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タイムマシンもの2007年07月26日 10時04分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 先日、まとめ買いした中の1冊。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283267/showshotcorne-22/
ジェニー・ランドルズ著, 伊藤文英訳「タイムマシン開発競争に挑んだ物理学
者たち」
は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
を買った人に、amazonから売り込みメールが来て、買ってしまいました。
 おれ、タイムマシンものが好きなんです。
 最近だと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212232/showshotcorne-22/
P.C.W. デイヴィス著, 林一訳「タイムマシンをつくろう!」
が話題になりましたが、おれ、これ、買ってないんですよ。だから、今回は、
「タイムマシン開発競争に挑んだ物理学者たち」を買ってみたんです。
 でも、文章をいっぱい読むのが苦手で、現代物理学と宇宙論が考えているタ
イムマシンの概略を手早く知りたいと思ったら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816335706/showshotcorne-22/
福江純著「図解雑学 タイムマシン」
がいいです。

 とにかく、おれ、タイムマシンものには弱いんですよ。
 決定的な影響を受けたのは、惜しくも亡くなられた都筑卓司さんが30年ほど
前にブルーバックスでお書きになったシリーズの中にあるタイムマシンもの。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573881/showshotcorne-22/
都筑卓司著「新装版 タイムマシンの話―超光速粒子とメタ相対論」

 中学のときか、高校に入ったばかりかな。これで、タキオンという超光速粒
子も初めて知ったし、虚の質量なんて、一体どういうことなんだと。
 amazonに出ている解説は、有澤誠先生じゃないですか。コンピュータソフト
ウェア方面では、クヌース大先生関係の本の翻訳で名前は知っている人が多い
と思うけど、有澤先生ね、大のSFファンです。
 慶応の湘南キャンパスを作る前の調査で全米ツアーをやったことを、かつて
「電脳騒乱節」で書きましたが、MITだったか、行った時に有澤先生、生協の
本のコーナーでアシモフの新作など買い漁ってらっしゃった記憶がありますね。

 それはともかく、いま、都筑卓司さんのブルーバックスは新装本になってま
すね。タイムマシンは、ダリの絵が表紙ですね。うわぁ、おれ、ダリ好きなん
ですよ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573806/showshotcorne-22/
都筑卓司著「新装版 四次元の世界―超空間から相対性理論へ」
の表紙は、マグリット? うわぁ、おれ、マグリット好きなんですよ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573857/showshotcorne-22/
都筑卓司著「新装版 不確定性原理―運命への挑戦」
の表紙も、岩が浮いていて、マグリットっぽい?
 絵のビットマップを貼り付けたら、誰の絵か検索できるところないのかなあ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573849/showshotcorne-22/
都筑卓司著「新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ」
の表紙は、これ用に描かれたもの?
 読んだとき、マックスウェルの悪魔め、エントロピーを操るなんて、とんで
もない奴だな。こんな奴が日本を襲ってきたら、ウルトラマンやゴジラやガメ
ラだって勝てないぞと思いましたよ。\(^O^)/

 とにかく、都筑卓司さんの本を読んでから、中学高校時代はブルーバックス
狂いだったもんね。
 それで、昔はブルーバックスは全部読めなんて吼えたことがあるんだけど、
いまは出版点数がブルーバックスも増えて、それは無理ね。^^; でも、都筑卓
司さんのは、高校生や物理の苦手な大人には、やっぱ全部読んでほしいと思い
ますね。
 そうすれば、おれみたいにノーベル物理学賞をもらえるから。\(^O^)/
 お前、もらってないだろ。一体、どこの世界のノーベル賞なんだよ。
 おれも、この新装版シリーズ、全部買おうかな。^^;
 ほとんど、筒井作品のちょっとしたオビの違いでも全部買い揃える、平石さ
んや尾川さんの世界か。\(^O^)/

 タイムマシンものといえば、やはり、SFですよね。おれにとって、SFのタイ
ムマシンものって、どれも鮮やかな結末で、なんか、カタルシスがあるんです
よね。

 ハインラインの「夏への扉」。タイムマシンものの大傑作ですね。内容、忘
れたけど、ああ、いい話だなあと、とても感動した記憶は残ってる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150103453/showshotcorne-22/
ロバート・A・ハインライン著, 福島正実訳「夏への扉」

 ホーガンも好きで一時読みまくったことがあって、タイムマシンものもあり
ます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488663060/showshotcorne-22/
ジェイムズ・P・ホーガン著, 小隅黎訳「未来からのホットライン」
 有澤先生もこれに言及してましたね。

 しかーし、洋物もいいけど、日本SFにも世界のSF史上に残る大傑作タイムマ
シンものがあるんです。筒井さんか星新一さんのエッセイだかで知って、読み
始めてはまったのが、広瀬正。早くに亡くなった悲運の作家ですが、歴史に残
る大傑作を遺してくれました。
 それが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087504913/showshotcorne-22/
広瀬正著「マイナス・ゼロ」
です。
 もうね、説明のしようがないくらい感動した。
 実は、もう、内容忘れたから、説明のしようがないんだけど。\(^O^)/
 「ツィス」もよかったなあ。でも、タイムマシンものといえば、ショートシ
ョート集の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087505359/showshotcorne-22/
広瀬正著「タイムマシンのつくり方」
 この中に、ハインラインの「時の門」の矛盾を詳細に検討している文章があ
るんです。これを筒井康隆さんが激賞・驚嘆していた記憶があります。

 広瀬正さんの著作リストは
http://www.asahi-net.or.jp/~UE4K-NGT/bnavi/hirose.html
がいいですね。
 こうやってみると、全部、読んだ記憶がある。内容を覚えてないだけで。
 内容がないよー。\(^O^)/ 懐かしいなあ。おれの小学生時代のギャグか
なぁ。

http://www.amazon.co.jp/gp/search?index=blended&keywords=%8DL%90%A3%90%B3&tag=showshotcorne-22&__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&tag=showshotcorne-22&path=tg%2Fbrowse%2F-%2F466284%3Ftag%3Dshowshotcorne-22&linkCode=qs
で出るリストを見ると、全部、マーケットプレイスばかりですね。しかも状態
のいいものは、かなりプレミアが付いてますね。
 おれ、実家というか、姉の家の屋根裏をひっくり返すと、これら、みんな出
てくるんじゃないかな。
 大金持ちじゃん。\(^O^)/

竹内薫著「はじめての数式処理ソフト CD-ROM付 (ブルーバックス) 」2007年07月26日 10時05分21秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/18/1663085
竹内薫著「はじめての数式処理ソフト」
で言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575604/showshotcorne-22/
竹内薫著「はじめての数式処理ソフト CD-ROM付 (ブルーバックス) 」
を入手。
 竹内さんは、ブルーバックスの表紙などに、ペンローズのツイスターやカラ
ビ・ヤウ空間のグラフィックスを載せています。どういう図形かは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062572605/showshotcorne-22/
竹内薫著「ペンローズのねじれた四次元―時空をつくるツイスターの不思議」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574446/showshotcorne-22/
竹内薫著「超ひも理論とはなにか」
の表紙をみてください。
 竹内さんは、こういう図形を天才ウォルフラムが作った商用数式処理ソフト
http://www.wolfram.com/index.ja.html
Mathematica
で描いたそうですが、それをフリーの数式処理ソフトMaximaでやってみようと
いうのが本書。
 夜遅いからおれ2回くらいしか観たことない、たけしのコマネチ大学数学科
の問題をやったり、Maximaであれこれやってます。Maximaの図形描画能力が足
りないところはgnuplotでやってます。
 MathematicaからMaximaへの移植は、岡田哲哉さんというプログラマの方が
行なったそうです。岡田さんとの対談もあります。
 その中で、岡田さんがMaximaの由来など紹介していますが、ここでも何度も
話題になった横田さんのMaxima本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777512010/showshotcorne-22/
横田博史著「はじめてのMaxima」
を、世界一のMaxima解説本として薦めています。
 それと、Lispのこともプッシュしてくれてます。\(^O^)/
 ということで、物理屋、数学屋、Maxima好き、Lisperは、みんな、「はじめ
ての数式処理ソフト」をご祝儀で買え!\(^O^)/
 そんなに、押し付けなくても。
 だって、背表紙には、「理系学生なら、絶対必要! 必ず役立つ!」と、講
談社が押し付けてるもん。\(^O^)/

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/19/1123372
Maxima、すげえじゃん
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/20/1126597
Maxima, BCPL, Algol, APL, SNOBOL
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/26/1138367
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他