Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」2009年02月05日 00時46分45秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。

すでに昨夜の出来事です。

====
標題: 新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」
---
 新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」に行ってき
ました。
 みなさんにご迷惑、ご心配をおかけして入手した葉書を握りしめて、開演の
18:30の10分ほど前に会場に着きました。
 中に入ると、もう、いっぱいこっぱいじゃないですか。ステージに向かって
右の奥のほうに座りました。

 「チーム・バチスタの栄光」の海堂尊さん。あこがれの巨匠筒井康隆さんを
前に、最初、ずいぶん緊張してらっしゃいましたね。
 そりゃ、そうでしょ。満員の会場、公開の場で筒井さんと文学談義をやらな
いといけないんだもんね。
 何度も水を飲んでおられたけど、あれは会場の熱気のせいだけではあります
まい。
 おれも暑かった。すっぽんぽんになろうかと思ったが、両隣に美女が座って
いたので、自重してセーターを脱ぐだけにしました。\(^O^)/
 海堂さん、筒井さん、それぞれのお薦め本の紹介になってからは、海堂さん
も緊張もほぐれて好きにしゃべっておられたと思いました。

 文学賞選考会の秘話、作家になるにはどういう勉強をするか、読書とはどう
いうものをどう読むといいのか、純文学とエンターテイメント、古典など、読
者がしたくなる、それも小説、文学作品が読みたくなる話がいっぱいでした。

 モンテ・クリスト伯の話のとき、会場から「椿姫」と叫んだのは、J.Paulさ
んだったんですね。そうか、それなら、早くそう言ってくれないと。
 筒井さんの話が、ランキングのことからどんどん発展していって、「あれ?
 ところで、話は何だった?」などと筒井さんがおっしゃったとき、思わず、
「ランキングの話、ランキングの害毒のことですよ!」などと叫ぼうかと思っ
たが、両隣に美女が座っていたので自重して、自分の股間に向かって小声で叫
んだだけでした。
 度胸ないよなあ。J.Paulさんの度胸を見習いたいわ。

 ところで、笑犬楼様。休憩なし2時間の長丁場。体調は大丈夫だったのでし
ょうか。ポリープを切除して1週間経ってないですよね?
 確認のために、
http://shokenro.jp/
笑犬楼大通り
に行ってみたら、なんということだ。これを読み忘れていた。
http://shokenro.jp/00000141
2009年1月1日
に、おれの名前が出ているではないか。
 山下洋輔ニューイヤーコンサートに行き、今日、また筒井康隆出演のトーク
ショーに行きと、今年はいいことばかりと思っていたが、正月にこんなことが
あったとは。道理で調子がいいはず。\(^O^)/

 終演後、あほうどりさん、狼少年さん、J.Paulさん、呂不ヰさんと、近くの
喫茶店で、のたくりました。

筒井さんの推薦本:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003253310/showshotcorne-22/
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫) (文庫)
アレクサンドル デュマ (著), Alexandre Dumas (原著), 山内 義雄 (翻訳)
ほか、全7巻。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104667021/showshotcorne-22/
東京島 (単行本)
桐野 夏生 (著)
 谷崎賞受賞作。この選考の裏話が面白かった。アマゾンの素人評を読むと、
文学的読解力のない人が何人もいますね。彼らには、なぜ、これが谷崎賞な
のか、理解不能でしょう。
 これ、書くといいつつ書いてない
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
の文学談義批判のことと、モロにつながる話ですね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/23/4021636
パイプオルガン奏者・井上圭子
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/23/4021640
絵地図師・高橋美江
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/09/3999797
ギターで、チック・コリアのスペイン
なども参照。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163278001/showshotcorne-22/
金魚生活 (単行本)
楊 逸 (著, 原著)
 この日本語が日本語に対する批評になっているという話が出ました。
笑犬楼大通りには、すでに書いてあることですが。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796661611/showshotcorne-22/
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫) (文庫)
海堂 尊 (著)
ほか、上下。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048738682/showshotcorne-22/
テンペスト 上 若夏の巻 (単行本)
池上 永一 (著
ほか、上下。

海堂さんの推薦本:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062761866/showshotcorne-22/
新装版 三国志〈1〉 (講談社文庫) (文庫)
吉川 英治 (著)
ほか、全5巻。海堂さんは、マンガ「蒼天航路」と合わせて読むことを
薦めていました。おれはモーニングの連載で読みましたが。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041459516/showshotcorne-22/
麻雀放浪記(一) 青春編 (文庫)
阿佐田 哲也 (著)
ほか、全4巻。
 大体、大学で麻雀を覚えるとこれを読みますね。海堂さんもそうだったという。
 おれもそうだけど。筒井さんによれば、これは、抜群に面白くて、悪書の名作。
 アウトロー文学の金字塔ですもんね。
 筒井さんは、これを読んだとき、この作者は純文学が書けると思ったら、実際
そうなったと。純文学は、色川武大の名前で書いてますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087473392/showshotcorne-22/
プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫) (文庫)
浅田 次郎 (著)
 この後半、人情話になるところが、筒井さんは自分の趣味じゃないとのこと。
もちろん、浅田次郎さんが人情話の名手であることを承知しつつのこと。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (単行本)
筒井 康隆 (著)
 トークショーの前半は、本書の話が多かった。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048738518/showshotcorne-22/
ジョーカー・ゲーム (単行本)
柳 広司 (著)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
一富士、二鷹、三は? ひらがなで。

コメント:

トラックバック

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年02月12日 01時25分41秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100391
新!読書生活トークショー「エ

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年03月09日 10時12分51秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 朝日ニュースターで、
海堂ラボ「最先端医療システム コンピュー

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年03月18日 09時52分09秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/03/18/6749465
筒井康隆「聖痕」、無事、終了