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本間希樹「巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る (ブルーバックス)」。大須賀健「ゼロからわかるブラックホール―空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム (ブルーバックス)」。日経サイエンス2017年7月号「トランプ VS 科学」。日経サイエンス2017年8月号「ブラックホールをあぶり出せ」2017年07月06日 08時14分32秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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 実は、私、去年、朝日カルチャーセンターの「ブラックホール研究の最前線」「数値相対論入門 ブラックホールをつくる」という講座に行ったりしたの。今年は、「素粒子物理学の最前線」という講座に行ったりしたの。

 ということで、ブルーバックスからこういう本が出て、これは買わねばの娘。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065020115/showshotcorne-22/
巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る (ブルーバックス) 新書 – 2017/4/19
本間 希樹 (著)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B06ZXXPT4B/showshotcorne-22/
巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る (ブルーバックス) Kindle版

 講談社にある前書き。
http://bluebacks.kodansha.co.jp/intro/228/
巨大ブラックホールの謎
本間希樹(ほんま・まれき)

 珍しいことに、3歩歩いたら忘れるおれが、本間希樹(ほんま・まれき)という名前に何か聞き覚えがあると思って、自分のブログを検索したら、あった。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/07/18258
これで、おれも天文学者だ\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/22/23970
「おれも天文学者だ」シリーズ第2弾

 12年前に、天文学の講座を聴きに行ったが、そのときの講師が、本間希樹先生だったのだ。
 そういえばと思い出したのが、本間先生のお兄さんから、メールを頂戴したこと。
 なんと、お兄さんは、メインフレームの設計者だった。
 すごい兄弟やのぉ。
 メールを公開していいか問い合わせたら、名前は名字だけ、会社名は日立だけならOKという回答を頂戴した。しかし、ブログを検索しても出てこない。書くのを忘れたんだろう。恐ろしい。書き忘れて、12年。(^_^;
 バカか、お前。
 いまかいまかと待ってらしたお兄さん、12年もお待たせして、大変申し訳ございません。
 ということで、本間先生のお兄さんのメール、一部を公開させていただきます。
 12年前の2005/06/08のメールです。
--- ここから ---
はじめまして中村様
日立の本間と申します。
いつも"Show's Hot Corner"を楽しく拝見させて頂いています。

先日の6/7の記事「標題: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/」にて、
中村様が国立天文台のセミナーに参加されるとの記述を見て、嬉しく思いメールを差し上げています。

申し遅れましたが、不肖ながら私、
「天の川の地図をつくる~銀河系構造の謎に迫るVERA(ベラ)」6月15日(水)の回で講座を担当する国立天文台電波研究部上級研究員・本間希樹(ほんままれき)の兄です。
兄としてお恥ずかしながら、弟がどの様な研究をしているのか詳細までは理解しておりません(せいぜい時々弟が記事を書いているNewtonを読むぐらいで、ダークマターと言った言葉を知っている程度です)。いつも弟の壮大な研究内容に、ただただ唖然としているだけです(笑。

それはともかく、いつも楽しみに見ているHot Cornerの中村様が弟の講座に参加して頂けると知って、一言お礼が申し上げたくてメール致しました。不躾なメールですが、お許し下さい。

ちなみに私、現在は少々異なる仕事に就いていますが、ずっとメインフレームの論理設計を担当してきました。
日立のMP5800でL1キャッシュ、MP6000でL3キャッシュ(TCMP共有キャッシュ。ワーク記憶と呼んでおります)、IBM(NYのポケプシー)でz990のL2キャッシュ(一部)を設計致しました。

現在は日立自体がメインフレームの独自設計を諦めたこと、私自身が全然別の部署に移ってしまったことで、メインフレームにはタッチできていませんが、中村様が時々Hot Cornerの記事でメインフレームの肩を持って下さるのを嬉しく思っています。この辺りの話に付いては、また別の機会にでも(笑。
#実は以前z990リリースの話題を中村様がされたときに、メールを出そうかなと思ったのですが、
#残念ながら出しそびれてしまいました。

最後に改めて、弟の講座を受講頂きありがとうございます。
天文学・メインフレームと不思議な取り合わせだと自分でも思いますが、
これも何かの縁だと感じています。弟に代わって御礼申し上げます。

これからも楽しいHot Cornerを期待しています。
ますますのご活躍を。
では。
--- ここまで ---

 ほんと、おれ、失礼極まりないよね。12年もほったらかしですからね。
 本間さま、誠に申し訳ございませんでした。

 と、一度、書き終わって、ブログに投稿したあと、ひょっとしてひょっとこ。ブログにはないけれど、ブログを始める前のウェブのほうにはあるんではないかと検索したらあった。\(^O^)/
http://www.asahi-net.or.jp/~Ki4s-nkmr/wabijo92.html
乳の詫び状(2005/06/12)
標題: Re: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/
です。
 しかし、ブログを始めたのは、2005年2月だから、あるはずと思って、2005年6月のブログを探したら、あった。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/12/20021
Re: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/

 なんにせよ、本間先生のお兄様に失礼なことをしてなくてよかった。(^_^;
 関連書。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062577283/showshotcorne-22/
ゼロからわかるブラックホール―空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム (ブルーバックス) 新書 – 2011/6/21
大須賀 健 (著)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00J9YQFDO/showshotcorne-22/
ゼロからわかるブラックホール 時空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム (ブルーバックス) Kindle版
大須賀健 (著)

 大須賀健先生は、去年の「ブラックホール研究の最前線」では、全体のコーディネート役であり、トップバッターでした。
 講義終了後、たまたますれ違ったので、ちょっとだけお話しさせてもらいました。
 ブラックホールやらいろんな天体現象のCG(コンピュータグラフィックス)がありますが、ああいうのを作るには、どれくらいの時間がかかるのか、お訊ねしたら、レンダリングは数日か1週間とかそれくらいのレベルらしいですが、膨大な観測データを解析するのは、数ヵ月から数年かかることもあるそうです。

 天文学に限らないけれど、研究の最前線にいる研究者たちが、自分たちがどういう研究をやっていて、どういう意義があるのか、一般の人に向けて積極的に知らせる活動を、アウトリーチと呼んでいるが、大変そうですねと水を向けたら、大須賀先生は、よくぞ聞いてくれたという感じで、NASAなどは、CGやデザインの専門家を雇って、CG化したり、見栄えの良い資料を作ってもらう予算などがちゃんとあるけど、日本ではそういう予算がつかないか、ほとんどないので、自分たちでやるしかなくて、大変だという話がありました。
 以前からそういう傾向があって、民主党政権のときからさらに顕著になったと思うが、直接、実用に結びつかない基礎研究は予算がどんどん削られていて、基礎研究が細れば、実用研究もそうだし、将来のノーベル賞も難しいんじゃないかと言われている。
 こういうところで、国の底力の差が出てくるんですよね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/12/22/8285847
雑誌インターフェース:ラズパイでスーパーコンピュータ、トランジスタ技術:IoT電池入門。スパコンもAIも中国が世界一になるそうです
で書いたように、中国は、生命科学もAIもスパコンも、今後10年くらいで、何兆円というレベルで予算を投入する。アメリカでさえ、中国にこれらの分野で追い抜かれるんじゃないかと言われている。
 特にトランプ大統領になって反科学路線がはっきりしてきて、気候変動関連は、はっきり予算が削られ、アメリカはパリ協定からも離脱したし。

 この件で、もう先月号だが、日経サイエンスが、「トランプ VS 科学」という特集を組んでいて、深刻さが伝わってきた。
 キーワードは、post-truth(ポスト真実)。

 要約は、次にある。
http://www.nikkei-science.com/201707_032.html
日経サイエンス  2017年7月号
特集 トランプ VS 科学
編集部
--- ここから ---
事実であることよりも多くの人の信念や感情に訴えることの方が社会への影響力を持つpost-truth(ポスト真実)が拡がり,インターネットがそれを加速した。
--- ここまで ---

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B06XVXX8HR/showshotcorne-22/
日経サイエンス2017年7月号 雑誌 – 2017/5/25

 さて、また今回のテーマ、ラックホールに戻ると、日経サイエンス2017年8月号の特集が、「ブラックホールをあぶり出せ」。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201708.html
日経サイエンス 2017年8月号
特集:ブラックホールをあぶり出せ
特集2:アルツハイマー病はこう防ぐ

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B06XVXX8HR/showshotcorne-22/
日経サイエンス2017年8月号 雑誌 – 2017/6/24

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/11/01/6181403
週刊漫画誌「モーニング」にブラックホールの大須賀さん登場してた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/09/19/6106997
おとめ座Aに潜む巨大ブラックホール、ゼロからわかるブラックホール