人気があり、JetBrainsはJavaやJVM(Java仮想マシン)に精通しているし、そのため、Scala, Clojure, GroovyなどJVMの言語もIntelliJ IDEAはサポートしている。
 Googleが配っているAndroid Studioは、IntelliJ IDEAがベースになっていることを知っている人も多いだろう。
 そんなJetBrainsの連中が作ったKotlinは、Java, Scala, C#などの先行言語のいいところ取りを狙った言語。書きやすく読みやすく、でも、オブジェクト指向プログラミング(OOP)や関数型プログラミング(FP)をやりやすい言語機能もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェットブレインズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/IntelliJ_IDEA
https://ja.wikipedia.org/wiki/Android_Studio

 本書全体としては、テキストベースではあるが、ゲームを作りながら、Kotlinの言語仕様や標準ライブラリの使い方を解説するスタイル。
 Kotlinのほとんど全て?を解説してあるといっていいように思うし、間口の広さだけじゃなくて、後述のように、JVMのバイトコードを逆コンパイルしてまで、いろいろ詳しく説明したりもしている。Kotlinで全貌を日本語で学ぶには、非常にいいと思う。
 本書で、特徴的なのは、IntelliJ IDEAを使いまくりで、ソースコードを少しずつ変更していくが、ソースリストでは、削除する部分を打ち消し線・取り消し線で示し、追加する部分をボールドで強調してある点。
 こういうの、編集者泣かせだなあと思うが、読者はIntelliJ IDEAを使って、この部分を削除して、これを入力しなさいと促しているわけで、手を動かして、実際にどうなるか、やってみないと理解しないし、覚えないでしょうという、そういう精神で書かれた本だ。
 IntelliJ IDEAを使っていることで、面白いと思ったのは、JVMのバイトコードの逆コンパイラを動かして、Kotlinコンパイラによって、Kotlinのコードが一体どういうJavaコードにコンパイルされているかを、たびたび見せていること。
 Python, JavaScriptやPHPでプログラミングを始めたプログラマ、特に若いプログラマは、コンパイラなど言語処理系が何をやっているか知らない人が多いし、ハードウェアやそれに近いレベルの知識もないから、時にとんでもないコードを書いたりする。
 舞台裏がわかっていれば、そんな設計、そんなコード、そんな考えは、あり得ないでしょうということがある。
 最近だと、総務省の統計がずさんだったというので、COBOLをろくに知らないのに、COBOLをディスって、バカがバレたバカとか、浮動小数点計算の基本がなってないのとか、よく見かける。この辺は、時間があったら書きたいけど。

 年寄りが言うけど、若い人は、とりわけ、基本をちゃんとやってないとだめよ。
 コンパイラの話もそうだけど、コンピュータのハードウェア、アーキテクチャ、ソフトウェア、ネットワークなどの基本的なことを、定番教科書をじっくり勉強して、系統的に学んだほうがいいよ。
 大学や専門学校で、ちゃんとした専門教育を受けて基本が身についているなら別だけど、ネットを探して、断片的な知識をつぎはぎして、その場限り、その日暮らしの仕事を続けていたら、ろくに基本の蓄積ができない。
 基本ができてないと応用が効かず、伸びない。すぐ時代に置いていかれて使いものにならなくなっちゃうよ。
 その辺は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/09/26/7443432
Effective Modern C++, C++11, C++14。C++ Multithreading Cookbook。ICT業界の技術者が、若いときにやっておくべきこと。
にも書いてあるので、一読してみてね。

 翻訳は、おなじみ、吉川さんなので安心。
 吉川さんには、珍しく、訳注で、本論というかプログラミングとは関係ない話も書いている。酒の話、帽子の話、エルビス・プレスリーの話や英語のなまりの話とかね。
 知っている人は知っているが、吉川さんは、大変に博学、博覧強記な人。しかし、それを訳注でひけらかすようなことはしなかったが、今回、ちょびっとだけ出してみましたというところかな。

 訳注で、言及している箇所があったので、Kotlinイン・アクションも。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839961743/showshotcorne-22/
Kotlinイン・アクション 単行本(ソフトカバー) – 2017/10/31
Dmitry Jemerov (著), Svetlana Isakova (著), 長澤 太郎 (監修, 翻訳), 藤原 聖 (監修, 翻訳), 山本 純平 (監修, 翻訳), yy_yank (監修, 翻訳)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B076Q2L1M6/showshotcorne-22/
Kotlinイン・アクション Kindle版
Dmitry Jemerov (著), Svetlana Isakova (著), 長澤 太郎 (監修), 藤原 聖 (監修), 山本 純平 (監修), yy_yank (監修)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2017/12/27/8756380
Kotlinイン・アクションほか、プログラミング言語Kotlin本あれこれ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/08/30/8165989
WEB+DB PRESS Vol.94は、AWSとKotlinとElectronの特集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/08/28/8164581
Kotlinスタートブック 新しいAndroidプログラミング

http://iiyu.asablo.jp/blog/2018/03/23/8810087
吉川邦夫さんが訳した「More Effective C# 6.0/7.0」が出ていました。でも、「Effective C# 6.0/7.0」が出てない。(^^; 同じく吉川さんが訳した「低レベルプログラミング」のこともちょびっとだけ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2018/01/26/8777182
吉川邦夫さんが訳した「More Effective C# 6.0/7.0」が2月に出ますね。その他、Effective JavaScriptやEffective C++など、吉川さんが訳したEffectiveシリーズ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2018/01/31/8779660
Scala for the Impatient (2nd Edition)、基礎からわかる Scalaほか、Scala本

http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/09/26/7443432
Effective Modern C++, C++11, C++14。C++ Multithreading Cookbook。ICT業界の技術者が、若いときにやっておくべきこと。

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_ ホットコーナー - 2019年08月28日 09時29分43秒

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 Manningから、メールが来て新しいMEAPで、Functional Programming in Kotlinが出たと。
 「de

_ ホットコーナー - 2021年06月09日 11時26分39秒

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 吉川邦夫さま、並びに、翔泳社さま、いつも献本をありがとうございます
 新型

_ ホットコーナー - 2021年07月08日 01時38分33秒

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 今日、あと30時間くらいだけ半額で、Tweetしたものを、まとめた。
 もうあと20時

_ ホットコーナー - 2021年09月13日 10時43分28秒

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 翻訳者の吉川さん、いつも、献本ありがとうございます。
 今回は、インプレス