Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」 ― 2007年05月06日 09時44分19秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480602
堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
の続き。
---
堀さんの「バビロニア・ウェーブ」(単行本)は「太陽風交点」(単行本)と
共に友人にあげた。私よりその人が持った方がより相応しいだろうと。(^^;)
> 穂高さんたちが行った?名古屋か大阪であった洋輔さんのイベントには、お
>れ、行ってないもんね。あのとき、堀さん、来られた? あれ? 荒木先生が
>堀さんと飲み歩いたのは、大阪? 名古屋? うー、わからん。
> あとは、パスカル文学賞のとき? 山の上ホテルは、あれ、なんだっけ。
年代別だと
まず"山の上ホテル"は(どうせ「フライデー」に載っていたからバラしても
いいか)1992年4月21日「朝のガスパール」が完結した時のパーティー。
荒木先生は蝶ネクタイをしていて「山の上ホテルのボーイです」と自己紹介を
し、博多手一本もやりました(私がshowさんと初めて会ったのはこの時だ)。
名古屋は1995年3月18日名古屋「ラブリー」での"厄払いセッション"
のことかな?この時、荒木先生には会ったけど堀さんがいらしてたかどうかは
失念。
"パスカル短篇文学賞"は1~3回あったけど、堀さんとshowさんは3回目の
1996年9月15日にもお会いしているはず。
それ以降はどうだったかなぁ。showさん用に監視カメラがいるか?年々記億
が怪しくなってる。(T_T)
いい天気だなぁ 穂高
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> 堀晃著「バビロニア・ウェーブ」
学生時代に書店で見かけたんですが、金がないため読みたい2冊のうちどちらかしか
買えなくてバビロニア・ウェーブを来月回しにしたところ、それっきり買えずじま
い。
以来20年。ようやく文庫で読むことが出来ました。
繰り返し読んでいますが描写の内容を理科年表の助けを借りて想像すると
日常感覚のスケールとのあまりの違いに頭がくらくらします。
> 堀晃著「地球環」
> は、もう品切れでプレミアがついて、いま、なんと5000円。\(^O^)/
角川春樹事務所のページ
http://www.kadokawaharuki.co.jp/
から直接購入がまだ出来るようですが、表に載っているだけで品切れってことです
か。
bk1もだめでした。2001年には買えたのですが。
ハルキ文庫は買い取り制なので書店に在庫があまりないのが残念なところです。
その代わり、店頭在庫でまだあるかもしれません。
以前新書版でまとめられた「遺跡シリーズ」は創元から再刊の予定で喜ばしい。
「梅田地下オデッセイ」の21世紀版の刊行も予定されているようですが、
どうなったのでしょうか?新作も読みたいです。
--
ryo
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
あっ、間違えてる。
> まず"山の上ホテル"は(どうせ「フライデー」に載っていたからバラしても
「フライデー」じゃなく「フォーカス」だった。
今日は暑かったからなぁ...... 穂高
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/001201.shtml
> 「地球環」の著者インタビュー
> のインタビューアーの雀部さんは、destroyさんでしょ?
あ~、はい(^o^)/
ご訪問ありがとうございます。
> 言語SFなんてのが成立するんだ。プロの作家って
> 怖いこと考えるなあと思って震撼した記憶がある。
神林長平さんの『言壺』とかも。
2007/05/04(金)<destroy>
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
>繰り返し読んでいますが描写の内容を理科年表の助けを借りて想像すると
>日常感覚のスケールとのあまりの違いに頭がくらくらします。
今月(2006年6月号)の日経サイエンスに、ブラックホールから噴き出すジェ
ットが、銀河団の謎を解明するのに重要な役割を果たしたという記事がありま
す。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0706/200706_038.html
ブラックホールからの大逆流
記事中、銀河団の中を泡が移動するなどという話で出てくる泡の大きさが、
直径60万光年。\(^O^)/
我々が住む天の川銀河の直径がたった10万光年だから、泡のくせに我々が
住む銀河6個分の大きさ。笑うしかないでしょ。\(^O^)/
しかも、空洞は、1億年前に作られ、超新星爆発100億個分のエネルギー
を持っていることがわかったそうです。\(^O^)/
わはははははははははは。
この世界をみると、バビロニア・ウェーブの設定がかわいくみえます。\(^O^)/
普段どでかい数字を扱っている天文学者たちも、泡の巨大さにあっけにとら
れたそうです。\(^O^)/
>角川春樹事務所のページ
>http://www.kadokawaharuki.co.jp/
>から直接購入がまだ出来るようですが、表に載っているだけで品切れってこ
とですか。
ソッコー行って、注文したら、結局、クロネコヤマトのブックサービスに飛
んで、そこで調べたら品切れでした。太陽風交点も品切れだったなあ。
きしもとさんからのメールも紹介。
--- ここから ---
中村様、きしもとと申します
「バビロニア・ウェーブ」の巻末の解説に、もうひとつのシリーズであるトリ
ニティ・シリーズの作品集「遺跡の声」が「創元 SF 文庫近刊」とありますの
で、それらの売行き如何で、情報サイボーグ・シリーズも、と期待できるかも、
と思います
ただ、「遺跡の声」が出たのは 96 年ですが「地球環」は 2000 年なのがちょ
っと気にかかる所ではありますが
--- ここまで ---
中村(show)
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> それ以降はどうだったかなぁ。showさん用に監視カメラがいるか?年々記
億
>が怪しくなってる。(T_T)
ゴードン・ベルといえば、我々の世界では知らない奴はいない、知らない奴
はバカというくらいの有名人。DEC時代には名機VAXの設計をしたりとコンピュ
ータアーキテクトの偉人。ゴードン・ベル賞という有名な賞まであります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴードン・ベル賞
多体問題専用スーパーコンピュータGRAPEがこの賞を取っていることも知っ
ておきましょう。
あ、
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/11/27nao685/index-j.shtml
東京大学と国立天文台、GRAPE-6システムで2003年ゴードン・ベル賞を受賞
は知ってたけど、
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/17/news056.html
理研、ペプチドの凝集シミュレーションでゴードンベル賞を受賞
は知らなかった。
分子動力学専用機で、MDGRAPEってのもあるんだね。MDは、Molecular
Dyanamicsなのかな。
話を戻すと、
ゴードン・ベル先生は、いまマイクロソフトリサーチにいて、なんと、6年
位前から、自分の全生活をデジタルアーカイブしている。\(^O^)/
また日経サイエンス今月号ですが、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0706/200706_058.html
暮らしをまるごとデジタル記録
をどうぞ。
GPSで位置は全部把握されているし、センスカムという首から下げた小さな
カメラでたまたま会った奴とかも、自動的に全部記録されているんだもん。
迷惑だよなあ。
こういう試み、いろんなところでやっていて、ライフログ(Life Log)という
そうです。記事には東大のシステムの話もあります。
中村(show)
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> GPSで位置は全部把握されているし、センスカムという首から下げた小さな
>カメラでたまたま会った奴とかも、自動的に全部記録されているんだもん。
すごいなぁ。会う人は驚愕ものか。(^^;)
記憶の低下はここ数年著しい。以前は過去5年くらい遡って年月日入りの
日記を大雑把に書く程度なら何でもない事だと思っていたし、実際に憶えて
いてできたけど、今は全然駄目。何故急激に低下したかを考えたら、平穏な
生活になってから欠落が始まっている。思い出す時の、頭の中が冷たくなる
ような感覚が楽しかったんだけど(もっとも、夢の記憶は勘弁の世界だった)。
未だに忘れられないのが、小学低学年の時のテストのようなもので、描い
てある図を30秒くらいで記憶しろというのだった。
△□○○□□△○□△○○ ←不要なのにこの記憶が消えない。
穂高
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480602
堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
の続き。
---
堀さんの「バビロニア・ウェーブ」(単行本)は「太陽風交点」(単行本)と
共に友人にあげた。私よりその人が持った方がより相応しいだろうと。(^^;)
> 穂高さんたちが行った?名古屋か大阪であった洋輔さんのイベントには、お
>れ、行ってないもんね。あのとき、堀さん、来られた? あれ? 荒木先生が
>堀さんと飲み歩いたのは、大阪? 名古屋? うー、わからん。
> あとは、パスカル文学賞のとき? 山の上ホテルは、あれ、なんだっけ。
年代別だと
まず"山の上ホテル"は(どうせ「フライデー」に載っていたからバラしても
いいか)1992年4月21日「朝のガスパール」が完結した時のパーティー。
荒木先生は蝶ネクタイをしていて「山の上ホテルのボーイです」と自己紹介を
し、博多手一本もやりました(私がshowさんと初めて会ったのはこの時だ)。
名古屋は1995年3月18日名古屋「ラブリー」での"厄払いセッション"
のことかな?この時、荒木先生には会ったけど堀さんがいらしてたかどうかは
失念。
"パスカル短篇文学賞"は1~3回あったけど、堀さんとshowさんは3回目の
1996年9月15日にもお会いしているはず。
それ以降はどうだったかなぁ。showさん用に監視カメラがいるか?年々記億
が怪しくなってる。(T_T)
いい天気だなぁ 穂高
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> 堀晃著「バビロニア・ウェーブ」
学生時代に書店で見かけたんですが、金がないため読みたい2冊のうちどちらかしか
買えなくてバビロニア・ウェーブを来月回しにしたところ、それっきり買えずじま
い。
以来20年。ようやく文庫で読むことが出来ました。
繰り返し読んでいますが描写の内容を理科年表の助けを借りて想像すると
日常感覚のスケールとのあまりの違いに頭がくらくらします。
> 堀晃著「地球環」
> は、もう品切れでプレミアがついて、いま、なんと5000円。\(^O^)/
角川春樹事務所のページ
http://www.kadokawaharuki.co.jp/
から直接購入がまだ出来るようですが、表に載っているだけで品切れってことです
か。
bk1もだめでした。2001年には買えたのですが。
ハルキ文庫は買い取り制なので書店に在庫があまりないのが残念なところです。
その代わり、店頭在庫でまだあるかもしれません。
以前新書版でまとめられた「遺跡シリーズ」は創元から再刊の予定で喜ばしい。
「梅田地下オデッセイ」の21世紀版の刊行も予定されているようですが、
どうなったのでしょうか?新作も読みたいです。
--
ryo
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
あっ、間違えてる。
> まず"山の上ホテル"は(どうせ「フライデー」に載っていたからバラしても
「フライデー」じゃなく「フォーカス」だった。
今日は暑かったからなぁ...... 穂高
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/001201.shtml
> 「地球環」の著者インタビュー
> のインタビューアーの雀部さんは、destroyさんでしょ?
あ~、はい(^o^)/
ご訪問ありがとうございます。
> 言語SFなんてのが成立するんだ。プロの作家って
> 怖いこと考えるなあと思って震撼した記憶がある。
神林長平さんの『言壺』とかも。
2007/05/04(金)<destroy>
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
>繰り返し読んでいますが描写の内容を理科年表の助けを借りて想像すると
>日常感覚のスケールとのあまりの違いに頭がくらくらします。
今月(2006年6月号)の日経サイエンスに、ブラックホールから噴き出すジェ
ットが、銀河団の謎を解明するのに重要な役割を果たしたという記事がありま
す。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0706/200706_038.html
ブラックホールからの大逆流
記事中、銀河団の中を泡が移動するなどという話で出てくる泡の大きさが、
直径60万光年。\(^O^)/
我々が住む天の川銀河の直径がたった10万光年だから、泡のくせに我々が
住む銀河6個分の大きさ。笑うしかないでしょ。\(^O^)/
しかも、空洞は、1億年前に作られ、超新星爆発100億個分のエネルギー
を持っていることがわかったそうです。\(^O^)/
わはははははははははは。
この世界をみると、バビロニア・ウェーブの設定がかわいくみえます。\(^O^)/
普段どでかい数字を扱っている天文学者たちも、泡の巨大さにあっけにとら
れたそうです。\(^O^)/
>角川春樹事務所のページ
>http://www.kadokawaharuki.co.jp/
>から直接購入がまだ出来るようですが、表に載っているだけで品切れってこ
とですか。
ソッコー行って、注文したら、結局、クロネコヤマトのブックサービスに飛
んで、そこで調べたら品切れでした。太陽風交点も品切れだったなあ。
きしもとさんからのメールも紹介。
--- ここから ---
中村様、きしもとと申します
「バビロニア・ウェーブ」の巻末の解説に、もうひとつのシリーズであるトリ
ニティ・シリーズの作品集「遺跡の声」が「創元 SF 文庫近刊」とありますの
で、それらの売行き如何で、情報サイボーグ・シリーズも、と期待できるかも、
と思います
ただ、「遺跡の声」が出たのは 96 年ですが「地球環」は 2000 年なのがちょ
っと気にかかる所ではありますが
--- ここまで ---
中村(show)
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> それ以降はどうだったかなぁ。showさん用に監視カメラがいるか?年々記
億
>が怪しくなってる。(T_T)
ゴードン・ベルといえば、我々の世界では知らない奴はいない、知らない奴
はバカというくらいの有名人。DEC時代には名機VAXの設計をしたりとコンピュ
ータアーキテクトの偉人。ゴードン・ベル賞という有名な賞まであります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴードン・ベル賞
多体問題専用スーパーコンピュータGRAPEがこの賞を取っていることも知っ
ておきましょう。
あ、
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/11/27nao685/index-j.shtml
東京大学と国立天文台、GRAPE-6システムで2003年ゴードン・ベル賞を受賞
は知ってたけど、
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/17/news056.html
理研、ペプチドの凝集シミュレーションでゴードンベル賞を受賞
は知らなかった。
分子動力学専用機で、MDGRAPEってのもあるんだね。MDは、Molecular
Dyanamicsなのかな。
話を戻すと、
ゴードン・ベル先生は、いまマイクロソフトリサーチにいて、なんと、6年
位前から、自分の全生活をデジタルアーカイブしている。\(^O^)/
また日経サイエンス今月号ですが、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0706/200706_058.html
暮らしをまるごとデジタル記録
をどうぞ。
GPSで位置は全部把握されているし、センスカムという首から下げた小さな
カメラでたまたま会った奴とかも、自動的に全部記録されているんだもん。
迷惑だよなあ。
こういう試み、いろんなところでやっていて、ライフログ(Life Log)という
そうです。記事には東大のシステムの話もあります。
中村(show)
===
標題: Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
---
> GPSで位置は全部把握されているし、センスカムという首から下げた小さな
>カメラでたまたま会った奴とかも、自動的に全部記録されているんだもん。
すごいなぁ。会う人は驚愕ものか。(^^;)
記憶の低下はここ数年著しい。以前は過去5年くらい遡って年月日入りの
日記を大雑把に書く程度なら何でもない事だと思っていたし、実際に憶えて
いてできたけど、今は全然駄目。何故急激に低下したかを考えたら、平穏な
生活になってから欠落が始まっている。思い出す時の、頭の中が冷たくなる
ような感覚が楽しかったんだけど(もっとも、夢の記憶は勘弁の世界だった)。
未だに忘れられないのが、小学低学年の時のテストのようなもので、描い
てある図を30秒くらいで記憶しろというのだった。
△□○○□□△○□△○○ ←不要なのにこの記憶が消えない。
穂高
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2007年05月13日 10時28分27秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニ
---
この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年04月30日 06時14分49秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
コメントの流れは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/11/3058782
宮本衛
---
コメントの流れは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/11/3058782
宮本衛
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