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凶、引きました\(^O^)/2007年01月02日 00時35分32秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 府中の大国魂(おおくにたま)神社に初詣に行って、おみくじを引いたら、な
んと、凶でした。\(^O^)/
 悪いのを引いたので、神社が用意している縄にしばりつけて帰ってきました。
 学生時代、神社で巫女さんのバイトをしていた女性から、おみくじは悪いの
を引いたら縄にしばって神社に悪いものをおいてきて、いいのを引いたら自分
で持って帰るものだと聞きました。
 それなのに多くの人は、大吉みたいないいものでも縄にしばって神社におい
てくるから、神社にいい気が集まって神社は儲かるんだといってました。\(^O^)/
 宗田さん、もしここを読んでいたらメールください。
 来るわけないか。\(^O^)/

ペルーの電波望遠鏡を支援しませんか2007年01月02日 00時36分04秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 さっき、放送大学で、日本が世界に誇るすばる望遠鏡で使われている補償光
学という技術の講義をやっていた。
 簡単にいうと、光の乱れを感知して望遠鏡の鏡の球面をダイナミックかつ微
妙に変化させて、ピントがくっきり合うようにする技術。
 巨額の予算と世界最先端の技術の結集であるすばる望遠鏡にまつわる技術の
講義を見ながら、なにげなく手に取ったJALカードの会員誌「Agora」2007年1
月号にものすごい話が書いてあった。
 飯田守=文、鈴木和雄=撮影「石塚睦 天文学者」だ。
 一般には読めない雑誌だと思うので、以下、勝手にダイジェスト。飯田守さ
ん、お許しください。

 石塚さんは、南米ペルーに太陽観測所を設置するために京都大学から50年
前ペルーに渡る。そのときは貨物船で47日間かかり、外貨持ち出し制限で2
5ドルしかもってない。奥様の彩子(あやこ)さんがなんと1歳の長男と連れて
同じように貨物船に揺られてやってきて、それだけでもこの夫婦、尋常ないと
思うのに、スペイン語もできないまま標高4800メートルの峠を越えてアン
デス山脈にあるワンカイヨに向かったんだと。
 ここは世界的に地磁気研究で有名な場所だそうだが、日本での予想に反して
太陽観測に向かないことがわかる。日本だと標高3000メートル以上に人は
住んでいないが、アンデスでは当たり前。\(^O^)/ 人が住んでいるから空
気が澄んでいない。
 困った石塚さんは候補地を求めて以来アンデス山脈を歩き回る。コスモスと
いう場所に決めたのは、驚くなかれ14年後。\(^O^)/
 建設が始まったが1年後にはお金がなくなり、結局完成までにさらに8年か
かる。
 その間、近くの湖でニジマスを養殖したり、羊やリャマも飼育。なにしろ、
水は1.5キロ離れた湖にしかない人里離れた場所だから、これらは万一のと
きのための非常食。
 観測所は完成したものの重油不足ですぐ運営できなくなり、ガソリンを分け
てくれと頭を下げて回る毎日。このときほど、貧乏が辛いか思い知ったときは
なかったそうです。
 しかし、話はこれでは終わらない。
 こうまでして完成したコスモス観測所を反政府テロ組織センデロ・ルミノソ
が武力占拠。
 テロリストは、夜間戦闘に転用できる赤外線透視装置があると思って、それ
を寄こせと要求。石塚さんはそんなものはないと拒否するが、怒ったテロリス
トは観測所を破壊してしまう。血と汗の結晶、手塩にかけて育てた子供を惨殺
されたようなもんだよね。
 さらに加えて、テロリストたちは、石塚さんに死刑宣告をする。
 そのため、石塚さんたちは、リマに逃げて、以後、潜伏生活を送る羽目にな
る。
 考えられるか、こんなこと。
 天文学をやりに行ったら、テロリストに観測所を破壊され、命を狙われて追
い回されて潜伏生活だぜ。
 インカ帝国のあったペルーなんだから、テロリストたちは、当時の最先端の
天文学をもっていたインカの末裔だろう? そいつらが、天文学の普及を妨害
するわけだから、歴史の皮肉というか無知というかバカというか、インカ帝国
の高度な文明、精神、プライドはどうなってるんだ。
 それでも石塚さんたちは、あきらめず、ペルーに天文学を根づかせたいと、
教育用天文台や太陽観測所、電波望遠鏡を作るために奔走している。しかし資
金難にあえいでいるのが現状だそうだ。

 2006年秋、ペルー国立イカ大学は、石塚親子の労苦に報いるために勲章を授
与したそうだが、日本政府はどうなってるんだ。勲章100個くらいやって、
使途不明で国会の野党対策に使われてきたといわれる、首相の裏金、官邸機密
費から1億円くらい回してやれよ。それとゴルゴ13を雇ってテロリストを殲
滅してもらうとかさ。

 なんとかならんのかと思っていたら、記事にある「いしつか・むつみ」のプ
ロフィールの最後に、「ペルーの電波望遠鏡を支援する会」のURLがあるのを
発見。
http://www.geocities.jp/peru_32m_antenna/
です。
 一口1000円で寄付を募っている。おれも些少ながら寄付する。
 すばるの話とこの話、正月早々から落差が大きすぎ。

追記:
 ponさん、コメント、ありがとうございます。下のリンクのほうがいいです。
http://madam.atmark.gr.jp/index_ishitsuka.html
天文台マダム日記内 ペルーの電波望遠鏡を支援する会を応援するページ
をどうぞ。

ペルーの電波望遠鏡を支援しませんか(その2)2007年01月02日 21時38分51秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 ponさん、コメント、ありがとうございます。下のリンクのほうがいいです。
http://madam.atmark.gr.jp/index_ishitsuka.html
天文台マダム日記内 ペルーの電波望遠鏡を支援する会を応援するページ
をどうぞ。

 ponさんがいうように、天文台マダム日記は、2005/08/05に
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/08/05/40464
天文台マダム日記
として書いてますね。そのとき、気づかなかったんだね。やっぱ、注意力散漫、
バカだね。
 あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/25/498249
惑星は8個。冥王星は脱落! 関連の雑誌と本の紹介もあるよ。
に、「あ、マダム=人妻で、物理学の本を紹介しようとして2ヵ月ほど経って
いる話を思い出した。」などと書いてあって、思い出した。
 さっそく書こう。

人妻で語る物理入門2007年01月02日 22時42分51秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 日経サイエンス2006年6月号の新刊ガイドのコーナーに、おれの目は釘付け
になった。
 あり得ないタイトルの本が紹介されたいたからだ。
 それが、「人妻で語る物理入門」\(^O^)/
 人妻で語る?
 つーことは、なにかい? 著名物理学者の妻の目を通して物理学を語るとい
う趣向?
 それにしても、この、柔道なら完全に一本もののタイトル。どこの出版社だ。
 えーーーーーーーっ、岩波新書!
 いやー、こりゃ、すげえ。岩波新書、リニューアルしたとは聞いていたが、
こんなタイトルの本が出るようになったのか。よっぽどキレ者の編集者が出し
たタイトルを、さばけた編集部がOKを出したのか。それに値段が税込777円と、
ミョーにラッキーな数字に揃えてある。\(^O^)/
 いやあ、岩波、変わった変わった。

 などと、半ば呆然としながら、紹介文を読むと、ちっとも人妻の話など出て
こない。
 それもそのはず。正しいタイトルは、 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004309808/showshotcorne-22/ref=nosim
米沢富美子著「人物で語る物理入門〈上〉」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004309816/showshotcorne-22/ref=nosim
米沢富美子著「人物で語る物理入門〈下〉」
だったからだ。
 人妻じゃなくて人物です、人物。\(^O^)/
 お前、よっぽど、脳みそ、人妻エロスキャンモードになってたんだよ。
 そうだろうね。
 内容は、上下読めば、力学から量子力学まで大学で習う基本的な物理の話は
全部出てくる。それをたとえば、アインシュタイン、ボーア、湯川秀樹、朝永
振一郎などのエピソードとからめて解説してある。
 著者の米沢富美子氏は、人妻なので、「人妻で語る物理入門」はハズレとし
ても、「人妻が語る物理入門」と間違えたのならセーフだろうね。
 アウト!\(^O^)/

 米沢氏は、アモルファスの分野で世界的な業績を残している人で、夫との出
会い、子育て、そして最愛の夫の死など、劇的な米沢氏の人生を自ら綴ったの
が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022614595/showshotcorne-22/ref=nosim
米沢富美子著「二人で紡いだ物語」
 私、未読ですが、研究生活と結婚生活の両立に悩む?女性研究者は、大いに
勇気づけられる内容かと想像しています。