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ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガット新訳新装版2009年02月12日 01時22分20秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100391
新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」
の続き。
 おれの意識の中では、このトークショーと洋輔さんのコンサートは年のはじめの一続きのイベントだったので、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100302
2009年山下洋輔ニューイヤーコンサート
もどうぞ。

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標題: ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガット新訳新装版
---
 新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」では、ヘミ
ングウェイとカート・ヴォネガットの話が出てましたが、復刊.comから送られ
たきたメールには、ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガットの新訳本が早川
書房から2月下旬に出ることが書いてありました。

 ヘミングウェイSFとは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116997/showshotcorne-22/
ヘミングウェイごっこ (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
ジョー ホールドマン (著), Joe Haldeman (原著), 大森 望 (翻訳)
です。
 内容は、早川書房のサイトにいっても大してわからないので、アマゾンから。
--- ここから ---
ジョン・ベアドはヘミングウェイが専門の大学教員。とあるバーで論文を執筆
中、ある男からヘミングウェイの原稿の贋作づくりを持ちかけられる。これま
でも成功した贋作事件の例はある。一攫千金も夢ではない!
いつしか贋作づくりに熱中しタイプライターを打つベアドの前に、なんとヘミ
ングウェイその人が現われたことから、事態は思いもかけぬ方向へと…
ヒューゴー&ネビュラ両賞受賞の中篇を長篇化した異色時間SF。
--- ここまで ---
というもの。
 絶版になっているほう
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116997/showshotcorne-22/
ヘミングウェイごっこ (単行本)
ジョー ホールドマン (著), 大森 望 (翻訳)
の内容紹介は、もう少しだけ詳しく、
--- ここから ---
ジョン・ベアドはヘミングウェイを専門とする、しがない大学教員。常人離れ
した記憶力の持ち主であるが、絵に描いたような学者バカ。学内政治に疎く、
学者として出世する望みはほとんどない。そんなある日、キーウェストのとあ
るバーで論文をしたためていた彼は、詐欺師のシルヴェスター・キャッスルメ
インと知り合いになり、ヘミングウェイの小説の贋作作りを持ちかけられる。
ヒトラーの日記やハワード・ヒューズの自伝など過去にも贋作事件の例はある、
うまくすれば一攫千金も夢ではないのだ。最初のうちは気が進まなかったベア
ドだったが、ベトナム戦争で負傷し創作に手を染めるなど、自身の人生をヘミ
ングウェイの生涯に重ね合わせがちな彼は、いつしか我知らずのうちに贋作作
りに没頭してしまう。だが夢中になってタイプライターを打つ彼の目の前に、
なんとヘミングウェイその人が現われたことから、事態は意外な方向へ進展し
ていくのだった。消失したヘミングウェイ作品の贋作でひと儲けをしようとい
う悪だくみに、パラレル・ワールドの幻想をからめたライトなSFコメディの世
界。ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞。
--- ここまで ---

 それから、カート・ヴォネガットの代表作である「タイタンの妖女」が新訳
新装版で出ます。解説はカート・ヴォネガットのファンであり、若者にカート・
ヴォネガットを広めたらしい?爆笑問題の太田光。早川書房の2月3月の新刊
での説明は、
--- ここから ---
〈巨匠ヴォネガットの名作、新装版発売!解説:太田 光(爆笑問題)〉人類
の究極の運命を、皮肉とユーモアをまじえて描いた代表作を訳も新たにした新
装版。
--- ここまで ---
です。
 以前の訳は、浅倉久志さんですが、今度は誰なのか。そういう基本的なこと
すらわからない早川書房のウェブは問題じゃないか。
 この新訳新装版は、まだアマゾンには出てないみたい。旧作の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150102627/showshotcorne-22/
タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262) (文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア (著), 浅倉 久志 (翻訳)
しか出てきませんでした。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/07/3996891
ロバート・チャールズ ウィルスン著「時間封鎖」
で書いたように、今年の正月、カート・ヴォネガット・ジュニアを読み直そう
かと思って、調べてびっくり。浦島太郎でした。
 まず、ご当人が亡くなっていたことすら知らなかった。
 さらに、もう、ジュニアをつけずに、カート・ヴォネガットと呼ぶ習わしに
なってたんですね。
 きっと、この新訳新装版。おれが、ウェブやブログで読み直そうかと書いた
がために、情報省があわてて早川書房に圧力をかけて出させたものでしょう。\(^O^)/
 正月に読み直すチャンスを逃して、かえってよかったのかも。

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