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「『噂の眞相』岡留安則を賑やかに送る会」に行って来た。高校の同級生、小森君から知った驚愕の事実。いろんな奇遇のきっかけは、やっぱり、筒井康隆\(^O^)/2019年03月31日 23時34分03秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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 2019年3月30日(土)、アルカディア市ヶ谷(私学会館)で執り行われた、「『噂の眞相』岡留安則を賑やかに送る会」に行って来た。
 大盛況。各界の著名人から政治家まで、岡留編集長の人脈の幅広さ、岡留さんの死を惜しむ人の多さを、改めて思い知らされる。
 岡留さんの思い出は、改めて書くとして、今日は、この会のことを。

 オープニング、献杯の挨拶は筒井康隆さん。大意は、
「近所に買い物に出て、帰り道に空を見上げると、岡留安則がいない世界なんだと思うことがよくある。自分より年下の友人に死なれると悲しい。岡留安則を継ぐ者が出てくれば、支援したい」
 ほかに、田原総一郎、小池真理子、佐高信の挨拶。途中、筒井さんをお見送りに退席していた時間があったので、ほかの方の挨拶があったかもしれないが。
 田原さんの話は、マイクのせいか、よく聞こえなかったが、安倍ちゃん(安倍晋三首相)がのさばっているのは、野党がだらしない、マスコミがだらしない、ジャーナリズムがだらしないといった話だったような。
 小池さんの話は、冷たくあしらわれていた駆け出しの自分を、岡留さんだけは応援してくれて、若い自分がどれほど救われたかといった話。
 佐高さんの話は、締めの挨拶で、マスコミがだらしない、ジャーナリズムがだらしない、自分(佐高さん)を辛口評論家、劇辛評論家などというが、これが普通であって、いったい日本のジャーナリズムはどれほど甘っちょろいんだといった話。
 わが盟友、ビレッジセンターを経営していた中村満の紹介もあった。当時のICT業界では、中村ブラザーズとして恐れられた我々。もちろん、血縁関係はなく、中村という名前のつながりだけ。
 ビレッジセンターは、「噂の眞相」の表4(裏表紙)に休刊まで広告を出し続けたが、岡留さんと満さんをむすびつけたのは、おれだと思っていて、それが自慢でもある。
 きっかけは、筒井さんが、「噂の眞相」にエッセイ「笑犬楼よりの眺望」を連載開始したこと。
 司会の青木理さんによる紹介で、筒井さんのこの連載開始は、1984年だという話があった。ちなみにぼくの連載は、1997年からだった。会場に創刊号から休刊号まで並べてあったので、それで調べた。
 当時、満さんとはよく会っていて、あるとき、熱狂的な筒井康隆ファンである満さんに「噂の眞相」をみせながら、筒井さんの連載が始まったことを教えたら、「へえ、こんな雑誌があるんだ。ふーん」という感じだった。
 ところがあなた、次に会ったときには、
「岡留さんと会ってきたよ。表4の広告、決めてきたよ。しかも、永久広告!」
「は? 永久広告?」
「そう。うわしんがある限り、出し続ける。がははははは」
 さすがは、中村満。話が早い。豪快。\(^O^)/
 岡留さんは、後に、永久スポンサーになってくれたことは、ほんとに助かりましたと言っていた。

 あ、筒井さんが、「笑犬楼大通り」の2019年3月30日(土)に、ご自分の挨拶を正確に書いてらっしゃる。新元号のことを書くとおっしゃっていたが、なるほど、笑ってしまう。
 そうなのだ。ASAHIネットから会議室がなくなるので、筒井康隆会議室をどうするかを筒井さんから託されたのだ。ベさん(藤本さん)が、いま、やっていることがあるから手伝えればと思うが、彼は優秀なプログラマなので、見ているだけでいいかもしれない。
http://shokenro.jp/00001609
三月三十日(土)

 さて、「『噂の眞相』岡留安則を賑やかに送る会」で、一番の収穫、かつ、驚きの事実が判明。
 高校の同級生に、小森収君がいて、松岡和子「深読みシェイクスピア」の編集をしたり、優秀な編集者になっていたことは、これまでに書いた。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/08/13/6042821
「国文学 解釈と鑑賞」2011年9月号」の筒井康隆大特集について、その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/31/5997753
「国文学 解釈と鑑賞」2011年9月号」の筒井康隆大特集について
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/05/5722521
小森君、ありがとう。松岡和子「深読みシェイクスピア」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801045
筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」

 そんな小森君と、この会で遭遇したのだ。
 ちょうど、筒井さんをお見送りして、会場に戻ってきたところで、小森君が
「あのぉ。ひょっとして中村正三郎さんですか? 小森です」
と声をかけてきた。
「えーっ、小森君。何年ぶり? 東京で一度会ったよね?」
「いいや、会ってないと思うよ」
 会っていたと思ったのは、小森君から本を送ってもらったりしたので、勝手に会ったと思った、ぼくの記憶違い。つまり、高校卒業以来だから、ほとんど45年ぶり。
 小森君も、「噂の眞相」と関係があるんだなあと漠然と思いながら、話していたら、関係があるどころじゃない、小森君は編集部にいた。\(^O^)/
「え、ほんと? うわしんにいたの?」
「いたよ。知らなかった?」
「知らない知らない」
「しかも、筒井さんの担当だったんだよ」
「え、筒井さん? 筒井康隆さん?」
「そうだよ。筒井さんのエッセイに、編集部の小森君から原稿の催促と出てくるが、あれ、おれだよ」
 なんという奇遇。小森君は、筒井康隆担当だった。\(^O^)/
 こっちは、小森という名前が出ても、同姓の別人だと思っていたから、びっくり。あの小森君は、この小森君だったのだ。
 こんな偶然を、ゴルゴ13は信じないぞ。バックは情報省\(^O^)/
 小森君は、
「筒井康隆のエッセイに、高校の同級生2人の名前が出てくるって、すごいよね。奇跡だよね」
 おれは、「すごいすごい」を連発しながら、あの小森君がそうだったのか、生きているうちにこの事実を知ることができ、しかも筒井康隆つながり。今日はほんとに幸せだと有頂天になり、小森君と抱き合い、ハグ島倉千代子。\(^O^)/
 死してなお、こんな事実を発掘させ、感動させてしまうのは、やはり、岡留さんの霊力、残留思念の強さなのか。岡留さんの霊験あらたかと実感した。
 バックは、岡留編集長\(^O^)/

 小森君が筒井さんの担当だった1980年代は、インターネットはなく、電話、郵便などでやり取りしていたそうな。
 小森君は、筒井さんが上京してくるときに、原稿を受け取りに、東京駅で筒井さんと会った。実際に筒井さんと会ったのは、その一度だけとのこと。
 うわあ、小森くーーーーーん。
 前述のように、小森君が声をかけてくれたのは、筒井さんをお見送りして会場に戻ってきてから。もっと前に声をかけてくれれば、小森君と筒井さんを何十年ぶりかで引き合わせことができたのにーーーーー。

 小森君が帰ったあと、会もお広き状態になってきて、ぼくも帰ることにしたが、編集幹部だった神林広恵さんと川端幹人さんのところに、ご挨拶に行って、また、新たな事実が。
 小森君が「噂の眞相」を辞めて、
「スタッフが足りないから募集をかけて、小森さんと入れ替わりで入ったのが私です」
と、神林さんから教わった。へー、そうだったんだ。
 川端幹人さんからは、川端さんと小森君は同期入社だと教わった。へー、そうだったんだ。
 小森君は、芝居の初日に行って、その日のうちに、レビューをファックスで流すファックスマガジンをやっていたことも教わった。へー、そんなことを。
 3歩歩いたから忘れたが、雑誌名は、「初日速報」だった?
 小森君、間違っていたら、知らせてください。

2019/04/03 追加
 さっそく、小森君から連絡がありました。
 「初日速報」でも、ファックスマガジンでもなかった。お詫びして訂正します。
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2019/04/01 9:01
⁦‪@shownakamura‬⁩ 大昔の話ですが、私が出していたのは、初日通信といって、コピー紙を郵送で定期購読者に送るものでした。検索すると、いろいろ出てくるかもしれませんが、たいていは当時の現物を知らない人の発言のような気がします。
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 そうそう。ぼくの担当だった正岡さんとも、15年ぶりに会って、明るく特徴的な笑い方が相変わらずで楽しかった。

 以下、この会について、ツイートしたもの。
https://twitter.com/shownakamura/status/1111968360013553664
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噂の眞相、岡留安則を賑やかに送る会に行ってきた。大盛況。オープニングの挨拶は筒井康隆さん。高校の同級生、小森収君とほぼ45年ぶりに会う。60歳になって衝撃の事実を知る。なんと小森君はウワシンにいて、しかも筒井さんの担当だった! この事実を知ったのも岡留さんの霊力か\(^O^)/ありがたや。
21:28 - 2019年3月30日
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https://twitter.com/shownakamura/status/1111969517708562434
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@kokikugashira あー、今、噂の眞相、岡留編集長を送る会で45年ぶりに会った小森君のことをツイートしたら、小森君のツイートが。こんな偶然、ゴルゴ13は、信じないぞ。バックは情報省\(^O^)/
https://twitter.com/kokikugashira/status/1111812661753217025
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komori osamu
@kokikugashira
ノンフィクション作家としての本田靖春はもちろん凄いのだけど、読売(だぜ)の新聞記者として、記事を書くことで官僚に政策転換させたジャーナリストとしての実力に、もっと注目してほしい。
https://twitter.com/yasudakoichi/status/1111805001108643843
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21:32 - 2019年3月30日
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 以下は、岡留さんの死去に際し、ツイートしたもの。
https://twitter.com/shownakamura/status/1091895640861302789
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噂の真相」編集長・岡留安則が肺がんのため死去 元スタッフ一同による正式報告を全文掲載
https://lite-ra.com/2019/02/post-4524.html … @litera_webより
12:06 - 2019年2月3日
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https://twitter.com/shownakamura/status/1091897440985264128
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御縁があって、一時連載させていただきました。岡留編集長、ありがとうございました。
ウワシンイズム、岡留イズムが多くの人、とりわけメディア、マスコミの人に受け継がれていけばと思います。
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https://twitter.com/biriksk/status/1091675675767894017
西岡研介
@biriksk
皆様、お悔やみの言葉、ありがとうございました。この日が来ることは数年前から覚悟はしていましたが、予想以上にダメージが大きいことに自分自身、驚いております。亡くなって初めて、自分の中での彼の存在が、己が思っていた以上に大きかったことに気づくという……やはり僕は出来の悪い部下でした。 …
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12:13 - 2019年2月3日
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https://twitter.com/shownakamura/status/1092089187199639553
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ウワシン(噂の真相、噂の眞相)の岡留編集長が亡くなりました。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/02/04/9032192
0:55 - 2019年2月4日
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https://twitter.com/shownakamura/status/1092351519821688832
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佐高信氏が岡留安則「噂の真相」編集長への追悼文を寄稿!「岡留を弔うには権力と闘い続けるしかない」
https://lite-ra.com/2019/02/post-4527.html
… @litera_webより
18:17 - 2019年2月4日
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