ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
　まず、これは、みんなびっくりでしょう。
　人気フュージョングループ「T-SQUARE」の新作に、「はやぶさ」の曲がある！
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004P0A15K/showshotcorne-22/
ナイン・ストーリーズ
T-SQUARE (アーティスト, 演奏) | 形式: CD
　２曲目ですね。
2. はやぶさ The Great Journey:奇跡の帰還

　T-SQUARE、というより、デビュー当時から知っているので、スクエアとどう
しても言ってしまうが、スクエアのこと、あれこれ書きたいことはあるが、股
の機会に。

　「はやぶさ」のフィギュア系は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/28/5372845
的川泰宣「小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡」、特別メッキ版「はやぶさ」
で紹介したが、すごい「はやぶさ」が出ます。現在、予約受付中。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004N3AZWS/showshotcorne-22/
大人の超合金 小惑星探査機 はやぶさ (初回特典付き)
バンダイ
　初回生産分限定特典は、「1/144 scale 小惑星探査機 はやぶさ」。
　動画をみたら、特別冊子は、山根一眞さん執筆。ミネルパも付いてる。
　太陽電池パドルは、伸縮・展開できるのね。帰還カプセルも着脱可能。
　電池は何に使うのかと思ったら、イオンエンジンやレーザーレンジファイン
ダーをLEDで再現だって。イオンエンジンは赤外線リモコンで制御可能だって。
　ディスプレイ台座用フォトシートも４種類、付いている。
　「あなたのご自宅に無事、帰還します」だって。
　そそるのぉ。

　本もまだまだ出ています。これまで名前を出した本もあるけど。
　的川泰宣さんの本は、当初出版予定より遅れてますね。現在、6月の予定。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479392084/showshotcorne-22/
小惑星探査機「はやぶさ」の秘密 [単行本（ソフトカバー）]
的川 泰宣 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569250211/showshotcorne-22/
「最新」宇宙探査がよくわかる
(PHPムック フューチャーサイエンスシリーズ VOL. 1) [単行本（ソフトカバー）]
的川泰宣 (監修)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315519014/showshotcorne-22/
はやぶさが開く宇宙新時代―宇宙探査の最前線に立つ15人のリーダー
(ニュートンムック Newton別冊) [大型本]

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479668154X/showshotcorne-22/
永久保存版 はやぶさの軌跡 NHKとJAXAの貴重なビジュアル250点収録!
(別冊宝島) (別冊宝島 1739 スタディー) [大型本]

　松浦さんのは、自分が買い忘れていたので、また出す。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4052033809/showshotcorne-22/
飛べ！「はやぶさ」　小惑星探査機６０億キロ奇跡の大冒険
(科学ノンフィクション) [単行本（ソフトカバー）]
松浦晋也 (著)

　朝日新聞も出してたのか。気づいてなかった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022508167/showshotcorne-22/
「はやぶさ」からの贈り物
―全記録・小惑星イトカワの砂が明かす地球誕生の秘密 [単行本]
朝日新聞取材班 (著)

　もっと気づいてなかったのが、アスキーまで出していたこと。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048702998/showshotcorne-22/
図解ですっきりラクラクわかる はやぶさのしくみ [単行本（ソフトカバー）]
京極一樹 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062577224/showshotcorne-22/
小惑星探査機「はやぶさ」の超技術 (ブルーバックス) [新書]
川口 淳一郎 (編集), 「はやぶさ」プロジェクトチーム (編集)
の感想は、以前、ちらっと書いたが、NECの白川さんは、現場の天才だね。
　白川さんがいなかったら、「はやぶさ」は帰還してないね。
　それまでの本で、川口さんが詳しくは書けないがといってた手法を、白川さ
んが詳しく解説している。特許申請したから、書けるようになったとか。^^;

　この機会に、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/11/18/5517292
はやぶさの新作DVD、本、グッズなど
で名前を出したDVDのことを少し。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004A6KE2Y/showshotcorne-22/
NHK-DVD 小惑星探査機“はやぶさ”の軌跡
形式: DVD
は、商品説明にある通り。
--- ここから ---
本編は2010年 8月NHK総合テレビで放送された「追跡!AtoZ “はやぶさ” 快挙
はなぜ実現したか」を基にしています。
です。
--- ここまで ---
　そして、なんとかさんの、素人評の
--- ここから ---
　繰り返しますが、オンエアをご覧になった方、特にエアチェックが残ってい
る方は敢えて購入する必要無し。ご覧になっていない方・見逃してしまった方
は購入してもさほど損は無いかと。

　…でも、どうせならいっそ、追跡 A to Z とサイエンスＺＥＲＯを、オンエ
ア版そのままでカップリングして、1,980 円程度でＢＤで出してくれた方が良
かったな～。
--- ここまで ---
の通り。
　おれ、「追跡 A to Z」も「サイエンスZERO」も録画を残してあるから、自
分で解決しているが、カップリングして出すのは、いいアイデアと思う。いま
さらながらだが。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004AAUEDY/showshotcorne-22/
おかえりなさい、はやぶさ [DVD]
形式: DVD
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/20/5750292
ヒストリーチャンネルは、３月は宇宙大特集だったんだ。
で、ちょろっと感想を書いているが、その前に少し。
　そこで書いた
オリジナル制作番組
日本発！宇宙プロジェクト最前線
3月21日（月・祝）23:00～24:00
3月27日（日）22:00～23:00
は、実に面白かった。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/03/5840398
科学雑誌、渾身の東日本大震災特集！ 被災研究者・学生等の受入支援情報など
で
--- ここから ---
観測衛星「だいち」「いぶき」「AQUA(アクア)」の話も、ディスカバリーチャ
ンネルでJAXAの番組を観たときに感想を書こうと思ってそのままだけど、ちょ
っと書こう。
　「だいち」は陸、「いぶき」は空(大気)、「AQUA(アクア)」は海(水)を観測
する衛星。番組では、この３つで海と陸と空をカバーして、非常に優れた観測
ができるようになると紹介していた。
--- ここまで ---
と書いたのがこの番組。
　日本の宇宙開発の過去、現在、未来をうまくまとめていた。ヒストリーチャ
ンネルはDVDにしないのかな。

「はやぶさ」の大いなる挑戦！　～世界初の小惑星サンプルリターン～
3月21日（月・祝）25:30～26:00
3月27日（日）20:00～20:30ほか
は、JAXAの「はやぶさ」広報番組。内容から推測すると、まだイトカワに着い
てないころみたい。いま、人類初のサンプルリターンに挑戦するため、イトカ
ワに向かっていた記憶がある。もちろん、CGによるサンプルリターンの想像動
画も出ていた記憶がある。

　ということで、「おかえりなさい、はやぶさ」のこと。
--- ここから ---
　関西テレビ製作で、他の「はやぶさ」ものとは異色の作り。はやぶさのイラ
スト、CGを担当した池下章裕さんを中心とした作りで、面白かったよ。
--- ここまで ---
に追加。
　他の「はやぶさ」ものは、はやぶさの出発から帰還まで、エピソードを交え
て構成されるでしょ。これも、一応、はやぶさの旅をなぞるけど、まあ、おま
けといっていい。メインは、科学イラストレーター、というより、宇宙イラス
トレーター、というより、宇宙CGアーティストの池下章裕さんの話。
　なぜ、池下さんがメインになったかというと、大阪出身だから。関西テレビ
とは、地元テレビとして独自取材して、独自性を打ち出したということですね。
　池下さんが、はやぶさのイラストを手がけることになったきっかけがすごい。
　JAXAは、はやぶさの広報宣伝のために、イラストレーターを探していた。そ
れも、科学的に嘘のない精密なイラストを描ける人を。
　ネットで探しまくっていたら、偶然、池下さんのイラストが目についた。
　当時、池下さんは大阪の某商社でサラリーマン。イラストは趣味で描いてネ
ットに掲載していた。
　JAXAからコンタクトして、「やってくれないか。わかりました」で、池下さ
んがイラストを担当することになった。
　そしたら、あなた。池下さんは、さっさと会社に辞表を出して、東京に引っ
越してきた。＼(^O^)／
　JAXAの人、びっくり。「人生、誤らせたんじゃないか」。＼(^O^)／
　池下さんは、「一度きりの人生。このままサラリーマンで終わりたくない。
イラストレーターとして独立できれば、定年もなく好きなことをやっていける。
ここは勝負に出る」と決めて、会社を辞めて、上京して背水の陣を敷いたそう
な。
　背水の陣だけあって、必死。
　まず、はやぶさの設計図をくれと。JAXAも出せる部分は出した。
　池下さんは、それを基に、パソコンにはやぶさの精密なモデルを作った。
　イラストを描いていく様子も出ていた。3Dのモデルをぐりぐり回したりして、
いろいろなイラストを描いていた。
　講演の様子もあった。はやぶさが有名になって、はやぶさチームの人たちは、
テレビや雑誌に出たりして、有名になった。ぼくも有名になりたいといって、
会場から拍手喝采。
　池下さんが描いた、はやぶさのイラストはみんな目にしているが、池下さん
の名前も知らない人が多いからね。
　今日、これくらい書いたから、そのうち検索エンジンで「はやぶさ　イラス
ト」で検索すると、池下さんの名前が出るかも。＼(^O^)／

　あ、こんなところがある。
http://www.minorbody.org/oneyear/oneyear.html
MEF小天体探査フォーラム　MEF-GALLERY
　なるほど、
http://www.minorbody.org/index.html
MEF小天体探査フォーラム一般公開ページ
は、こういうフォーラムなのか。
http://www.minorbody.org/about/about.html
MEFについて
http://www.minorbody.org/book/book_member01.html
MEF書房::MEFメンバーの本
で、他は、ロケットや宇宙に関する本なのに、１つ異色がある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334031242/showshotcorne-22/
ラーメンを味わいつくす (光文社新書) [新書]
佐々木 晶 (著)

　池下さんのイラストは、さらにこんなところがある。
http://homepage3.nifty.com/lightage/ArtGallery.html
池下章裕さん：スペースアートギャラリー
　はやぶさのイラストは、
http://homepage3.nifty.com/lightage/ForSpace3.html
池下章裕さん：はやぶさのイラストギャラリー
　再突入の火の玉のイラスト。これ、DVD内の講演で言及していた。
　地上からは、火の玉が見えたが、宇宙からは誰も見てない。だから、この構
図で描いたと。
　火の玉イラストの下をみたら、「はやぶさ2」は「はやぶさ」と同型機を使
うが、さらに先のミッションがあって、名前がもう付いているのね。「マルコ
ポーロ」だって。

　ここですね。マルコ・ポーロは、はやぶさマーク２なんですね。
http://www.jspec.jaxa.jp/activity/hayabusa2.html
「はやぶさ2」
http://www.jspec.jaxa.jp/activity/marco.html
「はやぶさMk2/マルコ・ポーロ」
　ほほぉ。「マルコ・ポーロ」と中黒があるのが正式なのね。歴史上の有名人
の人名にあやかっているからね。

http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_48.html
「はやぶさ」の近況と「はやぶさ２」に向けて
の下のほうをみると、まだ、「はやぶさ」の帰還が成功してないころだから、
「はやぶさ２」の予算がつくかどうか、戦々兢々としているね。
--- ここから ---
●もう追われる立場に：まるで逆なで．．．です。
(略)
（これでも NASA 最小クラス。はやぶさ-2 の４倍の予算の投入。）

●はやぶさの成果もまた盗られてしまうのでしょうか。
られたとは、打たれてはじめてわかるもの。すぐれた企画とは、
先手をうつこと。

はやぶさ-2 ができないと、せっかく日本が先手を打っていながら、
先行される可能性。残念ながら、内示される来概算で通る可能性は
高くないと言われている。なんとか、声をあげたいところ。応援もほしいです。
--- ここまで ---

　ということで、まだまだ「はやぶさ」は、人々の間で活躍中。
　金星探査機「あかつき」も、がんばれー！

関連：
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/04/26/5825695
飛べ！「はやぶさ」、「はやぶさ」式思考法、「はやぶさ」の超技術
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/16/5683746
川口淳一郎、的川泰宣、松浦晋也の新刊「はやぶさ」本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/22/5597370
川口さんの「はやぶさ」本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/10/5855360
また「はやぶさ」の映画。渡辺謙主演
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/05/5845401
「はやぶさ」の映画２本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/11/18/5517292
はやぶさの新作DVD、本、グッズなど
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/28/5372845
的川泰宣「小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡」、特別メッキ版「はやぶさ」