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Re: 中国、ITソースコード強制開示強行!だそうな。 その22009年05月02日 05時27分17秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/30/4276796
Re: 中国、ITソースコード強制開示強行!だそうな。
の続き。

===
標題: Re: 中国、ITソースコード強制開示強行!だそうな。
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>  法的なものに基盤を置く意匠権や商標権や著作権といった各種権利は、中国
> 人的なリアルさには弱いんだよね。何千年もの間に王朝が何度も変わって、約
> 束なんか何度もなかったことにされてきた民衆には、政府や法なんて信じてら
> れるかっていう考えが染みついているんじゃないか。

 これって、賄賂は悪いことだ、という清教徒的西欧思想の亜種。実は東洋には
馴染まない。それでも便宜的にリスクが多い少ないという部分で法的なものが有
効になる場合もある。例えば交通ルールね。これはルールを守った方が自分に
とっても安全だし、自分の商売にとっても有利な点が大きいから守るわけ。

 例えば中国などは車社会になりつつあるし、そうした点から多くの人間がルー
ルを守る。ルールを守る方が自分にとってもリスクが低いことが分かってきたか
ら。

 「水曜どうでしょう」の最終話はベトナム縦断カブの旅だったけど、ベトナム
ではそれほど車の交通量が多くなくて、だからこそルールもへったくれもないカ
オスが幹線道路上でも繰り広げられていた。それはまだ本当に車社会のリスクを
皆が共有していない結果ね。だから勝手にどんどん運転していく。数十年前のイ
ンドネシアとかタイなんかも同じだったと思うけど、車社会のルールによる運用
が自分のリスク軽減と直結することがわかると、それなりにルールを守るように
なる。

 ルールがリスクの軽減になるコモンセンスだということを身に染みて理解しな
い限り、法的な規制は実感的なものとして受け取られないだろう。まぁ日本の食
品偽装問題にしても同じなんだけど、それでも見せしめが増えても他人事だと
思っているのは、なにやら新型インフルエンザに対する街頭インタビューにも現
れているよなぁ。で、日本人の感染者報道があると、いきなりインタビューに答
えるオバチャンたちは深刻になったりする。情報だけだと実感が沸かない人って
困るんだよなぁ。その貧困な想像力が社会の貧困に直結する可能性だって高いん
だから。

--
たま@無精庵

===
標題: Re: 中国、ITソースコード強制開示強行!だそうな。
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>情報だけだと実感が沸かない人って困るんだよなぁ。その貧困な想像力が社
会の貧困に直結する可能性だって高いんだから。

 想像力が乏しくても、やっぱおかしいんじゃないかとか、これはよさげとか、
経験からわかる、体でわかる、直感的にわかるという身体性(エンボディメン
ト))がちゃんと使える人は、いいですよ。
 一番困るのが、身体性もなく想像力もない人たち。
 勝間和代に代表される頭でっかちと、それにカモられてる連中。
 新聞やテレビの郵政民営化に反対するのは非国民的な報道に、感情・情動を
操作され、冷静なら、小泉・竹中改革が進めば自分たちが真っ先に首を切られ
るのがわかるはずなのに、その想像力がなく、小泉万歳で熱狂した挙げ句、案
の定首を切られた連中。
 すなわち、1年以上前から言っている「動物化するポストモダン」をとっく
に通り過ぎて、「動物化したポストモダン」から「昆虫化したポストモダン」
から「粉体化したポストモダン」も通り過ぎて、「ボース・アインシュタイン
凝縮体(BEC)化したポストモダン」な人たち。
 こういう人たち、身体性も使えず、想像力も貧困だから、人間扱いされてな
いもんね。人間でもなく、動物でもなく、昆虫でもなく、粉体でもなく、素粒
子レベルまで解体されて、いいように操られている人たち。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/14/4009198
野崎昭弘著「離散数学「数え上げ理論」 (ブルーバックス)」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/14/4056567
星崎憲夫、町田茂著、町田茂監修「基幹物理学」(てらぺいあ)
で書いた、著者の先生たちが嘆く世界、そのまんまだもんね。

中村(show)

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