NHK Eテレ、BS1「数学ミステリー白熱教室」、ラングランズ・プログラム、エドワード・フレンケル「数学の大統一に挑む」、宇宙際タイヒミューラー理論(IUT理論)、「パリ白熱教室」、トマ・ピケティ「21世紀の資本」、ピケティ×佐藤優対談のことも。 ― 2021年08月10日 07時25分21秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
---
この前、2015年に放送された
「数学ミステリー白熱教室〜ラングランズ・プログラムへの招待〜」
が、NHK BSプレミアムで再放送されていたので、久々に観た。
全4回が、2021/08/01(日)に集中的に放送された。
この白熱教室をやった、エドワード・フレンケル教授のラングランズ・プログラムの本は、以前紹介したこともある。
NHKのページを探したけど、もうない。NHKはすぐ番組ページがなくなるもんね。
そのたびに、ひょっこりひょうたん島のビデオテープが残ってない話を思い出す。Wikipediaには記述がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ひょっこりひょうたん島
--- ここから ---
現存している回
当時ビデオテープ（2インチVTR）は非常に高価かつ大型であり、収録された映像は放送終了後に消去されて他の番組に使い回されたため、マスターテープによる映像は現存しない。
--- ここまで ---
文春のサイトに以前のページがある。
https://books.bunshun.jp/sp/sugaku
NHK Eテレ「数学ミステリー白熱教室」
2015年11月13日（金）より
毎週金曜23時～23時54分 全4回
対称性が非常に重要という話が全体を通して語られること。
第3回のフェルマーの最終定理では、定理の証明に大きな貢献をした、谷山・志村予想の、日本人数学者、谷山豊、志村五郎の両先生の話があり、谷山先生が自殺し、婚約者も後を追ったことも紹介した。久々に観て、また泣いた。
谷山・志村予想は、数学力がないおれのざっくり理解では、難しい問題も別の世界に変換できるとかなり簡単な問題になるという予想。これ、第4回でも、ブラックホールの研究から出てきたホログラフィック原理に似てるなあと思いました。
ホログラフィック原理は、3次元の世界は、実は2次元の世界でもいい、ホログラフィックのように3次元の情報は全部2次元に収めて再現できるという話。
Wikipediaの谷山–志村予想には、ランレングス・プログラムの話も出ているね。谷山・志村予想は、ランレングス・プログラムの特殊な例だという話は、白熱教室でもしていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/谷山–志村予想
--- ここから ---
モジュラリティ定理は、ロバート・ラングランズによるより一般的な予想の特別な場合でもある。ラングランズ・プログラムは、保型形式、あるいは保型表現（適切なモジュラ形式の一般化）を、例えば数体上の任意の楕円曲線のような、より一般的な数論的代数幾何学の対象へ関連付けようとする。拡張された予想のうち、ほとんどのケースは未だ証明されていないが、Freitas, Le Hung & Siksek (2015) が実二次体上定義された楕円曲線がモジュラーであることを証明した。
--- ここまで ---
https://ja.wikipedia.org/wiki/谷山豊
--- ここから ---
その後、婚約者・鈴木美佐子も、遺書に「私たちは何があっても決して離れないと約束しました。彼が逝ってしまったのだから、私もいっしょに逝かねばなりません」[7]と書き残して12月2日にガス自殺を遂げている[注釈 3]。翌年1月25日、谷山・鈴木両家による「葬婚式」が行われた。善応寺にある谷山の墓には彼女の遺骨も埋葬され、墓石には二人の戒名が並んで刻まれている[9]。
--- ここまで ---
エドワード・フレンケルの本は、紙書籍は、すごい値段になってる。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163902805/showshotcorne-22/
数学の大統一に挑む 単行本 – 2015/7/13
エドワード・フレンケル (著), 青木 薫 (翻訳)
単行本
￥5,800 より
￥5,800 より 4 中古品
￥7,018 より 6 新品
￥6,070 より 1 コレクター商品
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0111OGVTM/showshotcorne-22/
数学の大統一に挑む (文春e-book) Kindle版
エドワード・フレンケル (著), 青木 薫・訳 (翻訳) 形式: Kindle版
Kindle版 (電子書籍)
￥2,241
https://ja.wikipedia.org/wiki/白熱教室
https://ja.wikipedia.org/wiki/白熱教室#数学ミステリー白熱教室_〜ラングランズ・プログラムへの招待〜
「数学の大統一に挑む」を訳した、翻訳家の青木薫さんが、書いた一連の記事があった。
これを読むと、数学ミステリー白熱教室の概要や雰囲気はわかります。
https://toyokeizai.net/articles/-/92682
｢究極の数学｣は驚くほどエレガントで力強い
青木薫が味わうNHK数学ミステリー白熱教室
青木 薫 : 翻訳家
2015/11/16 5:00
https://toyokeizai.net/articles/-/93698
天才数学者が決闘死前夜に残した奇跡のメモ
青木薫が味わうNHK数学ミステリー白熱教室
青木 薫 : 翻訳家
2015/11/23 10:10
https://toyokeizai.net/articles/-/94506
日本の天才数学者､谷山豊が得た奇跡の着想
｢数学の大統一｣に日本人が大貢献していた
青木 薫 : 翻訳家
2015/11/30 9:35
https://toyokeizai.net/articles/-/95466
物理学者は､数学者の肩に乗った小人なのか
フレンケル教授の｢数学白熱教室｣最終講義
青木 薫 : 翻訳家
2015/12/07 8:00
ところで、ラングランズ・プログラムは、望月新一京都大学教授が産み出した「宇宙際タイヒミューラー理論(IUT理論)」とは、どういう関係になるんですか？
http://kyoiku21.blog.fc2.com/blog-entry-307.html
数学者・望月新一の教育論 （追記）
からリンク、
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/IUTeich%20Kenshou%20Houkoku%202014-12.pdf
「宇宙際タイヒミューラー理論の検証：進捗状況の報告」（2014年12月）
--- ここから ---
(H3) 数論における全ての本質的な現象はラングランズプログラムに見られるようは表現論的アプローチに帰着されると信じているが、IUTeichの基本的な考え方はそのような表現論的アプローチに則っているものではない。
--- ここまで ---
とかあるけど、よーわからん。
次は何？ ぶっとび過ぎ？
http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/79009496.html
宇宙際タイヒミュラー理論の宇宙は一次元の数直線上に無限個存在している。
2019年04月30日
関連：
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/01/02/7968989
筒井康隆「モナドの領域」：数学ミステリー白熱教室、モーガン・フリーマン“時間”は存在するのか？
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/12/01/7931455
数学ミステリー白熱教室、数学の大統一に挑む、ラングランズ・プログラム
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/21/7713170
全米ベストセラー、すごいタイトル「数学の大統一に挑む」、原書は「Love
and Math」、ヘルマン・ワイル賞、立川裕二さんが日本人初の受賞、リージの
E8群による万物の理論(Theory Of Everything)
関連：
https://iiyu.asablo.jp/blog/2021/07/15/9398327
科学雑誌Newton(ニュートン)2021年08月号は、数学の超難問ABC予想と、日本人数学者望月新一京都大学教授が産み出した数学の革命的手法「宇宙際タイヒミューラー理論(IUT理論)」の特集。宇宙特集もいいよ。他の号の心理学、健康、老い、精神の病気の特集もよかった
あ、パリ白熱教室がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/白熱教室#パリ白熱教室
パリ白熱教室は、トマ・ピケティ。「21世紀の資本」は高い本だけど、10万部以上の大ベストセラーになった。高くて大部の書だから、もっと安い薄い解説本も雨後の筍のように出た。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622078767/showshotcorne-22/
21世紀の資本 単行本 – 2014/12/6
トマ・ピケティ (著), 山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳), 森本正史 (翻訳)
単行本
￥6,050
獲得ポイント: 61pt
￥2,584 より 55 中古品
￥6,050 より 14 新品
￥6,300 より 2 コレクター商品
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00VQ75FAQ/showshotcorne-22/
21世紀の資本 Kindle版
トマ・ピケティ (著), 山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳), 森本正史 (翻訳) 形式: Kindle版
Kindle版 (電子書籍)
￥4,840
パリ白熱教室で覚えているのは、中国の統計は信用できないと言ってたこと。
それから、それまでの経済学の常識は、
資本収益率(r) < 経済成長率(g)
だったが、実は、実証的に広範囲にデータを調べると、
経済成長率(g) < 資本収益率(r)
であり、r < g なのは、戦争の影響がある時期のデータしかみてなかったという話。
経済学者がよくやる手だなあと思った。自説に都合のいいデータだけ取ってきて、証拠はこれと言って自説を推すパターン。
ピケティの主張は、おれの理解で、ざっくりいえば、政治が何もしないと金が金を生む金融資本主義のほうが効率がよく、例えばもの作りで真面目にこつこつ働くよりも金が増えるので、格差が広がるという話。
最近、各国で、格差是正のため最低賃金を引き上げるとか、稼ぎまくっているのにタックスヘブン(租税回避地)を使って、税金をほとんど払わない多国籍大企業(たとえば、GAFAMと略称されるアメリカ企業)に税金を払わせるようにする動き、企業の法人税減税合戦をやめて、法人税の最低税率を決めようという動きが出ているが、ピケティの本が影響があるとしたら、ここまでに7年もかかってるのね。
ピケティ来日時には、大騒ぎで、インタビューなどがいっぱい出た。
いくつか読んだが、例えば、池上彰の対談は、まあ、誰でも質問しそうなことを訊いていたので、ピケティも何度も質問されたことだから、なんなく答えていた印象。
面白かったのは、アエラ(AERA)。佐藤優が対談していた。
彼は、対談の名手と思う。面白い。手法は、アントニオ猪木的というか、最初は相手に花を持たせて、相手の技を出させて、それから自分の技を出して、盛り上げるパターン。
でも、ピケティのときは、時間がなく(おそらく30分くらい？)、最初に相手に花を持たせるといった時間的余裕はなく、いきなり、切り込んだ。
キリスト教やロシア正教の話も出ていたと記憶している。これには、ピケティも意表を突かれたと思う。とても面白い、他にはない切り口の対談になっていた。
あった。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00T3YF9SM/showshotcorne-22/
AERA (アエラ) 2015年 2/23号 [雑誌] 雑誌 – 2015/2/16
ほかに思い出すのは、日本テレビ(日テレ)の「世界一受けたい授業」で、「21世紀の資本」がクイズになったこと。
何度も書くが、この番組のバックは情報省＼(^O^)／
なぜなら、司会やメインレギュラーのお笑い芸人「くりぃむしちゅー」の二人、上田晋也と有田哲平は熊本出身、情報省のスパイ＼(^O^)／
書く書くといって書いてないが、マチャアキ(堺正章)も情報省のスパイ＼(^O^)／
どういうクイズかというと、なぜ、「21世紀の資本」はこんなに売れてベストセラーになったのでしょうというもの。
東大(東京大学)経済学部教授の伊藤元重が明かした答は、この本には、数式がないからだって。バカか。x, yみたいなアルファベットではないけれど、数式はあるんだよ。
どうして日本の経済学者、特にメディアに出てくる奴らは、こういうバカというか嘘をつく連中が多いのか。
以前はJavaは流行らなかったをはじめ技術の嘘を書きまくり、この数年は、ブロックチェーンの嘘や筋の悪い話を書きまくり、講演で話しまくり、ブロックチェーン芸者となって稼ぎまくった経済学者の野口悠紀雄とか。
それでも野口悠紀雄は、まだマシなほうだと聞いたときに、日本の経済学は、先生も学生もだめだめじゃんと思った。
野口悠紀雄がまだマシなのは、竹中平蔵がひどいから。
竹中平蔵は政権に食い込み、学者と経営者の顔を使い分けて、自分が会長であるパソナに都合のいいように政策を進めて、税金を吸血鬼のように吸い上げて金儲けに邁進する政商納言であり、新自由主義者。
竹中平蔵のような奴の跳梁跋扈を許す、経済誌やテレビ番組のレベルがまた低い。
これでは、日本の復活はなく、バブル崩壊から、失われた10年が20年になり、20年が30年になっても、日本は先進国からどんどん転落し、格差が拡大する暗い未来しかないなあと確信している。
おれは、「21世紀の資本」がベストセラーになったのは、山形浩生が翻訳したからだと思っている。＼(^O^)／
ひょっとして、この本を見つけて翻訳出版をけしかけたのも、山形さんではないかとさえ、思っている。＼(^O^)／
昔、日本の経済学ってレベル低くてデタラメなんじゃないかと思って、教科書を調べに行ったことがあって、あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/27/4206274
ウェークアップ!ぷらす、中谷巌の転向、ユダヤ人差別、小出シンバル
で書いていた。12年も前だ。
--- ここから ---
おれ、以前、当時、まだ大きなビルの地下から６階くらいまで使っていたブックファースト渋谷店に、経済学の教科書を買いに行ったとき、中谷巌の書いた教科書のオビに、一番売れていると書いてあったのね。でも、すごい薄くてぺらぺら。立ち読みでたぶん15分くらいで読み終わったと思う。
おれ、これを採用した先生、学生にどういうふうに教えているんだろうな。まさか、半期を使ってやる？ それなら、相当、自分でネタをふくらませて教えないと、２，３回で終わっちゃうなと思ったのね。これじゃ、歯ごたえがなさすぎると思ってパス。
隣には伊藤元重の書いた教科書があって、これはもっと分厚かったけど、ミーハーなおれはノーベル賞受賞者スティグリッツの経済学第２版を買いました。いまは第３版ですけど。
--- ここまで ---
中谷巌のペラペラの教科書が一番売れているというから、やっぱり日本の経済学、だめなんだと思った。
あの大きなブックファーストはなくなり、いまは、ドン・キホーテかな。さらにもっと変わった？ 渋谷ずっと行ってないから。
そんなことより、ドン・キホーテは、東府中が創業店、情報省のフロント企業。バックは情報省＼(^O^)／
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/12/6774979
経済学者の野口悠紀雄たちは、いつまでこんな詐欺同然商売を続けるのか。
を読み返して、「カモリーマン」という言葉を思い出した。
バカの代名詞、昔、珍左翼、今、ネトウヨのネトウヨも、カモリーマンの一種だね。
関連：
http://iiyu.asablo.jp/blog/2021/01/11/9336804
祝開店、府中分倍河原のマルジナリア書店byよはく舎、NHK Eテレ「100分 de 名著」は、カール・マルクス『資本論』、講師は、斎藤幸平。『大洪水の前に』（堀之内出版）で、2018年度ドイッチャー記念賞（Deutscher Memorial Prize）を日本人初、最年少受賞。
https://iiyu.asablo.jp/blog/2017/12/28/8756540
全国｢不審者出没｣駅ランキングで、埼玉県の件数が多いのは、埼玉県警が情報公開に熱心だから。統計の罠。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/12/6774979
経済学者の野口悠紀雄たちは、いつまでこんな詐欺同然商売を続けるのか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/27/4206274
ウェークアップ!ぷらす、中谷巌の転向、ユダヤ人差別、小出シンバル
---
この前、2015年に放送された
「数学ミステリー白熱教室〜ラングランズ・プログラムへの招待〜」
が、NHK BSプレミアムで再放送されていたので、久々に観た。
全4回が、2021/08/01(日)に集中的に放送された。
この白熱教室をやった、エドワード・フレンケル教授のラングランズ・プログラムの本は、以前紹介したこともある。
NHKのページを探したけど、もうない。NHKはすぐ番組ページがなくなるもんね。
そのたびに、ひょっこりひょうたん島のビデオテープが残ってない話を思い出す。Wikipediaには記述がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ひょっこりひょうたん島
--- ここから ---
現存している回
当時ビデオテープ（2インチVTR）は非常に高価かつ大型であり、収録された映像は放送終了後に消去されて他の番組に使い回されたため、マスターテープによる映像は現存しない。
--- ここまで ---
文春のサイトに以前のページがある。
https://books.bunshun.jp/sp/sugaku
NHK Eテレ「数学ミステリー白熱教室」
2015年11月13日（金）より
毎週金曜23時～23時54分 全4回
対称性が非常に重要という話が全体を通して語られること。
第3回のフェルマーの最終定理では、定理の証明に大きな貢献をした、谷山・志村予想の、日本人数学者、谷山豊、志村五郎の両先生の話があり、谷山先生が自殺し、婚約者も後を追ったことも紹介した。久々に観て、また泣いた。
谷山・志村予想は、数学力がないおれのざっくり理解では、難しい問題も別の世界に変換できるとかなり簡単な問題になるという予想。これ、第4回でも、ブラックホールの研究から出てきたホログラフィック原理に似てるなあと思いました。
ホログラフィック原理は、3次元の世界は、実は2次元の世界でもいい、ホログラフィックのように3次元の情報は全部2次元に収めて再現できるという話。
Wikipediaの谷山–志村予想には、ランレングス・プログラムの話も出ているね。谷山・志村予想は、ランレングス・プログラムの特殊な例だという話は、白熱教室でもしていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/谷山–志村予想
--- ここから ---
モジュラリティ定理は、ロバート・ラングランズによるより一般的な予想の特別な場合でもある。ラングランズ・プログラムは、保型形式、あるいは保型表現（適切なモジュラ形式の一般化）を、例えば数体上の任意の楕円曲線のような、より一般的な数論的代数幾何学の対象へ関連付けようとする。拡張された予想のうち、ほとんどのケースは未だ証明されていないが、Freitas, Le Hung & Siksek (2015) が実二次体上定義された楕円曲線がモジュラーであることを証明した。
--- ここまで ---
https://ja.wikipedia.org/wiki/谷山豊
--- ここから ---
その後、婚約者・鈴木美佐子も、遺書に「私たちは何があっても決して離れないと約束しました。彼が逝ってしまったのだから、私もいっしょに逝かねばなりません」[7]と書き残して12月2日にガス自殺を遂げている[注釈 3]。翌年1月25日、谷山・鈴木両家による「葬婚式」が行われた。善応寺にある谷山の墓には彼女の遺骨も埋葬され、墓石には二人の戒名が並んで刻まれている[9]。
--- ここまで ---
エドワード・フレンケルの本は、紙書籍は、すごい値段になってる。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163902805/showshotcorne-22/
数学の大統一に挑む 単行本 – 2015/7/13
エドワード・フレンケル (著), 青木 薫 (翻訳)
単行本
￥5,800 より
￥5,800 より 4 中古品
￥7,018 より 6 新品
￥6,070 より 1 コレクター商品
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0111OGVTM/showshotcorne-22/
数学の大統一に挑む (文春e-book) Kindle版
エドワード・フレンケル (著), 青木 薫・訳 (翻訳) 形式: Kindle版
Kindle版 (電子書籍)
￥2,241
https://ja.wikipedia.org/wiki/白熱教室
https://ja.wikipedia.org/wiki/白熱教室#数学ミステリー白熱教室_〜ラングランズ・プログラムへの招待〜
「数学の大統一に挑む」を訳した、翻訳家の青木薫さんが、書いた一連の記事があった。
これを読むと、数学ミステリー白熱教室の概要や雰囲気はわかります。
https://toyokeizai.net/articles/-/92682
｢究極の数学｣は驚くほどエレガントで力強い
青木薫が味わうNHK数学ミステリー白熱教室
青木 薫 : 翻訳家
2015/11/16 5:00
https://toyokeizai.net/articles/-/93698
天才数学者が決闘死前夜に残した奇跡のメモ
青木薫が味わうNHK数学ミステリー白熱教室
青木 薫 : 翻訳家
2015/11/23 10:10
https://toyokeizai.net/articles/-/94506
日本の天才数学者､谷山豊が得た奇跡の着想
｢数学の大統一｣に日本人が大貢献していた
青木 薫 : 翻訳家
2015/11/30 9:35
https://toyokeizai.net/articles/-/95466
物理学者は､数学者の肩に乗った小人なのか
フレンケル教授の｢数学白熱教室｣最終講義
青木 薫 : 翻訳家
2015/12/07 8:00
ところで、ラングランズ・プログラムは、望月新一京都大学教授が産み出した「宇宙際タイヒミューラー理論(IUT理論)」とは、どういう関係になるんですか？
http://kyoiku21.blog.fc2.com/blog-entry-307.html
数学者・望月新一の教育論 （追記）
からリンク、
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/IUTeich%20Kenshou%20Houkoku%202014-12.pdf
「宇宙際タイヒミューラー理論の検証：進捗状況の報告」（2014年12月）
--- ここから ---
(H3) 数論における全ての本質的な現象はラングランズプログラムに見られるようは表現論的アプローチに帰着されると信じているが、IUTeichの基本的な考え方はそのような表現論的アプローチに則っているものではない。
--- ここまで ---
とかあるけど、よーわからん。
次は何？ ぶっとび過ぎ？
http://blog.livedoor.jp/art32sosuu/archives/79009496.html
宇宙際タイヒミュラー理論の宇宙は一次元の数直線上に無限個存在している。
2019年04月30日
関連：
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/01/02/7968989
筒井康隆「モナドの領域」：数学ミステリー白熱教室、モーガン・フリーマン“時間”は存在するのか？
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/12/01/7931455
数学ミステリー白熱教室、数学の大統一に挑む、ラングランズ・プログラム
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/21/7713170
全米ベストセラー、すごいタイトル「数学の大統一に挑む」、原書は「Love
and Math」、ヘルマン・ワイル賞、立川裕二さんが日本人初の受賞、リージの
E8群による万物の理論(Theory Of Everything)
関連：
https://iiyu.asablo.jp/blog/2021/07/15/9398327
科学雑誌Newton(ニュートン)2021年08月号は、数学の超難問ABC予想と、日本人数学者望月新一京都大学教授が産み出した数学の革命的手法「宇宙際タイヒミューラー理論(IUT理論)」の特集。宇宙特集もいいよ。他の号の心理学、健康、老い、精神の病気の特集もよかった
あ、パリ白熱教室がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/白熱教室#パリ白熱教室
パリ白熱教室は、トマ・ピケティ。「21世紀の資本」は高い本だけど、10万部以上の大ベストセラーになった。高くて大部の書だから、もっと安い薄い解説本も雨後の筍のように出た。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622078767/showshotcorne-22/
21世紀の資本 単行本 – 2014/12/6
トマ・ピケティ (著), 山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳), 森本正史 (翻訳)
単行本
￥6,050
獲得ポイント: 61pt
￥2,584 より 55 中古品
￥6,050 より 14 新品
￥6,300 より 2 コレクター商品
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00VQ75FAQ/showshotcorne-22/
21世紀の資本 Kindle版
トマ・ピケティ (著), 山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳), 森本正史 (翻訳) 形式: Kindle版
Kindle版 (電子書籍)
￥4,840
パリ白熱教室で覚えているのは、中国の統計は信用できないと言ってたこと。
それから、それまでの経済学の常識は、
資本収益率(r) < 経済成長率(g)
だったが、実は、実証的に広範囲にデータを調べると、
経済成長率(g) < 資本収益率(r)
であり、r < g なのは、戦争の影響がある時期のデータしかみてなかったという話。
経済学者がよくやる手だなあと思った。自説に都合のいいデータだけ取ってきて、証拠はこれと言って自説を推すパターン。
ピケティの主張は、おれの理解で、ざっくりいえば、政治が何もしないと金が金を生む金融資本主義のほうが効率がよく、例えばもの作りで真面目にこつこつ働くよりも金が増えるので、格差が広がるという話。
最近、各国で、格差是正のため最低賃金を引き上げるとか、稼ぎまくっているのにタックスヘブン(租税回避地)を使って、税金をほとんど払わない多国籍大企業(たとえば、GAFAMと略称されるアメリカ企業)に税金を払わせるようにする動き、企業の法人税減税合戦をやめて、法人税の最低税率を決めようという動きが出ているが、ピケティの本が影響があるとしたら、ここまでに7年もかかってるのね。
ピケティ来日時には、大騒ぎで、インタビューなどがいっぱい出た。
いくつか読んだが、例えば、池上彰の対談は、まあ、誰でも質問しそうなことを訊いていたので、ピケティも何度も質問されたことだから、なんなく答えていた印象。
面白かったのは、アエラ(AERA)。佐藤優が対談していた。
彼は、対談の名手と思う。面白い。手法は、アントニオ猪木的というか、最初は相手に花を持たせて、相手の技を出させて、それから自分の技を出して、盛り上げるパターン。
でも、ピケティのときは、時間がなく(おそらく30分くらい？)、最初に相手に花を持たせるといった時間的余裕はなく、いきなり、切り込んだ。
キリスト教やロシア正教の話も出ていたと記憶している。これには、ピケティも意表を突かれたと思う。とても面白い、他にはない切り口の対談になっていた。
あった。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00T3YF9SM/showshotcorne-22/
AERA (アエラ) 2015年 2/23号 [雑誌] 雑誌 – 2015/2/16
ほかに思い出すのは、日本テレビ(日テレ)の「世界一受けたい授業」で、「21世紀の資本」がクイズになったこと。
何度も書くが、この番組のバックは情報省＼(^O^)／
なぜなら、司会やメインレギュラーのお笑い芸人「くりぃむしちゅー」の二人、上田晋也と有田哲平は熊本出身、情報省のスパイ＼(^O^)／
書く書くといって書いてないが、マチャアキ(堺正章)も情報省のスパイ＼(^O^)／
どういうクイズかというと、なぜ、「21世紀の資本」はこんなに売れてベストセラーになったのでしょうというもの。
東大(東京大学)経済学部教授の伊藤元重が明かした答は、この本には、数式がないからだって。バカか。x, yみたいなアルファベットではないけれど、数式はあるんだよ。
どうして日本の経済学者、特にメディアに出てくる奴らは、こういうバカというか嘘をつく連中が多いのか。
以前はJavaは流行らなかったをはじめ技術の嘘を書きまくり、この数年は、ブロックチェーンの嘘や筋の悪い話を書きまくり、講演で話しまくり、ブロックチェーン芸者となって稼ぎまくった経済学者の野口悠紀雄とか。
それでも野口悠紀雄は、まだマシなほうだと聞いたときに、日本の経済学は、先生も学生もだめだめじゃんと思った。
野口悠紀雄がまだマシなのは、竹中平蔵がひどいから。
竹中平蔵は政権に食い込み、学者と経営者の顔を使い分けて、自分が会長であるパソナに都合のいいように政策を進めて、税金を吸血鬼のように吸い上げて金儲けに邁進する政商納言であり、新自由主義者。
竹中平蔵のような奴の跳梁跋扈を許す、経済誌やテレビ番組のレベルがまた低い。
これでは、日本の復活はなく、バブル崩壊から、失われた10年が20年になり、20年が30年になっても、日本は先進国からどんどん転落し、格差が拡大する暗い未来しかないなあと確信している。
おれは、「21世紀の資本」がベストセラーになったのは、山形浩生が翻訳したからだと思っている。＼(^O^)／
ひょっとして、この本を見つけて翻訳出版をけしかけたのも、山形さんではないかとさえ、思っている。＼(^O^)／
昔、日本の経済学ってレベル低くてデタラメなんじゃないかと思って、教科書を調べに行ったことがあって、あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/27/4206274
ウェークアップ!ぷらす、中谷巌の転向、ユダヤ人差別、小出シンバル
で書いていた。12年も前だ。
--- ここから ---
おれ、以前、当時、まだ大きなビルの地下から６階くらいまで使っていたブックファースト渋谷店に、経済学の教科書を買いに行ったとき、中谷巌の書いた教科書のオビに、一番売れていると書いてあったのね。でも、すごい薄くてぺらぺら。立ち読みでたぶん15分くらいで読み終わったと思う。
おれ、これを採用した先生、学生にどういうふうに教えているんだろうな。まさか、半期を使ってやる？ それなら、相当、自分でネタをふくらませて教えないと、２，３回で終わっちゃうなと思ったのね。これじゃ、歯ごたえがなさすぎると思ってパス。
隣には伊藤元重の書いた教科書があって、これはもっと分厚かったけど、ミーハーなおれはノーベル賞受賞者スティグリッツの経済学第２版を買いました。いまは第３版ですけど。
--- ここまで ---
中谷巌のペラペラの教科書が一番売れているというから、やっぱり日本の経済学、だめなんだと思った。
あの大きなブックファーストはなくなり、いまは、ドン・キホーテかな。さらにもっと変わった？ 渋谷ずっと行ってないから。
そんなことより、ドン・キホーテは、東府中が創業店、情報省のフロント企業。バックは情報省＼(^O^)／
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/12/6774979
経済学者の野口悠紀雄たちは、いつまでこんな詐欺同然商売を続けるのか。
を読み返して、「カモリーマン」という言葉を思い出した。
バカの代名詞、昔、珍左翼、今、ネトウヨのネトウヨも、カモリーマンの一種だね。
関連：
http://iiyu.asablo.jp/blog/2021/01/11/9336804
祝開店、府中分倍河原のマルジナリア書店byよはく舎、NHK Eテレ「100分 de 名著」は、カール・マルクス『資本論』、講師は、斎藤幸平。『大洪水の前に』（堀之内出版）で、2018年度ドイッチャー記念賞（Deutscher Memorial Prize）を日本人初、最年少受賞。
https://iiyu.asablo.jp/blog/2017/12/28/8756540
全国｢不審者出没｣駅ランキングで、埼玉県の件数が多いのは、埼玉県警が情報公開に熱心だから。統計の罠。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/12/6774979
経済学者の野口悠紀雄たちは、いつまでこんな詐欺同然商売を続けるのか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/27/4206274
ウェークアップ!ぷらす、中谷巌の転向、ユダヤ人差別、小出シンバル
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。