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オバマの守護霊に単独独占インタビュー\(^O^)/2008年12月23日 06時45分05秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 数週間前だと思うけれど、電車の中吊りに、大川隆法の「幸福の科学」の機
関誌「ザ・リバティ」の広告が出ていた。
 目玉は、オバマ次期アメリカ大統領の守護霊に単独独占インタビュー\(^O^)/
 やられたなあ。そうか、守護霊にインタビューすれば、日本にいても勝手に
単独独占インタビューできるんだね。
 気がつかなかった。情報省、だめね。
 お、アマゾン、宗教差別せずに、一応、売ってるね。中古だけど。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001KVJZW2/showshotcorne-22/
The Liberty (ザ・リバティ) 2009年 01月号
 でも、定価520円なのに、いま、1640円からになってるね。オバマ人気なのか。

 リンクする気もないから、リンクは示さないけれど、幸福の科学出版のサイ
トに行くと、出している本は、ビジネス成功本、経営入門、人生の勝ち組にな
るための本やら、あれとそっくり。
 そう。勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの、マーケティングテクニックを
駆使して売りまくる、中身がないビジネス本と同じ。
 要は、あの手のビジネス本は、新興宗教のおかげ話と変わらないんだよ。

 おかげ話を知らない人はいるかな。
 こうすれば、幸せになれる、幸せになったという話が機関紙・機関誌に掲載
されているの。
 たとえば、この宗教に入信したら、
大きな契約が取れました。
子供を授かりました。
いい嫁が来ました。
いい夫と巡り会えました。
金がじゃんじゃん儲かるようになりました。
病気が治りました。
って話が、機関紙・機関誌に載ってるわけ。
 上記、安直ビジネス本とそっくりでしょ。

 おれが小学校高学年のときからで、本格的には中学のときからだけど、去年
亡くなった母が新興宗教にはまったことがあって、そのせいであれこれ見聞き
したり、調べたりして、おれ、少しは詳しいんです。
 でね。宗教によっては、おかげ話を捏造してるところもあるし、病気が治っ
て幸せになりましたといっておかげ話に載ってた人が、実際に会うと、また病
気になってたりするんです。
 それから、あっちの宗教、こっちの宗教とふらふら渡り歩いている人がいる。
あっちこっち行って、やっぱ、この宗教がいいといって出戻ったはいいけど、
そのうちまた別の宗教に行ったりしてね。

 これも、ダイエットや上記安直ビジネス本とそっくりでしょ。
 人間の心は弱いから、すがっちゃうのもわかるけれど、ビジネスとしての構
造は全く同じ。
 品のいい言い方をすれば、人の悩み、苦しみを解決してあげて、いくばくか
の浄財を頂戴する。
 品の悪い言い方をすれば、人の弱みにつけこんで、金を巻き上げる。
 繰り返し引っかかるカモがいるのも、同じ。
 こういう構造に気づかない以上、抜け出すことは無理。抜け出せない以上、
幸せにはなれない。一時的に幸せに思えても、人間の心は、また迷うから。
 宗教のおかげ話に引っかからない連中も、ダイエットや安直ビジネス本には、
すぐ引っかかるんだよね。
 マーケティングテクニックは、要は、長い人類の歴史が培ってきた詐欺のテ
クニックと同じ。
 心理操作、情報操作といった詐欺のテクニックは、歴史が長いだけあって、
よくできてるんだよね。若いころ、マーケティング本をいくつか読んだし、最
近もたまに立ち読みするけれど、詐欺のテクニックを装い新たに言い換えてい
るだけ。

パイプオルガン奏者・井上圭子2008年12月23日 06時46分21秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 音楽月間ということで(笑)、テレビ東京の「みゅーじん」を見てたら、パイ
プオルガン奏者・井上圭子さんをやっていた。
http://www.tv-tokyo.co.jp/m-jin/onair/081221.html
2008年12月21日 O.A.
第114回:井上圭子
パイプオルガン奏者、井上圭子。
http://www.keiko-i.com/
パイプオルガン奏者・井上圭子のオフィシャル・ホームページ

 やはり、一流の人はすごいね。パイプオルガンを弾き続けるのに必要だから、
毎日1時間泳いで、週3回はジムで筋トレをやってるんですね。しかもパイプ
オルガン奏者を育てるために神戸の学校に教えに毎週行っている。パワフルで
すね。
 クリスマスの時期は、あちこちで演奏するから、過密スケジュールで大変な
んですね。
 CDを調べてみたんです。オルガンといえば、やはりバッハは気になります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EPNT/showshotcorne-22/
バッハ・ファンタジー
 ボレロもやってますね。でも入手不能。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EPNV/showshotcorne-22/
ボレロ : 井上圭子 サントリーホール・ライヴ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EPNU/showshotcorne-22/
スペース・ファンタジー
は、馴染み深い映画音楽が並んでいますね。
 いまの時期なら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EPNS/showshotcorne-22/
クリスマス・ファンタジー
でしょうね。

 府中の芸術の森劇場にある「ウィーンホール」にはパイプオルガンがあるん
です。
http://www.fuchu-cpf.or.jp/theater/sisetsu/vienna/index.html
府中の芸術の森劇場ウィーンホール

 あのパイプオルガン、聴いたことがないんです。弾いたことはもちろんない
けど。井上圭子さん、来て、弾いたことあるのかな。今度、来るようだったら、
聴きに行こう。
 あ、
http://www.keiko-i.com/sched/sched2008.html
をみると、2008/02/09に来てますね。しかも、演奏終了後、パイプオルガン、
見学できたんだ。ああ、知ってれば行ったのになあ。また、来てほしいなあ。

 番組で面白かったのは、パイプオルガンを弾くときは観客に背を向けている
から、背中で聴衆の反応を感じるということ。
 たしかに背中を向けて演奏する楽器は珍しいですね。背中を向けているのは、
オーケストラの指揮者くらいかな。
 聴衆からは表情がわからないよね。コンサートのときは、カメラで前から撮
影して、スクリーンに出せばいいのかな。
 あ、鬼太鼓座(おんでこざ)もそうか。
http://www.ondekoza.com/
鬼太鼓座

 ああ、鬼太鼓座をみて、すごいこと、思いついた。
 井上さん、今度、ふんどし姿で演奏したら、どうだ。\(^O^)/
 女性のふんどしが流行ってるしね。で、おれが横でブラジャー付けて、ぼー
っと立ってると。\(^O^)/
参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928331
文藝春秋2008年12月号の本の特集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/20/3965645
女がふんどしの次は?

 番組の中で、井上圭子さんが、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」をやっ
ていた。右手のメロディ、単音だったら簡単なので、電子ピアノで少し練習し
てみた。
 いやあ、クリスマス気分ですわ。
 でも、こんなふうに、楽譜みて弾くだけだったら、簡単だけど、それじゃ、
音楽にならないもんね。これまた、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
の批判にもつながる話なんだけど、文学的読解力がないデータ処理的な読み方
だと、作品のほんとのところはわからない。それと同じで音楽的読解力がない
データ処理的な聴き方、楽譜の読み方、演奏の仕方だと、作品のほんとうのと
ころはわからないし、音楽として表現したことにならないんだよね。
 大体さ、音楽大学に入るような人は、楽譜渡されて初見でほとんど弾けちゃ
うわけでしょ。でも、それだけじゃ、まだ音楽にはならないわけ。単に楽器が
弾けるなんてのは当たり前のことで、曲の解釈と表現をどうするか。そこがプ
ロになったときの勝負なわけで、そこを鍛えていくわけですよね。
 それはまだコンピュータが追いつかないところ。人間に残された知の領域、
知的生産の世界なんですよね。
 だから、コンピュータにはるかに劣るスピードでしか読めず、特に勝間さん
なんかそうなんだけど、自分の心、世界観が豊かに更新されていかない読書技
法、速読術なんかは、人間の知的生産とは関係ないし、どうでもいい。という
か、むしろばかげている。そんなところに自分を特化させても、人間としてバ
カバカしいし、哀れだなとさえ思うわけ。男社会の日本の中で、そういうふう
にしか生きてこられなかったというところがね。
 音楽でいえば、たとえばアルペジオなんて、シンセとシーケンサーがあれば、
コンピュータのほうが、はるかに高速で正確な演奏ができるわけ。何時間やら
せても疲れないし(爆)。それと競って音楽として何の意味があるのかというこ
と。
 しかも、アルペジオをシーケンサーにやらせて音楽になるかというと、普通
はそれだけじゃ、音楽にならない。
 勝間さんや弾さんの、月に100冊読む500冊読むなんてのは、知的生産という
意味では、その程度のことで、ほとんど意味がない。
 とにかく、年内。遅くとも、山下洋輔ニューイヤー・コンサートまでには、
「勝間和代・小飼弾対談」批判は書かないとね。

絵地図師・高橋美江2008年12月23日 06時47分33秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 テレビ東京の「ソロモン流」を観たら、絵地図師・高橋美江さんをやってい
た。
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/17757_200812212154.html
ソロモン流 ~高橋美江~

 高橋美江さんは、すごいね。こういうのが人間の知的生産ですね。
 絵地図の依頼が、町興ししたい、観光に力を入れたい自治体から殺到してい
るそうですね。
 美江さん、観察力が鋭い。裏通りや商店の中を、実に細かいところまで鋭く
観ている。文学的読解力というか、いわば、街や通りの読解力が素晴らしい。
 美江さんは、街や通りに何度も足を運び、丹念に探ることで、いろいろ見つ
けていく。これ、読書に置き換えると、何度も読み返して、丁寧に読むことに
よって、新しい価値、意味を見つけていく作業。
 これまた、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
の批判にもつながる話だが、勝間和代や弾さん(小飼弾)は、少しは高橋さんの
爪の垢を煎じて飲んだほうがいいんじゃないか。
 彼らのデータ処理的な読み方は、美江さんの仕事と対比すると、旅のガイド
ブックや紀行文を読んで行った気になってるだけ、せいぜいGoogleのストリー
トビューで行った気になってる程度。それで、1日で世界の100ヵ所を観てき
たといって、何の意味があるのか。
 そういうことです。
 美江さんは、街の歩き方の教室もやってました。街の読解力をもつ人を育て
るということですね。

 公式サイトは、
http://www.miesan.jp/index.html
美江さんサイト
をどうぞ。
 美江さんを一般に一躍有名にしたのは
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880083674/showshotcorne-22/
絵地図師・美江さんの東京下町散歩 (単行本)
高橋 美江
 デザイナーだから、同姓同名の別人ではないと思うけれど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881380796/showshotcorne-22/
イラスト里山の手入れ図鑑 (単行本)
中川 重年, 長野 亮之介, 高橋 美江
という本もありますね。

 里山といえば、日テレとTOKIOの「ザ!鉄腕!DASH!!」は、DASH村を里山があ
るところにして、ほんとよかったね。DASH村を始めるとき、ほかの候補地には
石切場みたいなところもあったもんね。
 DASH村は、家から食べ物から食器から、生活に必要なものをいろいろ作るで
しょ。そのときに、先人の知恵がいろいろ出てくるのね。あれには感心する。
 昔の人は、よくそんな方法を思いついてたなあと思って。

http://www.ntv.co.jp/dash/
ザ!鉄腕!DASH!!
http://www.ntv.co.jp/dash/village/index.html
DASH村

 関連して、名前だけ出しておきますが、以下の本が売れていました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448087707X/showshotcorne-22/
庭仕事の素敵な友だち (単行本(ソフトカバー))
アリソン・ミア スターチャー (著), Allison Mia Starcher (原著), 澤口 た
まみ (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4540960563/showshotcorne-22/
エンジニア百姓事始 (人間選書) (単行本(ソフトカバー))
岡田 幸夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4881355791
マツボックリが笑う日 (単行本)
ダニエル・E. ブライヤン (著), Daniel E. Blajan (原著), 池 央耿 (翻訳)

 楽器の教則本や教則CD、庭仕事や畑仕事、料理の本。そして、脳科学、認知
科学、ロボット、AI。
 最近、アマゾンのアフィリエイトで買ってくださる本をまとめると、人間の
知性と身体性(エンボディメント)の本が売れているとまとめられるのかも。