Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

Re: 「脳内メーカー」2007年11月18日 23時29分55秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/13/1851446
筒井さんの三島賞、選評が読めますよ
に書いたことの続き。「ビアンカ・オーバースタディ」の準備について、tti/salonの書き込みにコメントしたもの。
これは、2007/11/10の書き込みだから、もう1週間前。

===
標題: Re: 「脳内メーカー」
---
> 笑犬楼さま、皆様、Luna瀬、たびたび。\(^^)/

 ぎゃはははは。
 ツボに入っちゃいました。
 「Luna瀬、たびたび」
 いいなあ、これ。
 なんか、☆Lunaさんのは、ときどき、ずどんとぼくのツボに入っちゃい
ますね。

 「ビアンカ・オーバースタディ」発表に備えようとしています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
東浩紀著「ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2 (新書)」
は、入手済みなので、群像2007年7月号を借りようと思ったら、我が府中市の
中央図書館は、移転のため閉館中です。
 12/1に新中央図書館としてオープン。12/9に記念講演として詩人大岡信氏の
「あなたに語る『折々のうた』」がありますね。
 ビアンカ発表は、来年年1月発売の雑誌「ファウスト」だそうですから、新
中央図書館オープン後に借りても間に合うね。といいつつ、行ったら、先に誰
かが借りっぱなしだったりして。
 犯人は穂高?\(^O^)/

恐るべし、週刊分冊百科の世界2007年11月18日 23時31分01秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
これも、2007/11/10の書き込みだから、もう1週間前。

===
標題: 恐るべし、週刊分冊百科の世界
---
 筒井康隆初のライトノベルが、講談社の雑誌「ファウスト」に発表されると
いうので、どういう雑誌なんだと思って探したら、
http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust/
にありました。
 「ファウスト」そのものより、「メフィスト」ってのもあるのか、講談社か
ら「週刊日本の仏像」、「週刊日本の合戦」、「週刊ユネスコ世界遺産」など
というものが出ているのに、けっこうびっくり。「月刊ディズニーファン」な
んて雑誌が、成立しているのにもびっくり。
 何より、「週刊昭和の「鉄道模型」をつくる」があるのにびっくり。
 これは、デアゴスティーニ(旧同朋社出版)路線じゃないか。
 こういう週刊雑誌の形態を、分冊百科というそうです。

 そして、やっぱり、すごい人、いますね。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/metaseko/room51b-weeklybook.html
週刊 分冊百科の世界
というページがあります。
 「週刊分冊百科 2007年の動静」に、
「仏教シリーズで、真っ向対峙! 朝日と小学館 『金峯山寺』 同時発売!」
とあるけれど、これ、笑うところなんでしょうか。^^;

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/14/1908375
桑野雅彦著「はじめての78Kマイコン」
で、
--- ここから ---
 ともあれ、この本、おれの中では、ポルシェやフェラーリがチョロQの値段
で買えるようなインパクトでした。\(^O^)/
--- ここまで ---
などと書いたとき、そのうち、本にポルシェやフェラーリがついてくるかもね、
などと思いつつ書いたが、さすが、デアゴスティーニ。
 いま、一押しが、なんと、あなた。まもなく創刊の「週刊ハーレーダビッド
ソン」\(^O^)/
http://www.de-club.net/hrd/
週刊ハーレーダビッドソン
 ずっと購読していくと、ハーレーダビッドソンが作れる。\(^O^)/
 ロボットや蒸気機関車のときも驚いたが、これもインパクト大。
 しかもですね、デアゴスティーニにかかれば、講談社の「月刊ディズニー
ファン」なんて甘い甘い。
 こっちは、自分だけのディズニーランドを作っちゃう、「週刊マイディズニ
ーランド」ですよ。\(^O^)/
http://www.de-club.net/mdl/
週刊マイディズニーランド

 もう、デアゴスティーニ、なんでも来いだね。

http://www.de-club.net/fad/
「隔週刊ファイティング・エアクラフトDVDコレクション」
なんて、すごくそそられるけど、全巻そろえると、結局、ものすごい値段にな
っちゃうんですよね。創刊号だけ異常に安くして引きつけておくのが、敵の常
套手段だし。
 それと、
http://ja.wikipedia.org/wiki/デアゴスティーニ・ジャパン
にも書いてあるけど、途中で、尻すぼみになって、やめちゃうことあるんです
よね。
 ロボットか機関車だったか、なんか忘れたけど、日記書いている人がいて、
設計変更になったのもあったりして、長丁場は大変ですね。

映画「俗物図鑑」と「スタア」の情報2007年11月18日 23時31分49秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
これも、2007/11/10の書き込みだから、もう1週間前。

===
標題: 映画「俗物図鑑」と「スタア」の情報
---
 一角座で公開中の映画「俗物図鑑」、そして公開予定の映画「スタア」の情
報。
 映画「俗物図鑑」の配役などの情報が
http://www.jmdb.ne.jp/1982/df003550.htm
があります。
 映画「スタア」の配役などの情報は
http://www.jmdb.ne.jp/1986/dj000630.htm
にあります。
 筒井康隆と関係ある映画の情報は、
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0306460.htm
にあります。
 ここ、
http://www.jmdb.ne.jp/
は、日本映画データベースというところで、どうも、Y.Nomuraさんという人が
一生懸命やっているようです。

 俗物図鑑は、大学生のとき、福岡で観ました。
 たしかパンプレットだったか、筒井さんの文章があって、制作費が600万円?
だったか、すごく少ないのによくやってくれた、おれが金を出せばよかったみ
たいなことが書いてあったような記憶があります。
 忙しいのもあって、今回パスです。
 「スタア」は観てないので、行きたい。それも17日にと思ってはいるんです
が、仕事たまってるから。^^;

映画「スタア」&トークライブ報告2007年11月18日 23時32分28秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
===
標題: 映画「スタア」&トークライブ報告
---
 2007/11/17土曜日。上野の国立博物館の横に作られている一角座という小劇
場で、筒井康隆原作、内藤誠監督、山下洋輔音楽の映画「スタア」の上映と筒
井さん、内藤監督のトークライブというイベントがあったので行ってきました。
 それにしても、上野はいますごいですね。大ロボット博はあるわ、シャガー
ル展はあるわ、ムンク展はあるわ、大徳川展はあるわ。ほかを回る時間がなか
ったのが残念。
 さて、「スタア」は、1986年の映画ですから、若き筒井さん、洋輔さんなど
ご出演です。
配役は
http://www.jmdb.ne.jp/1986/dj000630.htm
をどうぞ。
 会場にも来てらっしゃって、平石さんとお話されてましたが、筒井ワールド
で「陰悩録」の一人芝居を演じられた上山克彦さんも、「スタア」にご出演な
んですね。今回、初めて気づきました。この頃からつながりがあったのか。ほ
かに、いまは、ドラマや映画の「踊る大捜査線」の署長役で人気の北村総一朗
さんもご出演。すごいスリム。\(^O^)/

 山下洋輔、中村誠一、坂田明、タモリなど、ズージャドンバ軍団ご出演で熱
演です。中でも、坂田明のヤクザはハマリ役。\(^O^)/
 犬神博士役の筒井さんが、時給のねじれ、もとい、時空のねじれなど講釈を
ひとしきりぶったとき、洋輔さんがドアップで、「いやな奴だねえ」などとい
ってます。\(^O^)/
 もちろん、洋輔さんはピアノを弾いて、みんなで主題歌「銀色の真昼」を歌
うというシーンもありました。
 筒井康隆大一座の舞台「スタア」を観てないので、この映画、個人的には観
られてよかった。
 筒井さんと内藤さんのトークのとき、筒井さんが、この撮影は、大一座の舞
台公演直後に行なわれたので、まだ、みんな、舞台演出の影響が残っていて、
映画としてちょっと大げさな演技になっているところがあるなどというお話も
ありました。
 タモリがなぜにあの人にならずあの人になったかなどの裏話も。来年の「ダ
ンシング・ヴァニティ」出版。ライトノベル「ビアンカ・オーバースタディ」。
下北沢ライブなどの話も。
 その他、報告は、☆Lunaさんの通り。

 半分だけ読んだ段階で、「ダンシング・ヴァニティ」のこと、ちょろっと書
きましたが、その後残り半分読んで、またちょろっと書きます。
 これ、筒井時間論の極だと思いました。読むと、自分の人生を必ず振り返る、
そういう強い喚起力があります。
 思えば、筒井文学の柱の1つは、デビュー作「お助け」から時間論ですもん。
時間論は、物理学からはエントロピー増大の法則(熱力学第2法則)などいろい
ろあるけど、結局、個人にとっては記憶の反芻のみが時間ということ。
 ちなみに、今年読んだ時間論では、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/11/1389249
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
で書いた、ハードSF作家でもある橋元淳一郎さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203735/showshotcorne-22/
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
が面白かった。
 昔、ここで話題になった映画「禁断の惑星」の話もありました。あのとき、
おれは、地下の謎の巨大施設が発生するエネルギー量を示すメータがいっぱい
あって、普段はその一番下の桁のメーターが少ししか動いてないのに、自我
(イド)の怪物が出るときは、全メーターが振り切れるシーンに感動したと書い
たら、笑犬楼様から、主演女優のあの色気がわからんのかという話がありまし
た。だって、テレビで観たの小学生2年生くらいだもん。\(^O^)/
 白いフクロウは何のメタファーなんだろう。なんにせよ、おれ、フクロウ好
きで、フクロウの置物とか少し集めてるから、最後にまた出てきてくれてうれ
しかった。
 ほかに印象に残ったシーンは、前も書いた息子がマンションから飛び降りて
無限に落ちていくシーン、涙が宝石となって夜の廊下に落ちているシーン。短
い文章なのに、すごいイメージ喚起力。マジックリアリズムですね。

 ところで、ひょっとして、「ビアンカ・オーバースタディ」って、ウィリア
ム・ギブスンの「モナリザ・オーバードライブ」を踏まえているのか。サイバ
ーパンクは全然読んでないし、おれの妄想だからどうでもいいけど。\(^O^)/