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東芝ブレイブルーパス、トップリーグ優勝\(^O^)/2009年02月09日 05時24分45秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のkick/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 ラグビートップリーグのプレーオフ。東芝ブレイブルーパス対三洋電機ワイ
ルドナイツの決勝。
 壮絶な試合の末、17-6で東芝が勝ちました。\(^O^)/
 JSportsの中継を観ていましたが、両チーム、最初からエンジン全開のすご
い気合いでした。
 特に三洋電機は、ケガをしていた主力が戻ってきたこともあって、守備が実
に強い。風が強い中、風上で有利な東芝なのに、攻め入っても、ブレイクダウ
ンで三洋電機がターンオーバー(ボールを相手から奪うこと)して逆襲。
 それをまた東芝が食い止めるという、お互い、命を削り合うような行き詰ま
る試合。
 三洋電機がペナルティゴール(PG)で先制して、風上の東芝が攻めて攻めても
跳ね返されるという東芝には悪い流れでしたが、強風でハイパントのボールの
キャッチが難しい中、三洋電機がハイパントのキャッチミスから乱れて味方に
パスするのをインターセプトしてトライに結びつけました。ほんとに一瞬の出
来事。
 2トライ目は、これは東芝らしい攻撃で、キャプテン廣瀬が能力の高さを見
せつけた走りでトライ。これで12-3になったのですが、前半の終了間際、東芝
に反則があって、PG。距離があって逆風で難しい中、この前半のラストワンプ
レイを三洋電機の好調なキッカー入江が見事に決めて、12-6で折り返し。
 このPGは大きいと思いましたね。これで三洋電機は、ワントライ(5点)+ワ
ンゴール(2点)の計7点で逆転できます。しかも後半は有利な風上。このPG成
功で、試合の緊張感は高レベルで維持されたまま後半へ。
 後半はかなり東芝が三洋電機陣内でプレーしていた感じがあります。ほんと
は逆じゃないといけなくて、風上で有利な三洋電機が東芝陣内でのプレーが続
くかと思ったのですが。
 それでも、三洋電機には、接点に強いあの東芝からターンオーバーして、そ
れを一気にトライに結びつける決定力もあるから、怖い戦い。
 後半は、試合終了直前まで点が入りませんが、退屈な試合どころか、両者ギ
リギリの攻防、それも命を削り合うようなすさまじい攻防でした。
 中でも、後半30分過ぎ。東芝が三洋電機ゴール前、しつように連続攻撃を
仕掛けて、それを三洋電機が踏みとどまる攻防はすごくて3分以上攻防が続く
手に汗握るシーンでした。
 最後はゴール下で巨大人間雪玉状態になってしまって、ここでTMO(テレビマ
ッチオフィシャル)による判定、いわゆるビデオ判定。
 しかし、トライが確認できない。JSportsの中継映像では、アングルの違う
3台のカメラでも、ボールが確認できませんでしたしね。
 で、東芝ボールのスクラムでゲーム再開になったのですが、三洋電機がこの
ボールを奪って一気に攻めるシーンがあって、終了間際の逆転かと思ったので
すが、東芝が懸命に攻撃を防いで、またゴール前の攻防になって、最後はゴー
ルエリア内で三洋電機のパスが乱れたところを、キャプテン廣瀬が押さえてト
ライ。
 しかし、これもTMOになって、その結果、しっかり、廣瀬が片手で押さえた
シーンがあって、トライ認定。
 これでノーサイドになって、東芝が勝ちました。
 選手も大変だけど、これだけ高密度の試合だと、観ているだけでぐったりし
ますね。^^;
 そういう試合をやってくれた両チームの選手にはほんとに感謝感激感動です。

 JSportの中継でも解説の小林さんや村上さんも言ってましたが、後半の三洋
電機は、キックで敵陣に入ることをあまりせず、突破を狙ってそれを東芝が防
ぐ流れになったので、風上の有利さを存分に生かす展開ではありませんでした。
その辺のゲームメイキングがどうだったか。結果論ですけどね。
 司令塔であり大黒柱であるスタンドオフ(SO)のトニー・ブラウンを前半で下
げたのも、ゲームメイキングに影響があったかもしれません。
 大体、トニー・ブラウンは試合に出られる状態じゃないと思うのね、ほんと
は。この前も書いたかもしれないが、試合で脾臓が破裂しそうなくらいのケガ
をして、一時は選手生命も危ぶまれた状態。
 それが、リーグ戦の最終戦の東芝対三洋電機で、三洋電機は大敗したでしょ。
あれで火が付いてもうリハビリで間に合わせたそうです。
 でも、ジャージの下はサポーターというかコルセットというか、そういうも
のが透けて見えてましたし、ケガをする前からすれば、13キロも体重が減っ
ている状態だったそうです。
 それでいて、守備ではいろんなところに顔を出してボールを奪いに来るし、
あちこちにキックするし、さすが、トニー・ブラウンというか、とにかく、超
人的な人ですね。恐れ入ります。
 しかし、さすがのトニー・ブラウンもこれだけ激しい試合だと病み上がりの
身体では続かないという判断だったのでしょう。前半で退きました。このあと、
2連覇のかかった日本選手権もありますしね。

 個人的には、東芝の大ベテラン松田努選手が出てきたのもうれしかった。
 松田選手のことは、これまでも何度も書いているので、ウェブやブログの上
につけている検索窓で、「松田」や「村田」で検索してみてください。

 なお、この試合、ニュージーランドにも中継されたそうです。解説では、こ
ういう壮絶な試合なら、きっと本場の視聴者も満足してくれただろうといって
ました。
 実際、両解説者も自ら述べていたように、食い入るように試合を観てしまっ
て、解説の言葉が出てこなくなるほどの行き詰まる攻防が続いた試合でした。

 マン・オブ・ザ・マッチは、東芝の廣瀬俊朗選手。2トライしたからだけじ
ゃなくて、ほんとに切れ味鋭い走りを見せていました。
 そして、ぼくは、何より、不祥事が続いて動揺してチームをここまでまとめ
上げたキャプンシーが、マン・オブ・ザ・マッチにふさわしいと思いました。
 試合終了直後、前キャプテンであり名キャプテンであった冨岡鉄平選手と廣
瀬選手が涙を流して抱き合っているシーンがあって、こっちももらい泣きしま
した。
 思えば、冨岡から廣瀬にキャプテンが代わった最初の年。冨岡のキャプテン
シーとどうしても比較されるし、チームの成績も思ったほどじゃなかったし、
廣瀬キャプテンもつらかったと思うけれど、今シーズンは調子がいいし、今年
に入っての不祥事連発の中、チームをまとめ上げて、リーグ最終戦に勝ち1位
通過、そして、今日の優勝まで導いたわけで、廣瀬選手は人間的にものすごく
成長したと思います。
 東芝の他の選手たちも人間的に成長して、この逆境を乗り越えてほしいと思
います。

http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082255006-n1.htm
東芝「らしさ」発揮!攻め続けてTL制覇
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082106004-n1.htm
三洋電機、ゴール遠く無念の敗戦/MS杯
http://www.sanspo.com/rugby/topleague/playoff/20090208.html
試合経過
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082104003-n1.htm
東芝ラグビー部、王座奪還にも神妙な面持ち
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rgg0902082131004-n1.htm
ラグビー日本選手権、東芝の扱いは検討中
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082130005-n1.htm
MS杯決勝、今季最多の観客1万7082人

 上記、サンスポの記事「東芝ラグビー部、王座奪還にも神妙な面持ち」の中
で、
--- ここから ---
東芝に長年勤務したという男性ファン(67)は「いったん廃部して出直すべ
きだ」と厳しい表情だった。
--- ここまで ---
というのがありますが、廃部はやり過ぎ。
 日本選手権辞退も、おれにはやり過ぎ感がある。高校野球じゃないんだから
という気もします。
 JSportsの中継では、小林さん、村上さんの両解説者も、これだけのラグビ
ーを表現できる最強チームが、日本選手権に出ないということはどうなのかと。
東芝という会社の判断で発表したわけだから、選手はそれに従うしかないけれ
ど、しかし、辞退はやり過ぎじゃないかという意見でした。
 これがプロだけのクラブチームならまた別だろうし、個人とクラブの関係、
企業スポーツのあり方、連帯責任を求める日本の精神風土のことなど、そうい
う話が出ていました。
 とにかく、大麻の反応が出たというロアマヌ選手の再検査結果を待つよりな
いですね。ロアマヌ選手がそんなものは一切やってないという言葉が結果に出
るのを祈るよりないですね。
 不祥事が発覚してからの3試合は、中でも、先日のリーグ最終戦と今日の試
合は、ほんとに胸を張っていい試合。東芝ブレイブルーパスのラグビーとは何
か、スポーツの感動は何か。意地とプライドを世界に見せつけた試合ぶり。
 これはおれのみならず、東芝ファンのみならず、ラグビーファンのみならず、
スポーツのファンはみんなそう思うほど、素晴らしい表現でありパフォーマン
スでした。
 その点は、ほんとに下を向く必要はないし、顔を上げて胸を張って堂々とし
てほしい。
 東芝の選手には、いまは体を休めて、日本選手権に出られることを信じて、
また、狼の牙をしっかり磨いておいてほしいです。
 もちろん、三洋電機ワイルドナイツの選手も、日本選手権2連覇のために、
しっかり準備してほしい。そして、最高の舞台で最高の試合をみせてほしいと
思います。

 上記「MS杯決勝、今季最多の観客1万7082人」には、
--- ここから ---
リーグ戦とプレーオフを含めた今季の年間入場者数も、過去最多だった昨シー
ズンを6万5388人上回る、過去最高の38万4954人となった。
--- ここまで ---
とありますが、こうやってラグビー人気が上がってきているのも、おれがここ
で懸命に宣伝しているからであって、すべておれ様一人のおかげです。\(^O^)/
 真面目にいうと、今年から外国人枠が3人になって、トップリーグ全体の試
合のレベルがますます上がったし、白熱した試合が増えたからでしょうね。
 それに、ラグビーは、一度、観ると、特にスタジアムで生を観ると、ほんと
興奮しますからね。肉体と肉体がぶつかり合う音が、スタンドまで聞こえてく
るんだもん。
 ルールがわかりにくいとか、密集で何があってレフリーが笛を吹いたのかわ
かりにくいとか、観戦するにはいろいろ不利なところはあると思うけれど、そ
れでもあの超人たちの肉弾戦と、そこから相手の守備陣の裏に抜けたとき、さ
らにはバックスに展開してパスがつながってトライになったときの爽快感。あ
れは、得難いですよ。
 そうそう。女の人もすごいんだ。普段、おしとやかな女性でも、応援してい
るチームがピンチになると悲鳴だし、攻撃になると「行けー、ぶっとばせ」と
叫んだり、興奮して、おっとろしかこつばい、鮎原さんです。\(^O^)/
 動物としての本能、情動を刺激されるんでしょうね。

 ああ、あとは、とにかく、東芝が日本選手権に出てほしいという気持ちだけ
ですね。
 それと、サントリーもがんばってほしい。清宮監督、なんとかせえよ。
 昨年は三洋電機が優勝して、我が府中のチームが日本選手権で優勝できなか
ったんですから。

コメント

_ ローズプレステージ ― 2009年02月10日 01時33分19秒

ロアマヌ選手の大麻陽性反応疑惑の件ですが、もし本当に彼が大麻を吸引したことがないのであれば、人間の脳内から分泌される『脳内大麻』が尿検査時に反応した可能性があります。東芝サイドはそういうケースを考えたことがあるのでしょうか?再検査で陽性反応が出たら日本選手権出場を辞退するのは早計だと思います。

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http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/25/4138569
Re: 日本選手権準決勝
の続き。

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年02月01日 10時21分02秒

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---
 ラグビートップリーグのプレーオフ決勝。
 東芝ブレイブルー

_ ホットコーナー - 2016年04月01日 10時12分27秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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 東芝ブレイブルーパスの元キャプテンであり、エディージャパンの元キャプテンでもある廣瀬俊朗選手が引退したのを、この前まで、