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筒井康隆「不良老人の文学論」、世田谷文学館「筒井康隆展」図録ほか。山下洋輔「猛老猫の逆襲」2019年01月05日 11時13分26秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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みなさま

 新年、明けまして、おめでとうございます。
 珍念、閉めまして、さよ、おなら。

 てなもんや三度笠か、お前は。60歳以上にしか通用せんやろ。もう、わかる人は少なくなっとるよ。
 ちくしょー、おれの小学生時代のギャグなのに。ちなみに、私も2018年1月3日で、めでたく60歳になりました。\(^O^)/

https://ja.wikipedia.org/wiki/てなもんや三度笠


 さて、平成最後の年、2019年の最初の書き込みは。
 まず、山下洋輔さん。
 昨年の暮れ、山下さんは、自宅で転倒して、大けがで入院。コンサートやライブも全部キャンセルになって、心配。
https://www.zakzak.co.jp/ent/news/181123/ent1811239322-n1.html
自宅階段で転倒、山下洋輔がケガで休養
2018.11.23

 毎年、春の恒例になっているソロピアノの頃には、大丈夫だろうと思っていたら、ASAHIネット(http://asahi-net.jp )の筒井康隆会議室に、銀河最強のヤノピさまのおっかけであるMINちゃんからの情報によれば、ソロピアノもキャンセルらしい。
 会場で買って、サインしてもらうと思って、そのときまで買うのを待っている人は、早く買いなさいとあったから、遅ればせながら、注文したのが、
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103437057/showshotcorne-22/
猛老猫の逆襲 単行本 – 2018/12/21
山下 洋輔 (著)

 猛老は、もちろん、朦朧にもかけてある。
 全身打撲、骨折もしているとのことで、回復は順調と伝え聞くが、あのエネルギッシュ(和製英語と思ったら、ドイツ語だって、これ)というか、エネジェティックな演奏ができるまでには、やはり、時間がかかるのだろう。
 どうか、無理なさらず、回復してくださればと思います。

 次は筒井康隆さん。
 次は、注文し忘れていたのだ。文芸評論、文学賞の選評、他作家の作品の推薦文、解説、エッセイなどをまとめたもの。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145331/showshotcorne-22/
不良老人の文学論 単行本 – 2018/11/22
筒井 康隆 (著)

 不良老人になる、作家はもっと無頼であっていいというのは、筒井さんの若い頃の主張。
 そのため、あちこち大騒ぎになったり、ツイッターで炎上したりするが、生ぬるく、予定調和的な現実に安住している怠惰な連中を叩き起こすのも文学の重要な役割、魅力でもあるわけで、筒井ファンをやっていると、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2017/04/12/8460883
筒井康隆の炎上ツイートは、削除ではなくツイッター社の判断で非表示。私に流れ弾が飛んで来た理由がやっとわかった。
で書いたような、ツイッターで、なぜか、おれが誤爆されまくったようなことも起こるが、
「そりゃ、しょうがない。だって、筒井康隆だよ。長年、ファンをやってたら、そんなことも起こるわ。それもまた筒井ファンであることの楽しみ」
なのである。

 筒井康隆に関する大発見を2つもしておきながら、まとまった時間が取れず、1つは、もう1年以上書けずにいることがある。
 そして、昨年、世田谷文学館で開催され、筒井ファンの一人として、至福の時間を味わった「筒井康隆展」のことも、書かねばの娘なこともあるのに、書けてない。
 すみません。

 「筒井康隆展」に行けなかった方々、図録は、世田谷文学館のオンラインショップで売っています。
https://www.setabun.or.jp/shop/pictrecord.html
「筒井康隆展」図録 世田谷文学館

 「筒井康隆展」に合わせて出版されたのが、次。これも筒井ファンには、実にありがたいまとめ。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309979564/showshotcorne-22/
総特集 筒井康隆: 日本文学の大スタア (文藝別冊) ムック – 2018/10/6
河出書房新社編集部 (編集)

 昨年出た本で、筒井康隆「不良老人の文学論」の系統でいけば、単行本の「漂流 本から本へ」が改題され、文庫で出ました。
 筒井さんの文芸に関するエッセイは、紹介されている小説など文学作品を、読みたくなっちゃうのが、玉に瑕。
 昔、ラテンアメリカ文学を紹介したエッセイを読んだとき、読書時間がないのになあと思いつつ、ガルシア・マルケス、ボルヘスなどは、どうしても辛抱タマランチ会長で、読んだら、すさまじくよかった。相当に宇宙観、世界観、人生観、文学観が変わりました。
 こんな小説群があるんだ。しかも、日本語で読める。ありがたやありがたやと思いました。紹介してくださった筒井さん、ありがたやありがたやと思いました。
 あなたが、本書、「読書の極意と掟」を読めば、きっとそういう出会いが待っていると思います。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065122619/showshotcorne-22/
読書の極意と掟 (講談社文庫) 文庫 – 2018/7/13
筒井 康隆 (著)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07F67T2CP/showshotcorne-22/
読書の極意と掟 (講談社文庫) Kindle版
筒井康隆 (著)

 自作を語るも外せません。執筆時のエピソードなど、いろいろてんこ盛り。
 付録の作品リストがまたすごい。
 日下三蔵さんも、銀河最強のツツイストですよね。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152097981/showshotcorne-22/
筒井康隆、自作を語る 単行本(ソフトカバー) – 2018/9/19
筒井 康隆 (著), 日下 三蔵 (編集)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07HK4K7ZY/showshotcorne-22/
筒井康隆、自作を語る (早川書房) Kindle版
筒井 康隆 (著), 日下 三蔵 (編集)

 それから、今後、ぼくが書く予定の、筒井康隆に関する大発見の予習として、次をお薦め。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065104408/showshotcorne-22/
筒井康隆入門 (星海社新書) 新書 – 2017/9/23
佐々木 敦 (著)

関連:
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