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量子コンピュータが人工知能を加速する。NHKニュース、ImPACTの「初の国産量子コンピューター 無料公開」の話題。後藤英一先生のパラメトロンだ。\(^O^)/2017年11月27日 04時00分52秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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 1年くらい前に出た本だが、先月、やっと読んだ。
 東工大(東京工業大学)の西森秀稔先生が原理を提唱した量子アニーリング(量子焼きなまし)による量子コンピュータの一般向け解説。
 量子力学や量子アニーリングを知らなくても、よくわかるようになっている。

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822251896/showshotcorne-22/
量子コンピュータが人工知能を加速する 単行本 – 2016/12/9
西森 秀稔 (著),‎ 大関 真之 (著)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01MRWW1PD/showshotcorne-22/
量子コンピュータが人工知能を加速する Kindle版
西森秀稔 (著),‎ 大関真之 (著)

 簡単な目次は、日経BPの紹介にある。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P51890.html
量子コンピュータが人工知能を加速する

 関連した記事として、これ。
https://codezine.jp/article/detail/10477
量子コンピュータがビジネスに役立つ!? 日本と海外の量子コンピュータ開発動向
ITエンジニアのための量子コンピュータ入門 第3回
宇津木 健[著] 2017/11/14 14:00

 西森先生の解説もあった。
http://www.stat.phys.titech.ac.jp/~nishimori/QA/q-annealing.html
量子アニーリング by 西森 秀稔

 量子ゲート方式に比べ、量子アニーリング方式は、最適化問題しか解けそうにないので、適用範囲が狭いといわれるが、それでも最適化問題は世の中にいっぱいあるので、実用的になれば、インパクトは大きいだろうと思う。
 内容は、アマゾンのリンクにある素人評をみればわかると思うが、そこで述べられてない感想。
 本書には、研究者や実用を目指す人がどういう意識の持ちようについて述べている部分がある。
 西森先生は、原理を発表したものの、まさか、あれを実際に作る会社が出てくるとは思わなかったということだったが、実用化をしたカナダのD-Wave社のベンチャー精神、野獣精神、アニマルスピリットはすごいね。
 D-Waveのマシンは、最初、インチキ扱いだったしね。

  関連して、NHKが報じた
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171120/k10011229951000.html
初の国産量子コンピューター 無料公開
11月20日 19時14分IT・ネット
 詳しくは、
http://www.jst.go.jp/impact/program/12.html
量子人工脳を量子ネットワークでつなぐ
高度知識社会基盤の実現 プログラム・マネージャー
山本 喜久
 説明に、パラメトリック発振がある。パラメトロン。後藤英一先生だ。\(^O^)/
https://ja.wikipedia.org/wiki/パラメトロン
をみると、磁束量子パラメトロンなんてのがあるんだ。D-Waveの話も出ているね。
 パラメトロンは、磁束量子パラメトロンになって生き延びているだね。面白いね。

 さて、「初の国産量子コンピューター」は、
革新的研究開発推進プログラム ImPACT
に採択されている案件の1つ。
 ImPACTの評判がひどく下がり、クソ扱いになったのは、ろくすっぽ科学的な検証、手続きなしにチョコーレートのカカオの健康効果を喧伝したから。
 科学的には健康食品、サプリメント業界レベルの詐欺同然、誇大広告といわれるが、それでもお菓子の明治がバックについて大々的に売り出して、明治が大儲けしている、高濃度カカオチョコで売上げナンバー1だとスーパーのチョコ売り場に宣伝してあったぞ。
 このカカオ案件、第4の森友・加計学園問題になると面白いなあと思っている(笑)。ならんだろうけど。
 第3の森友・加計学園問題は、もちろん、政商、竹中平蔵だけど(笑)。ならんだろうけど。
 明治のチョコ、カカオの件や竹中平蔵は別に書くつもりだが、とりあえず、
https://twitter.com/shownakamura/status/921524184991219712
竹中平蔵は、政商むき出しだね。■人材派遣会社パソナグループ会長の竹中平蔵提案の国家戦略特区の実体は移民の楽園でアベノミクス案件
https://twitter.com/shownakamura/status/927081772667387909
政商、竹中平蔵案件ね。パソナ島に化けた淡路島 4億円かけた小学校まで無償譲渡
をどうぞ。
 今回の量子コンピュータは、そんなImPACTの案件の1つだから、胡散臭い扱いにしている人が多いね。Twitterでは、特にそう思う。量子ゲート方式を研究している人が多いのかな? その人たちは、Twitterをやってる人が多いのかな?

http://kaetn.hatenablog.com/entry/2017/11/21/100400
内閣府ImPACTの誇大広告広報と量子コンピュータの話
2017-11-21
https://twitter.com/ykamit/status/933123417661874176
--- ここから ---
ImPACTのメンバーなので忸怩たる思いですが、現場から何言っても変わらないんですよねえ。山川Pも山本Pも総合科学技術・ イノベーション会議、内閣府、JSTには、こういう広報活動も含めて、成功事例として認識されているようです
--- ここまで ---

 こんなまとめがある。
https://togetter.com/li/1173509
量子ニューラルネットワークのクラウド公開に対する量子コンピュータ研究関係者の反応(11/22更新)

 こんなのもあった。もう3年前の記事だ。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20140801/368480/?rt=nocnt
驚愕の量子コンピュータ
基礎技術は日本で生まれた
中田 敦=日経コンピュータ 2014/08/15 00:00
 ここにも、磁束量子パラメトロン(QFP)と後藤英一先生の名前があるね。
--- ここから ---
D-Waveマシンが使う超伝導回路による量子ビットは1999年、当時NECの研究所に所属していた蔡 兆申(ツァイ・ツァオシェン)氏(写真2)と中村泰信氏(写真3)が世界で初めて実現した。
--- ここまで ---
 蔡さんの名前は知っていたが、失礼ながら中村泰信さんの名前は、初認識。
 中村だって。おれと同じ名字だから、情報省のスパイ、決定。\(^O^)/
 量子コンピュータのバックは情報省。\(^O^)/

 と、ここまで書いてきたら、日経サイエンス編集長、古田彩さんの連続ツイートがあった。
https://twitter.com/ayafuruta/status/934365412241928192?refsrc=email&s=11
こないだ発表された日本の量子コンピュータと、グーグルとかIBMとかがやってる世界の量子コンピュータについて,雑にまとめてみる。
19:17 - 2017年11月25日

 日本発のアイデアなのに、省庁、役人がバカで日本での開発や世界への普及が後手に回ったのは、ゲノムの時もそうなんです。ゲノム解析の高速シーケンサーのアイデアは、日本の和田昭允先生が出したのに、結局、アメリカのABIが大儲け。

 その辺の事情は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/29/1687847
榊佳之著「ゲノムサイエンス」、岸宣仁著「ゲノム敗北」
で紹介した
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478240973/showshotcorne-22/
ゲノム敗北―知財立国日本が危ない! 単行本 – 2004/9/1
岸 宣仁 (著)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00EJ2O25O/showshotcorne-22/
ゲノム敗北 Kindle版
岸 宣仁 (著)
に詳しい。

 和田先生もお年だから、早くノーベル賞をと願っているが、まだだね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/和田昭允

 次を読むと、アメリカ政府は、高速シーケンサー開発に巨額の資金を投入したのに、日本は、文部省(現在の文科省(文部科学省))をはじめ、バカだったのがよくわかる。
 DNA蛍光シークエンサーは、日立が作ったが、日本では外国製を買うように行政指導があったという話が出ている。ほんとにバカだね。
 その流れのせいだろう。
 日立が、キャピラリー式蛍光DNAシークエンサー(キャピラリーシークエンサー)を作ったのに、ABIが大儲けなんだよね。

http://www.natureasia.com/ja-jp/jobs/tokushu/detail/57
シークエンシングの新たな時代
2007年12月20日
ネイチャー・ジャパン

http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/201309122013-1.html
2013年ノーベル賞を予想する!~生理学・医学賞その1~
2013年09月12日鈴木 啓子
科学未来館 科学コミュニケーターブログ

 ABIは、これ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Applied_Biosystems

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/29/1687847
榊佳之著「ゲノムサイエンス」、岸宣仁著「ゲノム敗北」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/

高専ロボコン、30周年記念大会。NHKで生放送。大江戸ロボコンドラマも2017年11月27日 04時03分50秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
 数あるロボコンの中でも、昔から大好きなのが、高専ロボコン。
 今年は、30周年記念大会。
 NHK総合で全国大会の生放送があり、ネットでのストリーミングもあり、Eテレでは、「Rの法則」とコラボで、今日から4夜連続、総合で今度の土曜日に一挙放送する、「大江戸ロボコン」というドラマもある。

http://www.nhk.or.jp/robocon/kosen/index.html
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト
全国大会 2017年12月3日(日) 有明コロシアム
競技課題|大江戸ロボット忍法帳

http://www.nhk.or.jp/dsp/oedorobocon/
大江戸ロボコン

 今年のテーマは、大江戸ロボット忍法帳。敵の風船を先に全部割ったほうが勝ち。秘密兵器が、アイデアの出しどころ。

http://www.official-robocon.com/kosen/
高専ロボコン2017

 サイエンスZEROでもやっていて、ユニークなロボットをいろいろ紹介していた。
 番組の冒頭で、あえて、
世界をまったく救わないロボット。
と言っていたが、高専の生徒たちの夢とアイデアとチェレンジ精神満載。そこが面白い。
 勝利も大事だが、それ以上に、ロボットの姿や動きがユニークで楽しいもの、アイデアが素晴らしいものが、いっぱい出てくるのが、やはり高専ロボコンの魅力。

http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-11-26/31/11397/2136657/
サイエンスZERO「30年目の高専ロボコンを300倍楽しむSP」
2017/11/26 Eテレ 午後11時30分~ 午前0時00分

 深海魚で大人気のメンダコのロボットは、小山高専 A。
 試合では、メンダコがきれいには開かなかったけれど、制作映像では、ピンクのちょーかわいいメンダコになっていた。あのメンダコ、一生懸命、女生徒が縫い上げていたよ。
http://www.nhk.or.jp/robocon/kosen/kantokoshinetsu.html
準決勝第1試合
長岡高専 Avs.小山高専 A

 長岡高専 Bは、ブーメランで風船を割る空中殺法にチャレンジ。
 実戦では、なかなかうまくいかなかったが、アイデアと実装が秀逸なので、競技委員会の推薦によって全国大会に出る。よかったね。
http://www.nhk.or.jp/robocon/kosen/kantokoshinetsu.html
2回戦第8試合
長野高専 Bvs.長岡高専 B

 奈良高専 Aは、毎年、ハイレベルなものを作ってくるが、今年も、ムチで風船を割るロボットというハイレベルなもの。そのムチも、すごい工夫がしてあるの。頭いいね。
http://www.nhk.or.jp/robocon/kosen/kinki.html
決勝戦
神戸高専 Bvs.奈良高専 A

 熊本高専 Bは、矢を放って風船を割るアイデア。
 実戦では押し込まれて、有効な矢を放つことができなかったが、制作中の映像では、上空からたくさんの矢が降ってきて、迫力があった。
http://www.nhk.or.jp/robocon/kosen/kyushuokinawa.html
1回戦第3試合
熊本高専(熊本) Bvs.都城高専 B

 大分高専 Aのロボットは、ぶつかってひっくり返ってもすぐ起き上がる。そのメカが非常に単純だけど有効。頭いいね。

http://www.nhk.or.jp/robocon/kosen/kyushuokinawa.html
大分高専 Avs.北九州高専 A
決勝戦

 鹿児島高専は、操縦者が薩摩軍のコスプレで鉄砲まで構えている。
 あの鉄砲で狙ったところに攻撃ができるように制御しているんだって。しかし、実戦では、攻撃できず。それよりも何よりも、このロボットは、合体するのが目玉。
 番組のインタビューに、生徒が、ロボットといえば、合体か変形でしょうと答えていて、勝利云々より、合体パフォーマンスを見せるのに執念を燃やしていた。
 大分高専も毎年、ハイレベルなものを作ってくる。今年のロボットも、スピードがすごいので、鹿児島高専のロボットは、自陣の風船が全部割られる前に合体しないとだめ。
 なんとかうまく合体できたときは、会場、大歓声。ロボットを作った生徒たちも、負けはしたが、合体できたので満足だと感想を述べていた。\(^O^)/
 あの合体シーン、プロレスでいえば、バックドロップか、ジャーマン・スープレックスか、ブレーンバスターといった大技。
 観ていて、「うぉぉ。行った-、決めたー」となった。\(^O^)/」

http://www.nhk.or.jp/robocon/kosen/kyushuokinawa.html
1回戦第2試合
鹿児島高専 Bvs.大分高専 A

 用事があって、リアルタイムで観られないと思うけど、ドラマも大会も録画予約済み。
 楽しみ~~~~~~。\(^O^)/