Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

Re: 橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」2007年04月15日 01時21分13秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/11/1389249
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
の続き。

> おれにとって、橋元さんは、ハードSF作家かサイエンスライターというイ
>メージだったんだけど、

 私にとって橋元さんは、どちらかというと「物理の人」というイメージの
方が強いです。受験生向け物理の参考書は毎年何列と平積みのベストセラー。
受験生にも相当人気があるようで、橋元さん目当てに東進へ通う子もいる。
テレビでもたまに姿を拝見することがあります。

 「時間はどこで生まれるのか」は、私のピーマン頭では厳しい。図書館で
予約して1ヶ月待ってようやく借りて、明日(2週間の)返却期限を迎えると
いうのにとほほ状態です。また時間を置いてゆっくり読み直そう。
 「シュレディンガーの猫は元気か」は戴きましたが、これは面白く最後ま
で読めました。

 でも、最初に浮かぶのは、温厚、繊細、笑顔、スマートな立ち振る舞い。
 それと、いつか謝らなくっちゃ、ということか。

                               穂高

ps ページはいつも密かに拝見しています>雀部さん


===
標題: Re: 橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
---
> でも、最初に浮かぶのは、温厚、繊細、笑顔、スマートな立ち振る舞い。
> それと、いつか謝らなくっちゃ、ということか。

 穂高さん。一体、何をしたんだ。
 なんか、よっぽど、おっとろしいことをしたような気がする。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
---
 ととととんでもない。わしが岐阜に住んでいた頃からの大切な友人
であり同士でもあった人ゆえ、おっとろしいことなど何もしておらぬ。
あとは内緒。(^^;)

 あっちもこっちもそっちもと、いづれは全国お詫び行脚の旅か。
 showさん、わしに何か謝って欲しいことってあったっけ?最近物忘
れがひどくてのぉ。あっ、showさんも物忘れひどいから大丈夫か。逆
にshowさんから謝って貰うようなこと見つけたろ。

「ごらぁ~、早く謝れぇぇぇぇ、しょ~ざぶろ~っ(ビシビシッ!)」

 って。甦れ記憶力。\(^o^)/

                  今日は13日金曜だ 穂高

Re: 驚愕の少子社会2007年04月15日 01時22分28秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/13/1398863
驚愕の少子社会
の続き。
===
Re: 驚愕の少子社会
---
 狂気の”管理教育”を受けた世代の子供たちが”ゆとり教育”世代かと、
ふと思ってしまった。
 東の千葉、西の愛知(とくに三河地方か)。あの頃いったい何人の自殺者
を出したことやら。引きこもりやニートじゃなくて死んでたんだよなぁ。
管理教育を受けていた世代が今は中堅の教師として教壇に立っているんだ
な。管理教育の反面教師となったか。でもいろんな意味で(私含めて)馬鹿
親が吃驚するくらい多いのも確かだな。この人は賢い親だろうと思ってい
ても、よくよく話すと実は馬鹿親だったとかいるし。

                              穂高


===
標題: Re: 驚愕の少子社会
---
親だけが馬鹿なのではなく、馬鹿が親になったというのが正しい
解釈ではないかと。

髪型や服装を厳しく規制すればすばらしい人間ができると思って
いる人と、しつけと暴力の区別がつかない人に3年間教育を受け
ましたので、馬鹿の発生は今に始まったことではないものと考え
ます。
ちなみに、部活の上級生に殴打され、顧問に「暴行された」と
訴えたところ、「君ぃ、それは暴力とは言わんのだよ」と返され
ました。たぶん、国語教師の彼の頭の中には「暴行=性暴力」と
インプットされていたのでしょう。今思えば、その場で「こうい
うことをされたんですが暴力じゃないんですね」と殴ってみるべ
きだったか。

仕事柄、常識のない方々の相手をすることもありますが、そうい
うときは上司に代わることにしています。特に、議員センセーや
怪しげな団体の威を借るような方々と渡り合うだなんて、あたし
にゃあ無理です。

--
とくめいどん

===
標題: Re: 驚愕の少子社会
---
 描かれている世界を見ると

> 親だけが馬鹿なのではなく、馬鹿が親になったというのが正しい
> 解釈ではないかと。

というのが正しいのかな。給食費未払いなどもその一例であって、実は病状は若
者やニートだけではなく、親のレベルですでに進行しているわけだ。

 この問題は、逆に「生きていく意欲」そのものの喪失という面もある。だいた
い人間が生きていく必然というか、合理的な説明なんぞは存在しない。存在しな
いから哲学なんぞがあるわけだ。
--
たま@無精庵

===
標題: Re: 驚愕の少子社会
---
 一部の教員を除いては規格外の個性を嫌い、同一製品ができれば満足
といった部品扱いでしたなぁ。
 一度校長室に呼ばれて、校長と二人で話す機会があった時に学校側の
体制について疑問とするところを言及したら、長い沈黙の後に「君の言
うことは正論かも知れんが、学校としてはそうもいかないこともある」
という答えしか返って来なかった。校長室を出る際に「君という子は解
らん」とも言われた。解りやすい性格なんだけどなぁ。

                   いっちゃんいい子の 穂高

補償光学、和周波レーザー、レーザーガイド星生成2007年04月15日 01時23分15秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 さっき、放送大学で、補償光学の講義をやっていた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/02/1086061
ペルーの電波望遠鏡を支援しませんか
で書いたときに、観たのとは違うみたい。
 いや、もう忘れていて、同じ講義が違う講義に思えるだけかもしれないが
(泣)。ま、でも、それはそれで同じ話を何度でも新鮮に受け取れるので、幸せ
なのかもしれない。\(^O^)/
 ちなみに、私、1万円、寄付しました。

 大気のゆらぎを計算して、それを打ち消すようなことやって解像力を上げる
のが補償光学。すばる望遠鏡も使っている。
 望遠鏡の鏡の面を、大気のゆらぎを打ち消すようにダイナミックに歪めると
いう、ここまでの話でさえすごいのに、この先がもっとすごい。
 大気のゆらぎを計測するには、基準になるガイド星が必要。しかし、都合の
いい星が観測したい方向にあることは滅多にない。1%くらいらしい。
 では、どうするか。驚きの連続!
 観測によると、地球の上空90kmくらいにナトリウム原子密度が高い層がある!
驚愕!
 そこになんとレーザーを照射して人工的ガイド星を作る! 驚愕!
 うまくやると、ナトリウム層が黄色に発光して星になる! 驚愕!
 道路のトンネルについてるナトリウムランプの黄色い色です。あれですあれ。
あの色。
 そのレーザーは、ナトリウム原子を励起させるために、波長の589ナノメー
トルのものが必要。
 その波長のレーザーは、和周波レーザーといって、2つの波長のレーザーを
組み合わせて作るんだって! 驚愕!
 理化学研究所の研究所での実験模様と、屋外で上空に向けて実際にレーザー
を発射する実験をやってるところが放送されました。
 そして、このシステムを使うと、解像力が10倍も向上する! 驚愕! \(^O^)/
 すごいねえ。これって、思いつく頭のよさだけじゃなくて、実現する頭のよ
さもよさもないとだめですからねえ。

 詳しくわかりやすい説明がありました。
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2005/07/06/j_index.html
すばる望遠鏡補償光学系のガイド星生成用レーザーの開発
http://www.subarutelescope.org/Introduction/instrument/j_AO.html
大気のゆらぎを克服する波面補償光学装置
をどうぞ。

 この補償光学は、天文学で開発されたけれど、他の産業分野への応用も考え
られていて、医学への応用の話がありました。
 人間の眼の奥。眼底の細胞の写真はうまく撮れなかったんですって。なぜか
といえば、目の玉である水晶体がちょうど大気のゆらぎに相当して、像がボケ
ちゃう。そこで補償光学を使うという話。よー、思いつくなあ。\(^O^)/
 きれいに取れると色から糖尿病だとかわかるんだって。
 このあたりのリンクかな。
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/170627_2/besshi3.pdf
NEDOワークショップ 「人体の“窓”、眼底から体内を見る(診る)」
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/170627_2/besshi2_2.pdf
分子イメージング機器研究開発プロジェクト 別紙2 (事業の背景)
http://unit.aist.go.jp/photonics/project/nedo_2006gaiyo71.pdf
生活習慣病超早期診断眼底イメージング機器研究開発プロジェクト
http://unit.aist.go.jp/photonics/bmc/14.pdf
光技術とバイオメディカル

盲ろうの東大の先生の話2007年04月15日 01時24分57秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
東大で准教授をされている福島 智さんの発言を生で聴く機会があり、
ちょっと感動したので、御紹介します。
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/b_message19_03_j.html

福島さんは話題づくりに使われているのを承知の上で発言されたと
思いますが、競争を勝ち抜いてきた東大の新入生の琴線にどの程度
触れることができたでしょうか。その観点から取材しているマスコミは
いないようでした。


古林 敬一

===
標題: Re: 盲ろうの東大の先生の話
---
 おれも、これ、感動しました。
 書き言葉でこうやって読んでも感動するんだから、古林さんみたいに生で聴
いていたら、もっと感動していたでしょうね。
 おっしゃるように、「競争を勝ち抜いてきた東大の新入生」にどれだけ響く
かはわかりません。ぼくだって、障害児の親にならなかったら、一生、気づか
なかったと思いますね。
 あ、薬かなんかで、東大生をみんな障碍者にしてしまえばいいのか。\(^O^)/

 東大生もだけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/13/1398863
驚愕の少子社会
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062138271/showshotcorne-22/ref=nosim
内田樹著「下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち」
で描かれるような、下流志向の子供にも聴かせたいですね。
 といっても、東大生もですが、人生の経験をある程度積まないと実感として
わからないかもしれませんね。
 ということで、下流志向の子供もみんな障碍者にしてしまえばいいのか。\
(^O^)/
 でも、真面目な話、どんなに健康な人間でも年をとれば、みんな障碍者にな
りますもんね。そうなって初めてわかるのかな。もう人生、ほぼ終わってから
わかっても意味がないか。^^;

 母のことを思い出しました。母は30代の半ばでほぼ失明状態になりました。
ぼくが小学校高学年から中学生のときかな。
 思い出したのは、中学生のときの弁当。煮物が多くて、弁当から汁が出るの
で、おれは揚げ物がいいといって母を泣かせたことがあるんです。
 「あたしの目が見えたら、正三郎の好きな揚げ物ももっと作ってあげられる
のに、目が見えないのが悔しい」といって、ほんとに泣き出したんです。
 葬式以外で、母が泣くのを初めてみてびっくりしたし、しかもおれが泣かせ
たわけで、どうしていいか、パニックになりました。
 母は目が見えなくても炊事洗濯掃除は全部やってたし、てんぷらやおれが好
きだった魚のミンチとにんじん、ごぼうなどを固めた揚げ物とかいろいろ作っ
てくれてたんですが、そのとき初めて、高温の油を使う揚げ物はやっぱり苦手
だったんだと、ほんとに気づきました。大バカですね。
 父は、おれに、「お前は文句をいわずに食え。でなきゃ、自分で作れ」とい
い、母には「たまには、惣菜屋で揚げ物を買って弁当につめてやれ」などとい
いました。今と違って、家庭の食事は、全部、自分で作るのが当たり前ですか
ら、母としては買ってくるという考えはなかったんでしょうね。
 それにしても、よくぞ、思い出した。古林さん、ありがとうございます。
 6月に父の命日で九州に帰りますが、母の病院に行って、謝って来ます。^^;

 ちなみに母は目が見えないけれど、記憶力は抜群です。一度聞いたら忘れな
いし、道や場所の空間の把握力もすごい。家の中でも、どこに何があるかは全
部覚えている。視覚以外の感覚で受け取ったものは、全部、ビット単位で記憶
している感じですね。目が見えないから発達したんだと思います。
 耳は少し遠くなってきたようですが、頭はいまでもまだボケていません。
 あの記憶力、少し分けてほしいよね。おれ、ほんと3歩歩くと忘れるように
なってきた。
 何かを思いついて、隣の部屋に行くと、ほんの5秒くらい前に思いついたこ
とが思い出せず、何のためにここにいるのかわからない。
 そのうち、気づいたら、突然、全然違う場所にいることになって、超能力が
備わってワープができるになったと錯覚するんじゃないか。\(^O^)/
 いや、錯覚じゃなくて、確信するようになるね、それは。
 むはは。じゃ、いずれ、気づいたら、おとめ座超銀河団だな。\(^O^)/