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Re: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/2005年06月12日 10時16分27秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/07/18258
これで、おれも天文学者だ\(^O^)/
の続き。

 世の中、狭いなあ。
 なんと、6月15日(水)、三鷹ネットワーク大学天文学入門講座第2回。
「天の川の地図をつくる~銀河系構造の謎に迫るVERA(ベラ)」を担当される
本間さんのお兄様からメールを頂戴しています。紹介、遅くなってすみません。
--- ここから ---
はじめまして中村様
 本間と申します。
 いつも"Show's Hot Corner"を楽しく拝見させて頂いています。

 先日の6/7の記事「標題: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/」にて、中村
様が国立天文台のセミナーに参加されるとの記述を見て、嬉しく思いメールを
差し上げています。

 申し遅れましたが、不肖ながら私、「天の川の地図をつくる~銀河系構造の
謎に迫るVERA(ベラ)」6月15日(水)の回で講座を担当する本間の兄です。
 兄としてお恥ずかしながら、弟がどの様な研究をしているのか詳細までは理
解しておりません(せいぜい時々弟が記事を書いているNewtonを読むぐらいで、
ダークマターと言った言葉を知っている程度です)。いつも弟の壮大な研究内
容に、ただただ唖然としているだけです(笑。

 それはともかく、いつも楽しみに見ているHot Cornerの中村様が弟の講座に
参加して頂けると知って、一言お礼が申し上げたくてメール致しました。不躾
なメールですが、お許し下さい。
--- ここまで ---

 本間さんは、某社でメインフレーム(大型コンピュータ)の論理設計をやって
きたそうです。

--- ここから ---
 現在は、私自身が全然別の部署に移ってしまったことで、メインフレームに
はタッチできていませんが、中村様が時々Hot Cornerの記事でメインフレーム
の肩を持って下さるのを嬉しく思っています。この辺りの話に付いては、また
別の機会にでも(笑。
 #実は以前z990リリースの話題を中村様がされたときに、メールを出そうか
なと思ったのですが、残念ながら出しそびれてしまいました。

 最後に改めて、弟の講座を受講頂きありがとうございます。
 天文学・メインフレームと不思議な取り合わせだと自分でも思いますが、こ
れも何かの縁だと感じています。弟に代わって御礼申し上げます。

これからも楽しいHot Cornerを期待しています。
ますますのご活躍を。
では。
--- ここまで ---

 第1回、面白かったです。これから書きますね。
 第2回も期待してます。

 メインフレームのよさは堅牢性と手取り足取りの面倒見のよさですよね。
 Googleみたいに、すぐ壊れるPCサーバをたくさんばらまいても大丈夫な領域
はあるから、それはそれでいいんですけ。
 単純に堅牢性や面倒見のよさが無駄なコストだと思って、オープン系に移行
するところは多いけど、オープン系はユーザ側のスキルが高くないと、システ
ム設計・実装・運用ができませんからね。
 結局、動かないコンピュータになっちゃうんですよね。
 メインフレームも、銀行やらビッグユーザを抱えてあぐらをかいた商売やっ
てきて、それがUnixサーバやPCサーバで競争が激化して、従来の商売をやって
られなくなったのは、いいことと思ってます。

Re: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/2005年06月12日 10時18分06秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/07/18258
これで、おれも天文学者だ\(^O^)/
の続き。

 忙しくて報告が遅くなりました。
 2005/06/08(水)に、三鷹ネットワーク大学天文学入門講座第1回。「第10惑
星はあるか~見えてきた太陽系の果て」(国立天文台天文情報公開センター助
教授・渡部潤一さん)の講座に行ってきました。
 すっげえ面白かった。講座があった三鷹産業プラザの部屋って、広くてなか
なかきれいなところでした。
 渡部先生は、最初に三鷹市には芥川賞、直木賞作家が10人くらいは住んで
いるので、ネットワーク大学にもそういう人を呼んだら、どうかとおっしゃい
ました。そうか、おれも三鷹に引っ越そう。\(^O^)/
 お前、芥川賞も直木賞も関係ないじゃん。
 肉眼で見える惑星の水星、金星、火星、木星、土星だったので、これに月と
太陽を足して、日曜から土曜まで暦の1週間が決まっているという話があって、
もし、暦ができるころ、天王星、海王星、冥王星などが見えていたら、1週間
は8日とか9日とかになってたかもしれず、いまは、9個の惑星があるんだか
ら、太陽を足して1週間は10日にすべきとおっしゃいました。\(^O^)/
 いってねえよ。勝手に作るなよ。もし、1週間が8日とか9日とか10日だ
ったら、世の中、どうなったんでしょうかねとおっしゃったんだよ。

 それから、太陽系外縁部、冥王星の外側が見えてきて、いろんなことがわか
ってきたという話に進みました。
 彗星の巣ともいわれるエッジワース・カイパーベルトの話が出ました。
 よくカイパーベルトというけど、カイパー(アメリカ)よりエッジワース(ア
イルランド)のほうが、太陽系の外縁部に彗星の巣になるような場所、氷の小
天体の群れがいるというアイデアは先なんですね。アメリカ人はアメリカ人の
カイパーのことだけいうから、カイパーベルトっていうんだろうけど、ちゃん
というとエッジワース・カイパーベルトなんですね。
 外縁部の天体って、いま800個くらい発見されているそうです(星と木星
の間にある小惑星帯には、10万個くらい天体があるそうです)。
 日本が誇る、ハワイのマウナケア山頂にあるすばる望遠鏡でも、15個を発
見したそうです。

 エッジワース・カイパーベルトに関するいろんな図表やデータの説明があり
ました。
 おれ、知らなかったんだけど、海王星が太陽の周りを3周する間に冥王星は
2周するんですね。こういう簡単な整数比になってるから、海王星と冥王星は
安定していて衝突しないんだそうです。で、こういう関係にある小天体が実は
エッジワース・カイパーベルトに集まっていると。
 エッジワース・カイパーベルト天体は、Edgeworth-Kuiper Belt Objectで
EKBOと略されます。後述の渡部先生の本によると、日本ではEKBOを「えくぼ」
(ほっぺたにできるえくぼですね)と呼んでいるそうです。
 で、EKBOの研究が進んで、冥王星は、なんと、EKBOの1つに過ぎないことが
わかってきたそうです。
 となると、EKBOの中では巨大とはいえ、単なるベルト天体である冥王星を惑
星と呼ぶのがいいのかどうか、一時、大きな議論になったそうです。

 そもそも、惑星って定義がなかったんだってね。それで、議論の末、水星、
金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星を惑星と定義したそ
うです。歴史的経緯、社会的意義もあって、めでたく、冥王星は惑星のままと。

 昨年、さらに外側にセドナという天体があることがわかったそうです。なん
と、冥王星の3倍遠方で、1周するのに約10500年かかるそうです。
 おれ、これ、聞いたとき、地球から130億光年(宇宙ができたころ)離れたと
ころにも我々の太陽を回る天体がある!と確信しましたね。\(^O^)/ 
 もし、そんなのがあっても、太陽を回っているかどうか、実証できないもん
ね。だから、言ったもん勝ち。\(^O^)/
 ともかく、太陽系にはまだ謎がいっぱい。特にこの10年くらいで観測が進
んで、太陽系の外側がにぎやかになってきたそうです。
 それで、冥王星やエッジワース・カイパーベルトを探すNASAのニューホライ
ゾン計画が進められているとのこと。探査機は2012年から2013年に着
くそうです。

 太陽系内の探査といえば、彗星も大きな探査対象です。
 NASAの探査計画がすごい。その名も、ディープインパクト計画(Deep Impact
Mission)。\(^O^)/
 彗星の構造などを調べるため、なんと、370kgの孫探査機を彗星核にぶち込
むんです。いかにもミサイルぶち込みたいアメリカ的。
 これで何が起きるか。研究者の間でも、彗星がばらばらになるという意見か
ら、実は何にも起きないという意見まで千差万別だそうです。
 このぶち込み(上品にいうと衝突)は、あと1ヵ月弱、なんと、7月4日の予
定だそうです。この日って、アメリカの独立記念日なので、この歴史的実験に、
なんとか政治的な意味をもたせたいってことなんでしょうね。
 そんな政治的な意味より、どうなるか、観たいですよね。これ、今年夏の高
校生の天体観測ネットワークのテーマになってるそうです。
 それから、NHKが、これについて7月中旬に番組を予定しているとのこと。
NHKスペシャルになるか、クローズアップ現代になるか。もちろん、渡部先生
が出演なさるそうで、先生は、国谷キャスターに会えるから、クローズアップ
現代のほうがいいなあと笑いを取ってました。\(^O^)/
 7月4日が近づくにつれ、NHK以外のテレビ・新聞も話題にするでしょうし、
なにはともあれ、7月4日に注目!

 彗星や小惑星探査といえば、講演後の質問で、日本の小惑星探査機「はやぶ
さ」について質問がありました。
 ああ、はやぶさ。府中の郷土の森にあるプラネタリウムで、はやぶさの話や
ってた。はやぶさって、タッチ&ゴーで、小惑星に着陸して小惑星の物質を持
って帰る予定なんですよね。世界初のチャレンジ! その実験模様がプラネタ
リウムに映し出されたんです。
 はやぶさは8月ごろに小惑星に到着するそうです。
 ディープインパクトといい、はやぶさといい、今年の夏は宇宙が熱いですね。

http://wwwad3.mitsubishielectric.co.jp/column/c0404_3.html
彗星と一緒に見える?「はやぶさ」
http://www.as-exploration.com/muses_sp/muses.html
小惑星探査機はやぶさ勝手に応援ページ

 会場からの質問はいくつもあったけど、中に「太陽の向こう側にもう1つ地
球があるという説はほんとですか」というのもありました。もちろん、先生は
いろんな点から説明して完全否定されましたが、おれ、去年、OLの間で流行っ
たという、トンデモなフォトンベルトについて、一瞬、訊こうかと思いました
が思いとどまりました。国立天文台のよくある質問でも、完全否定されてます
しね。

http://www.nao.ac.jp/J/QA/faq/a0906.html
質問9-6) 「フォトンベルト」や「反地球(対地球)」ってあるんですか?
答え)ありません。

2009/09/11 追記:
 上記はリンク切れ。現在は、
http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0906.html
質問9-6) 「フォトンベルト」や「反地球(対地球)」ってあるんですか?
にあります。

 あと、おれ、以前、イーガンの「万物理論」とともに買ったと書いた、ホー
ガンの「揺籃の星」(創元SF文庫)を、つい、この前、読み終えたばかりだった
ので、思わず、金星は木星から飛び出して生まれたんですか\(^O^)/とか、
土星の衛星クロニアに人類がもう移住しているってほんとですか\(^O^)/と
か、質問しそうになってやめました。\(^O^)/
 「揺籃の星」は、トンデモ本として有名なヴェリコフスキーの「衝突する宇
宙」の理論を大胆にベースにして、話が展開するんですよね。金子隆一氏によ
る文庫解説では、「ヴェリコフスキー理論は、トンデモもトンデモ、キリスト
教原理主義の塊、こんなのをベースにハードSFが書かれていいのか。その辺、
心して読んでくれ」ってな解説でしたが、おれ、OK, OK, 全然問題なし。\(^O^)/
 有名かつぼくが好きな天文学者カール・セーガンも、ヴェリコフスキー理論
を徹底批判してるの知ってるし、と学会のとんでも本関連でも読んでますから。
よもやヴェリコフスキーごときにはひっかからんぞ。
 ちなみに、おれが信じているのは、「惑星直列」と「灼熱の氷惑星」と「神
々の指紋」と、あと「衝突する宇宙」かな。\(^O^)/
 全部、とんでも本じゃんかよ。お前、全然、だめじゃん。
 いやあ、ああいうの面白いんだよね。ホーガンの「揺籃の星」も面白い。新
三部作といわれると、それだけで面白がる素地ができてるしね。

 その他の落穂ひろい。
 どういう天体望遠鏡を買えばいいのかとよく質問されるが、倍率を強調して
宣伝しているもの、そういう店員、営業マンは信用できないそうです。
 渡部先生の使用PCは、松下のLet's Note Light W2のようでした。
 天体シミュレーソフトで、惑星の動きを見せてくださったんですが、ソフト
は、ステラナビゲータV6でした。いま、最新版は、V7ですね。見てると、なん
か、ほしくなっちゃったなあ。そういえば、ブルーバックスにもCD付きで天文
関係のがあったような気がしたけど、きのせい?

 さて、講演後、渡部先生の著書のサイン即売会がありました。
 やったー。\(^O^)/
 もう、おれ、ミーハーだから、2冊買っちゃいました。
 サインに名前入れてもらうために、名刺渡したりして。そうなんですよ。お
れもサインするとき、名前を紙に書いてもらうのね。そうしないと間違えちゃ
うから。
 で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130637029/showshotcorne-22/ref=nosim
渡部潤一、布施哲治著「太陽系の果てを探る―第十番惑星は存在するか」(東
大出版会)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4095260777/showshotcorne-22/ref=nosim
星の地図館 Star Atlas
を買って、両方にサインを頂戴しました。\(^O^)/
 実はね、星の地図館は、もうすぐ新版が出るんです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4095260785/showshotcorne-22/ref=nosim
星の地図館 Star Atlas New Edition

 でも、サインには替えられない。行くしかないと突撃して、買おうと思った
ら、なんとまあ、もう、売り切れ。がっかりして引き下がろうと思ったんです
けど、見本が置いてあったので、これはだめかと訊いたら、売ってくれるとい
うので買ってしまいました。\(^O^)/
 すぐ旧版になる本の、しかも見本カバーがついたままの本を買うんだから、
著者と出版社にとって、こんないい客はいないよ。\(^O^)/

 で、家に帰ってきたら、サッカー日本代表は北朝鮮に勝って、ドイツワール
ドカップ一番乗り。
 何もかもうまくいって、非常に充実した夜でした。\(^O^)/
 次も、がんばって行くぞ。\(^O^)/

弾さん、すげえなあ2005年06月12日 18時56分07秒

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/24736634.html
ダベリング創世記

 弾さん、これ、すごいよ。
 書くの、何時間かかった?

 筒井さんのバブリング創世記は、昔、どこかに書いた記憶があるけど、もうずっと昔、15年か20年近く前かな、渋谷のジャンジャンという教会の地下?の劇場で、上演されたことがあって、観たことがあるんです。
 群唱でやったんですが、あれ、大変だなと思いました。「言葉とずれ」もやったしね。爆笑でした。
 その後、筒井演劇は、人間狩りを砂防会館で観たあとしばらくブランクがあって、伊沢さんたちの筒井ワールドですね。これ、第1回と第2回くらいは見逃したんですよ。いま思えば非常に残念。
 いま、伊沢さんのBIGFACEのウェブ
http://www.d2.dion.ne.jp/~bigface2/
で調べたら、観たのは第4回からですね。あ、筒井ワールドファイナルで、第1回、第2回の演目、だいぶやってますね。ちょっとラッキー。\(^O^)/

 そういえば、今年は忙しくて、「笑う女。笑われる男」シリーズ、いけなかったんだよな。残念。
 またしてもそういえば、ヤノピさん(山下洋輔さん)のニューイヤーコンサートも用事と時間がバッティングして行けなかったんだよね。
 最近、全然、文化に接してないなあ。
 これも、みんな、EKBOが悪いんです。
 こいつ、そう来たかぁ。\(^O^)/