Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

松岡修造の声で読み上げる「修造かるた! [CD付き]」、エガちゃん(江頭2:50)のヨガ本も2015年12月01日 08時45分21秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 松岡修造人気すごいね。日めくりカレンダーだけじゃない!
 なんと、松岡修造の声で読み上げる「修造かるた! [CD付き]」というのが出た。
 しかも、PHP研究所が出しているね。日めくりカレンダーをはじめ、松岡修造と
心中の覚悟だね。
 ま、お正月は、このかるたで決まりだね。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569827160/showshotcorne-22/
修造かるた! [CD付き] ([かるた]) 単行本 2015/11/28
松岡 修造 (著)
 こんなツイートもある。
https://twitter.com/okunokaruta/status/670160084236812288
--- ここから ---
奥野かるた店
@okunokaruta
【修造かるた!新発売】松岡修造さんの読み上げるCD付かるたがやってきまし
た。緊張感万歳!できる出来ないを決めるのは自分だ。失敗しても全然OK!も

と熱くなれよ!など熱い言葉のつまったかるたです。1389円、PHP研究所
--- ここまで ---

 PHP研究所、日記まで出してやがる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569827144/showshotcorne-22/
修造パワーダイアリー 単行本(ソフトカバー) 2015/11/12
松岡 修造 (著)

 そうそう。エガちゃんこと、江頭2:50のヨガ本のお買い上げがありました。
 お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4426115558/showshotcorne-22/
エガヨガ 単行本 2013/4/12
江頭2:50 (著)

 ジョブズの日めくりもお買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569825591/showshotcorne-22/
[日めくり]スティーブ・ジョブズ ([実用品])
単行本(ソフトカバー)2015/8/18
桑原 晃弥 (著)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/27/7925263
日めくりカレンダー:松岡修造、ヒロシ、エガちゃん(江頭2:50)、スティーブ・ジョブズ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/06/18/7671306
「(日めくり)まいにち、修造!」ほか、松岡修造本

数学ミステリー白熱教室、数学の大統一に挑む、ラングランズ・プログラム2015年12月01日 08時45分51秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 NHKの白熱教室で、「数学ミステリー白熱教室」が始まっていたのを知らな
かった。
 もう、次は最終回。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/math/
数学ミステリー白熱教室

 やっと第3回のときに気づいて観た。
 第1回、第2回が観たいけど、白熱教室は、権利関係がいろいろ複雑なのか、
NHKオンデマンドにならないでしょ? 再放送に期待するしかないのかな。
 去年の今頃から騒ぎになって、ベストセラーも生んだ、ピケティ教授の白熱
教室も、再放送があったからね。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/paris/index.html
パリ白熱教室

 第3回は、これ。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/math/detail03.html
2015年11月27日(金)午後11時放送
第3回 “フェルマーの最終定理”への道 ~調和解析の対称性~
 NHKは、すぐ番組のリンクがなくなるので、全文引用。白熱教室シリーズは、
リンク先が残っているけど。
--- ここから ---
350年以上にわたり誰も解けなかった世紀の難問「フェルマーの最終定理」
は、もともと「数論」の分野の未解決問題だった。
だがその問題を「調和解析」という分野とつなげ、「調和解析」の言語に翻訳
した瞬間、その難問は解決されたのだった(ワイルズとテイラーによる199
5年の証明)。
実は、「数論」と「調和解析」という二つの分野をつなぐことに最も力を尽く
したのは日本人数学者だった(「志村・谷山・ヴェイユ予想」)。「調和解析」
の対称性に着目したこの予想は「ラングランズ・プログラム」の一部であり、
中核的な役割を果たすものだという。
講義では、フレンケル教授が、誰も気づかないミステリアスな“つながり”を
最初に発見した日本人数学者・谷山豊の人生をたどる。31歳で生涯を閉じた谷
山の人生を見ると、数学が無味乾燥なつまらない存在ではなく、人間のパッシ
ョンや創造性、そして心動かす人生の物語だということが分かるという。
フェルマーの最終定理が解決された道のりをたどっていく。
--- ここまで ---

 外国人が外国の講義や本で、日本人の成果に触れることが少ない。和算の関
孝和を知らない外国の数学者も多いだろうし、たとえば、物理では、インフレ
ーション理論の提唱者として、日本の佐藤勝彦を省いて、アラン・グースのみ
を出すことも多い。
 ヴェイユは、世界的に超有名な数学者だから、志村・谷山・ヴェイユ予想だって、
ひとつ間違えば、ヴェイユ予想と呼ばれておしまいになりかねない。
 という状況だと思っているので、フレンケル教授が、講義の最後に、谷山豊
について話しておきたいと言って、戦後初の国際的数学の学会が日本で開かれ
たときに、谷山豊先生が提出した予想が、その後の数学界に大きな影響を与え
ていく話、31歳という若さで自殺してしまい、婚約者も、「二人は決して離れ
ないと誓い合った仲なので、私も谷山の後を追います」と自殺してしまう話。
そういう状況にあった友人谷山を支えてやれなかった自分のふがいなさを悔い
る志村五郎先生の言葉などを紹介していた。
 フェルマーの最終定理の話で、谷山・志村予想の話が出ると、いつも、こう
いうのを思い出して、おれ、涙ぐんでしまうんだよね。

 番組を観て、カリフォルニア大学バークレー校のエドワード・フレンケル教
授は、以前、紹介した「数学の大統一に挑む」の先生だと思った。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/21/7713170
全米ベストセラー、すごいタイトル「数学の大統一に挑む」、原書は「Love
and Math」、ヘルマン・ワイル賞、立川裕二さんが日本人初の受賞、リージの
E8群による万物の理論(Theory Of Everything)
で紹介したけど、実は、あの本、まだ買ってないし、読んでないんです。7月
21日に紹介したのか。おれ、10月くらいだと思っていた。時の流れが速すぎる。\(^O^)/
 でも、第3回を観て、すごく面白かったので、買って読もうと思いました。
 ラングランズ・プログラム(Langlands Program)は、壮大なプロジェクト
ですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163902805/showshotcorne-22/
数学の大統一に挑む 単行本 2015/7/13
エドワード・フレンケル (著), 青木 薫 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0111OGVTM/showshotcorne-22/
数学の大統一に挑む (文春e-book) [Kindle版]
エドワード・フレンケル (著), 青木 薫・訳 (翻訳)

 文藝春秋にある紹介。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163902807
数学の大統一に挑む
エドワード・フレンケル 青木 薫訳
定価:本体2,200円+税
発売日:2015年07月11日

 翻訳者の青木薫さんによる紹介。
http://toyokeizai.net/articles/-/75853
「フェルマーの最終定理」は、序章にすぎない
青木薫が「数学の大統一に挑む」を読む
青木 薫 :翻訳家 2015年07月11日

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/21/7713170
全米ベストセラー、すごいタイトル「数学の大統一に挑む」、原書は「Love and Math」、ヘルマン・ワイル賞、立川裕二さんが日本人初の受賞、リージのE8群による万物の理論(Theory Of Everything)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/07/203039
小川洋子「博士の愛した数式」(新潮文庫)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/15/5954150
数とは何か、数学をいかに使うか、パワーズ オブ テン、虚数の情緒

ゲゲゲの鬼太郎、妖怪、反戦マンガで有名な、水木しげるさん、亡くなる2015年12月01日 08時46分42秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 ゲゲゲの鬼太郎、妖怪、反戦マンガで有名な、水木しげるさん、亡くなる。
 ご冥福をお祈りします。
 あちらで、妖怪と一緒に楽しく過ごしていければいいですね。

https://twitter.com/shownakamura/status/671211908729581568
--- ここから ---
水木しげるさん、亡くなった。調布は、喪に服すでしょう。調布の隣、府中に
住むおれも、少しは喪に服す。
--- ここまで ---

 他の新聞記事などは、自分で検索してください。
https://twitter.com/shownakamura/status/671212689318920192
--- ここから ---
時事ドットコム:水木しげるさん死去=「ゲゲゲの鬼太郎」など妖怪漫画
-文化功労者、93歳
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015113000362
… @jijicomさんから
--- ここまで ---

 自分でツイートしておきながら、この番組、見逃しているんだよね。バカだね。
https://twitter.com/shownakamura/status/638559385707409408
--- ここから ---
水木しげると荒俣宏が出雲を歩き、異界との接点を探す探検番組オンエア
コミックナタリー
http://natalie.mu/comic/news/158629
--- ここまで ---

 「ゲゲゲの女房」の大ヒットで、調布にいっぱい来るようになったもんね。
NHKの朝の連続ドラマ、恐るべしと思ったよ。

 今年、こういうのを調布でやっていたんだ。知らなかった。行けなかった。
http://tomagazine.jp/event/645/
Aug.24.2015 - Sep.13.2015
調布市制施行60周年 水木しげるの戦争と新聞報道展

 反戦マンガについては、こんな記事があった。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150808/Litera_1366.html
あのマンガ家たちがマンガで伝える反戦メッセージ...水木しげる、
山上たつひこ、松本零士から浅野いにおまで集結
「ビッグコミックオリジナル 戦後70周年増刊号」(小学館)

 アマゾンも品切れだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZGBYBYY/showshotcorne-22/
戦後70周年増刊号 2015年 8/30 号 [雑誌]: ビッグオリジナル 増刊 雑誌
2015/7/30
小学館 (著)

http://big-3.jp/bigoriginal/sengo70/
「ビッグコミックオリジナル 戦後70周年増刊号」

 府中は、調布の隣ということもあるのか、府中の伊勢丹で、水木しげる大妖
画展もやってたよ。買わなかったけど。
http://www.mizukipro.com/eventold.htm
水木しげるの「げげげ通信」 過去のイベント
--- ここから ---
水木しげる大妖画展
水木の原画をレフグラフにしたものを展示・販売する。
5月3日~9日 伊勢丹府中店
主催はアートカフェ
--- ここまで ---

 調布の布多神社の奥に鬼太郎の家がある設定だと知ったおれは、以前、そこ
に行って、この世とは違う世界に入って、鬼太郎たちに会ってきたことがあるぞ。\(^O^)/
 水木さんもあの世界に行かれたわけだから、これからは、水木さんからも霊
界通信が入るようになるな。\(^O^)/

 調布を走っている鬼太郎バスが、なぜか、府中を走っていたときのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/03/11/6743429
私の超常現象ファイルその2
をどうぞ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309401252/showshotcorne-22/
水木しげるの雨月物語 (河出文庫) 文庫 1985/7
水木 しげる (著)
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/12/12/6657905
定本 上田秋成研究序説、雨月物語
で紹介。

http://www.keio.co.jp/area/gegegemap/chohu.html
京王電鉄:調布、ゲゲゲ散策マップ

http://chofu.town-info.com/units/36243/mizuki_lib/
水木しげると調布あれこれ

http://wadasou.net/archives/52065296.html
水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物

 深大寺は、神代植物園にちょくちょく行くので、鬼太郎茶屋にも寄るよ。
http://www.youkai.co.jp/index.php/archives/47
鬼太郎茶屋 調布市深大寺

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/01/10/7184365
水木しげる 妖怪大百科、世界の妖怪大百科、鬼太郎大百科
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/07/10/6896397
「あまちゃん」に、鬼太郎も参戦するらしいわ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/03/11/6743429
私の超常現象ファイルその2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/26/6457370
ゲゲゲの鬼太郎の調布ぬくもりステーションに、ガメラ、大魔神、貞子3Dが出現\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/28/6459409
ゲゲゲの鬼太郎 放送禁止映像
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/12/12/6657905
定本 上田秋成研究序説、雨月物語
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/11/29/5546049
プラネックスの無線LANからロケフリ生産終了、なぜか新選組、調布、日野へ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/03/4410397
3D球体パズル、3次元ジグソーパズル

東洋経済:生涯給料トップ500社ランキング、生涯給料ワースト500社ランキング2015年12月01日 08時47分18秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 これは、絶対に人気記事になるのもわかるよね。
 トップのキーエンスは、それだけ厳しいのは聞いてます。楽して高い給料を
もらえるところは、まずないもんね。
 地方だと、給料が安くても、東京で中位の会社で給料をもらうより、ずっと
楽に豊かな生活をしていることがあるから、給料の高い安いだけじゃ、生活実
感はわからないけど、まあ、大きな目安にはなるでしょうね。

http://toyokeizai.net/articles/-/91596
最新版!「生涯給料トップ500社」ランキング
1位は6億円超、一生にもらえる金額は?
東洋経済オンライン編集部 2015年11月10日

http://toyokeizai.net/articles/-/94407
公開!生涯給料ワースト500社ランキング
1億円未満は7社、地方企業目立つ
東洋経済オンライン編集部 2015年12月01日

目が悪くなったわ。老眼がひどいわ。下半期報告会がこう見えた2015年12月01日 08時47分48秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---



   下半身報告会



#ippatu

筒井康隆「モナドの領域」:無限とパラフィクション2015年12月03日 01時04分02秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 発売までにあれこれ感想を書こうと思っていましたが、アホウドリさんが、
すでに単行本を三省堂で先行発売したのを買ってしまっているので、間に合い
ませんでした。^^;
 あ、アマゾンでも売っている。表紙がすごいですね。早く現物が見たい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145323/showshotcorne-22/
モナドの領域 単行本 2015/12/3
筒井 康隆 (著)

 気を取り直して。

 新潮2015年10月号の95ページ上段から、量に関する無限と本質に関する無限
の話が出てくる。量に関する無限は現代集合論で扱うが、本質に関する無限は
現代では姿を消しているというのが、GODの考え。
 これ、違うんじゃないか。ぼくの認識だと、本質に関する無限は集合論の世
界で、量に関する無限は解析学の世界。
 GODは、実在世界においては量に関する無限は存在せず、本来的に備わって
いる筈の限定の欠如、一種の不完全さに過ぎないという考えだけど、そうかなあ。
 現実世界を扱っている理論物理学、物理数学は、量の無限とずっと戦ってきた。
 物理学の場合、理論であっても、定性的な話だけではすまず、具体的な値が
計算できないと使い物にならないので、量に関する無限をなんとかして計算し
ないといけない。
 たとえば、その1つの成果が、ノーベル物理学賞を受賞した、朝永振一郎の
くりこみ理論。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0611/tomonaga.html
朝永振一郎生誕100年
朝永振一郎生誕100年 「くりこみ」が拓く量子の世界
金谷和至(筑波大学)
日経サイエンス  2006年11月号
 量子論(量子力学)とアインシュタインの相対論が統一できないのも、量の無
限の壁が立ちはだかるというし、それを突破する有望な理論とみなされている
のが、超弦理論(超ひも理論)。これ、極小の弦(ひも)が振動することであらゆ
る粒子が産み出されているとする理論で、点ではなく弦(ひも)を想定すること
で無限大に発散する計算を回避するそうです。高次元を想定しているし、地球
人、いろんなことを考えますね。

 さて、これまでも、西洋哲学寄り、キリスト教神学の世界であること、宇宙
の形をポアンカレ予想で話をしてないこと、先に読んじゃったが論理式も対称
性がおかしいところがあったし、無限の話もこういう見解だし、そんなこんな
で、GODの全能性に疑問を抱きつつ、読み進めていたら、97ページ上段で、SF
評論家が「パラフィクション」と呟き、加藤淳也が「それ言うたら、おしまい
とちゃうんけ」と呟くのを読んで、目が覚めた。
 上記のようなことは、作品の疵になりそうなことだけど、パラフィクション
の一言で、むしろ、作品の成立に寄与するんだと気づいた。
 つまり、「モナドの領域」の世界は、筒井康隆が作った世界であって、リア
ルの世界ではない。だから「モナドの領域」の世界に限界があったり、GODの
全能性に限界があったりするのは、当たり前。それをここまで、リアルの世界
のことだと思い込んでしまっていた自分。
 作者の筆力のすごさに改めて気づいて、背筋が伸びたというか、ちょっと背
筋が寒くなるというか、ぞっとしましたね。怖いわ、筒井康隆。
 作品の作りがいいといえばそれまでだが、将棋でいえば大局観が素晴らしい。
疵にみえるものも、実は作品の成立に寄与してしまう。GODは祝福しないと言
っていたが、この辺が、筒井康隆という作家は、祝福された作家だなと感じる
ところ。

 103ページ下段からは、作家生活の集大成を述べて、これまで支えてくれた
読者への感謝と別れの言葉に思えて、読みながら、涙が出てきました。
 我々筒井康隆ファンが、作品内人物たちと違って幸せなのは、筒井康隆の記
憶も作品も全て消えてなくなってしまうことがないこと。筒井さんが去っても、
膨大な素晴らしい作品群が残されていること。そんなことを思うと、また、涙が。

 105ページ下段の「4」は、「朝のガスパール」のラストを思い出しました。
 やっとこの世界に戻ってきたという既視感というか安心感というか。
 それも、以前と変わらないように見えて、愛が増した世界になっている感動。
うまいなあ。当たり前だけど。
 作品全体が大きな繰り返し構造になっているという点では、古くは「しゃっ
くり」、最近では、「ダンシング・ヴァニティ」を思い出したりして。
 筒井さんは、ループになる時空構造というか時間進展がお好きなんだと改め
て思う。読者に感動を与える手段として有効なんだろう。
 宇宙論でも、いろんなサイクリック宇宙論があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サイクリック宇宙論

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ 単行本 2008/1
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171521/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (新潮文庫) 文庫 2010/12/24
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022564830/showshotcorne-22/
朝のガスパール 単行本 1992/7
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171343/showshotcorne-22/
朝のガスパール (新潮文庫) 文庫 1995/7
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DOT50NG/showshotcorne-22/
朝のガスパール [Kindle版]
筒井康隆 (著)

 筒井康隆は、男の友情を書かせたら天下一品。
 「モナドの領域」でも、上代と堤が出てくる。いいねえ、この二人。
 そして、おれが大発見。このコンビは、必ず、今後の作品に登場する。\(^O^)/
 根拠は何か。
 105ページ上段。GODが全ての記憶を消していくことを述べるシーン。ほかは
断定しているのに、上代と堤については、「ないだろう」「あるまい」などと、
断定していない。
 これは、将来、このコンビを登場する布石とみたね。
 この断定してない記述は、意図的にそうしたのか、無意識にそうなったかは
わかりませんが、これも祝福された作家だなと思う理由の1つ。
 将来、このコンビがどれかの作品に登場したとき、熱心な筒井ファンが、
「モナドの領域」のこの部分を読んで、こんなところから布石を打っていたん
だと、びっくり。ますます、筒井康隆、恐るべし!と感嘆してしまうから。

 これで、大体、感想は書いたかな。後は、多元宇宙論・パラレルワールドの
話と、未来が過去を書き換えているというアハラノフの理論の話くらいかな。
 それは近日中に。たぶん。^^;

 こんなに世界、宇宙、無限、生命、存在、生きる意味について考えたのは、
チョー久しぶりなので、頭蓋骨の中の麻婆豆腐が沸騰して、知恵熱が出て大変
です。
 みなさんも、「モナドの領域」を読むときは、お気をつけください。
 そうはいっても、読み終わってからも、何度も何度も、ついあれこれ考えて
しまう。
 パラフィクションの醍醐味ですね。

 どうでもいい余談。
 この前、京都の相国寺に行きました。隣が、笑犬楼様が出られた同志社大学
なんですね。そういえば、対談があると面白いと思っている佐藤優も同志社大
学。しかも、キリスト教神学専攻。実現すればいい対談になりそうな気がする
けど。あ、そのものずばりの本まで出しているんだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334977243/showshotcorne-22/
同志社大学神学部 単行本 2012/11/17
佐藤 優 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BFLY8EW/showshotcorne-22/
同志社大学神学部 [Kindle版]
佐藤 優 (著)

 もっとどうでもいい余談。
 以前、京都の東寺に行ったとき、イオンモールの向かいを歩いて向かいまし
たが、葬儀場があって、へえなどと思っていました。帰ってきて、笑犬楼大通
りの偽文士日碌を読むと、義弟の新さんの葬儀が、その葬儀場でした。なんか、
不思議な気がしました。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/23/7920145
筒井康隆「モナドの領域」: ポアンカレ予想、グリゴリー・ペレルマンは佯狂者だ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/05/7885522
筒井康隆「モナドの領域」:12月に単行本が出版決定。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/05/7885483
筒井康隆「モナドの領域」:登場する論理式、論理計算式、ブーロスの公理、
ブーロスの反復的集合観
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/26/7869290
筒井康隆「モナドの領域」: 自発的対称性の破れ、対称性の自発的破れ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/26/7869249
筒井康隆「モナドの領域」:GODの超常現象に遭遇。MINちゃんGODDESが大活躍か\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/20/7857851
筒井康隆「モナドの領域」:「大法廷」で大発見\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/20/7857849
MINちゃん、かるかん饅頭、ありがとうございました
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/19/7854904
筒井康隆「モナドの領域」:「大法廷」の章をやっと読了
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/30/7819016
筒井康隆「モナドの肖像」の「大法廷」の章。ちら見したんです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/29/7818223
筒井康隆「モナドの領域」の「公園」の章をやっと読了
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/25/7812120
ASAHIネットが将棋のネット中継開始でわかる情報省支配。鍵は筒井康隆だった\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/24/7807582
筒井康隆「モナドの領域」の「ベーカリー」の章で大発見\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/18/7797776
筒井康隆「モナドの領域」の影響か。共立出版が「Category Theory」の日本語版「圏論」を出版! Haskell本、独習 Scalaz, 世界数学者事典のことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/09/7784648
筒井康隆「モナドの領域」掲載の新潮、アマゾンで発売前から売り切れ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/07/7781633
筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が新潮ウェブで試し読み!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/02/7770497
筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が一挙に掲載される新潮 2015年10月号の表紙画像公開!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/27/7752113
筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が一挙に掲載される新潮 2015年10月号の予約
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/21/7713175
筒井康隆、わが最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」、「新潮」2015年10月号に一挙330枚掲載!!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/12/7731782
筒井康隆 特別寄稿「不良老人のすすめ」が週刊ポストに。自ら、「わが最高傑作にして、おそらく最後の長編」という「モナドの領域」のキーワードが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/01/30/7559216
文學界、対談 筒井康隆×佐々木敦
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/17/7735827
ピース又吉へのインタビューでわかる、筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」

芸術家は鼻水グショグショらしいわ。2015年12月03日 01時04分53秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---


  国際鼻炎ナーレ



#ippatu

 ASAHIネット会員、五九郎さんの作品です。

現場で使える[最新]Java SE 7/8 速攻入門、Java EE 7徹底入門2015年12月04日 08時39分38秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 お買い上げありがとうございます。
 ぼくもJava7は真面目にはフォローしてなくて、Java8はもっとテキトーだっ
たけど、この前、調べてびっくりしたのが、Java8からJavaVM(JVM)のメモリ管
理がすっかり変わっているのね。
 Javaのクロージャ(ラムダ式)やコレクションのストリームやらは、以前から
大体わかっていたけど、メモリ管理の大変更はびっくりした。
 そういう話が、お買い上げのあった、次の本に載っているかどうかは、知り
ません。あしからず。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774177385/showshotcorne-22/
現場で使える[最新]Java SE 7/8 速攻入門 大型本 2015/11/19
櫻庭 祐一 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0181V5SQK/showshotcorne-22/
現場で使える[最新]Java SE 7/8 速攻入門 [Kindle版]
櫻庭祐一 (著)

 次は、完全にサーバ側の話。つまり、Java EEの話。
 Java EE 7の本は、洋書なら、以前からあれこれ出まくっていたけど、日本
では珍しいので、名前を出してみた。
http://www.amazon.co.jp/dp/4798140929?tag=sepublish1-22
Java EE 7徹底入門
標準Javaフレームワークによる高信頼性Webシステムの構築 大型本 2015/12/
16
寺田 佳央 (著), 猪瀬 淳 (著), 加藤田 益嗣 (著),
羽生田 恒永 (著), 梶浦 美咲 (著), 小田 圭二 (監修)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/25/7716321
Javaとオブジェクト指向プログラミング(OOP)の入門書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/10/23/6610116
オブジェクト指向とJavaの入門書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/04/27/642660
Java言語で学ぶリファクタリング入門ほか、結城浩のJava本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/05/22/7318573
「Prologなんて何でやるんだ!!!」。情報系大学生はその価値がわからない

ほんきで学ぶSwift+iOSアプリ開発入門、詳細! Swift 2 iPhoneアプリ開発入門ノート、絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門増補改訂第4版、Swift逆引き大全555の極意ほか。2015年12月04日 08時40分15秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 最近、Swift2の本が、いろいろ出てきたね。以前からある本の改訂で、
Swift2対応というのも多い。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798142352/showshotcorne-22/
ほんきで学ぶSwift+iOSアプリ開発入門
Swift2,Xcode7,iOS9対応 大型本 2015/12/15
加藤 勝也 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800711169/showshotcorne-22/
詳細! Swift 2 iPhoneアプリ開発 入門ノート
Swift 2 + Xcode 7対応 単行本 2015/11/14
大重 美幸 (著)

 次のは、「超」入門で、増補改訂して第4版だって。よーわからん。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797386061/showshotcorne-22/
絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門 増補改訂第4版
【Swift 2 & iOS 9】完全対応 単行本 2015/11/27
高橋 京介 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839957037/showshotcorne-22/
Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書
【Swift 2&Xcode 7対応】 (教科書シリーズ) 単行本(ソフトカバー)2015/10
/30

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B016ZGUKQ6/showshotcorne-22/
Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書
【Swift 2&Xcode 7対応】 (教科書シリーズ) [Kindle版]
森 巧尚 (著), まつむら まきお (イラスト)

 どの言語でも、逆引き本は、意外と重宝することがある。特にまだ慣れてな
い時は。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479804427X/showshotcorne-22/
現場ですぐに使える!Swift逆引き大全555の極意 単行本 2015/11/30
増田 智明 (著), 池谷 京子 (著)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/11/7787873
TECHNICAL MASTERはじめてのiOSアプリ開発Swift対応版、UIKit&Swiftプログラミング ほか、Swift本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/03/29/7600142
SwiftではじめるUI設計&プログラミング、詳解 Swift、Swift言語入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/01/14/7538641
Swift言語でiPhone/iPad開発関係本あれこれ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/12/16/7517888
日経ソフトウエア2015年1月号はSwift特集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/03/10/7587626
日経ソフトウェア2015年4月号は人気15言語入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/03/29/7600131
Scala関数型デザイン&プログラミング、Effective Perl 第2版

木下是雄:理科系の作文技術、レポートの組み立て方、日本語の思考法2015年12月04日 08時40分50秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 若い人に紹介することがあったので。
 木下是雄「理科系の作文技術」は、永遠の名著でしょう。
 仕様書、解説書、マニュアル、リポートや論文など、事務的というか機能的
というか、テクニカルライティングというか、文学的でなくてもいい文章を
書く技術を知り、身につける場合の必読書。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121006240/showshotcorne-22/
理科系の作文技術 (中公新書 (624)) 新書 1981/9/22
木下 是雄 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480081216/showshotcorne-22/
レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫) 文庫 1994/2
木下 是雄 (著)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00E5XAXQ4
レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫) [Kindle版]
木下是雄 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412205124X/showshotcorne-22/
日本語の思考法 (中公文庫) 文庫 2009/4
木下 是雄 (著)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/06/24/5925512
NASAのテクニカルライティング、ASD Simplified Technical English, 理系のための英語、論文、国際学会の英語