調布音楽祭2016 山下洋輔ジャズナイト ― 2016年06月27日 04時49分12秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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2016/06/24金曜日の夜、調布音楽祭2016 山下洋輔ジャズナイトに行ってきました。
調布は、京王線の駅を取り壊して、地下化して、駅周辺も再開発島倉千代子で、ぼくは府中からの通勤で、調布駅の地上をみることがすっかりなくなったから、あんな立派なビルが建っていて、そこのホールでやるとは思っておらず、てっきり、グリーンホールかと思って行ったら、やりそうな雰囲気がない。
警備員の人に訊いたら、何度も訊かれているのか、山下洋輔ファンなのか、
「あ、山下洋輔さんですね。それでしたら、ここを出て、右に曲がって、」
などと、丁寧に道を教えてくださいました。ありがとうございました。
調布音楽祭2016の立派なプログラム冊子に、エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人さんと山下洋輔さんの対談「スイングするバッハ、調布音楽祭への挑戦」がありました。
チャーリー・パーカーのフレーズは、バッハで解釈できる。
逆に、」なぜ、バッハは、チャーリー・パーカーの真似をしているんだ」
この誤解を頼りに、バッハをやってしまう。すごいのぉ。\(^O^)/
やはり、山下洋輔は何をやらせても、超一流ですね。
いやあ、山下バッハ、すごすぎ。
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
先の対談を読んで初めて知りましたが、ヤノピ様、チェロを密かに練習していた時期があったんですね。
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調も、練習したそうな。
この曲、サントリーのコマーシャルで、ヨーヨー・マさんが弾いて、一般の人にも有名になりましたね。
でも、途中でまどろっこしくなって、ピアノで弾いてしまった。\(^O^)/
今回、そのピアノ版の無伴奏チェロ組曲第1番ト長調が聴けました。素晴らしい。
ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
実はこの曲、チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV1054だと。
こういう使い回し、いわば、佐村河内現象は、バッハの時代からあったと。
だったら、チェンバロ協奏曲第3番ニ長調を、ピアノでやって、それを、ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調と「偽っても」問題ない。\(^O^)/
以前、弦の人たちとやったときは、ヴァイオリン協奏曲のキーで慣れているということで、さすが超一流ジャズピアニスト、歌伴でキーをその場で変更するのはお手の物だから、ヤノピ様が、瞬間移調して、一緒にやったそうです。
これも素晴らしかった。
その他は、山下洋輔オリジナルのバラードやらジャズのスタンダードやら十八番のボレロやらを大熱演。
コンサート終了後に張り出してあったセットリストには、アンコールは、サマータイムと書いてあったが、とんでもない大嘘。
サマータイムは、ほんとに冒頭だけ。あとは、出るわ出るわ、幾多のスタンダードから、ガーシュウィンまで(たぶん、「ラプソディ・イン・ブルー」と「パリのアメリカ人」の2曲やった(訂正を参照))、なんやらかんやら大サービス。
最後に、ピアノの鍵盤、右端の最高音から、左端の最低音まで、右手一本でフルスイングで駆け下りてきて、そのまま、フォロースルーで観客に背を向ける形で立ち上がって、フィニッシュ!
後ろ姿が、逆転満塁サヨナラホームランを放った打者に見えて、最高にかっこよかった。
しびれる演出でした。
ヤノピ様、堪能しました。お疲れ様でした。
訂正:
山下洋輔さんから、「パリのアメリカ人」はやってない。「ラプソディ・イン・ブルー」をやったとご指摘を受けました。訂正してお詫びイタします。
それにしても、調布まで、MINちゃんがしっかり来ていて、CDを買ってサインをもらっていたのは、さすがでした。
MINちゃん、ちゃんと宿にたどり着けたことと思います。お疲れ様でした。
昔の録音ですが、バッハ「無伴奏チェロ組曲第一番ト長調」は、次に入ってますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000CD7XV/showshotcorne-22/
ラプソディ・イン・ブルー
山下洋輔 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000CD7XL/showshotcorne-22/
プレイズ・ガーシュウィン
山下洋輔 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00IUCKWZS/showshotcorne-22/
ラプソディ・イン・ブルー (SACD-Hybrid)
山下洋輔×佐渡&シエナ (アーティスト) 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00JZPWYAU/showshotcorne-22/
ボレロ/展覧会の絵
山下洋輔スペシャル・ビッグバンド 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0155F6XCI/showshotcorne-22/
新世界より
山下洋輔スペシャル・ビッグバンド (アーティスト, 演奏) 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000IJ7K2O/showshotcorne-22/
ラプソディ・イン・ブルー [DVD]
山下洋輔 (出演, 演奏) 形式: DVD
新品の出品:1¥ 6,156より
次のほうが新しくて安い。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002L48GPO/showshotcorne-22/
ラプソディ・イン・ブルー プレイズ・ニューヨーク コンサート[DVD]
山下洋輔 (出演, 演奏) 形式: DVD
中古品の出品:2¥ 2,980より
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2016/06/24金曜日の夜、調布音楽祭2016 山下洋輔ジャズナイトに行ってきました。
調布は、京王線の駅を取り壊して、地下化して、駅周辺も再開発島倉千代子で、ぼくは府中からの通勤で、調布駅の地上をみることがすっかりなくなったから、あんな立派なビルが建っていて、そこのホールでやるとは思っておらず、てっきり、グリーンホールかと思って行ったら、やりそうな雰囲気がない。
警備員の人に訊いたら、何度も訊かれているのか、山下洋輔ファンなのか、
「あ、山下洋輔さんですね。それでしたら、ここを出て、右に曲がって、」
などと、丁寧に道を教えてくださいました。ありがとうございました。
調布音楽祭2016の立派なプログラム冊子に、エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人さんと山下洋輔さんの対談「スイングするバッハ、調布音楽祭への挑戦」がありました。
チャーリー・パーカーのフレーズは、バッハで解釈できる。
逆に、」なぜ、バッハは、チャーリー・パーカーの真似をしているんだ」
この誤解を頼りに、バッハをやってしまう。すごいのぉ。\(^O^)/
やはり、山下洋輔は何をやらせても、超一流ですね。
いやあ、山下バッハ、すごすぎ。
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
先の対談を読んで初めて知りましたが、ヤノピ様、チェロを密かに練習していた時期があったんですね。
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調も、練習したそうな。
この曲、サントリーのコマーシャルで、ヨーヨー・マさんが弾いて、一般の人にも有名になりましたね。
でも、途中でまどろっこしくなって、ピアノで弾いてしまった。\(^O^)/
今回、そのピアノ版の無伴奏チェロ組曲第1番ト長調が聴けました。素晴らしい。
ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
実はこの曲、チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV1054だと。
こういう使い回し、いわば、佐村河内現象は、バッハの時代からあったと。
だったら、チェンバロ協奏曲第3番ニ長調を、ピアノでやって、それを、ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調と「偽っても」問題ない。\(^O^)/
以前、弦の人たちとやったときは、ヴァイオリン協奏曲のキーで慣れているということで、さすが超一流ジャズピアニスト、歌伴でキーをその場で変更するのはお手の物だから、ヤノピ様が、瞬間移調して、一緒にやったそうです。
これも素晴らしかった。
その他は、山下洋輔オリジナルのバラードやらジャズのスタンダードやら十八番のボレロやらを大熱演。
コンサート終了後に張り出してあったセットリストには、アンコールは、サマータイムと書いてあったが、とんでもない大嘘。
サマータイムは、ほんとに冒頭だけ。あとは、出るわ出るわ、幾多のスタンダードから、ガーシュウィンまで(たぶん、「ラプソディ・イン・ブルー」と「パリのアメリカ人」の2曲やった(訂正を参照))、なんやらかんやら大サービス。
最後に、ピアノの鍵盤、右端の最高音から、左端の最低音まで、右手一本でフルスイングで駆け下りてきて、そのまま、フォロースルーで観客に背を向ける形で立ち上がって、フィニッシュ!
後ろ姿が、逆転満塁サヨナラホームランを放った打者に見えて、最高にかっこよかった。
しびれる演出でした。
ヤノピ様、堪能しました。お疲れ様でした。
訂正:
山下洋輔さんから、「パリのアメリカ人」はやってない。「ラプソディ・イン・ブルー」をやったとご指摘を受けました。訂正してお詫びイタします。
それにしても、調布まで、MINちゃんがしっかり来ていて、CDを買ってサインをもらっていたのは、さすがでした。
MINちゃん、ちゃんと宿にたどり着けたことと思います。お疲れ様でした。
昔の録音ですが、バッハ「無伴奏チェロ組曲第一番ト長調」は、次に入ってますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000CD7XV/showshotcorne-22/
ラプソディ・イン・ブルー
山下洋輔 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000CD7XL/showshotcorne-22/
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山下洋輔 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00IUCKWZS/showshotcorne-22/
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山下洋輔×佐渡&シエナ (アーティスト) 形式: CD
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ボレロ/展覧会の絵
山下洋輔スペシャル・ビッグバンド 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0155F6XCI/showshotcorne-22/
新世界より
山下洋輔スペシャル・ビッグバンド (アーティスト, 演奏) 形式: CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000IJ7K2O/showshotcorne-22/
ラプソディ・イン・ブルー [DVD]
山下洋輔 (出演, 演奏) 形式: DVD
新品の出品:1¥ 6,156より
次のほうが新しくて安い。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002L48GPO/showshotcorne-22/
ラプソディ・イン・ブルー プレイズ・ニューヨーク コンサート[DVD]
山下洋輔 (出演, 演奏) 形式: DVD
中古品の出品:2¥ 2,980より
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_ ホットコーナー - 2017年01月17日 10時07分44秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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MINちゃんが、面白いツイートをしていました。
ほぼ日刊イトイ新聞の対談が間違っているという指摘。
MINちゃんのツイート。
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MINちゃんが、面白いツイートをしていました。
ほぼ日刊イトイ新聞の対談が間違っているという指摘。
MINちゃんのツイート。
_ ホットコーナー - 2017年03月24日 10時16分53秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のtti/salon(筒井康隆会議室)から。
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調布音楽祭での、ヤノピ様のジャズ・ナイト。去年、行きました。バッハでした。
今年も、またあります。
調布国
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調布音楽祭での、ヤノピ様のジャズ・ナイト。去年、行きました。バッハでした。
今年も、またあります。
調布国
_ ホットコーナー - 2021年03月22日 09時57分31秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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お買い上げありがとうございます。
誰が、バッハを演奏しているのかと思った
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お買い上げありがとうございます。
誰が、バッハを演奏しているのかと思った
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