Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

日経サイエンス:ニュートリノ、連星中性子星合体、重力波、貴金属の起源、AI(人工知能)、日本の量子コンピュータの選択は正しいか、アルファ碁ゼロ、仮面ライダーの方程式、量子コンピュータ、面白くて、あれこれ言いたい記事がいっっぱいなのに、どんどん時間がすぎて、大変や2018年02月23日 08時11分49秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
 21世紀は科学の時代、科学を制する者が世界を制すというので、アメリカも中国も、基礎科学も含めて、科学にどんどん国も民間も投資しているのに、日本は科学予算を減らして、研究者の身分は不安定だし、だったら、アメリカに移住して研究したほうがいいやと思って、頭脳流出するし、安部ちゃんのバカ。\(^O^)/

 という話が通奏低音としてあって、日経サイエンスやニュートンといった、一般向け科学雑誌にはがんばってほしいし、応援したいわけです。
 それなのに、忙しい、時間がないと理由をつけて、ろくに紹介してない。おれのバカ。
 日経サイエンス2017年12月号のことを書こうと思っていたら、2018年1月号が来ていて、面白いのを紹介しようと思っていたら、2月号が来て、これまた面白いと思っているうちに、3月号が来て、3月号はまだろくに読んでないのに、もう4月号になる。
 仕方がないので、リンクだけでも並べる。
 すみません。

■日経サイエンス 2018年3月号
 これ、まだ、ちゃんと読んでない。すみません。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B077R2N9VR/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2018年3月号 雑誌 – 2018/1/25

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201803.html
日経サイエンス 2018年3月号
特集:生命の起源

■日経サイエンス2018年4月号
 特集は、量子コンピューターだ。楽しみ~~~~。\(^O^)/
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0788XVV57/showshotcorne-22/
日経サイエンス2018年4月号 雑誌 – 2018/2/24

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201804.html
日経サイエンス 2018年4月号
特集:量子コンピューター最前線
特集2:糖尿病と戦う新戦略

■日経サイエンス 2017年12月号
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B074W4JHXH/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2017年12月号 雑誌 – 2017/10/25

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201712.html
日経サイエンス 2017年12月号
特集:ニュートリノの物理学
特集2:性とジェンダーの科学(前編)

 ニュートリノは、ほんと不思議。
 なぜ、左巻きのニュートリノしか観測されてないのか。カイラリティとかカイラル対称性とかヘリシティとか、
https://ja.wikipedia.org/wiki/カイラリティ
https://ja.wikipedia.org/wiki/カイラル対称性
を読んでも、よーわからんわ。
 さすが、おとめ座銀河団の小学校で、ブラックホール工学の単位を落として、追試を受けたお前らしいわ。
 バカにするな。おれ的には、なぜ、左巻きのニュートリノしかないのか、とっくに謎は解けている。
 えっ、嘘でしょ。お前に、この謎が、解けたのか。
 はい。それは、麻丘めぐみが「わたしの彼は左きき」を歌ったからです。\(^O^)/

 ほんとは、この太陽系を含む宇宙を作るとき、おれが左巻きニュートリノしかないようにしたんだけど、さすがに
「わたしの彼は左巻き」
じゃ、「左巻き」が差別用語になって放送できない。それで、「左きき」に変えたんだよ。
 ああ、思い出した。あのときは、大相撲は日本で人気があるから、それにあやかったらヒットするだろうというので、
「私の彼は左四つ」
という案もあったね。\(^O^)/

 ちょっと真面目な話。
 なぜ、この宇宙には、物質だけあるのか。ビッグバンのときは、物質と反物質が同じだけできたはずなのに。
 これを説明する理論を出したのが、アンドレイ・サハロフ博士。なぜか、サハロフ先生と呼ばずに、おれの場合、刷り込みでサハロフ博士なんだよね。

https://www2.kek.jp/kids/index.html
キッズサイエンティスト KEK 高エネルギー加速器研究機構
https://www2.kek.jp/kids/class/particle/class01-06.html
反物質の世界がないのはなぜ? KEK 高エネルギー加速器研究機構
--- ここから ---
ロシアのサハロフ博士、日本の吉村太彦博士、アメリカのワインバーグ博士らによって提唱された仮説は次のようなものです。
--- ここまで ---

http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~naga/kogi/handai-honor07/4-bbn.pdf
阪大物理学オナーセミナー (担当:久野、長島):Note 4 平成 19 年 11 月 8 日
4 宇宙における物質創成
--- ここから ---
 1967年にはサハロフ [1] が、ビッグバンから現在のバリオン過剰の物質宇宙を導くには、宇宙初期において物質が反物質よりわずかに(100 億個に対し1個)過剰に生成されなければならないこと、そのためにはCP非保存効果が必要であることを示した。この宇宙におけるわれわれ自身の存在を保証する要因として、CP対称性の破れは不可欠なのである。バリオン数過剰が生じるためには次の3条件が必要である。
物質創成のサハロフの条件
 (1)バリオン数保存を破る基本過程の存在
 (2)CP非保存の存在
 (3)バリオン数を破る過程が進行中に熱平衡が破れる。
--- ここまで ---

 サハロフ博士が、物質と反物質の理論を出していたのを知ったのは、割と最近。この10年以内。
 それまで、おれにとって、サハロフ博士といえば、旧ソ連時代の反体制派の人物。科学者という認識すらなく、ゴルバチョフのペレストロイカの理論的支柱で、作家か哲学者か思想家か、とにかく文系の人というイメージだった。
 「収容所群島」などの作品を書き、ノーベル文学賞を受賞したアレクサンドル・ソルジェニーツィンと、区別がついてなかったのではないか。\(^O^)/
 区別がついてないというのは、おれの場合、よくあり、モーニング娘。のメンバーも、AKB48のメンバーも区別がつかない。orz
 我が人生で一番ひどいのは、大作家、筒井康隆と、ミュンヘンオリンピックで金メダルに輝いた日本バレーボールの名監督、松平康隆の区別がついていなかったこと。
 あれを思えば、AKB48のメンバーの区別がつかない。サハロフとソルジェニーツィンの区別がつかないことなど、大したことではない。\(^O^)/

 物質・反物質の話は、コズミックフロントでもやっていた記憶があって、探したら、例によって、NHKのサイトからはページがなくなっている。
 ほんと、NHKのバカ。
 こういうブログがあった。
http://perry-r.hatenablog.com/entry/20151009/p6
2015-10-09
感想:NHK番組「コズミックフロント☆NEXT」「反物質 宇宙のロストワールド」(2015年10月8日(木)放送)
http://www.blog-makiko-omokawa.com/2015/12/next.html
コズミックフロントNEXT 「反物質 宇宙のロストワールド」
投稿者 MAKIKO OMOKAWA 12月 20, 2015
 そうそう、思い出した。番組では、100億個に1個じゃなくて、10億個に1個だったよ。
 どっちが正しいの? どうでもいいレベル?
 なお、動画は、NHKオンデマンドにもあるし、あちこちにも転がっているので、観たい人は自助努力。

http://www.nikkei-science.com/201712_052.html
梶田隆章が語る研究展望
存在感高まる中国,韓国
語り:梶田隆章(東京大学宇宙線研究所) 聞き手:中島林彦(日本経済新聞)

 梶田先生は、ノーベル物理学賞を受賞したが、冒頭書いたようなことがあるので、将来への危機感は、半端じゃない。
 iPS細胞で、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生も、危機感は半端じゃない。
 ノーベル賞受賞者が、あちこちに頭を下げて、寄付金をお願いして回らないと、満足に研究ができないのが、日本だもんね。
 短期で結果を出さないと、クビになるので、研究不正が発生しやすい。
 どうせなら、アメリカに行った方がマシ。ということになるよね。

■日経サイエンス 2018年1月号
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YKXQVG/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2018年1月号 雑誌 – 2017/11/25

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201801.html
日経サイエンス 2018年1月号
特集:マルチメッセンジャー天文学の幕開け
特集2:統合失調症に挑む
特集3:性とジェンダーの科学(後編)

http://www.nikkei-science.com/201801_030.html
重力波の本命 連星中性子星合体を観測
中島林彦(日本経済新聞) 協力:田中貴浩(京都大学)

 重力波が観測されるとしたら、連星中性子星合体で発生する重力波だろうという研究者たちの予想を覆して、最初に観測されたのは、連星ブラックホール合体による重力波だったけど、ブラックホールの場合は、1秒に満たないくらいの、ほんとに一瞬での合体。それに比べ、中性子星だともっと時間がかかるので、いろんな電磁波の波長や重力波で観測ができて、いろんな情報が取れて、これまでの理論やモデルの良しあしの検証ができるといった話。だから、マルチメッセンジャー天文学だし、重力波研究の本命。

http://www.nikkei-science.com/2017801_040.html
貴金属の起源をとらえた
中島林彦(日本経済新聞) 協力:田中雅臣(国立天文台)

 田中雅臣先生の講義というか講演は、去年、聴講した。
 先生は、宇宙の突発天体観測だったかな、超新星爆発、ガンマ線バースト、中性子星やブラックホールの合体など、突然起きて、すぐ消えてしまう現象の研究が専門で、面白い話が聴けた。
 もちろん、3歩歩いたから忘れたが。\(^O^)/
 ひとつ思い出した。キロノバという言葉は、先生の講義でも出ていた。
 ひとつ思い出した。もう、一昨年。2016/07/09に、東邦大学の関口雄一郎先生の
「ブラックホール研究の最前線 宇宙の錬金術:ブラックホールの誕生と金の起源」
という講義があって、従来、金は、超新星爆発で作られたというのが定説だったが、近年、中性子星の合体で作られるという説が有力になってきて、もし、中性子星の合体が観測できて、理論が検証できれば、教科書が書き換わるだろうという話があった。
 今回、中性子星合体による説が検証できて、教科書が書き換わるんでしょうね。

■日経サイエンス 2018年2月号
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B076MDDRFL/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2018年2月号 雑誌 – 2017/12/25
雑誌

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201802.html
日経サイエンス 2018年2月号
特集:AIの新潮流

http://www.nikkei-science.com/201802_030.html
子どもの脳に学ぶAI
A. ゴプニック(カリフォルニア大学バークレー校)

 コンピュータは、猫を認識するのに、機械学習、ディープラーニングのために大量のデータを必要とするけど、子供は、ほんの数例、観ただけで、猫だと認識できるようになるし、犬とも区別できる。しかも、コンピュータに比べて、電力というかエネルギーはほとんど使ってない。
 恐ろしいわ、人間の脳。

http://www.nikkei-science.com/201802_036.html
アルファ碁ゼロの衝撃
加藤英樹(チームDeepZen)

 アルファ碁ゼロ(AlphaGo Zero)は、人間が棋譜データを与えなくても、勝手に自分で戦って、人間のプロ棋士たちに勝った、以前のAI、アルファ碁(AlphaGo)やアルファ碁マスター(AlphaGo Master)に完勝するようになったというので衝撃的だったが、実は、それはGoogleの秘密主義が災いした、言いすぎ、ミスリーディングだったという話。
 詳しくは、上記、要約ではなく、記事の本文を。

 AI囲碁関係の本などは、関連を。いまでも、いろいろ出ているみたいだから、また、まとめるかな。
 中国は、独自に囲碁のAIを開発して、トッププロたちがナショナルチームを結成して、みんなで研究しているのね。世界戦で強いはずだ。
 AIの名前は、「絶芸」だったかな。あった。テンセントが作ってるんだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/絶芸

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2017/10/23/8711442
たった3日でアルファ碁に100戦全勝「アルファ碁ゼロ」、講談社:機械学習スタートアップシリーズ、速習 強化学習―基礎理論とアルゴリズム、強化学習と深層学習 C言語によるシミュレーション、Chainer v2による実践深層学習、やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん、初めてのTensorFlow 数式なしのディープラーニング
http://iiyu.asablo.jp/blog/2017/07/17/8622233
「最強囲碁AI アルファ碁 解体新書」のキャンペーン
http://iiyu.asablo.jp/blog/2017/01/05/8303225
アルファ碁はなぜ人間に勝てたのか。人工知能は碁盤の夢を見るか? アルファ碁VS李世ドル。趙治勲九段、コンピュータに勝つ。進化計算と深層学習 創発する知能

http://www.nikkei-science.com/201802_054.html
日本版「量子」コンピューターの選択
古田彩(編集部)

 この記事では、山本喜久先生は、自分もずっと、いわゆる量子コンピュータの研究をやってきたが、実現不可能だとわかったから、やめたと断言していた。
 文部科学省も、その方向に舵を切った。アメリカや中国は、量子コンピュータの実現にどんどん投資を増やして、成果も出てきているのに、日本の選択が今後どうなるかという話。
 量子コンピュータ関連は、量子情報科学の本のお買い上げがあったりしているし、
 また、別にまとめたい。

参考:
https://codezine.jp/article/detail/10544
日本発の量子コンピュータがついにクラウドで一般公開! コヒーレントイジングマシン(CIM)とは何か
ITエンジニアのための量子コンピュータ入門 第4回

http://www.nikkei-science.com/201802_042.html
仮面ライダーの方程式
白石直人(慶応義塾大学)

 力尽きた。ウェブに出ていた、訂正とお詫びだけ引用。
--- ここから ---
訂正とお詫び
51ページの囲み「その式,第何話?」の第14話,「フェルマー関数」とあるのは,正しくは「オイラー関数」です。
お詫びして訂正致します
--- ここまで ---

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2017/12/24/8754229
ニュートン2018年1月号は、AI(人工知能)大特集。日本列島 創成史、惑星系形成理論、スーパー望遠鏡「アルマ」、輝く星の一生、そして、情報省の恐るべき生物兵器も出ていた。\(^O^)/

 この他にも、日経サイエンスや、ニュートンのことは、ちょくちょく書いているので、上の検索窓に「日経サイエンス」や「ニュートン」と入れて検索してください。