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Re: 年金問題そもそも2007年07月13日 09時28分14秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
第三者委員会はなんだかよくわかりませんね。生活保護みたいに
特定の組織に加入していたりコワモテだったりすると支給される
との噂、が流れそうな感じ。

照合(統合)問題はそもそも定義がわかっていない、というよりも
年金制度そのものを理解した上で議論されているわけではないの
だなあと。そもそも「1件」の数え方すら怪しいし、どのような
データが現在存在しているかもよくわからない。
照合だの統合だの言っているから、イメージとしてはCOBOLの例
題に出てきそうなサーチ・マッチングみたいなものなのかと思っ
ていたら(これなら汎用機にNTTデータに日立ってイメージに
ピッタリじゃないの)、どうやらそうではないらしい。

ではどのようなデータが存在するのか探していたところ、あった。
「国民年金・厚生年金の納付した保険料の記録が消滅する事案等
に関する予備的調査」でググっていただくと、ある議員のページ
(選挙期間中なので一応伏せる)にその概要が掲載されている。
これは衆議院に対し、調査を要求したものの回答であるが、
 ・納付した保険料の額はデータとして保持していない
  (支給年金額の計算に必要ないため)
 ・納付記録の修正履歴はデータとして保持していない
 ・年金額変更に至った経緯はデータとして保持していない
とまあ、いろいろなものが「ない」ことだけはわかった。

まるで、将来の年金支給はどうでもいいから保険料だけ集めてし
まえ、と制度設計をしたように感じてしまう。
民間の保険会社がこんなデータ管理をしていたら金融庁はどう指
導するのだろう。特殊法人にしようが、民間活力を導入しようが、
そもそもどうにもならない仕組みを作ってくれたんじゃないだろ
うか。
世代間相互扶助が目的なのだとすれば、少子化はマイナスに働く
のは明らかなわけだが、少子化を推し進めたのは旧厚生省である。
年金政策と人口政策をおなじ大臣の下で執行してもうまくいかな
いのだとすれば、相当無能な集団だったのであるまいかと思うが
如何か。

--
つばめどん

===
標題: Re: 年金問題そもそも
---
> まるで、将来の年金支給はどうでもいいから保険料だけ集めてしまえ、と制度設計

 惜しい、まだ踏み込みが浅いな。

「将来の年金支給はどうでもいいから保険料だけ集めて、おれらだけで使って
しまえ」という制度設計が正解です。\(^O^)/

 あと、匿名希望さんから、こういうメールが来ています。
--- ここから ---
父の詫び状7月12日で、社会保険事務所による第三者委員会への斡旋拒否に
ついて書かれていらっしゃいますね。興味深く拝見しました。

年金記録確認第三者委員会(以下「第三者委員会」という。)への申込みの手
順(総務省)

http://www.soumu.go.jp/hyouka/nenkindaisansha/sikumi.html

によれば、建前上、社会保険事務所は、7月17日まで、一切の受付が出来な
い様に拝見しました。
逆に申し上げるならば、7月17日以降の審査申し込みを拒む権限は、社会保
険事務所にはない様に書かれていると思いました。

以上、もしお目に留まりお読み下さいましたなら、ありがとうございます。
--- ここまで ---

 ありがとうございます。パックインジャーナルでの長妻議員の話の雰囲気か
らすると、あなたは申し込んでも無駄だと足切りされているような感じでした
けどね。
 でも、これだと、全部受け付けてはくれるようですね。窓口で何をいわれよ
うが、異議がある場合は申し込まないといけませんね。
 でもでも、こいつはだめという情報は第三者委員会に送られていて、申し込
んでも、即、だめになるのかも。^^;