新原理の量子コンピュータ、昆虫サイボーグ、素粒子の曼荼羅、リー代数、E8群 ― 2011年02月11日 20時27分00秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
読んでだいぶ時間が経ったがやっと感想を書く。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004IAB1SI/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2011年 03月号
は、相変わらず、たまげた話ばかりだった。
目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=56103
日経サイエンス 2011年3月号
相変わらず面白い記事が多いが、中でも印象に残ったもの。
その前に、NEWSCANに出ていたスキルミオン結晶という言葉は、なんかしら
んが、かっちょいいね。ステライルニュートリノという言葉も知った。演算も
記憶もできる素子、フォトニック結晶の設計図というのもあったし。
一覧。
--- ここから ---
スキルミオン結晶/軌道面が直立した惑星/とことん微細な分光解析/鉄鎧な
しスケーリーフット/演算も記憶もできる素子/「あかつき」故障原因は弁/
沖縄近海の海底下に巨大熱水湖/マクスウェルの悪魔ができた/群れ飛ぶ粒子
/幽霊粒子が大量に/あなたのがんは何歳か?/誰がためにノーベルの鐘は鳴
る/ガラスを遠隔破壊/キリンは浮くの?/遺体を寄付してお金を節約/電池
内蔵ボディーアーマー/眠りの効用/真空調理法の科学/“誤評価”の落とし
穴/血液脳関門を破れ/フォトニック結晶の設計図
--- ここまで ---
鉄鎧なしスケーリーフットもすごい話。
スケーリーフットは、海底の熱水が出ている極限環境に生きる貝。鉄鎧なし
の種類が見つかったという記事だが、これまで見つかっていたのは、鉄鎧あり
の種類。なんと硫化鉄でできている貝だって。すごすぎるのぉ。
ウロコフネタマガイというのか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウロコフネタマガイ
やっぱ、深海生物はすごいのばっかりだね。
じゃ、お前、東京湾じゃなくて日本海溝に沈めてやろうか。
いやーん。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777051250/showshotcorne-22/
深海生物ファイル―あなたの知らない暗黒世界の住人たち [単行本]
北村 雄一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344018532/showshotcorne-22/
深海のとっても変わった生きもの [単行本(ソフトカバー)]
藤原義弘 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569675042/showshotcorne-22/
ここまでわかった! 深海の謎 (PHP文庫) [文庫]
株式会社レッカ社 (著, 編集, イラスト), 三輪 哲也 (監修)
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/17/5639677
サイエンス・ZERO、極限環境生物、生命の起源、レアアース、全ては海から!
さて、本題。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_072.html
ウェブを殺すな
T. バーナーズ=リー(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)
ウェブを発明したT. バーナーズ=リー御大自身による、現在のウェブへの
危機感の表明。
FacebookなどのSNS, AppleのiTtunesなどがウェブを分断している。通信会
社も自社のネットワークの流量を不透明な方法で不公平に制限する。政府が都
合の悪い情報を遮断する。そんなこんなで、ウェブはいま危機に直面しつつあ
る。いまから手を打たないと、いまみたいな自由で技術革新が進む世界はなく
なっちゃうという話。
この問題意識は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200034/showshotcorne-22/
インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice) [新書]
ジョナサン・ジットレイン (著), 井口耕二 (翻訳)
や
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200166/showshotcorne-22/
人間はガジェットではない (ハヤカワ新書juice) [単行本]
ジャロン ラニアー (著), 井口耕二 (翻訳)
と同じだね。それぞれの商品説明から。
インターネットが死ぬ日
--- ここから ---
インターネットが爆発的に普及して生活が豊かになった反面、悪意あるサイト
への誘導、ウイルス感染、ネット犯罪に直面する危険性は増している。この状
況に嫌気がさし、人々はPCよりもiPhoneやXbox360のような「消毒された」メ
ディアに向かいつつあるが、オープンで「肥沃な」端末が廃れると、現在のネ
ットを築いた活力と民主性は削がれることになってしまう。両者を共存させる
ことはできないのだろうか。世界が注目するサイバー法学者が放つ「ウェブ退
化論」。
--- ここまで ---
人間はガジェットではない
--- ここから ---
21世紀、デジタル革命はどこに我々を導いていくのだろう? 「バーチャルリ
アリティの父」と呼ばれた本書の著者は、このままでは暗澹たる未来が待って
いると説く――新しいものを何一つ産まないマッシュアップが横行する文化の
なか、クラウドコンピューティングの力を底上げするため、個々の人間の能力
が不当に低く見積もられ、貶められる時代が来る、と。デジタルガジェット開
発の立役者自らが、歴史を踏まえた透徹な視線をIT社会の現在抱える問題点
に当て、陥穽に落ち込こもうとする現代人に鋭く警告する予見の書。
--- ここまで ---
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_062.html
血の通った化石
M. H. シュバイツアー(ノースカロライナ州立大学)
従来の定説を覆して、化石に、血管やタンパク質など有機物が残ってるんだ
って。最初にそれを発表したら、学会から非難囂々だったそうな。
非難囂々、マッハ、ゴー、ゴー、ゴー。\(^O^)/
定説を覆す驚くべき研究を発表するときの研究の進め方、考え方は、参考に
なるよ。自説を否定する反証を集めまくる努力をする。その全ての試練に耐え
たら、ほんとに定説を覆す大発見になる。
これぞ、健全な懐疑精神、科学精神だ。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_094.html
サイエンス・イン・ピクチャー
生命の美
D. カステルベッキ(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
これ、ちょー、きれいだった。写真は、
http://www.scientificamerican.com/article.cfm?id=life-unseen
Life Unseen: Images of Magnificent Microscopic Landscapes [Slide Show]
で見られるね。
おお、いま、SCIENTIFIC AMERICANに行くと、NECが「はやぶさ」の広告を出
している。
http://www.scientificamerican.com/
SCIENTIFIC AMERICAN
http://www.nec.com/global/ad/cosmos/?cid=PJ072bn2
The dawn of a new age of solar system exploration
それより、オリンパスの国際コンテストのサイトがいいか。
http://www.olympusbioscapes.com/
Olympus BioScapes International Digital Imaging Competition
受賞作のスクリーンセーバーもある。Version 1とVersion 2の違いは何?
ファイルサイズがちょっと違うけど、説明文は同じだね。
http://www.olympusbioscapes.com/screensavers/
BioScapes Winning Entry Screen Savers
ダウンロードしてインストールしてみた。Version 1とVersion 2で収録され
ている画像が違うね。おれはVesion 2のほうが好きかも。
毎年、この時期、日経サイエンスには、この国際コンテストの優秀作が載る
が、サイトに行ったのは初めて。素晴らしいね。過去の受賞作もあるし、スク
リーンセーバーまであった。
オリンパス、偉い!
おれ、高校のときに、オリンパスのカメラOM-1を買ったよ。初めての自分の
カメラ。うれしかった。でも、その後、全然、カメラには、のめり込まなかっ
た。
OM-1のテレビコマーシャルに使われていたのが、ザ・プレイヤーズの曲。
リーダーのコルゲンさんこと、ジャズピアニスト、キーボードプレイヤー、
作曲家、アレンジャーの鈴木宏昌さんもずいぶん前に亡くなった。あこがれの
人の一人だったが。
その話は、股の機械に。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_032.html
もうひとつの量子コンピューター
古田 彩(編集部)
ボース・アインシュタイン凝縮で計算
T. バーンズ(国立情報学研究所)/山本喜久(スタンフォード大学)
表紙をみたとき、この量子コンピュータ、先月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FO4RBK/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2011年 02月号 [雑誌] [雑誌]
に出ていた、見るだけ量子コンピュータかと思った。
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=56102
日経サイエンス 2011年2月号
のNEWSSCANにある「見るだけ量子計算機」ね。しかし、違っていた。
今月号のは、いままでの量子の重ね合わせを使う量子コンピュータとは全然
違って、ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)を使う。
これに、エキシトン・ポラリトンという粒子を使う。なんか、名前だけでも
かっちょいい。
「NP完全問題」を高速で計算できる可能性があるらしい。すごいねえ。
「NP完全問題」が実用的な時間で解けるようになったら、世の中の風景が激
変するだろう。
さて、ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)といえば、カモリーマン。
読者のみなさまには、これまで、おれが、ボース・アインシュタイン凝縮化
したカモリーマンのことを書いてきて、ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)
化したポストモダンから、ついに、量子化したポストモダンと命名したのは、
記憶に新しいことだろう。
もちろん、おれは忘れていたが。\(^O^)/
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/20/4588845
命名 量子化したポストモダン(QPM)
今回の記事を読んで情報省の狙いが、ようやくわかった。\(^O^)/
勝間和代など、カモリーマン向けの本を量産し、日本の知的水準を下げてい
る連中が跋扈するのは、なぜか。なぜ、日本に量子化したポストモダンが必要
なのか。なぜ、カモリーマンを量産して、ボース・アインシュタイン凝縮化す
る必要があったのか。
民主党の蓮舫の「2位じゃなだめなんですか」発言に象徴されるように、ス
ーパーコンピュータへの風当たりが強くなり、日本で強力なスーパーコンピュ
ータが作れなくなることを、情報省は見越していたのだ。
つまり、カモリーマンをボース・アインシュタイン凝縮化して、量子コンピ
ュータとして使う狙いがあったのだ。
一億総量子コンピュータ!!
常温で人間をボース・アインシュタイン凝縮化してしまうというアイデアが
すごいね。情報省、さすがですね。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_042.html
翔べ! 昆虫サイボーグ
M. M. マハルビズ/佐藤裕崇(ともにカリフォルニア大学バークレー校)
昆虫の中でも、甲虫を使っている。
これほど、小さくて軽くてエネルギー効率もいい飛翔体を地球人はまだ人工
的には作れない。そこで、甲虫の脳を刺激する無線制御回路を背負わせて思い
通りに飛ばす研究。
これ、兵器としての昆虫でもあります。
東京大学先端科学技術研究センターの神崎亮平先生も昆虫ロボット、昆虫サ
イボーグで有名ですよね。
NHKの爆笑問題の番組で初めて観た。蛾が車みたいなものに乗って、フェロ
モンを嗅ぎながら運転するものだった。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20110111.html
FILE134:「昆虫の超脳力」2011年1月11日放送
http://www.brain.rcast.u-tokyo.ac.jp/
神崎・高橋研究室
http://www.brain.rcast.u-tokyo.ac.jp/research/bio_machine.html
昆虫-機械融合システム
神崎先生の本がある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894791560/showshotcorne-22/
ロボットで探る昆虫の脳と匂いの世界―ファーブル昆虫記のなぞに挑む
(香り選書 10) [単行本]
神崎 亮平 (著)
でも、蛾より、甲虫の方がかっこいいよね。でもでも、カブトムシやクワガ
タは高くて研究には使えないんだろうね。
上記の研究ではテキサスキベリツノカナブンという飛翔能力が高いカナブン
を使っていた。
アメリカには研究に使える大型の甲虫を育てている業者がいないそうで、ま
ず安定供給源を探すことから始めたそうだ。果樹園で害虫として駆除している
テキサスキベリツノカナブンを1匹5ドルで買ったと書いてあった。農園主は、
信じられないという顔をしたそうな。
結局、2年間で数千匹使ったそうだから、毎日、電極を刺して、ここを刺激
するとこう飛び、あそこを刺激するとああ飛ぶと実験する毎日だね。
情報省のクローンを使えば、人間で実験できたのに。しかも、一人1ドルだ
よ。\(^O^)/
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/04/5662045
ソフトバンク「光の道」の陰謀を暴く!\(^O^)/
そして、おれが一番感動したのは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_050.html
幾何学で迫る究極理論
A. G.リージ(フリーの科学者)
J. O.ウェザロール(カリフォルニア大学アーバイン校)
これは、すごかった。美しさに感動した。
これを提唱しているA. G.リージさんは、サーファーでフリーの理論物理学
者ってのも、なんか、すごいなあと思った。
数学にリー群、リー代数というのがあるそうな。おれも名前だけは知ってい
る。その中に、E8群と呼ばれるものがあるそうで、これを使って素粒子を分類・
図示すると実にきれいな図形が表われる。
編集後記で中島さんが、
--- ここから ---
曼荼羅は仏教の世界観を表していますが、究極の万物理論につながるE8理論の
図(50ページ)は物理学における曼荼羅ではないかと思える美しさがあります
(素粒子が仏様のように思えてきたりして)。
--- ここまで ---
と書いているが、おれも、編集後記を読む前に、この記事を読んで、というか、
最初のページにある図をみた瞬間、同じことを思った。
おお、これ、胎蔵曼荼羅(胎蔵界曼荼羅)だ!
図形的には、金剛界曼荼羅より、胎蔵曼荼羅でしょう、これは。
上記、概要に小さく図が出てるでしょ。同心円の。あれがE8理論で描かれた図。
http://ja.wikipedia.org/wiki/曼荼羅
http://ja.wikipedia.org/wiki/両界曼荼羅
http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/mandara2.htm
両界曼荼羅
おれ、いつも胎蔵界曼荼羅といってたが、胎蔵曼荼羅のほうが正しいのね。
それから、曼陀羅より曼荼羅の表記が正式なのね。
おれ、電脳曼陀羅では、曼陀羅を使ってるね。無知だったね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704897/showshotcorne-22/
電脳曼陀羅 [単行本]
中村 正三郎 (著)
出版社: ビレッジセンター出版局 (1995/01)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894360489/showshotcorne-22/
電脳曼陀羅 [単行本]
中村 正三郎 (著)
出版社: ビレッジセンター出版局; 改訂新版版 (1997/03)
後者が、改訂新版です。アマゾンのデータは、改訂新版版になってるね。
記事に戻ると、ファイバー束が出てくるよ。ファイバー、ファイバー束は圏
論と共に、おれが飛んで逃げる対象だが、これだけ美しいものが出てくるなら、
もっと知りたいという気にもなるね。もちろん、一瞬、なるだけだが。^^;
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/07/4744912
続第59回東レ科学講演会。折り紙工学、ホログラフィックニューラルネットワーク、DNAロボットなどなど
リー群もいろいろ出てくる。SU(2)群、U(1)群、SU(3)群、SU(5)群、Spin(10)
群、Spin(11, 3)群、E6群、E8群など。これらの群が、電弱理論、標準モデル、
大統一理論、重力の組み込みなどに使われるそうな。
そして、ウェイトダイアグラムというのを描くと、曼荼羅と思えるような、
実にきれいな図形が出てくる。その過程が図示されているが、センスオブワン
ダー満載のマジックだ。
E8群を使った、万物の理論候補としてのE8理論だと、ヒッグス粒子、アクシ
オンなども図に出てくる。それどころか、まだ発見されていない粒子が山ほど
ある。
CERN(セルン、欧州原子核研究機構)のLHC(大型ハドロン衝突型加速器)で見
つかるかも知れない粒子も、この図にはいろいろ出ているそうな。
それにしても、ありすぎるだろう、素粒子。\(^O^)/
http://ja.wikipedia.org/wiki/欧州原子核研究機構
http://ja.wikipedia.org/wiki/LHC
さて、この記事が出るのを情報省は予想していたかのように、この前、アマ
ゾンで、「リー代数と素粒子論」という本が売れていた。お買い上げありがと
うございます。
ひょっとして、情報省が買ったのか。\(^O^)/
いや、そうではない。これが売れたのをみて、波動関数を操作して、米サイ
エンス、日経サイエンス編集部に、この記事を書かせたんだ。
おれのために。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4785310383/showshotcorne-22/
リー代数と素粒子論
竹内 外史 (著)
ちょっと調べたら、物理学とリー代数、リー群の教科書では、これが名著だ
そうです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0738202339/showshotcorne-22/
Lie Algebras In Particle Physics: from Isospin To Unified Theories
(Frontiers in Physics) [ペーパーバック]
Howard Georgi (著)
My Favorite !, 2005/4/24 By aleksei の素人評に、吉岡書店から邦訳が出
ているがだめだというのがあるが、それは第1版の邦訳のこと。
調べたら、2010年10月に原書第2版の翻訳が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4842703571/showshotcorne-22/
物理学におけるリー代数―アイソスピンから統一理論へ (物理学叢書 107)
[単行本]
ジョージァイ (著), 九後 汰一郎 (翻訳)
吉岡書店にある紹介。
http://www3.ocn.ne.jp/~yoshioka/phys/ISBN978-4-8427-0357-2.html
物理学におけるリー代数 原著第2版
リー群、リー代数といわれてもなあ。
おれ、リーと聞けば、ブルース・リーとプロ野球ロッテのリー兄弟しか思い
浮かばないもんね。情けない。
よし、勉強してみるか。
無理無理無理無理無理。
リー群は無理としても、対称性ってすごいなあと思ったから、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283682/showshotcorne-22/
もっとも美しい対称性 [単行本(ソフトカバー)]
イアン・スチュアート (著), 水谷 淳 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901445/showshotcorne-22/
対称性―レーダーマンが語る量子から宇宙まで [単行本]
レオン・M. レーダーマン (著), クリストファー・T. ヒル (著), Leon M.
Lederman (原著), Christopher T. Hill (原著), 小林 茂樹 (翻訳)
は、買って読んでみようと思う。
と思って、注文履歴を確認したら、もう買ってた。
でも、積ん読だった。\(^O^)/
今回の日経サイエンスの記事で、仏教哲学、中でも密教は、やはり宇宙を記
述していたことがわかったので(笑)、予定通りではあるが、ますますしばらく
空海三昧になりそう。すでに少し始めた。
まず、やっと完結した夢枕獏「新・魔獣狩り」は読了。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396208839/showshotcorne-22/
新・魔獣狩り12 完結編・倭王の城 上 (サイコダイバー・シリーズ24)
[新書]
夢枕獏 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396208847/showshotcorne-22/
新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)
[新書]
夢枕獏 (著)
空海のことは長くなるので、別に書く。
---
読んでだいぶ時間が経ったがやっと感想を書く。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004IAB1SI/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2011年 03月号
は、相変わらず、たまげた話ばかりだった。
目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=56103
日経サイエンス 2011年3月号
相変わらず面白い記事が多いが、中でも印象に残ったもの。
その前に、NEWSCANに出ていたスキルミオン結晶という言葉は、なんかしら
んが、かっちょいいね。ステライルニュートリノという言葉も知った。演算も
記憶もできる素子、フォトニック結晶の設計図というのもあったし。
一覧。
--- ここから ---
スキルミオン結晶/軌道面が直立した惑星/とことん微細な分光解析/鉄鎧な
しスケーリーフット/演算も記憶もできる素子/「あかつき」故障原因は弁/
沖縄近海の海底下に巨大熱水湖/マクスウェルの悪魔ができた/群れ飛ぶ粒子
/幽霊粒子が大量に/あなたのがんは何歳か?/誰がためにノーベルの鐘は鳴
る/ガラスを遠隔破壊/キリンは浮くの?/遺体を寄付してお金を節約/電池
内蔵ボディーアーマー/眠りの効用/真空調理法の科学/“誤評価”の落とし
穴/血液脳関門を破れ/フォトニック結晶の設計図
--- ここまで ---
鉄鎧なしスケーリーフットもすごい話。
スケーリーフットは、海底の熱水が出ている極限環境に生きる貝。鉄鎧なし
の種類が見つかったという記事だが、これまで見つかっていたのは、鉄鎧あり
の種類。なんと硫化鉄でできている貝だって。すごすぎるのぉ。
ウロコフネタマガイというのか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウロコフネタマガイ
やっぱ、深海生物はすごいのばっかりだね。
じゃ、お前、東京湾じゃなくて日本海溝に沈めてやろうか。
いやーん。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777051250/showshotcorne-22/
深海生物ファイル―あなたの知らない暗黒世界の住人たち [単行本]
北村 雄一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344018532/showshotcorne-22/
深海のとっても変わった生きもの [単行本(ソフトカバー)]
藤原義弘 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569675042/showshotcorne-22/
ここまでわかった! 深海の謎 (PHP文庫) [文庫]
株式会社レッカ社 (著, 編集, イラスト), 三輪 哲也 (監修)
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/17/5639677
サイエンス・ZERO、極限環境生物、生命の起源、レアアース、全ては海から!
さて、本題。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_072.html
ウェブを殺すな
T. バーナーズ=リー(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)
ウェブを発明したT. バーナーズ=リー御大自身による、現在のウェブへの
危機感の表明。
FacebookなどのSNS, AppleのiTtunesなどがウェブを分断している。通信会
社も自社のネットワークの流量を不透明な方法で不公平に制限する。政府が都
合の悪い情報を遮断する。そんなこんなで、ウェブはいま危機に直面しつつあ
る。いまから手を打たないと、いまみたいな自由で技術革新が進む世界はなく
なっちゃうという話。
この問題意識は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200034/showshotcorne-22/
インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice) [新書]
ジョナサン・ジットレイン (著), 井口耕二 (翻訳)
や
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200166/showshotcorne-22/
人間はガジェットではない (ハヤカワ新書juice) [単行本]
ジャロン ラニアー (著), 井口耕二 (翻訳)
と同じだね。それぞれの商品説明から。
インターネットが死ぬ日
--- ここから ---
インターネットが爆発的に普及して生活が豊かになった反面、悪意あるサイト
への誘導、ウイルス感染、ネット犯罪に直面する危険性は増している。この状
況に嫌気がさし、人々はPCよりもiPhoneやXbox360のような「消毒された」メ
ディアに向かいつつあるが、オープンで「肥沃な」端末が廃れると、現在のネ
ットを築いた活力と民主性は削がれることになってしまう。両者を共存させる
ことはできないのだろうか。世界が注目するサイバー法学者が放つ「ウェブ退
化論」。
--- ここまで ---
人間はガジェットではない
--- ここから ---
21世紀、デジタル革命はどこに我々を導いていくのだろう? 「バーチャルリ
アリティの父」と呼ばれた本書の著者は、このままでは暗澹たる未来が待って
いると説く――新しいものを何一つ産まないマッシュアップが横行する文化の
なか、クラウドコンピューティングの力を底上げするため、個々の人間の能力
が不当に低く見積もられ、貶められる時代が来る、と。デジタルガジェット開
発の立役者自らが、歴史を踏まえた透徹な視線をIT社会の現在抱える問題点
に当て、陥穽に落ち込こもうとする現代人に鋭く警告する予見の書。
--- ここまで ---
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_062.html
血の通った化石
M. H. シュバイツアー(ノースカロライナ州立大学)
従来の定説を覆して、化石に、血管やタンパク質など有機物が残ってるんだ
って。最初にそれを発表したら、学会から非難囂々だったそうな。
非難囂々、マッハ、ゴー、ゴー、ゴー。\(^O^)/
定説を覆す驚くべき研究を発表するときの研究の進め方、考え方は、参考に
なるよ。自説を否定する反証を集めまくる努力をする。その全ての試練に耐え
たら、ほんとに定説を覆す大発見になる。
これぞ、健全な懐疑精神、科学精神だ。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_094.html
サイエンス・イン・ピクチャー
生命の美
D. カステルベッキ(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
これ、ちょー、きれいだった。写真は、
http://www.scientificamerican.com/article.cfm?id=life-unseen
Life Unseen: Images of Magnificent Microscopic Landscapes [Slide Show]
で見られるね。
おお、いま、SCIENTIFIC AMERICANに行くと、NECが「はやぶさ」の広告を出
している。
http://www.scientificamerican.com/
SCIENTIFIC AMERICAN
http://www.nec.com/global/ad/cosmos/?cid=PJ072bn2
The dawn of a new age of solar system exploration
それより、オリンパスの国際コンテストのサイトがいいか。
http://www.olympusbioscapes.com/
Olympus BioScapes International Digital Imaging Competition
受賞作のスクリーンセーバーもある。Version 1とVersion 2の違いは何?
ファイルサイズがちょっと違うけど、説明文は同じだね。
http://www.olympusbioscapes.com/screensavers/
BioScapes Winning Entry Screen Savers
ダウンロードしてインストールしてみた。Version 1とVersion 2で収録され
ている画像が違うね。おれはVesion 2のほうが好きかも。
毎年、この時期、日経サイエンスには、この国際コンテストの優秀作が載る
が、サイトに行ったのは初めて。素晴らしいね。過去の受賞作もあるし、スク
リーンセーバーまであった。
オリンパス、偉い!
おれ、高校のときに、オリンパスのカメラOM-1を買ったよ。初めての自分の
カメラ。うれしかった。でも、その後、全然、カメラには、のめり込まなかっ
た。
OM-1のテレビコマーシャルに使われていたのが、ザ・プレイヤーズの曲。
リーダーのコルゲンさんこと、ジャズピアニスト、キーボードプレイヤー、
作曲家、アレンジャーの鈴木宏昌さんもずいぶん前に亡くなった。あこがれの
人の一人だったが。
その話は、股の機械に。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_032.html
もうひとつの量子コンピューター
古田 彩(編集部)
ボース・アインシュタイン凝縮で計算
T. バーンズ(国立情報学研究所)/山本喜久(スタンフォード大学)
表紙をみたとき、この量子コンピュータ、先月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FO4RBK/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2011年 02月号 [雑誌] [雑誌]
に出ていた、見るだけ量子コンピュータかと思った。
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=56102
日経サイエンス 2011年2月号
のNEWSSCANにある「見るだけ量子計算機」ね。しかし、違っていた。
今月号のは、いままでの量子の重ね合わせを使う量子コンピュータとは全然
違って、ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)を使う。
これに、エキシトン・ポラリトンという粒子を使う。なんか、名前だけでも
かっちょいい。
「NP完全問題」を高速で計算できる可能性があるらしい。すごいねえ。
「NP完全問題」が実用的な時間で解けるようになったら、世の中の風景が激
変するだろう。
さて、ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)といえば、カモリーマン。
読者のみなさまには、これまで、おれが、ボース・アインシュタイン凝縮化
したカモリーマンのことを書いてきて、ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)
化したポストモダンから、ついに、量子化したポストモダンと命名したのは、
記憶に新しいことだろう。
もちろん、おれは忘れていたが。\(^O^)/
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/20/4588845
命名 量子化したポストモダン(QPM)
今回の記事を読んで情報省の狙いが、ようやくわかった。\(^O^)/
勝間和代など、カモリーマン向けの本を量産し、日本の知的水準を下げてい
る連中が跋扈するのは、なぜか。なぜ、日本に量子化したポストモダンが必要
なのか。なぜ、カモリーマンを量産して、ボース・アインシュタイン凝縮化す
る必要があったのか。
民主党の蓮舫の「2位じゃなだめなんですか」発言に象徴されるように、ス
ーパーコンピュータへの風当たりが強くなり、日本で強力なスーパーコンピュ
ータが作れなくなることを、情報省は見越していたのだ。
つまり、カモリーマンをボース・アインシュタイン凝縮化して、量子コンピ
ュータとして使う狙いがあったのだ。
一億総量子コンピュータ!!
常温で人間をボース・アインシュタイン凝縮化してしまうというアイデアが
すごいね。情報省、さすがですね。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_042.html
翔べ! 昆虫サイボーグ
M. M. マハルビズ/佐藤裕崇(ともにカリフォルニア大学バークレー校)
昆虫の中でも、甲虫を使っている。
これほど、小さくて軽くてエネルギー効率もいい飛翔体を地球人はまだ人工
的には作れない。そこで、甲虫の脳を刺激する無線制御回路を背負わせて思い
通りに飛ばす研究。
これ、兵器としての昆虫でもあります。
東京大学先端科学技術研究センターの神崎亮平先生も昆虫ロボット、昆虫サ
イボーグで有名ですよね。
NHKの爆笑問題の番組で初めて観た。蛾が車みたいなものに乗って、フェロ
モンを嗅ぎながら運転するものだった。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20110111.html
FILE134:「昆虫の超脳力」2011年1月11日放送
http://www.brain.rcast.u-tokyo.ac.jp/
神崎・高橋研究室
http://www.brain.rcast.u-tokyo.ac.jp/research/bio_machine.html
昆虫-機械融合システム
神崎先生の本がある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894791560/showshotcorne-22/
ロボットで探る昆虫の脳と匂いの世界―ファーブル昆虫記のなぞに挑む
(香り選書 10) [単行本]
神崎 亮平 (著)
でも、蛾より、甲虫の方がかっこいいよね。でもでも、カブトムシやクワガ
タは高くて研究には使えないんだろうね。
上記の研究ではテキサスキベリツノカナブンという飛翔能力が高いカナブン
を使っていた。
アメリカには研究に使える大型の甲虫を育てている業者がいないそうで、ま
ず安定供給源を探すことから始めたそうだ。果樹園で害虫として駆除している
テキサスキベリツノカナブンを1匹5ドルで買ったと書いてあった。農園主は、
信じられないという顔をしたそうな。
結局、2年間で数千匹使ったそうだから、毎日、電極を刺して、ここを刺激
するとこう飛び、あそこを刺激するとああ飛ぶと実験する毎日だね。
情報省のクローンを使えば、人間で実験できたのに。しかも、一人1ドルだ
よ。\(^O^)/
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/04/5662045
ソフトバンク「光の道」の陰謀を暴く!\(^O^)/
そして、おれが一番感動したのは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1103/201103_050.html
幾何学で迫る究極理論
A. G.リージ(フリーの科学者)
J. O.ウェザロール(カリフォルニア大学アーバイン校)
これは、すごかった。美しさに感動した。
これを提唱しているA. G.リージさんは、サーファーでフリーの理論物理学
者ってのも、なんか、すごいなあと思った。
数学にリー群、リー代数というのがあるそうな。おれも名前だけは知ってい
る。その中に、E8群と呼ばれるものがあるそうで、これを使って素粒子を分類・
図示すると実にきれいな図形が表われる。
編集後記で中島さんが、
--- ここから ---
曼荼羅は仏教の世界観を表していますが、究極の万物理論につながるE8理論の
図(50ページ)は物理学における曼荼羅ではないかと思える美しさがあります
(素粒子が仏様のように思えてきたりして)。
--- ここまで ---
と書いているが、おれも、編集後記を読む前に、この記事を読んで、というか、
最初のページにある図をみた瞬間、同じことを思った。
おお、これ、胎蔵曼荼羅(胎蔵界曼荼羅)だ!
図形的には、金剛界曼荼羅より、胎蔵曼荼羅でしょう、これは。
上記、概要に小さく図が出てるでしょ。同心円の。あれがE8理論で描かれた図。
http://ja.wikipedia.org/wiki/曼荼羅
http://ja.wikipedia.org/wiki/両界曼荼羅
http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/mandara2.htm
両界曼荼羅
おれ、いつも胎蔵界曼荼羅といってたが、胎蔵曼荼羅のほうが正しいのね。
それから、曼陀羅より曼荼羅の表記が正式なのね。
おれ、電脳曼陀羅では、曼陀羅を使ってるね。無知だったね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704897/showshotcorne-22/
電脳曼陀羅 [単行本]
中村 正三郎 (著)
出版社: ビレッジセンター出版局 (1995/01)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894360489/showshotcorne-22/
電脳曼陀羅 [単行本]
中村 正三郎 (著)
出版社: ビレッジセンター出版局; 改訂新版版 (1997/03)
後者が、改訂新版です。アマゾンのデータは、改訂新版版になってるね。
記事に戻ると、ファイバー束が出てくるよ。ファイバー、ファイバー束は圏
論と共に、おれが飛んで逃げる対象だが、これだけ美しいものが出てくるなら、
もっと知りたいという気にもなるね。もちろん、一瞬、なるだけだが。^^;
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/07/4744912
続第59回東レ科学講演会。折り紙工学、ホログラフィックニューラルネットワーク、DNAロボットなどなど
リー群もいろいろ出てくる。SU(2)群、U(1)群、SU(3)群、SU(5)群、Spin(10)
群、Spin(11, 3)群、E6群、E8群など。これらの群が、電弱理論、標準モデル、
大統一理論、重力の組み込みなどに使われるそうな。
そして、ウェイトダイアグラムというのを描くと、曼荼羅と思えるような、
実にきれいな図形が出てくる。その過程が図示されているが、センスオブワン
ダー満載のマジックだ。
E8群を使った、万物の理論候補としてのE8理論だと、ヒッグス粒子、アクシ
オンなども図に出てくる。それどころか、まだ発見されていない粒子が山ほど
ある。
CERN(セルン、欧州原子核研究機構)のLHC(大型ハドロン衝突型加速器)で見
つかるかも知れない粒子も、この図にはいろいろ出ているそうな。
それにしても、ありすぎるだろう、素粒子。\(^O^)/
http://ja.wikipedia.org/wiki/欧州原子核研究機構
http://ja.wikipedia.org/wiki/LHC
さて、この記事が出るのを情報省は予想していたかのように、この前、アマ
ゾンで、「リー代数と素粒子論」という本が売れていた。お買い上げありがと
うございます。
ひょっとして、情報省が買ったのか。\(^O^)/
いや、そうではない。これが売れたのをみて、波動関数を操作して、米サイ
エンス、日経サイエンス編集部に、この記事を書かせたんだ。
おれのために。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4785310383/showshotcorne-22/
リー代数と素粒子論
竹内 外史 (著)
ちょっと調べたら、物理学とリー代数、リー群の教科書では、これが名著だ
そうです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0738202339/showshotcorne-22/
Lie Algebras In Particle Physics: from Isospin To Unified Theories
(Frontiers in Physics) [ペーパーバック]
Howard Georgi (著)
My Favorite !, 2005/4/24 By aleksei の素人評に、吉岡書店から邦訳が出
ているがだめだというのがあるが、それは第1版の邦訳のこと。
調べたら、2010年10月に原書第2版の翻訳が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4842703571/showshotcorne-22/
物理学におけるリー代数―アイソスピンから統一理論へ (物理学叢書 107)
[単行本]
ジョージァイ (著), 九後 汰一郎 (翻訳)
吉岡書店にある紹介。
http://www3.ocn.ne.jp/~yoshioka/phys/ISBN978-4-8427-0357-2.html
物理学におけるリー代数 原著第2版
リー群、リー代数といわれてもなあ。
おれ、リーと聞けば、ブルース・リーとプロ野球ロッテのリー兄弟しか思い
浮かばないもんね。情けない。
よし、勉強してみるか。
無理無理無理無理無理。
リー群は無理としても、対称性ってすごいなあと思ったから、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283682/showshotcorne-22/
もっとも美しい対称性 [単行本(ソフトカバー)]
イアン・スチュアート (著), 水谷 淳 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901445/showshotcorne-22/
対称性―レーダーマンが語る量子から宇宙まで [単行本]
レオン・M. レーダーマン (著), クリストファー・T. ヒル (著), Leon M.
Lederman (原著), Christopher T. Hill (原著), 小林 茂樹 (翻訳)
は、買って読んでみようと思う。
と思って、注文履歴を確認したら、もう買ってた。
でも、積ん読だった。\(^O^)/
今回の日経サイエンスの記事で、仏教哲学、中でも密教は、やはり宇宙を記
述していたことがわかったので(笑)、予定通りではあるが、ますますしばらく
空海三昧になりそう。すでに少し始めた。
まず、やっと完結した夢枕獏「新・魔獣狩り」は読了。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396208839/showshotcorne-22/
新・魔獣狩り12 完結編・倭王の城 上 (サイコダイバー・シリーズ24)
[新書]
夢枕獏 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396208847/showshotcorne-22/
新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)
[新書]
夢枕獏 (著)
空海のことは長くなるので、別に書く。
コメント
_ furuta ― 2011年02月11日 23時02分42秒
イアン・スチュアート先生はリー代数の研究もしていた方ですね。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年02月15日 09時31分50秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のkick/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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あはは、最初に変換したとき、完結祈念リストだって。
いやあ、
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あはは、最初に変換したとき、完結祈念リストだって。
いやあ、
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年03月19日 04時37分15秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
成毛の発言。
http://twitter.com/#!/makoto_naruke/statuses/48394015980273664
--- こ
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成毛の発言。
http://twitter.com/#!/makoto_naruke/statuses/48394015980273664
--- こ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年03月21日 03時26分22秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004OY6ZK2/showshotcorne-22/
ゆほびか 2011年 05
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004OY6ZK2/showshotcorne-22/
ゆほびか 2011年 05
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年06月11日 04時15分50秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/06/09/5903328
リトルウイングのピンボールが、iPh
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/06/09/5903328
リトルウイングのピンボールが、iPh
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年08月04日 04時09分13秒
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NHKのBSプレミアムは、空海。8月7日から3夜連続。ガイドは夢枕獏。
h
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NHKのBSプレミアムは、空海。8月7日から3夜連続。ガイドは夢枕獏。
h
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年08月04日 05時43分41秒
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これまた、高い本のお買い上げありがとうございます。
いい本み
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これまた、高い本のお買い上げありがとうございます。
いい本み
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年08月28日 23時38分35秒
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夏休みに、上野の国立博物館でやっている空海と密教美術展に行っ
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夏休みに、上野の国立博物館でやっている空海と密教美術展に行っ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年11月17日 06時25分35秒
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以前、紹介して大人気だった「世界で一番美しい元素図鑑」のシリ
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以前、紹介して大人気だった「世界で一番美しい元素図鑑」のシリ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年05月24日 04時26分57秒
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北九州の学術研究都市で、こういうのが開発されています。
北九
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北九州の学術研究都市で、こういうのが開発されています。
北九
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年09月14日 10時12分28秒
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もう録画を消さないといけないので、書き忘れていたもの。
情報
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もう録画を消さないといけないので、書き忘れていたもの。
情報
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年10月03日 05時12分42秒
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猛暑の中、数学の復習本から難しそうな本から、いろんなお買い上
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猛暑の中、数学の復習本から難しそうな本から、いろんなお買い上
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年10月19日 09時33分24秒
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ちょっと地球を離れとったら、いろいろあるわ。
お買い上げあり
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ちょっと地球を離れとったら、いろいろあるわ。
お買い上げあり
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年03月20日 06時15分46秒
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---
お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4
---
お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年10月07日 00時11分14秒
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---
紹介しようと思って、軽く1ヵ月以上経っていた。
ここでも何度
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紹介しようと思って、軽く1ヵ月以上経っていた。
ここでも何度
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年10月23日 01時29分30秒
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数学の難しい本やら数学の本や物理の難しい本が売れていると書い
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数学の難しい本やら数学の本や物理の難しい本が売れていると書い
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年11月07日 09時36分58秒
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高い本というかKindle版、、お買い上げありがとうございます。
ど
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高い本というかKindle版、、お買い上げありがとうございます。
ど
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2015年07月21日 10時48分03秒
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アマゾンのコンピュータから、
「お前、数学できんのに、生意気に
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アマゾンのコンピュータから、
「お前、数学できんのに、生意気に
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2015年12月10日 10時03分31秒
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145323/showshotcorne-22/
モナドの領域 単
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145323/showshotcorne-22/
モナドの領域 単
_ ホットコーナー - 2016年04月22日 10時36分14秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
大ヒットコミック、原作:貴家悠、漫画:橘賢一「テラフォーマーズ」が実写で映画化されるのね。
花沢健吾「アイアムアヒーロ
---
大ヒットコミック、原作:貴家悠、漫画:橘賢一「テラフォーマーズ」が実写で映画化されるのね。
花沢健吾「アイアムアヒーロ
_ ホットコーナー - 2016年12月09日 10時47分31秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
書いていたと思ったら、書いてなかった。
相変わらずやのぉ。
すみません。
何かというと、日経サイエンス2016年12月号は
---
書いていたと思ったら、書いてなかった。
相変わらずやのぉ。
すみません。
何かというと、日経サイエンス2016年12月号は
_ ホットコーナー - 2017年05月08日 05時41分51秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
お買い上げありがとうございます。
数理科学2017年5月号の特集は、
特集:「物理学と数学のつながり」
- 物理では数学をどのよ
---
お買い上げありがとうございます。
数理科学2017年5月号の特集は、
特集:「物理学と数学のつながり」
- 物理では数学をどのよ
_ ホットコーナー - 2018年02月28日 10時03分33秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
今回、量子コンピュータや量子情報科学関連をリストしてみた。
それにしても、なんでも量子つけたらいけんよ。
佐野量子に、
---
今回、量子コンピュータや量子情報科学関連をリストしてみた。
それにしても、なんでも量子つけたらいけんよ。
佐野量子に、
_ ホットコーナー - 2018年05月31日 08時12分24秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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また、イジングモデル、量子アニーリング型の量子コンピュータの本が出ている。
量子アニーリングの理論を提唱した西森秀稔先
---
また、イジングモデル、量子アニーリング型の量子コンピュータの本が出ている。
量子アニーリングの理論を提唱した西森秀稔先
_ ホットコーナー - 2018年08月21日 22時29分32秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
情報省に支配されているアマゾンのコンピュータが、「お前、これ、好きやろ。買えや」と言ってきた。\(^O^)/
https://www.amazon.co.jp/
---
情報省に支配されているアマゾンのコンピュータが、「お前、これ、好きやろ。買えや」と言ってきた。\(^O^)/
https://www.amazon.co.jp/
_ ホットコーナー - 2019年01月29日 10時39分31秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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いやはや、びっくり。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/01/10/9023531
祝!ハードSFの傑作、ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」100刷、CQ
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いやはや、びっくり。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/01/10/9023531
祝!ハードSFの傑作、ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」100刷、CQ
_ ホットコーナー - 2019年12月11日 06時37分59秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
---
偶然、発見して、録画しているのが、「マンダラと生きる」。
「選」だから、
---
偶然、発見して、録画しているのが、「マンダラと生きる」。
「選」だから、
_ ホットコーナー - 2019年12月25日 10時57分51秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
---
時間がないので、リストのみ。
日経サイエンス2020年2月号の特集は量子超越性(
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時間がないので、リストのみ。
日経サイエンス2020年2月号の特集は量子超越性(
_ ホットコーナー - 2020年02月18日 09時48分36秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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おいおい、もう新春じゃないし、これ、恒例でもないだろ。今回やって、来年や
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おいおい、もう新春じゃないし、これ、恒例でもないだろ。今回やって、来年や
_ ホットコーナー - 2021年05月09日 00時51分30秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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お買い上げありがとうございます。
実は、日経サイエンス、ぼくは定期購読し
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_ ホットコーナー - 2024年11月11日 10時45分51秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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早く書かないと、また間に合わなくなるのであわてて。
NHK BSで、2024/11/16(土曜
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早く書かないと、また間に合わなくなるのであわてて。
NHK BSで、2024/11/16(土曜