Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

第4回福岡OSS研究会2008年08月29日 03時13分38秒

---
 こんな時間。雷で目が覚めた。\(^O^)/
 年だから、睡眠浅いね。もう、寝る力もなくなってるね。
--- ここから ---
 第4回の研究会では、「組込みとOSS」をテーマに、ソニー株式会社の上田理
氏をお迎えしてご講演いただきます。
 上田理氏は、CE Linux Forum マーケティンググループチェアも務めており、
情報家電の組込みLinux最新状況やコミュニティの取り組み、人材育成まで幅
広くご講演をいただく予定です。
 また、地場企業の組込みの取り組み紹介も予定しています。

■日 時  平成20年9月26日(金)
      講演会15:00~17:30
      交流会17:30~18:30
■会 場 福岡SRPセンタービル 2階 ホール
       (福岡市早良区百道浜2丁目1-22) 
■定 員 100名
--- ここまで ---
 詳しくは、
http://oss.isit.or.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=25
をどうぞ。

勝間和代がLisper?2008年08月29日 03時46分26秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
とも関連。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/11/3685292
親子でサイエンス
にjemさんがコメントしてくれてますが、
--- ここから ---
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/1/index.html
の(July 18, 2008)によれば、
勝間氏はLisperだそうです。
--- ここまで ---

 えっ、ほんと。少しは見直してやるかという気持ちと、これでLisperなら、
おれが知ってる最も出来の悪いLisperだと思って、彼女のブログに行くと、ち
ょっとかじった程度にみえますね。
 シリアスなプログラミングをやったとは思えない。それじゃ、どの言語でも
その言語を使えますとはいわない。

 ちなみに、おれ、自分をLisperと名乗ったことは一度もない。
 直接Lispで飯を食ってるわけでもないし、シリアスなプログラムも書いたこ
とがないからね。
 Lispファンという呼び方が、一番当たってるでしょうね。
 ただ、直接Lispで飯を食ってるわけじゃないけれど、20歳くらいでLispを知
って、非常にいまも役に立っているのはたしか。いつも新しい。
 FORRANやPascalしか習ってなかったときに、その世界観に非常にショックを
受けた。SmalltalkやPrologもそうだけど、いまに至るインパクトはLispが一
番大きい。
 Lispの計算モデルなどのテクニカルな話もそうだけど、Lisperの考え方、も
ののとらえ方、世界認識の方法というか、そういう面でも、やっぱ、頭のいい
人たちは違うなあと。意識を非常に広げてくれましたね。
 考え方の違う言語を複数身につける効用の一番は、プログラミング能力もそ
うだけど、世界認識の方法やら世界観が変わっていく、意識が拡張される点だ
と思ってます。
 他国に行って、異文化に触れてというのもそうだし、哲学書や文学を読んで
もそうなるけど、そんなことが、プログラミング言語でも起きるというのが、
20歳のおれには、驚きだった。いってみれば、こんなチンケな人工言語なのに
と。
 以前どこかで書いたけど、Lispを始めたころ、考え方についていけなくて、
なんか頭に入って来ないというか、体に入って来ない。それで最初の2週間く
らいは、リストを表わす箱をしこしこ紙に書いて、ああなって、こうなってな
どとやって、荒木先生が、ちょろっとヒント出してくださって、それから、急
にわかるようになった。
 ああ、そういう意味でも、荒木先生、恩人なんだ。30年経って、やっといま、
気がついた。\(^O^)/
 たぶん、脳の中で、手続き型言語一辺倒の世界から、Lisp的な世界、という
か、もっとメタな言語世界へと、思考回路の組み換えが起こったんだろうね。
 一度、そういうの体験すると、その後は、PrologでもSmalltalkでも、なる
ほどそういう世界観なのかというのが、割とすんなりわかるようになった。

 もう寝ます。でも、雷ごろごろしているし、さっき、ドンガラビシャーンと
近くに落ちた。怖いよー\(^O^)/

日経サイエンス2008年10月号、戸塚洋二先生追悼特集、その他2008年08月29日 09時49分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 日経サイエンス2008年10月号は、スーパーカミオカンデの戸塚洋二先生の追
悼特集でした。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DT22G2/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年10月号
 10月号の目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55810
をどうぞ。
 いま、
http://www.nikkei-science.com/
日経サイエンス
に行くと、トップページに編集部からの追悼文がありますね。
 日経サイエンスは、今年の4月号から、半年にわたって、カミオカンデ、ス
ーパーカミオンデを巡る戸塚先生を中心とした連載をやってきましたが、戸塚
先生は最後の入院の前日(2008/07/01)まで、この連載に協力なさったそうです。
 恩師の小柴昌俊先生や日立の外村彰さんなど、錚々たる方々の追悼文もあり
ます。奥さまの文章もあります。
 小柴先生の追悼文に「あと18ヵ月生きていてくれたら」とあったように、戸
塚先生、ノーベル賞間違いなしといわれていただけに、残念ですね。
 外村さんも早くノーベル賞取ってほしいね。

 次に注目したのは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0810/200810_022.html
自己組織化する量子宇宙
J. アンビョルン(ニールス・ボーア研究所)/J. ユルキウェイッツ(ヤギェ
ウォ大学)/R. ロル(ユトレヒト大学)
です。
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/05/1230474
因果的ダイナミック単体分割(CDT)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/11/1389249
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
で、名前を出した、そこでは、因果的ダイナミック単体分割(CDT)となってい
たけど、今回は、因果的動的単体分割という名前で出ている理論の解説です。
 日経サイエンス2007年4月の冒頭ニュース欄に「時空は小さな三角形の集ま
り?」という小さな記事が出てから、1年半経って解説記事が出ました。
 因果律を入れると自然になめらかな4次元時空が出てくるそうな。なんか、
すごいね。
 なめらか? イタリアンジェラートみたいなものか。
 いやいや、あのびよーんと伸びるトルコアイスじぇね?\(^O^)/
 で、この理論によると、時空はフラクタルな世界。ミクロでみても、時空は
泡立っていない。
 ハウスドルフ次元、スペクトル次元などの言葉の説明もあります。
 ハウスドルフ次元は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/21/3701716
へんな数式美術館
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135569/showshotcorne-22/
へんな数式美術館 ~世界を表すミョーな数式の数々~ (知りたい!サイエンス36)
(単行本(ソフトカバー))
竹内 薫 (著)
にも出てきますね。
 この理論が正しければ、我々の宇宙にワームホールがある可能性はなさそう
ですね。^^;

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0810/200810_052.html
ルービックキューブを超えて
群論パズルを楽しむ
I. クリッツ(ミシガン大学)/P. シーゲル(ペンシルベニア州立大学)
も、へえと思った。
 DOS時代、KI-ShellやKI-schemeを作った管理工学研究所からの先輩、ぼくが
敬愛するプログラマである石野恵一郎さんは、日本にルービックキューブが入
ってきたとき、週刊読売に取材を受けて記事になってるんです。
 管理工学研究所の人は、当然、ゲームやパズルが好きな人が多かった。よっ
て、ルービックキューブはすぐ入ってきた。
 で、みんなが、あれこれ試行錯誤している中、石野さんは、一目見て、群論
で解けるといって、しこしこ、紙で解いてみせた。それがどういうわけか、週
刊読売の記者に伝わって取材が来たという次第。
 面白いのは、ここから。
 紙の上でこうやれば解けると、数学的な解法は示せるんだけど、記者はそん
なのわからないから、実際にルービックキューブでやってみせてくれという。
石野さん、そんなに手早くクルクル回して素早く解くなんてことができなかっ
た。
 記者は落胆したらしい。\(^O^)/
 おれの場合は、あのブームは大学時代。ルービックキューブを借りて一晩で
完成させて、次の日、学校に持って行ったら、みんなが尊敬してくれた。
 「正ちゃん、どうやったの?」
 「バラして、組み立て直した」
 みんなが軽蔑してくれた。\(^O^)/
 記事には、ルービックキューブより難しい、群論を使ったパズルが載ってい
ます。上記リンクからも参照可能。

 驚いたのは、茂木健一郎と愉しむ科学のクオリア。
「地震から命を守るには/ゲスト:目黒公郎(東京大学)」というもの。
 目黒さんは、東大の生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター長。
 いまの地震のときの防災対策って、
「オリンピックのプレッシャーなんて、斎藤先生のプレッシャーに比べたら、
屁の突っ張りにもなりません(Copyright (c) 北京オリンピック柔道金メダリ
スト石井慧)」\(^O^)/
というくらい、屁の突っ張りにもならないのね。
 阪神淡路大震災の詳細な調査でわかったことだそうです。
 ああいう、ものすごい地震が来たら、火を消して逃げるなどという暇がない。
もう即死がほとんど。
 それとこの前の四川大地震。あれ、手抜き工事だからあんなに死者が出たと
いう報道を、マスコミは盛んにやりましたが、大嘘だって。
 ああいう激烈な地震の場合、手抜き工事うんぬんとは次元が違うと。ああい
うのが来ると、日本でも軽く数万人の死者は出る。政府中央防災会議が発表し
たもので、四川の1/4の規模でも、大阪平野の被害想定だと、4万3000人死にま
すね。^^;
 首都直下型、東海など一連の地震被害による犠牲者は8万人規模、経済的損
失は200兆円から300兆円だそうです。
 ともかく、いまの対策は、間違いだらけの防災対策ってことですね。じゃ、
どうすればいいかというのは、自分で確かめてください。